榮倉奈々 特別なテーマだと思うし、そういうテーマを題材にするから、ドラマというよりドキュメンタリーみたいに捉えていきたい。

<プロフィール>
榮倉奈々 (えいくらなな)
生年月日: 1988年2月12日
血液型:A型
出身地:鹿児島県
身長:170cm
趣味:ショッピング・読書・油絵
特技:三味線 (藤本流準師範)・民謡(名取り)

NHK朝の連続テレビ小説「瞳」を語る
3月31日より、NHKでスタートした朝の連続テレビ小説「瞳」。
今回は、ヒロインを演じる榮倉奈々さんに、番組について、演じることについて、お聞きしました。

取材ごとに番組が始まると言われ段々ドキドキしてきました。

放送日が近づいてきて変わったことはありますか?
「あまり変わらないですね。スタッフの方が、廊下の横に『瞳掲示板』というホワイトボードを設置してくださって。そこに、インタビューの写真が増えていたり、雑誌の記事がたくさん張られたりしてきて、実感しています。他には、ポスターが出来たりして実感が増してきました。他はあまり変わらないです」

放送が開始されることの期待と不安は何割ずつですか?
「楽しみ80%。ちょっとだけ不安。なにが不安かは分からないですけどね(笑)」

榮倉さんご自身の今の心境は?
「今日も朝から取材を受けてきて、もうすぐ番組が始まるんだということを言われて、段々ドキドキしてきました。普通のドラマは、1ヶ月くらい撮影したらあとは撮りながら進めていくのですが、連続テレビ小説「瞳」は11月から撮影してきていて普通とは違う状況なので、放送されるのが不思議な感じです」

初めて知った時の感情を頭で考えすぎずに演じていきたい

今回のドラマのテーマに「里親制度」がありますが、台本を読んで感じた事と、子供たちと接して演じてみて変わったことはありますか?

「撮影に入る前に、今回のテーマを聞いていたので、資料を見たり自分で調べてみたりしていました。先に情報はある程度知っておいて、それを台本に取り入れていく感じです。
なかなか無い感情や、初めて知った時の感情を、頭で考えすぎずに演じていきたいと思っています。特別なテーマだと思うし、そういうテーマを題材にするから、ドラマというよりドキュメンタリーみたいに捉えていきたい。軽くないと思っています。
私の演じる瞳も、ドラマの中で里親制度を知らずに突き進んで行くので、そういうところを視聴者と共感していきたいです
子役の共演者とは、お昼ご飯のことや、ゲームのことを話したりします。 普段遊んだりしていると、親戚の子みたいな感覚です。現場に入ったら、逆に先輩みたいなんですけどね(笑)」

ダンスを続けるか、里子をとるかというシーンがありますが、そのシーンで感じたことはありますか?

「ダンスに対する思い入れに関しては、撮影に入る前からダンスの練習をしていたので、自分の感情が瞳と重なるところがありました。瞳にとってダンスは、唯一寂しさを埋めるものだったので、ダンスを止めてしまうのは演じていても辛いと思いました。だから、その感情を出すことは、苦労していないです」

瞳として、榮倉さん自身として、「子供をどう育てていくか」や「子供とどう接していくか」ということに演じていて感じることはありますか?

「ドラマの中で、瞳自身も母親とふたりだったので寂しい思いをしてきたと思います。里親や里子とは違いますが、「居場所がない」という感情は理解できて、理解できるところを一本気の性格で突っ走って、里親になったところがあります。子どもに対しては素直な気持ちで接していこうと、そこを出していけたらと思います」

クランクイン3ヶ月前からダンスをしていたと聞きましたが、ダンスの楽しさはありますか?

「ダンスの楽しさは、技術もありますが、モチベーションの問題だって思っています。今日はダメだって思ったらそうなってしまうし、楽しかったら新しくできることもあって。心と繋がっている気がしています。そこをコントロールしていきたいですね。
早いダンスでは、頭では理解していても体がついていかないこともあります(笑)。
共演しているMAKIDAIさんからアドバイスとかは無いけれど、声はかけていただいています。自分にもできそうに、簡単そうに踊るので、かっこいいです。絶対出来ないんですけどね(笑)。それは瞳もあこがれちゃいますよね」

ドラマの撮影を通して、変わったことはありますか?

「大きく変わったことは無いけれど、 私自身はNHKと自宅の往復になってしまっているので、瞳の生活の中で学ぶことが多いです」

瞳役を通して、自分を引き出された感じですか?

「そうですね、自分も結構前向きで単純だと思いました。ドラマの中で、落ち込んでお母さんに電話しているシーンがあるのですが、電話口で相談をしながら、自分自身が『そうか!』って思えたりすることがあります。『なーんだ』とか。そういう所から、自分も前向きなんだなって思えるようになりました」

同世代の学生にメッセージをください。このドラマをどういう風に見てほしいかなども、教えてください。

「瞳はアツイ女の子。アツイけど、すごく単純で前向きな性格で。いろんな大変な事とかを性格で乗り切っていくような所があります。そんな瞳の姿から、「前向きに頑張っていれば良い事あるんじゃないかな」という割と楽な気持ちで見てもらっても良いと思います。
他にも、テーマやメッセージはたくさん織り込まれているので、そんなに難しく考えずに見て、その人なりに感じてもらえればいいと思います。コメディタッチなところもぜひ注目してください」

学生新聞2008年6月号より

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