芸人 高速ぷりん

お笑いに捧げるこの人生。目指せ、日本一のお笑い芸人

写真左 れいたぴ。 / 写真右 つるまるゆうと

芸人 高速ぷりん つるまるゆうと・れいたぴ。

■プロフィール
【つるまるゆうと】北海学園大学4年と【れいたぴ。】北海道大学大学院1年からなるコンビ。北大落研研究会所属、結成1年目。北海道大学生お笑いコンテストDAICON初代・二代目王者。大学生M-1グランプリ第5位。M-1グランプリ2022.2023 2回戦敗退。

北海道大学生お笑いコンテストDAICON初代・二代目王者。「ギャ~グショータイム」から始まる828個のギャグを持つつるまるゆうとさんと、キレキレの頭脳を持つれいたぴ。さん。大学生でありながら、お笑い芸人として挑戦を続けるお二人に、お笑いに対する想いや今後の夢について伺いました!

■学生時代はどんな風に過ごしていたんですか?

れいたぴ。:小学校の頃からお笑いが大好きで、YouTubeなどを通してたくさんのネタを見ていました。大学に入る前からお笑いサークルに入ろうと思っていたので、迷わず北海道大学の落語研究会に入りましたね。しかし、コロナがあって家にこもる生活が続きました。本格的にお笑いに熱をいれたのは、大学3年生になり学校が再開してからです。その落研で、相方であるつるまると出会いました。

つるまる:小さい頃から目立つことが好きでした。芸人を意識したのは、大学3年生の時でしたね。彼女に振られて、何か頑張って欲しいと言われたときに落研の存在を知り、すぐに入ることを決めました。初日でれいたぴ。に出会いました。お笑いコンテストの締め切り前だったので、すぐコンビを組んで応募したのが、コンビ結成のきっかけです。

■本格的に芸人を目指した経緯は?

れいたぴ。:学業が忙しくなってきて、お笑いと学業の両立はできないと感じたことがありました。そのとき「もうお笑いは諦めて、趣味としてやっていこう」と思っていました。芸人になりたいという気持ちをどこかで抑え込んでいたのだと思います。しかし、つるまるがひたすら説得してきて、気がついたら、家出して、大学院をやめるという決断をしていました。

つるまる:僕が必死になってれいたぴ。を丸め込んだんですよね。こんなに面白い人を見たことがなくて、どうしてもこの人と一緒にお笑いをやりたいと思いました。れいたぴ。は一見クールに見えますが、実は誰よりも熱量があって、覚悟をもっていると感じています。彼のお笑いに関しては絶対的な信頼があるので、彼の考えてくれるネタを楽しみながら、歯を食いしばって全力でついていきたいです。

■お笑いのやりがい・魅力は?

れいたぴ。:お笑いが心の底から好きで、生活全てをお笑いに捧げることが理想なので、今は楽しいという気持ちしかないですね。もちろんお金のことや、スランプにおちいることなど日々大変なことはありますが、今は踏ん張るしかないと思っています。お笑いは世の中になくてはならないものだと思っています。ストレス解消にもなるし、人間の深層心理を代弁するものでもあります。人が面白いと感じることって、時代によって変わっていくんですよね。そういった細かいところを表すことが出来るのは、日本のお笑いならではの魅力だと考えています。

つるまる:お笑いが大好きで、自分たちがめちゃくちゃ面白い!と思ってネタをやっているので、お客さんが笑ってくれる時や、盛り上がってくれる時が本当に嬉しいです。お笑いは、世間の歯車にはなっていない職業だと思います。しかし、人を楽しませることに人生を捧げている芸人さん達が本当にかっこいいなと感じます。これまで受け継がれてきた、日本にしかない緻密なお笑いの文化がもっと根付いて、さらに気軽にお笑いライブを見に来れるような社会になって欲しいです。

■今後の目標は?

れいたぴ。:コンビとしては、日本一。まずはM1グランプリでの優勝を目指します。先のことはあまり考えすぎず、とにかく目の前の人を笑わせる。これを大切にしていきたいです。個人的な夢は、しまじろうが本当に大好きなので、いつかベネッセさんと関われたら嬉しいです。子ども向けのネタとかも得意なので、いつかやらせていただきたいです!

つるまる:コンビで日本一を目指し、ピンでも日本一になりたいです。R1グランプリで優勝して、俺だって出来るんだぞというところを見せつけて、れいたぴ。を見返したいです(笑)。個人としての夢はフジテレビの「逃走中」に出ることです。芸人になろうと思ったきっかけも、大好きな「逃走中」に出られると思ったからなんですよね。いつか出演して、的場浩司さんみたいなかっこいい立ち回りがしたいです(笑)。

■大学生へのメッセージをお願いします。

れいたぴ。:夢を持って生きてください。普通に大学行って就職して結婚する人生もいい。だけど正解はないし、いつだってやり直せる。やりたいことにとにかく挑戦することをやめないで欲しいです。

つるまる:何かに一生懸命になって欲しいです。大学生という時間が、振り返って本当に楽しかったと思えるように、とにかく頭や身体を全力で動かして、好きなことをやってください。

学生新聞オンライン2024年3月23日取材 立教大学3年 緒方成菜

津田塾大学1年    石松果林 / 立教大学3年 緒方成菜 / 日本大学1年    大森雨音 /
法政大学3年    鈴木悠介 / 国立音楽大学3年    岡部満里阿

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。