「プロ彼女の条件 芸能人と結婚したい女たち」シーズン3

バチバチの女たちが再び!『プロ彼女の条件』シーズン3出演者が語る作品の魅力

小宮璃央 / 志田こはく / 桜井玲香

SNSで話題沸騰のショートドラマ『プロ彼女の条件 芸能人と結婚したい女たち』。待望のシーズン3の配信が8月6日から始まった。
志田こはくさん、桜井玲香さん、小宮璃央さんの3人に、出演が決まった時の心境や役作りの工夫、作品の見どころについて伺った。

Q  出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

志田さん:TikTokやYouTubeのおすすめで話題になっていたことは知っていたのですが、シーズン3の出演が決まってから、シリーズ1,2を拝見しました。楽しみではありながらも、周りにマウントを取っていく役は初めてだったので、とてもドキドキしました。

桜井さん: 私もSNSで流れてくる映像を見て、人気がある作品だということを知っていました。出演のお話をいただいてとても楽しみでしたが、私たち女優や俳優の立場からするとプロ彼女の存在は少し怖くもあり、「どんなふうに演じればいいのだろう」という不安も感じましたね。

小宮さん:私も作品の存在を知っていたので、シーズン3でお話をいただいてとても嬉しかったです。前作に出ていた内藤秀一郎さんと面識があったので、今回ここでご一緒できるという嬉しさを噛みしめながら楽しく撮影をしました。

Q 役作りで意識したことは?

志田さん:私が演じる波間祐希は、マジメな新人ADだったものの、現場で一緒になった俳優さんに恋心を抱いて、彼を手に入れるために、とんでもない行動をしてしまう……という役柄です。祐希の本性はモノローグの部分に出てくるので、モノローグ部分は少し声をオーバーにするようにしました。表向きの立ち振る舞いとモノローグの違いにぜひ注目して見ていただきたいです。

桜井さん:私の演じた琴音は主人公の祐希をガンガン陥れていく役どころです。良い人ではないですが、人によって捉え方が変わる役柄かなと思っています。祐希自身もかなりパンチのあるキャラクターだったので、そのキャラクターの更に上をいくキャラクター作りとして私の中のトゲを乗せてお芝居にぶつけました。この作品のファンの方が欲しているであろう“バチバチバトル”みたいなものは、前作に引き続きしっかり作れたかなと思います。

小宮さん:僕は志田さん演じる波間祐希に恋心を抱かれるという役柄です。自分と同じ俳優役だったこともあり、あまり役作りはせず普段の自分を投影しました。設定としては刑事ドラマの撮影中の休憩シーンで祐希との会話が多かったので、「自分が実際にドラマの現場でどのように振る舞っているのか」を思い返しながら、キャストさんやスタッフさんとの普段通りのコミュニケーションを意識して演じました。

Q ドラマ『プロ彼女の条件 芸能人と結婚したい女たち』シーズン3の見どころを教えてください

志田さん:先ほど桜井さんも仰っていましたが、シーズン1,2に引き続き、バチバチと火花が飛び散るシーンがあります。1,2でも登場した玲奈さんと和沙さんも出てくるので、作品のファンの方には今回もとても楽しんでいただけると思います。

桜井さん:シーズン1,2通して、妙なリアル感を感じるような取材力がすごい作品だと思っています。私もイチ視聴者として港区女子の世界が気になっていたので、そこを覗いて追体験できて面白いと思っています。今回は撮影現場が舞台なのですが、「そんなことないだろう!」というようなこともあったりします。というより、「ないだろう!」と思いたいですが(笑)。でも、現場の雰囲気など「わかるな〜」というところがたくさんあったので、そのリアル感をぜひ楽しんで見てもらいたいです。

小宮さん:ショートドラマの撮影ということもありタイトなスケジュールだったのですが、「いいものを作ろう」とみんなの気持ちが同じ方向に向いていたからこそ、良い作品が生まれたのだと思っています。桜井さんが仰ってくれましたが、ドラマの現場が舞台になっているので、芸能界にいる僕たちには「あー、確かにな」と思うこともたくさんありますし、視聴者の方にとっては「こういう世界なんだ」という発見もあると思うので、『プロ彼女の条件』という作品の面白い世界をフィクションとして楽しんでいただきたいのと、シーズン1.2を見てない人は、ぜひ最初から見ていただけたらなと思います。

Q 学生へのメッセージをお願いします。

志田さん:今、私は好きなこと、楽しいことができていると日々実感しています。夢に向かって頑張っている方、夢を探している方、いろんな方がいると思いますが自分の好きなことをして前向きに生きることが大事だなと思います。できるだけネガティブにならずにポジティブ人間になり今しかできないこと、沢山の経験をして夢を叶えてください。応援しています。

桜井さん:大人になって、お仕事をする時間が増えると、楽しむことや、自分の好きなことがわからなくなる瞬間があります。意外にお仕事で自己紹介をする機会が多いと感じているのですが、私はもう早くからお仕事を始めてしまっていて、部活も特にやっていないので、共通の話題がなくて困ることが多いです。でも、学生のみなさんは、たくさん時間もあるしどこでも行けるし、何にでも触れられます。みなさんそれぞれやってきたことがあると思いますが、遊びも含めて何一つ無駄なことはなく、社会に出ると必ず全て自分の武器になると思います。自分の好きなもの、思いを信じて、遊ぶなら遊ぶ。スポーツならスポーツをする。好きなことをめいっぱいやってほしいなと思います。

小宮さん:怒ってくれる人を大事にしてください。相手に対して何も思ってなかったら怒らない。これ以上、失敗をさせたくない、成長してほしいと応援しているからこそ、怒るんです。それはその人なりの思いやりだと思います。だからこそ、怒ってくれることはすごく大事なことなんだと、気づいてほしいです。僕は17歳からこの仕事を始めて、20歳くらいまで共演者や監督などによく怒られていたのですが、素直に受け止められていない時がありました。今になって、怒ってくれていることがこんなにも自分のためになっていたのだと気づきました。今は、怒られるたびに、もしかしたら「うるさいな」「何でこんなに怒っているの?」と思うかもしれないですが、後々自分にとってすごく大事なことに繋がっているので、怒ってくれる人を大切にしてください。

学生新聞オンライン2025年7月17日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵

ショートドラマアプリBUMP史上最大ヒット作!Z世代を中心に支持されているドラマ「プロ彼女の条件 芸能人と結婚したい女たち」シーズン3

ドラマ「プロ彼女の条件 芸能人と結婚したい女たち」とは?
芸能人やスポーツ選手とばかり付き合う一般女性、いわゆる「プロ彼女」をテーマにしたショートドラマですコミカルかつスピーディーな展開の中に現代社会が持つ闇も描き出し、そのリアルさと先の読めないストーリーに、続きを見ずにはいられない中毒性を秘めています。「パパ活女子」より健気で「港区女子」よりしたたかなシンデレラたちの物語です。
シーズン3では原作でも屈指の人気を誇る「芸能界編」となります!ドラマ
制作の現場を舞台に、マジメな新人ADのヒロインがイケメン俳優に本気の恋をし、とあるプロ彼女との出会いをきっかけに自身もプロ彼女への道を歩んでいきます。
待っていたのは予想外の落とし穴で…!女性たちの熾烈なマウント合戦とZ世代に刺さる痛いほど図星なセリフの数々が散りばめられています。

女優 志田こはく(しだこはく)
2004年、埼玉県出身。 2022年に俳優デビューし、現在、東海テレビで放送の土曜ドラマ「浅草ラスボスおばあちゃん」に出演中。 日本テレビ「なんで私が神説教」、EX「伝説の頭翔」、EX「暴太郎戦隊 ドンブラザーズ」などテレビドラマを中心に、舞台や映画でも活躍する注目の若手俳優。

女優 桜井玲香(さくらいれいか)
1994年、神奈川県出身。乃木坂46の1期生で初代キャプテン。卒業後は女優として、MBS/TBSドラマイズム「灰色の乙女」でW主演を務めるなどドラマ・映画・舞台と多岐にわたり活躍。2026年1月に松尾スズキ作・演出「クワイエットルームにようこそ The Musical」公演が控えている。

俳優 小宮璃央(こみやりお)
2002年11月19日生まれ。福岡県出身。『男子高生ミスターコン2018』で準グランプリを受賞したことをきっかけに芸能活動スタート。最近では『霧尾ファンクラブ』(中京テレビ)、『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ)に出演。

昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/城西国際大学2年 渡部優理絵

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