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New Beginning Fes開催 ~次世代を担う注目の5組が新音楽フェスで共演~ 

New Beginning Fes制作委員会は、2025年8月21日(木)に、お台場特設会場(フジテレビ湾岸スタジオ内)にて、「New Beginning Fes -公開収録-」(以下、New Beginning Fes)を開催しました。
「New Beginning Fes」は、「挑戦」「出会い」そして、「未来への一歩」をテーマにした新しい音楽フェスとして誕生。名前に込めた「新たな船出」は、参加するすべての方々の新たな可能性や発見のきっかけとなることを目指しています。
今回、Lienel、OCTPATH、パンダドラゴン、WILD BLUE、LIL LEAGUEの次世代を担う注目の5組が出演し、会場を大いに盛り上げました。
MCはフジテレビの梶谷直史アナウンサーが担当。各グループのパフォーマンス、「ニュービギバトル」、そして今回がはじめてとなる「ニュービギステージ」は、特に会場を盛り上げる結果となりました。

まず最初に登場したのは前回の「New Beginning Fes」で初日のトリを飾ったLienel。
一曲目は、8月20日に発売された夏を感じさせる最新曲「超絶SUMMERでバカになれ」。会場を一気に夏のお祭りムードに染めていく。続いて「罪と罰」を披露し、対照的な2曲で幅広い楽曲性と6人それぞれの表現力、個性をしっかりと魅せ、魅了させた。
自己紹介では、最年少である高桑の15歳という若さに会場からは驚きの声が上がった。その後、近藤の「12ちゃい」というボケに笑いを誘う場面で全体が笑顔に。更に「Love Me Madly」を含むSPメドレー、ライブでもお馴染みの「純情シンドローム」と続き、当日のファンをコールで巻き込みボルテージを高めていった。
ラストには、6人のキュートさ全開の「セカイイチ」で、最後まで素晴らしく、全力なLienelらしい魅力で、観客を魅了した。

続いて登場したのはOCTPATH。
四谷の美しく響き渡る歌声で「WAKE UP」が始まると、会場は瞬く間に彼らの世界に引き込まれた。
続いてグループのデビュー曲「IT’S A BOP」を披露。もちろん会場も沸いたが、特にボイスパーカッションのパートでは、ダイナミックなダンスを繰り広げ、会場全体に大きな歓声が響き渡った。
そして「Carnival」「Hands Up」と続き、鋭さと気迫に満ちた迫力のパフォーマンスで段々と会場の温度も最高潮に。
「Diary」のイントロが流れると、メンバーが浮き輪を持って登場。
このチャーミングでキュートな演出に、客席からは思わず黄色い歓声が上がった。
「FUN」では、メンバーの名前を呼ぶコール&レスポンスから始まり、彼ららしい多幸感あふれるステージで会場を温かい雰囲気で包み込んだ。
そして、ラストの「Come Alive」では、客席も一体となってタオルを振り回し、熱気溢れる空間となった。

イベントタイトルの「New Beginning」にちなんで、新しいことに挑戦する「ニュービギバトル」のコーナーでは、「アームレスリング最強グループ決定戦」が行われた。
各グループの代表者がトーナメント形式で対戦。最も腕相撲が強いグループを決定する、シンプルな企画である。優勝者には「トロフィーと叙々苑のお食事券5万円分」が贈呈されることが発表されると客席からは「おー!」という歓声が上がった。
抽選で対戦相手が決まり、期待が高まる中、第1回戦が開幕。
OCTPATHの海帆とLienel高桑の11歳差対決は、海帆が高桑を瞬殺する形で閉幕。
第2回戦は、パンダドラゴンのたいがとLIL LEAGUEの岩城の対決。岩城が勝利。
第3回戦は、OCTPATHの海帆とWILD BLUEの池田優斗。またも、1回戦で圧倒的な強さを発揮し海帆が瞬殺。
決勝戦では、OCTPATHの海帆とLIL LEAGUEの岩城が激突。白熱した戦いを制したのは海帆。海帆の勝利に、OCTPATHメンバーも「みんなで行こうね!」と思わず笑顔が弾けた。
こうして「アームレスリング最強グループ決定戦」は、会場が一体となり幕を閉じた。

その後、会場を「可愛いー!!」の声援で包み込んだのは、3月に日本武道館を成功させた、5人組アイドルグループ、「パンダドラゴン」。
一曲目の「マジ︎☆まじない」では、曲中に「腕相撲強すぎは反則です!」とバトルの話題にも触れ、長年の活動で培った、対応力と完成度で会場をものにしていった。
簡単な自己紹介を終えると、たいがが「フジテレビに乙女の涙の音がする…」とつぶやくと、観客からは多くの歓声が上がった。そうして、披露されたのは「L♡S ~ドキッ!?闇夜の愛♡狙撃手~」。さらに「熱血!ドラゴンブートキャンプ」では、ぱっちの掛け声に合わせ、観客を巻き込みトレーニングを開始した。
MCパートでは、ぱっちが「ライブでスクワットしたの初めてだよって人〜?」と呼びかけると、多くの人が手をあげ、「嬉しい!初めてを僕達にくださってありがとうございます!」と爽やかな笑顔で応えた。
そして、夏の新曲「キミ夏~Juicy Love~」を披露した。この曲は、爽やかな5人の笑顔で、夏の暑さを吹き飛ばしてくれた。
パフォーマンスラストは「パLIFE!パLIKE!パLOUGH!パLOVE!」(通称パラパラ)で、会場全体でサビを踊り、ステージが一体となり幕を閉じた。

続いて登場したのは、「心の赴くままに生きる勇気をくれるグループ」をコンセプトに去年結成した、山下がリーダーを務める5人組ボーイズグループ、WILD BLUE。
1st EPに収録されている「BOX of DESTINY」からスタート。
「最高に盛り上げにきました!一緒に盛り上がっていきましょう!」と煽り、グループ名にもなっている始まりの曲「WILD BLUE」を立て続けに披露した。
池田優斗の「First Light」では、洗練され、息のあったパフォーマンスを届けた。
そして、代表曲にもなりつつあるドラマ主題歌「Bubbles」を披露。
ラストにアップテンポで弾けるようなナンバー「POP」を披露し、会場は明るくポップなムードでステージを締めくくった。

イベントタイトルにちなんで出演アーティストが“新しいことに挑戦”し、その練習の成果を披露する企画コーナー「ニュービギ ステージ」。
今回は、OCTPATHとLienelの2組がそれぞれ異なる新しいことに挑戦。

最初に登場したOCTPATHは、3分間の「和楽器」ステージに挑戦。ゆずの「夏色」を披露した。 
浴衣姿で登場し、力強い和太鼓の音色と掛け声でスタート。古瀬の迫力ある和太鼓のソロパートでは客席から大きな歓声。
篠笛や三味線も加わり、息の合ったパフォーマンスは、まるで実際の夏祭り来たかのような空間を造り出した。最後は力強い「せい!」の掛け声でパフォーマンスを終えた。​ 

続いて、ニュービギ ステージに登場したのはLienel。
彼らが挑んだのは、ジャグリング道具の一種で、開くと花のように見える「アリベールポイ」だ。
練習期間中は、コントロールに苦戦し、頭などにぶつけてしまい痛いと叫ぶ場面もあったと話した。そんなエピソードに会場の期待が高まる中始まったのは、夏の高校野球のテーマソングであるOfficial髭男dismの「宿命」。
構成と振付をメンバー自身で、手掛けたオリジナル作品である。困難を乗り越え、練習を重ねたステージでは柔らかく丁寧な動きで、儚くも美しいパフォーマンスとなった。

大トリを飾ったのは、6人組ダンス&ボーカルグループLIL LEAGUE。
白衣装を纏って登場し、「Higher」、「刺激最優先」を披露。
会場が熱気に包まれる中、MCの岩城は「ステージがこんなに熱いのは過去の素晴らしいアーティストの皆さんが盛り上げたから熱いんですね!」と語りかけ更に会場を盛り上げるシーンも。
そして、このフェスのコンセプトである”新たな船出”に合わせて、彼らのはじまりの曲「Rollah Coaster」を披露。フレッシュさと勢いを兼ね備えたパフォーマンスで観客を魅了した。
次に披露したのは、今年の7月にリリースされた「真夏ノ花火」。彼らの儚く美しいパフォーマンスは花火の情景と重なり、幻想的なステージとなった。
最後に披露したのは、「ビビデバビデブー」。ビビデバビデブーチャレンジでは、コール&レスポンスを通じて客席と一体感が最高潮に達した。
そして最後に今日のステージの点数を尋ねられると、百田が「もちろん、120点」と答えると、客席はさらなる盛り上がりをみせ、ラストのダンスブレイクで圧巻のステージで締めくくった。

【Information】
■「New Beginning Fes 2026」
2026年1月4日(日) 東京ガーデンシアターにて、「New Beginning Fes 2026」の開催が決定
●公演名:New Beginning Fes 2026
●日時 :2026年1月4日(日) 開場15:00/開演15:30(予定)
●会場 :東京ガーデンシアター(東京都江東区有明2-1-6)
●主催 :New Beginning Fes制作委員会
●公式HP: https://www.new-beginning-fes.jp/

■出演者 ※アルファベット順
出演アーティスト: aoen / BUDDiiS / Lienel / ミュージカル『テニスの王子様』 / n.SSign / OWV
オープニングアクト:└BHNX┘
進行:上垣皓太朗(フジテレビアナウンサー)

ミュージカル『テニスの王子様』 出演キャスト:
越前リョーマ役:竹内雄大、手塚国光役:寺田友哉、大石秀一郎役:藤本力翔、 不二周助役:橋本勇大、乾貞治役:世良大雅、菊丸英二役:長嶺龍汰、 河村隆役:坂上翔麻、桃城武役:有岡歩斗、海堂薫役:渡邊樹、 堀尾聡史役:大山蓮斗、加藤勝郎役:加藤央睦、水野カツオ役:中川湊斗

過去広告掲載実績
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・9月26日(金)25:00~26:00
https://www.new-beginning-fes.jp/

学生新聞オンライン2025年8月21日取材 昭和女子大学2年 阿部瑠璃香

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