舞台『私立探偵 濱マイク-罠- THE TRAP』 ついに完結へ!濱ステ最終章、集大成の幕開け!

(C)林海象/舞台『私立探偵 濱マイク』製作委員会2026

2026年2月28日 東京・サンシャイン劇場にて舞台『私立探偵 濱マイク-罠- THE TRAP』が開幕しました。
映画監督・林海象原作による人気を博した映画「私立探偵 濱マイク」シリーズ。一連の映画公開30周年を記念して、2021年に朗読劇、2022年には第1弾「我が人生最悪の時 THE MOST TERRIBLE TIME IN MY LIFE」が舞台化。
今年2月に第2弾「遥かな時代の階段を The Stairay to the Distant Past」舞台版を上演。そして、2026年、遂に映画版の舞台化、完結編となる「-罠- THE TRAP」が、舞台『私立探偵 濱マイク-罠- THE TRAP』として、2026年2月28日(土)より東京・サンシャイン劇場を皮切りに、大阪・愛知での上演が決定。
舞台版第1弾から本作の脚本・演出を務める西田大輔さんから、ビジュアル公開にあたり「今回の「罠」は謎多き作品でもあり、舞台化として、どの様に物語が折り重なっていくのか、どうぞその眼でお確かめください!!」とメッセージが到着。原作の映画監督・林海象さんからも、「映画の中でしか表現できなかった謎が、どのように舞台に置き換えられるのか?それが本公演の最大の見どころであり、原作者として胸が高鳴る思いである。」と期待感を寄せます。
また、主演で主人公の濱マイクを演じる佐藤流司さんは上演に向けて、「完結編となるので、しっかり有終の美を飾りたい。当時から人気があり成功している作品の舞台版なので、その面白さは間違いない。」と意気込みを語ります。
その他出演は、マイクの相棒・星野を矢部昌暉さん(DISH//)、マイクの妹・濱茜役を小泉萌香さん、王百蘭(ワン・バイラン)を七木奏音さん、中山刑事役をなだき武さんらが引き続き出演する。また、今作には新たに、エリート刑事の神津役に福井巴也さん(UNiFY)、マイクの恋人・百合子役に川上千尋さん、物語の鍵となるミッキー役に上田堪大さん、女性工員の水月/影男 役(2役)に野々花ひまりさん、教会の神父役に大沢健さんといった多才な実力派俳優を起用し、シリーズ完結に挑みます。
公演は、2026年2月28日(土)~3月8日(日)サンシャイン劇場(東京)、2026年3月14日(土)~3月15日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪)、2026年3月20日(金・祝)COMTEC PORTBASE(愛知)にて上演します。
初日に先立ち2月28日に行われた取材会・公開ゲネプロを取材させていただきました。

このメンバーが揃った理由は“センスの良さ”!座組が生み出す熱量 〜取材会〜

Q.意気込みをお願いします。

佐藤流司:『私立探偵 濱マイク』シリーズ最終章ということで、何年も続いてきたこの作品が終わりを迎えるのが非常に寂しい気持ちもありますが、しっかり有終の美を飾って、綺麗に終われたらいいなと思っております。

大沢健:私は今作からこの作品に参加させていただいたので、初心に帰ったつもりで皆さんに追いつくように必死に稽古を頑張ってきました。演出の西田さんが稽古場でよく仰っていたのですが、皆さんはとにかくセンスがいいということで、センスの良さを求めて、このメンバーが揃ったのだなと思っています。
映画『濱マイク』作品がどのようにして舞台になったのかというところも楽しみにして観ていただけたらなと思います。どうぞよろしくお願いします。

福井巴也:僕も今回からの参加なのですが、本当に楽しい稽古場でした。本番を皆さんに届けられることを楽しみにしております。怪我なく無事に最後まで終えられればと思います。よろしくお願いします。

矢部昌暉:僕は第一弾から参加させていただきまして、星野くんという役を続けて、無事にここまで来られたことを嬉しく思っております。最終章ということなので、しっかり頑張っていきたいと思います。今作も中々ハードな内容となっておりますので、皆さんチームワークよく、怪我なく、最後まで走り切れたらなと思います。よろしくお願いします。

七木奏音:王百蘭は映画版で第一作目のみの登場人物だったのですが、舞台では第二作目、そして今回の第三作目にも参加させていただいております。今作も濱マイクたちの仲間になって自分なりに考えて行動して、いっぱい戦って、少しでも彼女の色を添えられたらなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

なだぎ武:私は前回の第二弾から引き続き中山をやらせていただきます。今回は最終章ということで、妖しくも楽しい大団円のような感じになっていて、エンターテインメントとして素晴らしい終わり方だなと私はやりながら思っております。
なんと演出家の西田さんから、「今回はずっと中山がダークなイメージだから、キュートなシーンを入れたい」ということで、オープニングでいきなりソロダンスシーンが加えられました。まさかこんな展開になると思っていなかったので、ドキドキしています。これは見事な市村正親さんを彷彿とさせるような意識でやっております!その辺よろしくお願いいたします(笑)

小泉萌香:私は舞台の第一弾から参加させていただいているのですが、『濱マイク』の現場が本当に楽しくて楽しくて!そこに集まる方々は尊敬できる方ばかりです。今回もすごいことが目の前で繰り広げられるのではないかなと思いますので、私も楽しみです。お願いします。

川上千尋:私は今回からの参加なのですが、百合子はお話ができない、声が出ないという役柄です。私自身初めての挑戦が多く、約10日間というとても短い稽古期間の中で、皆さんに支えられながら百合子が出来上がっていったのではないかなと思っています。
この作品に花を添えられるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

上田堪大:僕も初参加なのですが、座組の空気感から仲の良さを感じています。
舞台は一人で創るものではありません。特にこの作品は、セットチェンジや転換がたくさんある中で、全員が一つずつシーンを創り上げていることを感じるので、スタッフさんの皆さんとキャストのみんなと支え合っています。そういうことを色々感じてもらいながら観劇してもらえたら幸いです。よろしくお願いします。

野々花ひまり:私も今回初めて参加させていただきます。この作品は誰かを好きになることの純粋さや、危うさのようなところを描いているなと私は感じています。私が演じる水月は明るくて人に愛されているように見えていますが、孤独でもろいものを持っているのではないかなと思いながら、稽古場で水月と向き合ってきました。千秋楽までそういった部分を繊細に演じられるように頑張りたいです。皆さんと一丸となって、そしてお客様と一丸となって、この作品をもっと成長させられるように頑張りたいと思います。

Q.改めて稽古を振り返って、この芝居を創り上げた際の印象などをお伺いしたいです。

佐藤:舞台第一弾、第二弾と比べると今作は少しテイストが変わりまして、ミステリー要素やサスペンスのような要素が強く、色濃く反映されている作品です。演じる我々が理解できなければお客様を理解させるのは非常に難しいと思っていて、自分たちがそれぞれの役割を理解した上で、物語を噛み砕いて皆様に伝えられるように、と各々が意識していたと思います。
稽古場の雰囲気…かなり殺伐としていて…特に会話もなかったし…

大沢:そんなことないですよ!?

なだぎ武:一触即発(笑)

佐藤:そういったピリつきが本番にも表れる(笑)そういう現場だったんだと見てほしいです(笑)そのぐらい今回はシリアスな作品かなと思っています(笑)

Q.アクションシーンについて教えてください。

佐藤:個人的にいつも言わせてもらっているのですが、自分がしんどかったり、死を感じたりするような、舞台上で命を削る瞬間が一番自分が生きているなと思います。そういった意味で気持ちも乗りやすいアクションシーンの量でした。それが濱マイクの魅力でもあるのかなと思っています。

Q.稽古に参加してみての感想を教えてください。

大沢:やはり私が今までやってきた現場と雰囲気が違うなというのが正直なところです。第一弾、第二弾と出演してきた方々は仲が良さそうで、私は入り込めるかなと思いました。稽古期間も決して長くはなかったので不安ではあるのですが、張り詰めたこの感じも良い緊張感で悪くないなと、今になって思い始めています。新鮮味があるうちにこの舞台を持っていきたいという気持ちがあります。

福井:ここにいるキャストの方々、アンサンブルの方を含め、本当にプロだなということを僕は実感しています。パネルの転換一つを取っても、暗い中でとても綺麗に行われると思うので、皆さんも驚くのではないかなと楽しみです。

川上:私は稽古が始まってすぐ、吉本興業の先輩のなだぎさんが稽古から帰られるときに「吉本の後輩やからなんでもできるやろ」と言われて(笑)それが恐ろしかったなと思いました(笑)でもそのおかげで和みました(笑)

小泉:実はこう見えて稽古場がとてもにぎやかで、笑いが絶えないなとは思っていたのですが、稽古が始まったらみんなが集中して一つになるという緩急がはっきりしている現場でした。今回は特に稽古期間も短かったので本番に間に合わせるためにみんなで協力していくことができて良かったです。そして私は昨日お誕生日を迎えさせていただきまして、お祝いの歌やケーキをいただいたりしたのですが、歳を重ねても制服を着て頑張ってピチピチ感を出すことができたらいいなと思っております。

Q.お客様に向けてメッセージをお願いします。

佐藤:言いたいことが三つありまして、まず一つ目は、皆さん多種多彩なエピソードが飛び出すのかなと思って私は控えめにしていたのですが、誰一人面白くない話ばっかりしてやがって!引きずり回すぞ!と。(笑)そんな気持ちで聞いておりましたね。(笑)
二つ目は、私は人前に出る仕事をしているのでこういった囲み取材をしていただく日や、初日の日、もちろん本番中も塩分を控えたり、お酒を控えたりしまして、浮腫まないようにと一生懸命努力はしています。でも、いつもそういったことを気にせず塩分過多の生活を送っておりますので、逆に体内のナトリウムのバランスが崩れ、よりによって今日ちょっと浮腫んでいます。何なんですか?肉体って。引きずり回すぞ!と思いますけれども(笑)
そして三つ目は、最近ずっと思っておりまして、舞台界隈を変えていきたいな、エンタメ界隈を変えていきたい、そういった思いが私にはあります。
良いものは良いよねって思える、そういったものが残る舞台界隈になっていけば良いなと思います。来ていただく皆様には感謝を申し上げたいですし「◯◯が出ているから観に行く」ではなく、作品を面白いと思ってもらえるように頑張っていきたいなと思っておりますので、今回来ていただける皆様には本当に感謝申し上げます。来られなくても、応援しているよとか、頑張ってくださいねと思ってくださる皆様にも本当に感謝申し上げます。来る気がないお客様は、引きずり回す。(笑)
今回は三つの「引きずり回す」で頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。(笑)

忘れられない最終章、心を掴んで離さない物語!〜学生の観劇レポート〜

息を呑む重厚なサスペンスで、目が離せなくなる作品でした。
見返りを求めず相手を信じ抜き、言葉以上に大切なものを魅せてくれる「まっすぐで澄んだ愛」の強さ。一方で、孤独や枯渇した感情から生まれた歪んだ執着は自分を偽り、殻に閉じこもる「くすんだドロドロの愛」の脆さ。その2つの愛は一見対照的に見えるけれど、1つピースが欠けてしまうと、簡単に反転してしまう危うさを感じました。そして、濱マイクと周囲の温もりが波紋のようにひろがり、心をぐっと掴まれます。
時代を感じさせる煙の残るような横浜の空気や、くるくると変わりゆく演出も印象的でした。観客を巻き込み、濱マイクと共に事件へ迷い込む迷路のようで、何度でも違った角度から楽しむことのできる作品です。
武蔵野大学3年 吉松明優奈

前作を観劇した際にとても感動し、今回の上演をとても心待ちにしていました。実際に幕が上がると、前作から受け継がれているおなじみの流れや空気感があり、自然と懐かしさがこみ上げてきました。
アクションシーンは今回も迫力があり、スピード感や緊張感を味わうことができました!
特に今回は、登場人物同士の繋がりや想いがより色濃く描かれており、それぞれの関係性の積み重ねを改めて実感できると思います!
映画版では第一作のみの登場だった百蘭が、今回も舞台に登場しており、舞台版に欠かせない存在として物語に自然に溶け込んでいる姿がとても印象的でした。
そして何より、今回が最終章であるという事実が本当に寂しく、終幕を迎える瞬間には言葉にしがたい喪失感がありました。物語として美しく完結していると分かっていても、もう一度この世界を観たい、まだ続いてほしいと願わずにはいられませんでした…。
城西国際大学2年 渡部優理絵

<公演概要>

舞台『私立探偵 濱マイク -罠- THE TRAP』 

原作 林海象 映画 「-罠- THE TRAP」(「私立探偵 濱マイク」シリーズ)
脚本・演出 西田大輔
音楽 田井モトヨシ

出演
濱マイク 佐藤流司
神津刑事 福井巴也(UNiFY)
百合子 川上千尋
ミッキー 上田堪大
星野 矢部昌暉(DISH//)
濱茜 小泉萌香
王百蘭 七木奏音
中山刑事 なだぎ武
神父 大沢 健
女性工員の水月・影男 野々花ひまり

公式サイト: hamamike-stage.com
公式X:@hamamike_stage #濱ステ3_罠 #濱ステ

企画:Citrolemon
主催:【東京・大阪公演】舞台「私立探偵 濱マイク」製作委員会2026
【愛知公演】中京テレビクリエイション

学生新聞オンライン2026年2月28日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵/武蔵野大学3年 吉松明優奈

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