衆議院議員 外務大臣 岩屋毅
日本がこれまで培ってきた外交力で、世界を分断ではなく協調に導く

衆議院議員 外務大臣 岩屋毅 (いわやたけし)
■プロフィール
1957年8月24日生まれ。大分県別府市出身。鹿児島ラ・サール高校、早稲田大学政経学部政治学科卒業。卒業後は代議士秘書として政治の基礎を学ぶ。1987年、大分県議会議員初当選(29歳)。1990年、旧大分2区より衆議院議員初当選(32歳)。現在、当選10回。防衛大臣、党国防部会長、党安全保障調査委会長等を歴任し、現在に至る。
■どんな学生時代を過ごされていましたか
政治家志望だったので、早稲田大学の雄弁会というクラブに入り、しばらくそこで活動していました。雄弁会OBには実際に政治の世界で活躍されている方がたくさんいました。途中で政治の現場を見た方がいいと思い、後に恩師となる鳩山邦夫代議士のところで選挙のアルバイトをしました。そのことがきっかけで学生兼鳩山先生の秘書という生活をするようになったのです。政治経済学部でしたが、経済よりも政治哲学に興味があって、政治哲学の古典を一生懸命読んでいました。早稲田大学出身で総理大臣も務められた石橋湛た ん山ざんの研究会にも入っていて、当時の論説などを一生懸命読んでいましたね。
■現在の取り組みや今後のビジョンを教えてください
大分県議会議員を経て衆議院議員になりましたが、国政の根幹は外交と安全保障であると考え、その2つに力を入れて活動してきました。外務省は世界約200カ国の国々への対応とユニセフなどの国際機関への対応が仕事です。また、海外にいる邦人の安全確保、海外に進出している日本企業のバックアップをする経済外交の役割もあります。
世界では戦後80年を迎えた今もなお戦争や紛争が絶えません。戦後に作られた国際秩序や自由貿易体制も揺らぎつつあります。このような時代にあって、日本の役割は外交努力によって紛争を解決し、復興を助けることです。そして新たな紛争を予防することだと思います。日本は海外に食料やエネルギー資源を依存しています。世界が平和でなければ日本の繁栄はなく、平和は世界の人々の願いでもあります。これまで日本が培ってきた外交力を基盤として、世界を分断ではなく協調に、対立ではなく融和に導いていきたいと考えています。
■学生へのメッセージをお願いします
Follow your heart とStay true to your conviction ですね。あなた自身の想いに忠実でいなさい、そしてあなたの信念を貫きなさいという意味です。40年近く政治活動をやってきてつくづく思うのは、簡単にできることは決して正しいことではないということです。正しいことほど幾多の困難が待ち受けていますが、そこでめげないでほしいです。
何回壁にぶつかっても自分の想いに忠実に、自分の信念を貫いてほしいと思います。信念を持つがゆえに辛い思いをすることもありますが、それでも若い皆さんにはこの言葉を贈りたいと思います。
学生新聞2025年10月号 法政大学3年 島田尚和

東京理科大学1年 金丸颯人/情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/青山学院大学1年 松山絢美/学習院大学2年 鈴木裕大/法政大学3年 島田尚和


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