日本テレビ放送網株式会社 人事局人事部主任 秋山雅美

日本テレビ放送網株式会社 人事局人事部主任 秋山雅美(あきやままさみ)

■プロフィール

2008年日本テレビ入社。スポーツ局でディレクターとして野球や柔道、フィギュアスケートを担当し、オリンピックや大型スポーツイベントの現地取材などを多数経験。Going! のプロデューサーを経て、2022年より人事局人事部で新卒採用などを担当。

テレビ局は今、変革のとき。安全かつ正確な放送が使命なのはもちろん、地上波だけでなく配信やイベント、舞台、映画…。「多様なコンテンツの創造」を目指している。

■業界の特徴を教えてください

業界の魅力は「文化」を創り出せることです。学校や職場の話題の中心になったり、社会現象の発端になったりもします。日本テレビでは今、「コンテンツ中心主義」を掲げています。テレビ離れと言われる昨今、実は「コンテンツ」自体は以前に増して求められており、出口がテレビだけでなくSNSや配信プラットフォームなど多様化してきているといったほうが良いかもしれません。また、海外マーケットでのフォーマット販売・コンテンツ販売にも力を入れており、『マネーの虎』や『はじめてのおつかい』など、世界中にそのフォーマットを販売しているコンテンツもあります。当社では常に良質なコンテンツをマス向けに作ることを意識しています。日本中の人たちに楽しんでもらえるように、また、安心して見ていただけるような信頼されるコンテンツ作りが一番だと考えています。

■求める学生像を教えてください

1つ目は「普通の感覚」を持った人を求めています。マス向けに仕事をしているからこそ一般的な考え方、人の気持ちに寄り添える「人間力」のある人を求めています。また、テレビの仕事はチームワークが大切です。個人の能力よりもチームでいかに仕事ができるかが問われています。24時間テレビや箱根駅伝などは1000人以上のスタッフがかかわって仕事をしています。

2つ目は「課題解決力」のある人です。24時間、番組を放送しているからこそ問題を瞬時に解決できる力が必要です。最後の3つ目は「熱量を持って好きを突き詰めていける人」です。放送は締切があるものなので、追いつめられる瞬間もあります。いいものを作りたいという熱量を持って細部にこだわる人は、同時に“これのためなら”と最後まで諦めないタフな人でもあると思います。当社は若い人の成長を全力でサポートする体制があります。安心して仕事ができると思います。

■学生へのメッセージを

学生らしいことをたくさんしてほしいです。アルバイトや旅行、テレビを見るなど、いろんなインプットをしてください。妄想、空想、想像することは将来すごく力になると思います。そして、気軽にエントリーしてほしいです。あなたの好きを仕事にできることが日本テレビには必ずあります。

学生新聞2025年4月号 東洋大学3年 橋本千咲

東洋大学3年 橋本千咲/東洋大学2年 越山凛乃/上智大学3年 網江ひなた

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