動画クリエイター kemio

人生をもっと自由に。焦らず、自分らしく生きていけばいい

動画クリエイター kemio(けみお)

■プロフィール
1995年生まれ。高校時代、6秒動画アプリVineで注目を集める。2016年に海外に拠点を移し、YouTube配信を本格的にスタート。クリエイター、モデル、俳優など幅広い分野で活躍している。本作で初めて吹替作品に挑戦。

◆自分らしく生きるために意識していることは

以前から「今いる環境にとらわれず、必ず道はある」と考える意識が強かったと思います。昔から「言葉にしたことはすべて叶えられる人になりたい」と思っていました。エンターテインメントの世界に憧れ、当時流行していた動画共有サービス「Vine」への動画投稿が多くの人に知ってもらうきっかけになりました。
日本では一度の失敗が重く受け止められがちですが、アメリカに来て「もっと自由に楽しめばいい」と考えるようになりました。私には「どうにでもなる」という考え方と、積み重ねた経験からくる自信があります。そして何より大切なのは、自分の考えを相手に汲み取ってもらうのではなく、自分から発信していくことです。

◆映画について教えてください

もともとウィキッドの大ファンで、英語版のキャラクター像が自分の中にできあがっており、日本語で演じることに苦労しました。映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、違いを受け入れながら成長する大切さを教えてくれる作品です。観る人それぞれが迷いや葛藤と向き合うことで、勇気をもらえると思います。

◆学生へメッセージをお願いします

今の学生たちは変化の速い時代を生きています。SNSの影響で他人と比べたり、将来に不安を感じたりするかもしれません。でも、焦らなくて大丈夫。人生はどうにでもなるし、自分で切り開くものなのです。私自身、演技の仕事を増やしたいと考えていたときに「ウィキッド」のお話をいただきました。皆さんもぜひ夢は口に出してみてくださいね。

◆取材を終えて 
気さくで話しやすかったkemioさん。自分らしく、好きなことを楽しむ姿が本当に素敵で、私もそんなふうに生きたいと感じました。「人生はどうにでもなる」という言葉に、深く考えがちな私の肩の力を抜くきっかけになった気がします。

学生新聞2025年4月号 国際基督教大学2年 若生真衣

映画『ウィキッドふたりの魔女』

2025年3月7日(金)より全国公開中
配給元:東宝東和
ⒸUniversal Studios.All Rights Reserved.

上智大学3年 網江ひなた/津田塾大学2年 石松果林/国際基督教大学2年 若生真衣/大妻中野高等学校3年 加藤眞優花

カメラマン 下田航輔

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