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佐久間祥朗 理想は”変わらない自分”でいること〜人との繋がりを大切に〜

俳優 佐久間祥朗(さくまよしろう)

■プロフィール

1998年東京都生まれ。主な出演作に映画「のぼる小寺さん」(古厩智之監督/20年)、ドラマ「ネメシス」(入江悠監督/21年) 、ドラマ「ホームルーム」(小林勇貴監督/20年)、MV indigo la End「夜の恋は」主演(内山拓也監督/21年)、MVビッケブランカ「ポニーテイル」主演(加藤マニ監督/21年)、他。公開待機作に映画「衝動」(土井笑生監督/21年公開予定)他多数。

数々の映画、TV、MVに出演中の若手俳優である佐久間祥朗さん。スターへの階段を一歩一歩着実に登り始めている佐久間祥朗さんが考える”理想の自分”や、自身の実体験から振り返る、学生時代にするべきことなど、その温かい人柄が伝わる数々のエピソードを伺いました。

■芸能活動のきっかけは学生時代の”衝撃”

大学時代、僕は銭湯やアパレルショップ、道路交通整備など、色々な職種のアルバイトを体験しました。大学一年生の時に、意外にもあっけなく単位を取得できてしまったので、手持ち無沙汰な日々に彩りを持たせるため、様々なアルバイトに挑戦していたんです。その一つが、スタイリストのアルバイトです。元々、キラキラした世界に憧れを持っていたのですが、スタイリストの現場は、僕が想像していた以上に魅力ある世界で、衝撃を受けました。スタイリストにスタイリングされ、カメラの前で堂々と振舞うモデルさんの姿は輝いて見えました。「僕もそんな表舞台に立ちたい」と羨ましく思ったことが、芸能活動を始めるきっかけでした。

■“楽しい”から乗り越えられる

俳優のお仕事は嫌なことが一つも無いくらいに、とても楽しいです。好きなことをやらせてもらっているわけですから、苦労は感じないですね。しかし、不安や悩みはあります。先のことが分からない恐怖だとか。最近では遠くで撮影する大きな役が決まったこともあり、その役柄をどう作り上げていくべきかという恐怖もあります。普段の自分とかけ離れた役柄を演じなくてはならないので、今までになかった苦しみを感じることになるかもしれません。しかし、俳優業は楽しいことの方が大きいですから、乗り越えられると思います。僕以外の人が、僕の活動の応援してくれたり、喜んでくれたりしている姿を見ると本当に嬉しいですね。また、普通の生活をしていたら会えていなかったであろう人たちと、会うことができるのも俳優業の魅力です。今日の取材でお会いした学生新聞の皆さんもそうです。そういう人たちに会えるのも、とても嬉しいことです。たくさんの嬉しいことがあるから、苦しいはずのことも楽しさに変えることができています。

■理想の自分になるために自分を貫く

僕は芸能界に入ったからといって、今までの自分自身を変えたくないと思っています。自分の置かれる状況が変化したとしても、いつまでも同じ距離感で分け隔てなく人と接することができる人でありたいと思っています。現在の自分を貫き続けることが僕の理想なんです。初心を忘れたくないんですよ。
僕は以前までスタイリストとして、モデルさんをスタイリングしていた側でした。それが今では、スタイリングしてもらう側になっています。未だにスタイリング中に洋服を着せてもらうだけで、感慨深い気持ちになります。そんな時「自分も少し成長したなあ」と実感しますが、「この初心の気持ちは忘れないぞ」と強く思っています。また、理想の自分であるために、人との繋がりも大切にしています。
例えば、今日取材に来てくれている学生さんたちと、1年後に道でばったり遭遇したとします。その時、僕を覚えていてくれなかったら悲しいです。だから、僕は絶対に今日取材に来てくれた学生さんたちのことを、ずっと覚えています。人との出会いって、奇跡的なものですよね。そういう奇跡やご縁を、僕は大切にしたいんです。つまり僕の考える理想の自分とは、「人との繋がりを大切にしている今の自分を貫いている自分」ですね。

■message

大学っていっぱい友達がいる人いない人、騒いでいる人や静かな人、色々な人がたくさん集まっている場所ですよね。ついついそんな中でも、いつも一緒にいる人って決まってしまうと思うんですよ。気の合う人と一緒にいれば居心地がいいわけですから。しかし、そこであえて普段話さないような人にも話しかけてみてほしいです。なぜなら、そうすることで自分を更新できるはずなので。
僕が大学時代に体験したことなんですが、講義のプリントを忘れてしまい、偶然隣に座っていた人に「ごめん、プリント見せてもらえないかな」と声をかけたことがあります。その人は快くプリントを見せてくれました。そして、プリントを渡してくれた時に、何故か僕に「皇居には10メートルおきに警察が立っているんだよ」と言ったんです。自分はそのことを全く知らなかったので、「そうなんだ」って思いました。
この情報って、僕が実際に皇居に行くか調べるかをしなければ、手に入れることができなかったと思います。勇気を出して声をかけたことで、知る由もなかった情報を知ることができたわけです。仮に僕が、「プリント忘れたから諦めよう」と黙っていたら、この情報は一生分からないままだった可能性もあります。これは一例ですが、こんなふうに意外な人とのコミュニケーションを取ることで、新たな発見が待っているかもしれないんです。その発見を後々人生の重要な場面で活かすことができる可能性だってあります。せっかく大学に通っているんですから、色々な人と話して、仲良くなってみてください。
それから、「ブルーハーツ」の『青空』を聞いてみてください。僕のお気に入りの歌です。いい歌ですよ、人生が変わります。嫌なことや辛いことがあった時は、『青空』を聴いて元気を出してもらいたいですね。皆さん、楽しい大学生活を過ごしてください。

学生新聞オンライン2021年2月10日取材 津田塾大学1年佐藤心咲

文教大学  2年  北島麗音 / 東洋学園大学  1年  田澤涼夏 / 津田塾大学  1年  佐藤心咲

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