西山なずな 「笑顔のもと」になるために、今日も私は挑戦する。

女優 西山なずな(にしやまなずな)

■プロフィール

生年月日:1999年12月29日
出身地:福岡県福岡市 日本経済大学4年生
趣味:歌、書道(8段)、サッカー
特技:水泳、新体操、バトントワリング

~NEWS~
◆21年4月~「NATURAL BEAUTY BASIC」WEB広告モデル
◆21年1月 イタリア産ワイン広告
◆20年ありえへん∞世界 比嘉愛未役
◆20年NHKドラマ
「三浦部長は本日付で女性になります」
◆19年NHK これは経費で落ちません 上野圭子役 レギュラー

小学6年生で初めてランウェイを歩き芸能活動を始め、一昨年には女優としてNHKの連続ドラマ『これは経費で落ちません!』に出演した現役女子大生の西山なずなさん。芸能活動を始めたきっかけ、仕事の原動力となっていることは何か、これからの夢などについて伺った。

■初ランウェイはいまだに忘れられません

物心ついた時から目立ちたがり屋で、「いろんな人に自分のことを知ってもらいたい。見てもらいたい」と思っていました。小さい頃から芸能活動に興味を持っていたので、小学1年生の時から情報雑誌のモデルを始めました。小学4年生の時には劇団のオーディションを受け、合格はしたものの、その頃はサッカーや水泳などほかにもたくさんやりたいことがあったため本格的な芸能活動はしていませんでした。
転機が訪れたのは、6年生の時に、地元のファッションショーに出たことです。本当はこのファッションショーは、17歳以上が応募条件でした。しかし当時12歳だった私は背が高く大人びていたからか、なぜか受かってしまって(笑)。初めてのファッションショーで、周りには年の離れたお姉さんしかいない状況だったので、本番を迎えるまではとても緊張していました。そして2か月間に渡って行われた厳しい練習を乗り越えて迎えた本番、人生で初めてランウェイを歩きました。いざランウェイを歩くと、緊張はなく、「自分やファッションをいかにきれいに見せるか」ということに集中していました。終わった後は、「注目されるって気持ちいいんだ。もっとこの楽しい活動をやりたい」と強く思いました。そしてそのファッションショーの後に、当時の事務所にスカウトされ、本格的に芸能活動を始めることを決意したのです。

■笑顔が私の原動力です!

 学校生活とモデル活動の両立をしていく中で、授業に出席できなかったり、毎日放課後に3時間のレッスンがあったりと、大変なこともたくさんありました。その中で原動力となっていたのは周りの人たちの笑顔です。小さいころから「周りのみんなを笑顔にしたい!笑顔のもとになりたい!」と思っていた私は、撮影がうまくいって笑顔になったスタッフさんや、私の活躍を喜んでくれる家族や友人を見たりすると、本当にこの業界に入ってよかったなと感じます。

■なんでもとりあえずチャレンジします! 

基本的に、私はいつでも「なんでもやってみよう精神」が旺盛です。どのくらい旺盛かというと、マネージャーさんから提案されたオーディションが1週間に10~15件あったとしても、それを全部受けてしまうほどです。オーディションに落ちても、「審査員が自分の魅力に気づかなかっただけ、次のオーディションが待ってる!」とすぐに切り替えられるぐらいポジティブです。そんな私なので新しいことに挑戦する時もこわいと思うことはなく、むしろ「やってみたい!」という気持ちの方が強いです。
大学進学とともに福岡から上京し、女優として新しい人生に飛び込む時も、あまりこわさはありませんでした。「新しい世界に足を踏み入れるのがこわい」という人もいると思います。しかし私は、「とりあえずやってみないと、できるかどうかすら分からない。まずは自分なりにやってみよう!それでできなかったらしょうがない!」と考えています。九州の女なので気合、根性、体力はもともと強いところがあるのかもしれません(笑)。
 そうして飛び込んだ女優の世界ですが、当初はセリフの覚え方も分からず、まさに右も左も分からない状態でした。しかし今では演技することが大好きです。きっかけは、NHKの連ドラ『これは経費で落ちません!』にレギュラー出演したことです。早朝から深夜まで撮影することもあり大変なことも多かったのですが、初めてチームで仕事をすることを体感し、勉強になることばかりで、大きく成長することができました。クランクアップした後に監督に褒めてもらえた時には、「もっともっと演技をやりたい!頑張りたい!」と思うようになりました。

■自分のやりたいことには迷わず挑戦してほしいです!

 大学生のみなさんには、自分がやりたいと思うことには、何でも挑戦していってほしいです!就活や試験など大変なこともたくさんあると思いますが、やらずに後悔しないためにも、自分のやりたいことは絶対にあきらめずに挑戦してほしい。多少の失敗でいちいち落ち込まずに、自分らしく挑戦し続けてほしいです。とりあえずやってみないとできるかどうかも分かりません!
私もいま大学4年生で、夢に向かって頑張っています。私の夢は、朝ドラに出演すること、戦隊シリーズに出演すること、着物のモデルをやること、たくさんのファッションショーにでてランウェイを歩くことなどなどです。あと、昔から大好きなアンパンマン関連のお仕事もいつか必ずやりたいです!
みんなの「笑顔のもと」になれるように私も挑戦し続けるので、みなさんも私と一緒に夢に向かって挑戦し続けましょう!

学生新聞オンライン2021年2月8日取材 法政大学1年 鈴木悠介

埼玉大学1年 成田祐樹/法政大学1年 鈴木悠介/津田塾大学3年 川浪亜紀

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