「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024」受賞セレモニー

世界を変革する未来のイノベーターの発掘を目的に、30歳未満の30人を選出する「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024」。その受賞者発表セレモニーが8月26日、東京・渋谷ストリームホールにて開催された。

「30 UNDER 30」は、『Forbes』US版にて2011年にスタート。世界を変革する未来のイノベーターの発掘を目的に、毎年若き変革者を選出してきた。第7回目となる今回は、80人以上のアドバイザーから候補者の推薦などの協力を得て、最終的に編集部にて30人を選出。アドバイザリーボードには、青井浩(丸井グループ代表執行役員CEO)、南場智子(デライト・ベンチャーズ・マネージングパートナー/ディー・エヌ・エー代表取締役会長)などの日本を代表する経営者が参加。また、きゃりーぱみゅぱみゅ、川谷絵音といった国内外で活躍するビッグアーティストや、世界中にファンを抱えるイラストレーター/アニメーターの米山舞など各界の実務家・有識者らもアドバイザリーボードとして参加した。

■「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024」Audi 特別賞(ENTERTAINMENT賞) 俳優 今田美桜

特別賞をいただけるとは思いもせず、大人になったような気分です。皆様に注目していただけていると思うと、大変嬉しい限りですね。周囲からはたくさん刺激を受け、今があると思っています。同じ芸能界であったり、地元の友人であったり、それぞれが活躍している様子を見て自分も頑張ろうと思えます。憧れの先輩方を見て、自分も後悔せず20代を終えられるように、目の前のことを一生懸命に取り組んでいきたいと思っています。そして、自分も刺激を与える存在になれるよう、一瞬一瞬を大切にしたいです。
来年の朝ドラ「あんぱん」では主演を務めるので、皆様に観ていただけると嬉しいです。
朝ドラの舞台である高知県にはよく行くので、車でゆっくりドライブしてみたいですね。

■シンガーソングライター・a子(えーこ)

私はこれまで自分の信じる道を突き進み、周囲の支えを得ながら、様々なチャレンジを続けてきました。特に、今回の受賞は自分一人の力ではなく、多くの人々のサポートがあってこそだと感じています。仲間たちと共に新しいプロジェクトを立ち上げ、未来に向けた取り組みを進めている中で、こうした評価をいただけたことが大きな励みになります。
私は常に、何か新しいことに挑戦することを大切にしてきました。これからも自分の信念を持ち続け、チームと共にさらなる高みを目指し、新しい価値を創造していきたいと思います。特に、社会に貢献できるプロジェクトに取り組むことで、私たちが次の世代にどんな影響を与えるかを考えながら、これからも努力を続けていきます。皆様の期待に応えられるよう、一層精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

■俳優 穂志もえか

これまで、トモダチや周囲の人との繋がりや出会いを大切にしてきました。血がつながっていなくても、家族のように私のことを考えてくれている人たちがいて、彼らに支えられてきました。活動の原動力は、ねことお味噌汁です。家に帰ってねこを見ると頑張らなきゃなと思いますし、お味噌汁を飲むと体調も整って気持ちがシャキッとします。
私は世界を変えようとか何かを切り開いていこうという強い目的意識を持って生きていません。どちらかというと流されるままに生きています。ただ、世の中にある風潮とかに縛られず1人1人が自分らしく生きていける世の中であってほしいと願っています。今回、この賞をいただけたということは、私のようなマイペースな生き方が認められた瞬間でもあると思うので、意味のあることだと考えています。これを励みにこれからの人生、活動を頑張りたいです。

■特殊メイクアーティスト 快歩

幼い頃から、何かを想像したり、作ったりすることがとても好きでした。そのような私にとって、“特殊メイク”は自分の空想の世界を形にすることができる魔法のようなものなのでした。特殊メイクというものは、複雑な工程が多く、一人では作り上げることが難しいです。だからこそ、アトリエメンバーの存在は私にとって、必要不可欠な存在だと思っています。また、どんなときでも私を支え、好きなことをやらせてくれた両親にもとても感謝しています。

私は、今まで自分が好きなことややりたいことを追求し続けてきました。そうする中での私の原動力となっているのは、“想像できない不思議な世界をつくる”という想いです。誰もがみたことないような作品を作ることは、私にとってとても面白いことです。今後も“特殊メイク”を通じて、世界中の人々にワクワクを届けていきたいと思っています。

■株式会社FinT 代表取締役 大槻祐依

Forbes JAPAN 30 UNDER 30はもとより知っていたので、今回賞をいただけて大変嬉しく思います。私は早稲田大学在学中に、SNSを使ったマーケティング事業を行う会社「FinT」を立ち上げました。社員は100名で、若者の活躍の場を広げたいという思いから、平均年齢は26歳と若いです。起業して8年目になりますが、若者の変化に対する対応力が強みであることは変わらず、毎年新しい景色を見させてもらっていますね。それは、やはり仲間の支えがあるからです。それぞれの強みを生かして「日本を前向きにする」ことを原動力に、日本初のグローバル企業を目指しています。
最近、若者は未来に希望を持てなくなっているような気がします。日系企業の世界展開のお手伝いをすることで、日本の良さを海外に発信していくことが目標です。学生の皆さんには、ぜひ好きなことややりたいこと見つけて、とにかくたくさん試してみることをおすすめしたいですね。

■令和ロマン 髙比良くるま

お客様の支えがあって、今回の賞に繋がったと思っています。仕事上、家族や友人と過ごす時間よりも、お客様との時間の方が長いので、もしかしたら家族や友人よりもお客様の方が本当の自分を知っているかもしれません。お笑い芸人という職業は、お客様がいてはじめて成り立つので、いつも支えられています。
私の原動力となっているのは大谷翔平さんです。彼とは同い年なんですよ。どんなに仕事で手応えを感じても、次の日に大谷さんがホームランを打っているのを見ると、「まだまだ自分も頑張らないと」と思います。まだ大谷さんを超えることを諦めていません。そして今、全国の小学校にボールを配ろうと思っているんです。彼が全国の小学校にグローブを配っていたでしょう?でも、グローブだけでは野球ができないことに、彼は天然だからまだ気づいていないんです(笑)。

■受賞セレモニーを取材した感想
受賞された皆さんは人生100年時代と言われる現代社会において30に満たないご年齢で世界を変えるイノベーターとして活躍されている方々でした。
受賞者の方々が総じて仰っていたことは、学生時代はとにかく自分の楽しいと思えることを探すことです。何がしたいのか分からない時は、とにかく好きなことをしてみることで進むべき道がわかると教えてくださいました。私自身、将来のやりたいことは既に決まっていたのですが、これを機にたくさんチャレンジすることで今までとはまた違った将来が見えると強く感じさせられました。
大妻中野高等学校3年 加藤眞優花

学生新聞オンライン2024年8月26日取材:中央大学3年 前田蓮峰/上智大学3年 白坂日葵/上智大学3年 池濱百花/国際基督教大学2年 渡邊和花/津田塾大学2年 石松果林/大妻中野高等学校3年 加藤眞優花

津田塾大学2年 石松果林/大妻中野高等学校3年 加藤眞優花/上智大学3年 白坂日葵/上智大学3年 池濱百花/国際基督教大学2年 渡邊和花/中央大学3年 前田蓮峰

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