史上初、若者版アフリカ開発会議「Youth TICAD 2025」始動

若者が目指す、アフリカと日本が共創する未来

*Youth TICAD 2025プレイベントで撮影(2025年2月)

Youth TICAD 2025 実⾏委員会(共同代表:休場優希, デイビッド・ポンデウ)は、2025年7⽉18⽇(⾦)に⽇本記者クラブにて、『Youth Agenda 2055: The Future We Want』の完成を発表する記者会⾒を開催しました。
『Youth Agenda 2055: The Future We Want』は、⽇本とアフリカの若者が「⾃分たちが望む30年後の未来」を描いた国際⽬標です。⼀般社団法⼈Africa Asia Youth Nest、⼀般社団法⼈Africa Diaspora Network Japan が中⼼となり、2024年2⽉に始動した「TICAD 9ユース政策提⾔プロジェクト」で策定されました。
本⽬標は、経済・社会・平和と安定というTICADの三本柱を基盤としつつ、「⼈と⼈とのつながり」や「持続可能性」といった若者の視点も反映しています。更には、メンタルヘルス、雇⽤、教育、環境、多⽂化共⽣など現代の若者が直⾯する課題も⼊れており、本⽬標が、アフリカだけでなく⽇本、更には世界の若者が共により良い未来を築くための指針となることを⽬指しています。「共創」「若者」がテーマとなるTICAD9でも本取り組みの重要性が⾼まっています。

「Youth TICAD 2025」は、2025 年8 月に横浜で開催される第9 回アフリカ開発会議(TICAD9)にあわせて実施される、若者主導のサミットです。
アフリカと日本全国から100人の若者が集い、自らを単なる提言者ではなく、「2055年の理想の未来」に向けた変革を推し進める主体として位置付け、行動を宣言する場で、これは30年以上の歴史を持つTICADの中で、初めて開催される若者主体のサミットです。
8月18日・19日・20日の3日間にわたりワークショップや、横浜市周辺の企業・市民団体を訪問するフィールドワークを行い、それぞれが共創した行動宣言をもとに非公式のピッチコンテストを実施します。

Website: https://youthticad2025.org
Instagram: https://www.instagram.com/youthticad2025/
X: https://x.com/YouthTICAD2025

■記者会見に出席した感想
若者の可能性を信じ、全力で支援をしようと行動する姿勢に深く感銘を受けました。
特に、行動力とアイデアを持つ人々を中心に、国際的なつながりを強化することを目標とする点がとても魅力的です。その理由は、日本の技術力とアフリカの若者の革新的なアプローチが、互いを補完し合える可能性からの期待でした。
このような柔軟で前向きな考え方は、日本社会をより良い方向に進めていき、日本人の人間性に目を向けたこの取り組みは「どこの国でもよかった」ではなく「日本だからできた」という、道理にかなった、確実な解決策を作り出せる取り組みだと感じます。私自身もこのような志に心を打たれ、国境を超えた協力と成長にぜひ尽力したいという気持ちが湧き上がりました。
情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥

情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥/丸上璃十/休場優希/ネビバンガ・エビナ

学生新聞オンライン2025年7月18日取材 情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥

関連記事一覧

  1. No comments yet.