HAKUBA MOUNTAIN Festival 2025
2025年9月20日・21日に国際山岳リゾート「白馬村」にてHAKUBA Mountain Festival 2025が開催された。参加者は、それぞれの特色を持つ3つのステージを巡りながら、国内外のアーティストによる質の高いライブパフォーマンスを堪能し、白馬の壮大な自然を五感で深く感じることができたのではないだろうか。9月20日の「Base Stage」に登場したMaria Okabeさんと「Mountain Stage」のライブを鑑賞させていただいた。



北アルプスの大自然で初開催された音楽フェスティバル
9月20日(土)と21日(日)の2日間、標高約700mの長野県白馬村で「HAKUBA MOUNTAIN Festival 2025」が開催された。北アルプスの雄大な自然に抱かれた白馬村で初となる音楽フェスで、自然と音楽、アウトドアが融合した新しいスタイルの音楽イベントとして注目を集めた。
3つの特色あるステージ
フェスティバルは特徴の異なる3つのステージで構成だった。
Mountain Stageは、1998年長野オリンピックの舞台となった「白馬ジャンプ競技場」に設置されていた。オリンピックの歴史が刻まれた特別な場所でのライブは、まさに贅沢な体験だった。
Universe Stageは、標高1,400mに位置する「白馬八方尾根うさぎ平」が会場となり、観客はゴンドラに乗って会場へ向かうという、想像以上にドラマチックな場所に驚かされた。
Base Stageは、地元の人気施設「スノーピーク ランドステーション白馬」の芝生エリアに設営されていた。ステージの背景には白馬の美しい山々が広がり、音楽を聴きながら絶景に癒される、深呼吸したくなるような素晴らしい空間だった。
■Maria Okabe
彼女にとって白馬フェスのような大きなステージは初めての経験だったそうだ。この日は全5曲のオリジナルソングを披露してくれた。
1曲目「Ride in Summer」
高校2年生の時に制作した楽曲を再度ブラッシュアップし、今回が初のお披露目だったそうだ。
2曲目「Breeze」
毎年のように長野県を訪れているという彼女が、友人と一緒に来た際にファンタジーな世界をイメージして作曲した一曲だそう。
3曲目「光の中に」
今年が戦後80年の節目にあたることから、今生きていることは決して当たり前ではないという思いを込めて歌われていた。現在の平和な日常への感謝の気持ちが込められた楽曲だった。
4曲目「好きだったから。」
若い頃からおばあちゃんになっても誰もが持ち続ける恋心を歌った切ないバラード曲だった。はやしみほさんに楽曲提供したものを今回はセルフカバーしたとのことだ。
5曲目「ハルジオン」
青山学院大学との短編映画の主題歌として制作された楽曲だそう。「ありのままの自分でいい」というメッセージが込められており、「自分の生き方を正解にする」という力強いメッセージが印象的だった。

■CANDY TUNE
最近話題の「倍倍FIGHT!」を始め、いろんな曲を聴くことができてさらに興味を持つきっかけとなった。自己紹介が入った楽曲では、それぞれのメンバーの個性とアピールが伝わってきて、非常に可愛らしいパフォーマンスであった。
■湘南乃風
雨の中での開催となったが、ライブ中に湘南乃風のメンバーも水を被るというシーンがあり、悪天候すらも演出の一部として取り込む姿勢が印象的だった。タオルを振り回すなど、湘南乃風らしい熱いライブパフォーマンスで会場を盛り上げ、観客にとって非常に楽しい時間となった。
学生新聞オンライン2025年9月20日取材 学生新聞アシスタント 和田真帆




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