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PHIARO MOBILITY HUB VISION LAUNCH EVENT開催

「Movement is Life」でモビリティ開発から新たな領域へ

株式会社フィアロコーポレーション 代表取締役社長 岩﨑晃彦

フィアログループは1939年の創業以来、モビリティ開発分野においてデザインやエンジニアリングをはじめ、幅広いサービスを提供してきました。こうした知見と実績を基盤に、次世代モビリティ開発に不可欠な人・技術・設備といった開発環境を整え、多様なパートナ ーと共に活動するプラットフォーム企業として進化を続けています。
その新規事業の一環である『PHIARO MOBILITY HUB』のローンチイベントが2025年10月29日、代官山蔦屋書店にて開催されました。

■PHIARO MOBILITY HUBについて

「Movement is Life」をスローガンに、場所(Exciting Place)と技術(Innovation)と挑戦者たち(Challenger)の姿を通じて、一人ひとりの豊かなモビリティライフを創造する仕組み。

株式会社フィアロスペースおよび株式会社フィアロコーポレーションとカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、フィアロが「PHIARO Mobility Hub」事業の一環として推進する栃木県宇都宮市にある旧ヒーローしのいサーキット(現SHINOI RING)を、モビリティの未来と人々の暮らしが交わる場として再生することを目指します。
本プロジェクトは、サーキット施設の再生を超え、人・自然・テクノロジー・文化が結びつく新たなモビリティ拠点を創出する取り組みです。フィアロとCCCは、モビリティがもたらす「動き」と「つながり」の価値を再定義し、その世界観を「Movement is Life」というテーマに掲げたSHINOI RINGとして再構築します。

■株式会社フィアロコーポレーション 代表取締役社長 岩﨑晃彦

「Movement is Life ―動くこと、それが人生」というスローガンのもと、フィアログループは車の走行施設だけではなく、モビリティの新しい可能性を体験できる場所を創造しています。具体的には大人だけでなく子どもたちや家族全体が楽しめる施設を目指し、「将来のユーザー」である子どもたちにモビリティの楽しさを体験してもらうことが重要だと思っています。子どもたちがゴーカートに乗り、すぐ隣で実際のスポーツカーがサーキットを走るという環境は、他の場所ではなかなか味わえない特別な体験です。
今回のプロジェクトは、フィアログループだけではなく、多くのパートナーとの協力によって実現しています。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、モビリティマーケティングデザイン事業部を通じて「企画で世界を素敵な場所にする」というパーパスのもと、体験価値の発信とカフェを中心とした人のコミュニティづくりに貢献する予定です。
また、地元の宇都宮市とも連携をして、地域との協力関係を築きながら、篠井町という街全体を盛り上げていきたいと思います。
『サーキット=レースをする場所』というイメージを持たれる方が多いと思います。しかしせっかくクローズドで安全な環境があるのだから、それを活かしていろんな使い方をしたい。そんな想いからいろいろと考えて、今回のローンチに至りました。都心から約2時間かかる立地をどう魅力的にするか。様々なプロジェクトを通して多くの方に体験価値を届けていきたいと思っています。
この場所で皆さんが楽しんでくれる笑顔を見ること、それがこのプロジェクトの成功だと思います。ぜひ遊びに来てください。

学生新聞オンライン2025年10月29日取材 アシスタント 和田真帆/泊剛平

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