俳優・タレント 杉浦太陽

自分を信じることで見える景色が変わってくる

俳優・タレント 杉浦太陽(すぎうらたいよう)

■プロフィール
2001年『ウルトラマンコスモス』主演。以降俳優、タレントとしても幅広く活動。NHK連続テレビ小説『てるてる家族』、『ゲゲゲの女房』などに出演。NHKEテレ『やさいの時間』、TBS『ひるおび』、TOKYO FM『杉浦太陽・松井玲奈日曜まなびより』・『週刊こどもTIMES』、KBS京都『SUNNY TIME』などにレギュラー出演中。

◆俳優を目指したきっかけを教えてください

親が建築系の仕事をしていたこともあり、高校までは建築士になるつもりでした。そんな僕が高校2年のときに、芸能事務所の方にスカウトされたのです。最初は無理だと断りましたが、人生は一度きりです。後悔しないために未知の世界へ踏み出すと決め、レッスンとオーディションの日々が始まりました。高校を卒業してから大阪の家族や友人と別れ、本格的に芸能界に入ることを目指して上京したのです。
その後、出演機会に恵まれず、成人式では友達に「テレビ出てへんやん」と言われ、次のオーディションでだめなら大阪に帰ろうと思っていました。このようなときに、母が祖父の墓参りに連れ出してくれたのです。そこで気持ちが切り替わりました。笑顔で受けたオーディションで掴んだのがウルトラマンの役だったのです。

◆普段、どのような努力をされておりますか

昔の僕はぽっちゃり体型で人見知りも強く、「自分なんて」と思いがちでした。しかし、中学で背が伸び、眼鏡をコンタクトに変え、初めてチョコをもらった瞬間に、少し自分を信じられたんです。身だしなみを整え、学級委員長としてクラスをまとめるうちに、自己肯定感がどんどん出てきました。大人になってからは子どもに「細い」と言われて一念発起、体づくりを始めると筋肉が付いてきて自信が湧きました。努力は外見だけでなく内面も変えてくれます。

◆学生へのメッセージをお願いします

大学合格をゴールにせず、なぜその大学に入ったのかを見つめ直し、何を学びたいのかを考えてほしいです。そのうえでたくさん経験し、続かなければやめてもいいのです。やめることは失敗ではなく、向いていなかっただけです。やめても経験として残ります。それが大切です。
僕もブログを20年書き続けていますが、好きなことだったからです。種をまき続けた先で、自分に合うものが見つかると信じています。

■取材を終えて
最後まで笑顔を絶やさず取材に臨まれる姿から、画面越しに感じていた杉浦さんの温かい人柄を感じました。ご自身の経験を交え、学生の学びにつながるように言葉を選んで答えてくださったのが印象的です。

学生新聞2026年4月号掲載 津田塾大学3年 石松果林

城西国際大学2年 渡部優理絵/津田塾大学3年 石松果林/青山学院大学1年 松山絢美/東洋大学4年 太田楓華/東京都立大学3年 坂倉彩月

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