舞台『ぽっぷす?』出演 アーティスト・俳優 ISSEI

「好き」を貫き、音楽に情熱を注ぎ続ける覚悟

アーティスト・俳優 ISSEI(いっせい)

■プロフィール
2004年2月9日生まれ、東京都出身。
2025年1月23日、1st Digital Single「Go Getter feat. AK-69」でデビュー。
デビュー後は、アーティスト・俳優活動など幅広いジャンルで活躍している。
主な出演作に、CBCドラマトリップ「もしも世界に『レンアイ』がなかったら」(2025)、 (2026)テレビ東京ドラマチューズ!「略奪奪婚」(2026)など。待機作には舞台「成瀬は天下を取りに行く」(2026年7月上演)がある。

アーティストとして活動しながら、表現の幅を広げ続けるISSEIさん。4月16日に初日を迎えた舞台『ぽっぷす?』の意気込みや、挑戦し続けることの大切さ、そして音楽に対する情熱について伺いました。私たちと同世代の22歳だからこそ語れる葛藤や覚悟、「好き」を貫く強さに迫ります。

僕がこの業界に興味を持ったのは、小学校の頃にドラマを観て「演じるのって楽しそうだな」と思ったのがきっかけでした。特に『花より男子』の再放送を観たときに衝撃を受けたのを覚えています。実は、もともと「人前に立ちたい」というタイプだったわけではありません。この世界に飛び込んだのは中学1年生の時なのですが、本当に「ちょっとやってみようかな」というラフな好奇心で始めました。入った当初は右も左もわからず、まだ何もできなかったので、とにかく必死に周囲に食らいついていく毎日でした。高校生になると、仕事と学業を両立させるために通信制の学校を選びました。仕事がメインの生活でしたが、学校で友達と過ごす時間は僕にとってかけがえのないものでした。仕事が忙しく、どうしても出席できない期間が続くと、友達との距離感に悩むこともありましたが、修学旅行などの行事にはしっかり参加でき、今振り返っても本当に楽しかったなと思います。

■苦手なことこそ、成長のチャンス

学生時代は明確なビジョンや目標を持っていたわけではありませんでしたが、高校生くらいからちゃんと自分の意思が強くなってきてやりたいことが明確になってきました。お仕事をする上で特に意識しているのはとにかく楽しむことです。 どんな状況でも物事をあまりネガティブに捉えず、これは自分のためになると考えるようにポジティブに変換しています。僕は得意なことよりも、お芝居のように少し苦手意識があることに対して、じっくり時間をかけて向き合い、試行錯誤しながら挑戦することに情熱が湧くタイプなんです。得意じゃないことを頑張る方が、大きく成長できるということを実感できますね。

■舞台『ぽっぷす?』で演じるアンザイとの共通点

僕が出演する舞台『ぽっぷす?』の物語は、借金返済や遺産相続問題を抱え、活動資金すらままならない「売れないバンド」が、探偵事務所でアルバイトをしながら「3年で2億円を返す」ためにヒットを目指すという作品です。非常にいろいろなドラマのある作品で、出演が決まったときは本当にびっくりしました。これまでに経験したことのない役どころだったので、新たな挑戦だからこそ、皆さんにも新しい一面を楽しんでもらえるのではないかと思っています。僕が演じるアンザイというキャラクターには、共感できる部分がたくさんあります。 劇中で亡くなったおばあちゃんが「何のために音楽をやっているの?」と問いかける場面があります。それに対する僕が演じるアンザイの「音楽が好きだから」というセリフには、僕自身の想いがそのまま重なりました。 彼はバンドの中でも一人だけ違う空間にいたり、どこか孤立感があったりするキャラクターですが、僕と似ているなと思います。それは決して不器用なだけではなく、音楽が心から好きだからこそ譲れない「頑固さ」の表れなんです。僕自身も、口数が多いタイプではないからこそ、アンザイの内に秘めた静かな情熱には強い共通点を感じます。そしてこの舞台は昭和のポップスも登場するので、幅広い年代の方に来ていただきたいです。会場全体で一体感を感じられるような舞台を作り上げられたら嬉しいなと思います。

■音楽への情熱と、これからの夢

僕にとって一番楽しい瞬間は、舞台やライブなどの生もののお仕事です。また、音楽は仕事という枠を超えた「別物」です。 音楽をやっている瞬間が一番楽しいと思えます。心から「やりたい」という衝動があるからこそ、ずっと続けていられるんです。
好きなものを選ぶことができれば、仮にうまくいかなかったとしてもやり直せばいい。若いからこそやり直しはいくらでもできると思います。メンタルが落ちてしまうこともありますが、時間のかかる作品の方が大変だからこその達成感が好きです。負けず嫌いなので勝つまでやりたい!という感じですね。また、お仕事をする上で感謝の気持ちは大切にしています。イベントなどでファンの方と直接接する機会がたくさんあるので、感謝の気持ちはしっかりと言葉で伝えるようにしています。今後の夢は、大好きな音楽でワンマンライブを成功させること。特にヒップホップを軸に、自分の想いを込めた良い曲をたくさん作りたいです。あと、作った音楽をきっかけに、僕のことを知ってくださる方が増えると嬉しいなと思います。俳優としては、まだ挑戦したことがない役柄や作品に興味があります。昔から格闘技をずっとやっているので、その経験や持ち味を活かせるようなアクションシーンのある役にも、いつか挑戦してみたいですね。

■大学生へのメッセージ

現在22歳の僕も皆さんと同世代ですが、この年齢でしかできないこと、この時にしか下せない決断が間違いなくあります。30歳になってから何かに挑戦するのとは、重みが全然違ってくるはずです。僕の周りを見ても、若いうちから「安牌」を取ろうとする保守的な人が多い印象ですが、それはすごくもったいないと思います。失敗やミスこそが自分の成長に直結するので、むしろ「早めに失敗しまくった方がいい」というのが僕のスタンスです。一度きりの人生、自分がやりたいと熱意を持てるものを見つけたら、周囲の目は気にせず、まずは舵を切って飛び込んでみてください。一緒に頑張りましょう!

学生新聞オンライン2026年2月26日取材 東京家政大学2年 篠田陽菜乃

舞台『ぽっぷす?』
全編をアイドルロック風オリジナル楽曲で構成。観客と一緒に、歌って踊って、笑って泣いて──新たなエンタテインメントがスタートする!

公演日程:2026年4月16日(木)~4月19日(日)
劇場:東京国際フォーラム ホールC
東京都千代田区丸の内3-5-1

公演日程:2026年4月24日(金)~4月25日(土)
劇場:森ノ宮ピロティホール
大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5

出演
ISSEI
佐藤友祐、櫻井佑樹(劇団EXILE)、相原一心(ONE LOVE ONE HEART)、内河啓介/瀬戸祐介/しゅはまはるみ
脚本・演出:鈴木勝秀
音楽:大嶋吾郎

詳細:https://poppusu.com/

城西国際大学2年 渡部優理絵/青山学院大学1年 松山絢美/東京家政大学2年 篠田陽菜乃/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/東京都立大学3年 坂倉彩月

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