テンカラット・ミュージックレイン発の新人発掘・育成プロジェクト「OPALIS」 俳優 窪塚愛流 / 声優 夏川椎菜

大切なのは、挑戦すること。その一歩を踏み出そう!

俳優 窪塚愛流(くぼづか あいる) / 声優 夏川椎菜(なつかわ しいな)

テンカラットとミュージックレインが共同で手掛ける、新人発掘・育成プロジェクト「OPALIS(オパリス)」。俳優・声優の垣根を越えて挑戦できる本企画について、俳優の窪塚愛流さんと声優の夏川椎菜さんに、ご自身の経験を交えながら、その魅力や夢に向かう姿勢について伺いました。

■OPALISの第一印象と魅力を教えてください。

夏川:最初にプロジェクトのお話を聞いたときは、とても驚きました。私が所属しているミュージックレインでは定期的にオーディションを開催しているので、それ自体には馴染みがありました。ただ、今回はテンカラットさんとの合同開催ということで、普段とは違う人たちと出会える場になるのではないかと感じました。このプロジェクトの大きな特徴は、「合格したあと、すぐに人前にでる機会がある」ということだと思います。スポンジのように様々なことを吸収できる新人の時期に、人前で表現する機会が定期的に用意されていることは、とても貴重な経験になるはずです。

窪塚:率直に、すごく良いプロジェクトだなと思いました。僕がお芝居を始めた頃は、監督方から何度も基礎を身体に叩き込むことの大切さを教えていただきました。その積み重ねがあって、今ようやく自分なりのお芝居ができるようになってきたと感じています。やっぱり、現場でしか培えないことがあるので、たくさんの方に揉まれながら学べる場は、とても大きな経験だと思います。僕自身、アフレコに挑戦させていただくこともありますが、手応えを感じられないことも多くて。実際に教えてもらわないと、わからないことがたくさんあります。だからこそ、俳優にも声優にも挑戦できる機会があることは、このプロジェクトならではの魅力だと思います。

■お互いのお仕事で尊敬されている部分はありますか。

夏川:声優としてお芝居をしていると、身体が動く前にどうしても声で補ってしまうことがあります。一方で俳優さんのお仕事は、歩き方や手の動きなど、セリフ以外にもたくさんの情報を使って表現されています。何かをしながら演技をされている姿を見ていると、本当にすごいなと感じます。

窪塚:僕はまず気持ちを思いきり出して演じてみます。そこから監督さんに「その方向性で大丈夫」とか「もっとこうしてほしい」と調整していただくことが多いです。でも声優さんは、ただ感情を出すだけじゃなくて、むしろ「抑える力」や「感情のコントラスト」をつけることを大事にしている印象があります。以前、「もっと大きく、遠くに届けるつもりで話して」と言われたことがあったのですが、それが本当に難しくて。マイクは目の前にあるけれど、感覚としてはもっと奥にいることを意識して「距離感」表現する技術の奥深さを、改めて実感しました。

■失敗から立ち直るための方法はありますか?

夏川:失敗すると傷つきますし、くじけそうになることもあります。けれど、それは時間が癒してくれるので、傷に対して何か特別にしていることはありません。ただ、悔しい思いや「自分に負けたな」という思いは忘れないようにしています。次に行こうとか、運がなかったからとか、慰めるのは簡単ですが、それは自分のためにならない気がしていて。今の自分が、過去の自分より劣っていたら怖いじゃないですか。だからこそ、失敗から学び、失敗を受け入れることを大切にしています。

窪塚:僕も、失敗を受け入れることを大事にしています。落ち込んだ時は、一度しっかり感情を発散させます。でも、誰かのせいにしたり、言い訳をしたりはしません。自分は悲しいときに食欲がなくなるタイプだと気付いたタイミングがありました。だからこそ、しっかりご飯を食べて、「頑張ろう」と自分を奮い立たせています。自分の特性というかパターンを知ることも必要だと思っています。僕たちの仕事は、いつも同じ場面であることが少ないです。だからこそ一般的には経験できないような成長の機会がたくさんあります。好きだからこそ続けられる楽しさを見つけて、「今が頑張り時だ」と気合を入れて進むことは大切だと思います。

■今後の展望についてお聞かせください。

夏川:私は元々演劇部に所属していたこともあって、舞台のお芝居にチャレンジしたいという思いが強くあります。また、創作活動もしているので、いつか自分で脚本を書き、自分自身で演じる「一人芝居」にも挑戦してみたいと考えています。今までの全ての経験を生かし、「夏川を推していなければ見られなかった景色がある」と思っていただける存在を目指したいです。

窪塚:僕は、剣道をやっていた経験があるので、いつか殺陣のお芝居にも挑戦してみたいです。以前は、「お芝居をやってみたい」という気持ちはあっても、殺陣についての知識もなかったのですが…もっと学ぶタイミングを増やして、剣道での経験を生かせる可能性を探っています!

■声優や俳優を目指している方や大学生へのメッセージをお願いします。

夏川:とにかくやってみないとわからないことだらけの世界です。現場によって評価されることや正解とされることも違います。今は実績もなく、夢を持っているだけかもしれなませんが、そのみずみずしい感情こそ大切なものだと思います。無謀に感じる挑戦だったとしても、決して無駄にはなりません。とにかく一度、思い切り走りだしてほしいと思います。

窪塚:不安や怖いと思う気持ちは、もうそういうものだと思います。自信がないのも当然ですし、それは後から培ってきたものが、必ず後からついてきます。がむしゃらでも、自信がなくても進み続けることで、いつか自分のことを「格好いいな」と思える時が来ると思います。順番は絶対にやって来ます。自分に負けず、皆さんが最初の一歩を踏み出せるよう、応援しています。

学生新聞オンライン2026年5月19日取材 成城大学1年 牧村実知/成城大学2年 小澤実桜/法政大学2年 森川葵/早稲田大学3年 伊藤健太

「OPALIS」について

「OPALIS」は、俳優/声優の発掘だけではなく、育成・開花までを一気通貫するプロジェクトとして、田中麗奈、井浦新、高良健吾、中条あやみら実力派俳優から人気モデルまで多彩なタレントが所属する芸能プロダクションであるテンカラットと、戸松遥、豊崎愛生、雨宮天といった女性声優を輩出し、長年にわたり声優アーティストやユニットをヒットに導いてきたプロデュースカンパニー、ミュージックレインの2社がタッグを組んで発足する発掘・育成プロジェクトです。
アニメ作品が世界的にヒットしていることに加え、サブスクの市場拡大の後押しもあり、俳優と声優のどちらも両立した活動でヒットしている役者が増えています。また、日本の映画やドラマが海外の視聴者に届きやすくなったことや、映像作品の主戦場がテレビや映画館のみならず多角的に広がり続けていることもあり、役者の活動の幅は多彩に広がり続けています。
そんな大きな時代の変化に応じて、俳優と声優、そして各活動で必須要素にもなっているアーティスト活動まで含めたハイブリッドな活躍を視野に入れた才能を見出し、テンカラットとミュージックレインがこれまで培ってきた力を総動員して、その才能や存在を開花させていくことを目指します。

第2弾発掘プロジェクト:オーディション
募集期間:2026年6月24日(水)10:00 ~ 2026年7月24日(金)17:00

「OPALIS」 https://opalis.jp
株式会社テンカラット https://tencarat.co.jp/
株式会社ミュージックレイン https://musicrayn.com/ 

獨協大学2年 中津亜結梨/城西国際大学3年 渡部優理絵/成城大学1年 牧村実知/成城大学2年 小澤実桜/法政大学2年 森川葵/早稲田大学3年 伊藤健太

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