参議院議員・財務大臣 片山さつき

「責任ある積極財政」で国民が将来に夢を持てるような国になれるよう全力で活動

参議院議員・財務大臣 片山さつき(かたやまさつき)

■プロフィール
1959年、埼玉県生まれ。東京大学法学部卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。広島・海田税務署長、G7サミット代表団員 金融機関監督管理職、横浜税関総務部長、主計局主計官等女性初のポストを歴任。2005年、衆議院議員に初当選。2018年、内閣府特命担当大臣就任。2025年10月、日本憲政史上初の女性財務大臣に就任(金融担当大臣兼務)。

■政治家になったきっかけを教えてください

学生時代から社会の役に立つ仕事をしたいという強い思いがありました。大学卒業後は大蔵省(現・財務省)に入省し、主税、関税、銀行、証券、国際金融、そして主計局の主査及び主計官など省内の主要な部局をほぼ全て経験しました。今思えば、政治家になるには理想的なキャリアを歩めたと考えています。その後、2005年に政界へ入るのですが、一度落選しています。官僚時代は黙っていても「責任ある積極財政」で国民が将来に夢を持てるような国になれるよう全力で活動いろんな人が頭を下げてくれますが、政治家はそうは行きません。まずは有権者に選んでもらわなければならず、その厳しさが政治家の足腰を鍛えてくれるのだと実感します。

■財務大臣として実現したい政策を教えてください

現在、高市内閣が掲げるのが「責任ある積極財政」です。国民が将来に夢を持てるよう、必要な分野にはしっかり投資を行う方針です。今の政策には夢が足りないという声に応え、長年削減されてきた国立大学の運営費交付金を増やし、医療や介護の報酬も引き上げました。また、再び世界で勝つためには、AIや量子コンピュータ、宇宙分野などへの投資が不可欠です。イーロン・マスク氏のような突出した才能が生まれる環境を作り、日本発の技術で世界を席巻する。
そんな夢を実現する財政運営を行います。加えて、財政の状況を正確にお伝えすることも重要です。正確なデータを全てテーブルに乗せ、多角的な議論ができる土壌を作りたいと考えています。
また、テクノロジーの進化は早く、常に最先端投資を続けなければトップには残れません。少数の天才が富を総取りするような時代において、それをどう分配するかが政治の役割となります。将来的には一家に一台ロボットが普及し、苦役は機械が担う時代が来るでしょう。そのとき、人間はスポーツや芸術も含めて、独自の「生きがい」を追求する社会になると思います。重要なのは「価値観」と「知恵」です。皆が100歳まで健康で生きられる基盤を作り、技術と共存しながら誰もが幸福を感じられる国を目指します。

■学生へのメッセージをお願いします

今の時代、一つの専門分野や縦割りの知識だけでは通用しません。学部にとらわれず、大学という環境を大いに活用して学び続ける貪欲さを持ってください。これで十分と思わず、他学部の授業や留学などに積極的に挑戦してください。その経験が皆さんの将来の武器になります。

学生新聞2026年4月号 N高等学校3年 服部将昌/武蔵野美術大学1年 石井生成

武蔵野美術大学1年 石井生成/法政大学3年 島田尚和/城西国際大学2年 渡部優理絵/東京家政大学2年 篠田陽菜乃/N高等学校3年 服部将昌

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