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Archive for 運営スタッフ

コラム

テリー伊藤 コラムVol.58 大阪万博で楽しい女性と出会った!

『O-MU-TSU WORLD EXPO 2025』のアンバサダーとして大阪万博に行ってきた。私が以前から提案している「おむつの新しい名称ペーパーブリーフを世に広げる活動」の一環として足を運んだ。万博会場に入ると人込みの先には噂の木造建築「大屋根リング」、息をのむ美しさだ。万博終了後、維持費を考えると難しいと思うが、解体するのが本当に勿体ない気がする。場内は人で溢れ、パビリオンはどこも長蛇の列。そんな盛り上がりの中、開会式が行われた “シャインハット” でO-MU-TSUトークショーとファッションショーが開催され1900人収容のホールは満席となった。 私達の控室にとんでもないモデルの女性が飛び込んできた。もちろんオーディションで選ばれるくらいなので可愛いのだが、ノリは吉本新喜劇、最高に明るい関西人なのだ。突然「私靴下は3日間同じものを普通に履き続ける」の衝撃発言。それだけではない。風呂上がりに身体を拭くバスタオルは余裕で1か月使いっぱなし。周りにいる皆があっけにとられる中、彼女の快進撃は止まらない。ブラジャーはたまにしか洗わないと堂々と言い放った。話が面白過ぎる。他にどんな武勇伝があるか聞くと、この間は宮古島の海辺のトレーラーハウスで寝泊まりし、海で身体と服を洗い、知り合いの畑を手伝って1か月生活していたと。そんなところに居たら虫に刺されて大変じゃないのか尋ねると、虫は大好きで虫を求めて世界中を旅した事もあり、ゴキブリだって平気、お話しすることも出来るそうだ。大物過ぎるではないか。カメラが趣味で生活の面白体験を撮り続けているらしい。 話はまだまだ終わらない。実は僧侶の免許を持っていて仏教の道も究めたいとの仰天発言まで飛び出した。憧れは阿闍梨様だとか。阿闍梨とは仏教の中でも厳しい修行で知られ、その厳しさから多くの僧侶が挫折する。想像を絶する修行に打ち勝った僧侶は13の徳を備えられると言われている。ビックリです。靴下3日履き続ける話題からまさかの阿闍梨様の話まで行くとは。考えてみれば、ゴキブリと話せる、下着も替えない、お風呂に1か月入らない、夕景をカメラに残す、世界中の人と話がしたい、もしかしたらこれって仏教の教え?いやいや、そんな事はない…。 ショー前の打合せをしていると、彼女がファッションショー用のペーパーブリーフ姿で現れた。その下に自分の下着を履いていたのだが「これって変ですよね?すぐ脱いで来ま~す!」と元気な声でトイレに向かった。大阪で出会った最高に楽しい女性。彼女のインスタ @minenorie0428 見てあげてください! テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

イベント・企業紹介

映画『ChaO』ジャパンプレミア

この度、『鉄コン筋クリート』(06年)『海獣の子供』(19年)『映画 えんとつ町のプペル』(20年)など、これまで数々の名作を世に送り出してきたSTUDIO4°Cの最新作『ChaO』が、8月15日(金)より全国公開を迎えます。『となりのトトロ』『魔女の宅急便』(宮崎駿監督)のラインプロデューサーを務めた田中栄子が主宰するクリエイティブ集団STUDIO4°Cは、ハイクオリティな映像と独特な世界観で世界中に多くのファンを抱えていますが、最新作で描かれるのは【種族と文化を超えた恋と奇跡の物語】。オリジナルアニメーションとなる本作では、絵を1枚1枚描く手書きアニメーションにこだわり、圧倒的な作画量と美しい背景美術で、瑞々しくもかわいく人間と人魚の恋模様を描く作品になっています。 本作の公開を前に『ChaO』とのスペシャルコラボドルフィンパフォーマンスと日本最速上映となる舞台あいさつ付試写会が7月1日に実施されました。スペシャルコラボドルフィンパフォーマンスでは、W主演の鈴鹿央士さん(ステファン役)と山田杏奈さん(チャオ役)、そして太田駿静さん(ジュノー役)、その後、監督の青木康浩さんも舞台あいさつ付き特別上映会から参加しました。先日アヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞を受賞してから国内では初の上映となりました。 ■ステファン役 鈴鹿央士さん 僕が演じたステファンは、過去の出来事から海の生物を傷つけないスクリューを開発する青年で、その一途に頑張る様子を出したいと思っていました。人生を捧げて何か一つのことをやり続ける姿が素敵で、僕もこんな風に仕事をしたいです。撮影前は、いろんなアニメを見てステファンの声を想像したり、監督とイメージを合わせる日を作ってもらったり。練習だと思っていたら監督が「これ録れるね」と言って本番が始まった時はドキドキでした(笑)。そんなステファンを想い続ける、チャオのチャーミングさと一途さも魅力です。まだ人間と人魚がうまく共存していない社会が舞台だけど、それでもまっすぐに行動するチャオにキュンキュンしますし、二人の繊細な心情が丁寧に描かれているところも見どころだと思います。また、独創的な世界観の映画なので見れば見るほどハマっていくと思います。楽しい気分になって、軽やかに映画館を後にしてもらえたら嬉しいです。 上智大学4年 吉川みなみ ■チャオ役 山田杏奈さん チャオは本当に可愛くて一途で、人間界の生活にまだ慣れていないながらも、一生懸命頑張る姿がとても愛おしく感じました。演じながら、そんなチャオのまっすぐな気持ちに、私自身も癒されていました。声優としての経験はあまりなかったのですが、監督やスタッフの皆さんにアドバイスをいただきながら、自分なりにチャオらしさを探して、丁寧に役に向き合いました。自分と似ているところは少ないと思っていましたが、取材で「表情に気持ちがすぐ出るところがチャオと似ている」と言われて、たしかにそうかもしれないなと感じました。誰かをまっすぐに思い続けられるチャオのような存在には、憧れや尊敬の気持ちがあります。海の中の幻想的な世界や美しい街並みも見どころのひとつで、登場するキャラクターたちも個性豊かで本当に魅力的です。観終わったあと、あたたかい気持ちになれる作品だと思うので、ぜひこの夏は『ChaO』を観てください。 東洋大学4年 太田楓華 ■ジュノー役 太田駿静さん(OCTPATH) 皆さんにいよいよ映画を観てもらえること、すごくワクワクしています!僕は、ステファンとチャオがお互いを理解し合っていく様子に惹かれました。初挑戦の声優がこの作品で本当に光栄です。正直不安もありましたが、声優業界のルールやマナーを勉強してブースに入りました。トップバッターでの収録でまだ見えていない部分もありましたが、監督と話しながら気負うことなく、楽しく収録を進められました。僕が演じたジュノーとリンクするのは、「まっすぐ過ぎて周りが見えなくなるところ」です。福岡から東京に上京する時に、親にあまり相談せずに突っ走った自分と重なりました。この映画と同じくらい衝撃的だったのは、101人でデビューを争うオーディションで初回順位が6位だったことです。天狗になっているつもりはなかったのですが、OCTPATHのメンバーからは「当時天狗だったね。嫌いだった」と言われます。今となっては、幸せです。 昭和女子大学2年 阿部瑠璃香 ■監督 青木康浩さん 国内で初めての上映になるので、皆さんの反応が重要で、日本の方にどれだけ受け入れて頂けるのか、反応一つ一つが細かく気になります。ステファンもチャオも二人とも不器用です。見終わった後に、どのキャラクターも可愛かったり、カッコ良かったりするように作りました。それぞれのキャラクターに感じることがあると思うので、ぜひ楽しんでください。2か月前に「アヌシー国際アニメーション映画祭」が決まり、他の映画も楽しめるのかなと思っていたのですが、そんな暇はありませんでした。思いがけず審査員賞を頂けて、スタッフで驚いて喜んだ次第です。本当に作品を見たお客様の反応がありがたくて、安心しました。現地ではチャオが大人気でした。ぬいぐるみを持っていると「どこで買えるの?」「写真撮らせてと」声をかけられる程です。また、夜中の1~2時まで紙が無くなるほどサインを書きました。 昭和女子大学2年 阿部瑠璃香 【作品情報】 タイトル:映画『ChaO』 (読み :チャオ) 公開日:2025年8月15日(金)Roadshow 声の出演:鈴鹿央士 山田杏奈 シシド・カフカ 梅原裕一郎 / 三宅健太 / 太田駿静 土屋アンナ くっきー! 山里亮太 監督:青木康浩 キャラクターデザイン・総作画監督:小島大和 美術監督:滝口比呂志 音楽:村松崇継 アニメーション制作:STUDIO4°C 配給:東映 ©2025「ChaO」製作委員会 《映画公式ホームページ》:chao-movie.com 《映画公式X(旧Twitter)》:@ChaOmovie 《映画公式Instagram》:@ChaOmovie 学生新聞オンライン2025年7月1日取材 上智大学4年 吉川みなみ(構成)

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4年ぶりの再演!一人の高校生が夢に向かって突き進む!ミュージカル『ジェ...

英国の公共放送局、BBCで放送された、ドキュメンタリー番組を基に制作された『ジェイミー』。2017年、英国のシェフィールド劇場で開幕するや大ヒットを記録し、ニューヨーク・ブロードウェイと並ぶミュージカルの聖地、ロンドン・ウェストエンドへ進出。さらには英国最高峰の演劇賞であるローレンス・オリヴィエ賞に5部門でノミネートされ一大旋風を巻き起こしました。 2021年にはAmazon Prime videoで映画版も世界配信され、英国アカデミー賞優秀英国映画賞ノミネート。その後も世界各地で上演され続け、大好評を博しています。 2021年の日本初演では、疾走感あるポップなメロディ、パッションとエネルギーに溢れたダンス等ミュージカルの魅力は十分に、ジェイミーと母マーガレットの絆、親友プリティとの友情、宿敵ディーンや父親、先生との確執、憧れのドラァグクイーンたちとの邂逅…そうした中でジェイミーが成長していく様が大きな感動を呼びました。 初演でセンセーショナルな感動を届けた素晴らしいキャスト陣に加え、エネルギッシュで才能溢れる新キャストも合流し、待望の再演が決定。 2025年7月8日東京建物 Brillia HALLにて行われたプレスコール、囲み取材、ゲネプロ(キャスト ジェイミー:三浦宏規、プリティ:唯月ふうか、ディーン:神里優希、ミス・ヘッジ:かなで)、7月9日同場所で行われたゲネプロ(キャスト ジェイミー:髙橋颯、プリティ:遥海、ディーン:吉高志音、ミス・ヘッジ:栗山絵美)を取材させていただきました。 ついに幕が上がる!観劇が楽しみになる情報満載の囲み取材 ■ジェイミー・ニュー役(Wキャスト) 三浦宏規さん通し稽古を8回行いましたが、やはり初日前は不安を感じると学びました。まだソワソワ感が残っていますが、沢山の方々に支えられていて、カンパニーの絆が強いんです。何かが起きても誰かがカバーしてくれるような一致団結感があるため、皆さんを信じて進んでいけば怖くないという自信に繋がると感じています。ピンヒールの爪先立ちにはもう慣れました。(笑) バレエの経験が活きているシーンもあります! ■ジェイミー・ニュー役(Wキャスト) 髙橋颯さん(WATWING)皆さんと一丸となって舞台に立つことが出来たのは、一人ひとりの力があってこそで、この「ジェイミー」という作品を前に進めることが出来たように思います。これからどのように物語が進化していくかワクワクドキドキです。4年ぶりに演じる上で自分自身が余裕を持って、周りを見ながら取り組めているなと思えるようになりました。そこでお芝居の楽しさやみんなで作り上げる素晴らしさに気がつきやりがいを感じるようになりました。僕もパワーアップして別人のようになっているので見ててくださいね! ■マーガレット・ニュー役 安蘭けいさん稽古場では色んな挑戦を行ってきました。お客様の反応で、この作品がいかに成長していくのかが楽しみです。Wキャストだとどちらの公演を見にいけば良いかと聞かれることがありますが、三浦さんと髙橋さんのジェイミーは役が同じでも演じると全然違うんです。ふたりのそれぞれの良さが出ていて、どちらも凄いので両方の公演を観ていただきたいと思ってます。 ■ヒューゴ / ロコ・シャネル役 石川禅さん4年ぶりの再演となり、再度共演出来ること、そして初共演の皆さんと作品を作り上げていくことがとにかく楽しみでしかないです。ぜひ劇場に足を運んで頂きたいです。ドラァグクイーンの格好は4年前に初めてしましたけど、不思議なもので衣装を着るとキャラクターが出てきてしまうんですよね。普通の生活の中では出てこないですけどね。(笑) ■ミス・ヘッジ役 かなで(3時のヒロイン)さん初めてのミュージカル出演でこのプレ公演が私にとっては初の本番で緊張しました。みんなで円陣を組んで「Go Jamie!」と言った時に泣きそうになりました。実は私もクラシックバレエを10年間やってたんです。皆さんには今ここで初めてお話ししましたけど。(笑) 今回バレエ経験が活きる場面もあります!また、ミュージカルに出演している先輩芸人さんの舞台を見学したりして少しでも近づけるようにと思っています。芸人としてミュージカル界への進出を目指していきたいです! ©ホリプロステージ ©ホリプロステージ©ホリプロステージ 心を動かす歌と物語!〜学生の観劇レポート〜 ジェイミーというひとりの男の子の希望と葛藤が交錯しており深く心に打ち付けられるものがありました。家族との関係、学校という社会から向けられる目に紆余曲折しながらも立ち向かい、自分自身の魅力で周りをHappyにする姿勢が美しくて励まされました。パワフルそして繊細な歌唱と身体表現に魅了されました。エンタメ要素のある演出、豪華な生バンド隊による演奏も『JAMIE』を彩っていて愛を感じる作品でした。国立音楽大学大学院 修士1年 岡部満里阿 この作品から、人生で起こる辛いことや悲しいことは何一つ無駄ではなく、全てが自分を強くする力になるのだと感じました。「普通」とは誰が決めたのでしょうか。みんな違っていることが当たり前で、自分が人生の主役だからこそ、夢に正直に自分だけの舞台を作って良いのだと背中を押してもらえた気がします。自分を貫くことの怖さに共感しながらも、悩み、迷い、ぶつかりながらもありのままを実現していくジェイミーの強さと、それを包み込む母の愛情や理解ある人たちの存在に、涙なしでは見られない作品でした。武蔵野大学3年 吉松明優奈 初めて生で観るミュージカルでしたが、キャストの方々の演技とバンドの生演奏に圧倒されました。まさに、笑いあり涙ありの、心の底から楽しめる舞台でした!特に印象的だったのは、涙するシーンが多かったことです。ジェイミーを支える母親の愛情、 そしてジェイミー自身の葛藤が、私自身の悩みと重なり、深く共感しました。また、彼の悩みながらも成長していく姿からは目が離せませんでした。「普通とは何か」 「自分らしさとは何か」深く考えさせられる舞台であったように感じます。所々に散りばめられた思わずクスッと笑ってしまうジョークも、作品の良いアクセントになっていました!もう一度観たいと強く思えるほど感動的な舞台で、忘れられない日になりました。昭和女子大学2年 阿部瑠璃香 プレスコールで髙橋さんの歌声を聴いた瞬間に「4年前のジェイミーが帰ってきた!」と胸が熱くなり、視界がぼやけてしまいました。たった一曲『誰も知らない』で心を動かす楽曲の力強さ、そしてジェイミーだけでなく、全てのキャラクターが輝く演出の素晴らしさを実感しました。新キャストの三浦さん演じるジェイミーは、長年のバレエ経験からの高い身体能力、美しい所作、シルエットだけでも伝わる華やかさに、思わず息を呑むような美しさがあるジェイミーでした。そして4年ぶりにジェイミー役を演じる髙橋さんは、秘密を抱えながら“普通”の高校生を演じるジェイミーが少しずつ周囲を変えていく様子を丁寧に描いており、その姿に私たち観客もジェイミーの同級生かのように心を動かされてしまう、人を巻き込む力のあるジェイミーだったように感じます。「普通って何?」「自分の将来はどうなっていくの?」そんな、誰もが一度は抱いたことのある問いを、ジェイミーというキャラクターを通して考えることができる今作。きっとあなたの心にささるセリフがあります!観終わったあとには、少し背筋を伸ばして歩きたくなるような、自分のやってみたいことに素直に生きてみようと思える、前向きな力をくれる作品でした。この素晴らしい『ジェイミー』が、たくさん悩みながら成長しようと日々を生きている学生をはじめ、多くの方々に届きますよう、そして、東京・大阪・愛知、すべての公演が無事に、誰一人欠けることなく千秋楽を迎えられるよう、心から願っています。城西国際大学2年 渡部優理絵 ■公演概要 公演名:ミュージカル『ジェイミー』音楽:ダン・ギレスピー・セルズ作:トム・マックレー日本版演出・振付:ジェフリー・ペイジ 出演:ジェイミー・ニュー(Wキャスト):三浦宏規/髙橋颯(WATWING)マーガレット・ニュー:安蘭けいプリティ(Wキャスト):唯月ふうか/遥海ディーン・パクストン(Wキャスト):神里優希/吉高志音ライカ・バージン:泉見洋平トレイ・ソフィスティケイ:渡辺大輔ミス・ヘッジ(Wキャスト):かなで(3時のヒロイン)栗山絵美ジェイミー父/サンドラ・ボロック:岸祐二レイ:保坂知寿ヒューゴ/ロコ・シャネル:石川禅 ベックス:小向なるサイード:里中将道ファティマ:澤田真里愛ミッキー:東間一貴サイ:星野勇太リーバイ:MAOTOベッカ:元榮菜摘ヴィッキー:リコ(HUNNY BEE) 【東京公演】公演日程:2025年7月9日(水)~7月27日(日)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) 【大阪公演】期間:2025年8月1日(金)~3日(日)会場:新歌舞伎座 【愛知公演】公演日程:2025年8月9日(土)~11日(月祝)会場:愛知県芸術劇場 大ホール 公式サイト https://horipro-stage.jp/stage/jamie2025/ 学生新聞オンライン2025年7月8日・9日取材 国立音楽大学大学院修士1年 岡部満里阿/城西国際大学2年 渡部優理絵

学生新聞インターン

三菱UFJ信託銀行株式会社 取締役社長 窪田博

現場の答えを形に。信託業務で社会課題に挑む。 三菱UFJ信託銀行株式会社 取締役社長 窪田博(くぼたひろし) ■プロフィール1992年に三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社。上野支店での法人営業からスタートし、大蔵省出向、ロンドン支店での市場運用業務等を経て、経営企画と大企業法人営業を交互に経験。持株会社三菱UFJフィナンシャル・グループ財務企画部長、三菱UFJ銀行および三菱UFJ信託銀行の営業本部常務執行役員等を経て、2025年4月より現職。 顧客の資産を預かり、管理・運用しながら、資産承継や企業年金、不動産仲介・管理、証券代行などの信託業務を通じて、社会的課題の解決に貢献する役割を担う信託銀行。信託業界において、そのリーディングカンパニーとして成長を続ける三菱UFJ信託銀行の社長・窪田博さんに、大切にしている考え方や強みについて伺った。 学生時代は、部活動に最も力を入れていました。東大の体育会ラクロス部に所属し、毎日練習に明け暮れていました。また、他大学の仲間たちとアメリカ遠征も経験し、日本での競技の普及活動にも努めました。3年生からは、将来を見据えて、公認会計士の資格を目指すことを決意。家庭教師のアルバイトもやりながらの資格勉強は大変でしたが、今振り返れば非常に充実した時間だったと思います。就職活動では、財務の知識を活かした運用を行いたいという思いから、生命保険や金融業界を中心に検討していました。当時はバブル期で学生の売り手市場。企業からのアプローチに応える形が多い中、唯一、自分から電話をかけたのが、三菱信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)でした。1兆円規模の運用に携われる規模感や若手の挑戦を尊重する風土に惹かれ、当社への入社を決意しました。 ■多彩なキャリアでの経験 入社後は、現場と経営企画部を行き来しながら、幅広い経験を積んできました。特に印象深いのは、初の海外勤務であるロンドン支店時代です。念願だった運用の現場に携わることができたのは、大きなやりがいにつながりました。ロンドンから日本へ帰国した際は、三菱信託銀行とUFJ信託銀行との統合のため統合企画室に配属になりました。通常は2か月の帰国準備期間が設けられるのですが、私は家族と共に実質わずか2週間で帰国し、そのままUFJ信託銀行との統合に向けて奔走することになりました。統合までの1年間は、毎日深夜まで働き続け、タクシーでの帰宅が日常となるほど多忙でしたが、やり遂げた時の達成感は格別でした。他にも、大変だった経験があります。1つは、法人営業の課長として東京電力を担当していた時に、東日本大震災が発生しました。原発のメルトダウンという未曽有の事態に直面し、銀行としての再建支援という役割に加え、社会的課題にも向き合わなくてはならないという非常に困難な局面を経験しました。もう1つは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)内で貸出業務を三菱UFJ銀行に移管し、三菱UFJ信託銀行は信託業務に特化することが決まったときのことです。経営企画部にて私自身がこの再編を進めなければならない立場だったため、まず、これまでファイナンス業務に携わってきた多くのメンバーへ説明を行う必要がありました。熱い想いを持ってこれまで仕事に取り組んできた仲間に対し、この再編を伝えることは本当に辛かったですが、最後は納得して一緒に短期間でこのプロジェクトを成し遂げることができた際は、このような仲間に感謝すると共に一緒に仕事ができたことを誇りに思いました。現在では「あの時の再編で信託業務に経営資源を集中することができ、信託業務でのグローバル展開などそこから得られた大きな強みがある」という認識が会社全体で共有できていると思います。経営企画部に在籍していた頃の経験は、現在も活かせる部分が非常に多いです。当時は、「自分が社長だったらどうするか?」という視点で考えなければならない場面も多く、そのようなトレーニングは今の自分の土台を築いてくれたと思います。 ■本質を見失わないために、大切にしてきたこと キャリアを通じて、大切にしてきた考え方がいくつかあります。1つは、「自分が常に正しいとは限らない」という姿勢です。だからこそ、今の立場でもまずは相手の話にしっかりと耳を傾けること、普段から積極的にコミュニケーションをとることを心がけています。トラブルが起きた際も、感情的になるのではなくまず相手の話をよく聞きます。そして、「これは誰のためなのか?」と問いかけることを意識し、「お客さまのため」「会社全体のため」という視点に戻ると本質的な解決に近づくケースが多く、結果的に物事はうまく進みます。一方で、信念を持った意見は、きちんと主張しようと意識してきました。私自身、たとえ相手が上司であっても、「お言葉ですが」という前置きを添えて、自分の意見を諦めずに主張していました。だからこそ、社長の立場になっても、現場の声を拾い上げたいと思っていますし、社員にも積極的に主張してほしいと考えています。常に意識しているのは「答えはお客さまやマーケットという現場の近くにある」ということ。そこから得た答えを形にしていくのが、経営者である自分の役割だと考えています。 ■三菱UFJ信託銀行ならではの強み 三菱UFJ信託銀行の最大の特色は、国内最大級の信託銀行であると共に、信託銀行では最多の海外拠点を持ち、グローバルに事業を大きく展開している点です。お客さまのグローバル化するニーズに応えるべく、積極的に海外展開を進め、その粗利益は全体の約45%を占めるまでに成長しています。また、国内の貸出業務はMUFGの三菱UFJ銀行に任せ、純粋に信託銀行でしかできない信託業務に専念できる点も大きな特徴です。信託は、日本の未来にとっても不可欠な機能です。資産承継、企業年金、不動産の管理・運用など、人生やビジネスのさまざまな局面で、「人に代わって信頼され、託される」重要な役割を担っています。しかしながら、信託業務はお客さまやプロジェクトごとにアレンジが必要で手間がかかる上に収益が出るまでに時間がかかり、後回しにされがちです。そうした中でも、私たちは信託に特化した銀行として、その社会的役割を果たすべく、常に先進性と専門性を発揮し挑戦を続けています。さらに、当社は長年にわたり信託業界を引っ張ってきていると自負しており、革新的な取り組みにも積極的です。たとえば、ブロックチェーン技術と信託機能を掛け合わせたスキームを導入して、100億円規模の不動産を1万円単位で小口化し流通させる仕組みを構築し、新しいマーケットを開拓しました。こうした制度設計やデジタル領域にまで関与できる点も、三菱UFJ信託銀行ならではの魅力です。加えて、少数精鋭の体制の中で、若手のうちから多様な経験が積める環境が整っていることも、当社の大きな強みだと感じています。 ■大学生へのメッセージ 信託業務は、時代とともに社会課題が変化するなかで、常に新しい挑戦が求められる分野です。だからこそ、私たちは自分を磨き続ける学生、そして自由に自分の意見を主張できる学生の方にぜひ仲間になっていただきたいと思っています。私たちは、「日本でどの領域でもダントツ一番の信託銀行になる」ことを目指しています。成長し続ける会社でなければ、社員も「この会社で働いていてよかった」と思えません。だからこそ、社員一人ひとりが誇りを持って挑戦し続けることができる場を整えたいと考えています。大学生は人生の中でもっとも自由に時間を使える時です。今だからこそ、心から打ち込めることを見つけて、思い切ってチャレンジしてみてください。余談ですが、私はよく、休日にジョギングをしています。身体を動かしていると、ふとアイディアが浮かぶこともありますし、頭を空っぽにできる時間はとても貴重です。きっと、みなさんにとっても「無になれる時間」は、何かを考えるうえで大きなヒントになると思います。 学生新聞オンライン2025年6月10日取材 上智大学4年 池濱百花 情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希/上智大学4年 池濱百花/法政大学1年 渡辺碧羽

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舞台『ビットワールド THE STAGE』

舞台『ビットワールド THE STAGE』が2025年7月4日(金)に開幕しました。NHK Eテレで放送中の子ども番組『ビットワールド』は、2007年に放送スタートし、前身の『天才ビットくん』を含め、今年度25周年を迎える人気番組。デジタル世界「ビットワールド」を舞台に、視聴者参加型の企画やコント、アニメ、ゲーム要素を融合させた、創造力あふれるユニークな番組として長年にわたり愛され続けている本作がついに舞台『ビットワールド THE STAGE』として初演を迎えました。2025年7月4日(金)〜13日(日)東京・サンシャイン劇場にて上演されます。 脚本・総合演出は、 SUGARBOYの川尻恵太さん、演出は白鳥雄介さん。出演には、番組出演者でもあるいとうせいこうさん、金子貴俊さん、中田あすみさん、 横山だいすけさん、ソーズビー・キャメロンさんのほか、映像出演に升野英知(バカリズム)さん、また、舞台オリジナルキャストとして、上田堪大さん、小山百代さん、高橋怜也さん、さらに特別出演として、大和悠河さんも出演。また、日替わりコーナーゲストとして浅川梨奈さん、升野英知(バカリズム)さん、マキタスポーツさん、古坂大魔王さん、増子敦貴さん(GENIC)の豪華メンバーが舞台を盛り上げます。 このたび舞台『ビットワールド THE STAGE』開幕直前取材&公開ゲネプロに出席いたしました。 <出演者様より挨拶> ■7月4日・13日 ゲスト 浅川梨奈さん今回、初日と千秋楽にゲストで出演させていただきます。賑やかな皆さんが稽古を重ねて創り上げてきたものを見られることが、個人的にすごく楽しみです。ゲストとして、楽しませていただきたいなと思っております。 ■ゾース役 ソーズビー・キャメロンさん笑い、あり!涙、あり!危機!バトル!大変だよ、多分観て10分くらいで「まあビットワールドこんな感じで舞台化なるんだな」って多分見慣れてくんだよ。大変だぞ。(他の出演者さんに「ちょっと待って、キャラで喋るの!?」「そういう方向性!?」と言われ、)俺を置いてきてんだよ。もう10代からこの役やってると、これでアドリブとかやるだろ。もう無理なんだよ。俺が言いたいことは、「気をつけろ!」 ■ヨコヤマン役 横山だいすけさんゾースに見習って、「ビットワールド THE STAGE、来たら分かるよ!最高だよ!」ありがとうございます。 ■ソーイ/アスミン役 中田あすみさんアスミンとソーイを演じます。中田あすみです。部活のように一丸となって稽古を頑張ってきました。ビットらしい作品になっていると思いますので、どっぷりビットの世界にハマっていただければと思います。よろしくお願いします。 ■ミラレタ役 金子貴俊さん宇宙人のミラレタということで、宇宙人キャラをさせていただいています。このキャラクターは、ビットワールドのテレビの中では十何年とやってきていますが、初舞台がこの作品で、宇宙人の役で出るとは思ってもいませんでした。アドリブや無茶ぶりの場面が多くて、本当にやっていることがめちゃくちゃです。ただただ楽しんで、笑っていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 ■ビットラン役 大和悠河さん(特別出演)大変キャラの濃いビットワールドの皆さんに敵対するビットランという役をさせていただきます。25年間も続いて愛されているビットワールドの番組のステージ化に出させていただいて、本当に光栄に思っています。皆さんに負けないようにガンガンいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ■ダイゴ役 上田堪大さん最初は主に舞台に出演しているキャストが、ビットワールドの皆さんとどういうふうに溶け込んで、どういうふうに交わっていけるのかなと思ったのですが、せいこうさんのケアをすることによって、大分距離が縮まりました。本番中もしっかりせいこうさんのケアをしつつ、他の舞台とはまた違った楽しみ方があると思うので、お客様には、それを存分に楽しんでいただけるように、まずは僕たち自身が楽しんでやっていきたいなと思います。応援よろしくお願いします。 ■スミレ役 小山百代さん舞台のオリジナルキャラクターということで、この役がどのような性格で、どのようなキャラクターなのか、楽しみにしていただきたいです。暑い中、みんなで頑張って稽古で創ってまいりましたので、今日から皆様にお届けできるのが楽しみで仕方がありません。日替わりコーナーもあり、毎公演全然違うものになると思いますので、何回も観に来ていただけるよう、足を運んでいただけたら嬉しいなと思っております。よろしくお願いします。 ■ユタカ役 高橋怜也さん舞台チーム、そしてビットワールドチームが融合して、色々試行錯誤しながら稽古で創ってきました。最後は、来ていただくお客様の愛と共に、この舞台ビットワールドが完成すると思います。ぜひ一緒に創り上げて、最高に面白くできたらなと思います。よろしくお願いします。 ■マスター/セイコー役 いとうせいこうさん先程ご説明していただきましたけど、僕がまともに決まったところに立つとか、決まったことを言うってことがほとんどできないものですから、後ろで必ずここに介護って言われている人がいます。小さい声で僕に教えている人がいても気にしないでください。ハラハラしている感じも含めて、僕は楽しくて、毎日やるたびに違う解釈なども出てくる舞台になっていると思います。みなさん1回と言わず、2回、3回とぜひ観ていただき、そして楽しんでいただいて、周りの方に宣伝してくれたらなという願いを持っております。どうぞよろしくお願いします。 学生新聞オンライン2025年7月4日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵 <舞台『ビットワールド THE STAGE』公演概要> 【公演日時・会場】2025年7月4日(金)~13日(日)東京・サンシャイン劇場(豊島区東池袋3丁目1-4)全12公演【脚本・総合演出】川尻恵太(SUGARBOY)【演出】白鳥雄介(ストスパ)【出演】上田堪大 小山百代 高橋怜也/大和悠河(特別出演)金子貴俊 中田あすみ 横山だいすけ ソーズビー・キャメロン升野英知(映像出演)いとうせいこう日替わりコーナーゲスト出演者:浅川梨奈 升野英知 マキタスポーツ 古坂大魔王 増子敦貴(GENIC)(出演順)【企画・制作】ディレクションズ【主催】『ビットワールド THE STAGE』製作委員会【チケット料金】特典付SS席16,000円、一般S席9,500円、U18席5,000円(税込)イープラス https://eplus.jp/bitworld/チケットぴあ https://w.pia.jp/t/bitworld/ローソン https://l-tike.com/bitworld/公式HP:https://bitworld-stage.com/公式X(旧Twitter):@bitworld_st <ゲネプロを観劇しての感想> 子どもの頃、金曜夕方の楽しみといえば『ビットワールド』でした。番組を見ながら「もしこの世界に入れたら…」と何度も夢見たものです。そんな私にとって、今回の『ビットワールド THE STAGE』は、まさにその夢が現実になるような舞台でした。とはいえ、正直、細かい設定やキャラクターの関係はうろ覚え。それでも自然に物語へ入り込めました。舞台では世界観や登場人物について丁寧な導入があり、番組を観ていなかった方や、内容をしっかり覚えていない方でも無理なく楽しめる構成になっています。ステージ上には、あのキャラクターたちが“本当に”存在していて、まるで画面を飛び出してきたかのよう。番組らしいユーモアと創造性にあふれた演出に、気づけば大人の自分も童心に帰っていました。さらに、舞台オリジナルキャストとの化学反応も見どころ。舞台ならではの没入感を生み出し、最後まで目が離せません。そして物語後半に仕掛けられた“どんでん返し”には思わず息をのみました。予想を裏切る展開が、物語をさらに面白くしています。そして何より、登場人物たちの困難に立ち向かう姿や仲間を信じる力に心を動かされました。舞台を観終わったあと、自分の背中を押してもらえるはずです。懐かしさと新しさが同居する、不思議で楽しい“異次元トリップ”。ぜひあなたも、“リアルなビットワールド”を体感してみてください!津田塾大学3年 石松果林 私自身も、2025年4月にSNSで「Eテレ番組 ビットワールド 舞台化決定」の情報を目にして以来、驚きとともに大きな期待を抱いていた一人です。演出、照明、素敵なキャストさんのユーモア溢れるお芝居で、観客である私たちも、ビットワールドの世界に飛び込んだかのような没入感を味わうことができました。一度でも『ビットワールド』を視聴したことのある方であれば、舞台オリジナルキャラクター3人に共感できると思います。この作品を観劇した後、テレビで放送されている『ビットワールド』の見え方がきっと変わるはずです!世代を問わず楽しめる、素敵な舞台作品でした。ビッステがたくさんの人に愛され、誰一人欠けることなく、無事に千秋楽を迎えられることを願っています。城西国際大学2年 渡部優理絵

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テリー伊藤 コラムVol.57 遂に大谷翔平が投げた

遂にドジャース大谷翔平が本拠地でのパドレス戦に投手として先発した。2023年8月23日、エンゼルス時代のレッズ戦以来663日ぶりに上がったマウンド。振り返ってみれば、2023年8月23日レッズ戦に先発し「腕の疲労」が2回途中降板、9月には右ひじの手術を受け、昨年は野手としてプレーをする裏で懸命なリハビリを続けていた。ドジャース移籍後初のマウンドは1回28球を投げて2安打1失点、最速は161キロで二刀流復帰を果たした。試合後のインタビューで大谷は「結果的にはいまいちでしたが、自分の中でいいイメージを持って出来るいい一日だった。」と答えている。さらに「いいオフェンス、ブルペンもそうだけど、素晴らしい野球だった。皆で勝ち取った勝ち方だった。」と笑顔を見せた。 それにしても誰もがまさかの登板と思ったに違いない。早くてもオールスター明けとの大方の予想を見事に外させた。登板Xデイは当然ロバーツ監督、コーチ、ドクター、フロントとも多くの時間をかけて議論を重ねたと思われる。最後はマウンドで投げたいという大谷自身の情熱が押し切ったのだ。 冷静に考えると、先発ピッチャーが1回しか投げずにマウンドを後にする、オールスターの試合ならあるかもしれないが、公式戦では極めて異例な配慮なのでは。2番手投手もコンデション作りが大変なはず。次回からどう大谷投手を使って行くのかロバーツ監督の腕の見せ所となる。投手をやることによって本塁打の数も減少することも予想される。さらに故障の可能性も高くなることも。 それにしても大谷翔平はファンにも、チームメイトにも愛されていると改めて感じた。ドジャースに入団してからの功績をチームメイトもよく知っている。初登板は感謝の意味もあり、観客、選手の大谷をバックアップする熱意を感じた。残る今シーズン、二刀流がベストなのか正直言って私にはわからないが、これだけは言える。インタビューに答えていた「今日はいい一日だった」この言葉こそ全てではないか。大谷は野球が楽しかったのだ。私たちはメジャリーグに来てからの大谷の活躍でどれだけ幸せを享受されたか。日本では時差の関係上、ドジャースの試合が朝に放送されることが多い。そんな時、必ずホームランを打ってくれる。「よし大谷が打ったから今日も一日頑張ろう!」と思って学校、仕事に出掛ける。それだけではない。病気と闘っている人も元気を貰っている。結果がどうであれ、野球人大谷が楽しいベースボールをやれるのならそれでいいのだ!応援するしかない! テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

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映画『「桐島です」』

偽名で生きてきた。けれど心までは、偽らなかった。 2024年1月26日、衝撃的なニュースが日本を駆け巡った。1970年代の連続企業爆破事件で指名手配中の「東アジア反日武装戦線」メンバー、桐島聡容疑者(70)とみられる人物が、末期の胃がんのため、神奈川県内の病院に入院していることが判明した。男は数十年前から「ウチダヒロシ」と名乗り、神奈川県藤沢市内の土木関係の会社で住み込みで働いていた。入院時にもこの名前を使用していたが、健康保険証などの身分証は提示しておらず、男は「最期は本名で迎えたい」と語った。報道の3日後の29日に亡くなり、約半世紀にわたる逃亡生活に幕を下ろした。桐島聡は、1975年4月19日に東京・銀座の「韓国産業経済研究所」ビルに爆弾を仕掛け、爆発させた事件に関与したとして、爆発物取締罰則違反の疑いで全国に指名手配されていた。最終的に被疑者死亡のため、不起訴処分となっている。 桐島は何を思い、どんな事件を起こし、その後、半世紀にわたって、どんな逃亡生活を送っていたのか。学生新聞インターンが鑑賞した感想をご紹介します。みなさんもぜひ劇場へ! 本作は取材を元にしたフィクションの映画ではありますが、桐島聡の半生を目の当たりにして、単なる「指名手配犯」としてだけではなく、「1人の人間」としての情を感じ取ることができる作品でした。重要指名手配の貼り紙を見て、顔と名前しか知りませんでしたが、一生懸命に土木作業の仕事をしたり、近所の人と挨拶を交わしたりしていたのだろうと貼り紙からは想像できなかった普通の生活を感じましたし、本作では、彼の社会的に弱い立場の人を大切にする考え方を垣間見ることができます。昨年、最期に本名を明かしたというニュースを見た時は衝撃を覚えましたが、50年前の連続企業爆破事件を知らなくても、なぜ彼らが事件を起こしたのか、何を思って生きていたのか考えさせられました。罪を犯したことには変わりありませんが、事件の動機は助けたい誰かのためだったのかもしれないと、事件に対する見方を広げてくれる作品です。上智大学4年 白坂日葵 「逃げる」という行為の重みを、これほどリアルに感じたのは初めてでした。映画を観て強く思ったのは、ただ事件の概要を知るだけでは見えてこない、桐島という一人の人間が抱えていた孤独や不安、そして後悔が、画面の向こうからひしひしと伝わってくるということ。ニュースや記事では知り得なかった「感情」が、確かにそこに存在していました。特に印象的だったのは、いつ素性がバレるか分からないという緊張感の中で生き続けることの苦しさです。その張りつめた日常が、静かな演出と毎熊克哉さんの繊細な演技によって丁寧に描かれ、観ているこちらの呼吸まで浅くなるような感覚に包まれました。桐島の行動の動機も、言葉ではなく、表情や間の取り方を通じて自然と伝わってきて――気がつけば、彼を理解しようとする自分がいました。事件の指名手配犯を描きながらも、問いかけてくるのは「人として、どう生きるか」。観終わったあとも余韻がじんわりと残り、静かに心を揺さぶられる作品でした。津田塾大学3年 石松果林 幼い頃から、よく交番で見かけた桐島聡さんの指名手配ポスター。当時はその顔写真を見るたびに、ゾクゾクするような気持ちに襲われ、歳を重ねてもそのインパクトは絶大でした(笑)。しかし映画では、そんな私のイメージとは裏腹に、桐島さんの逃亡生活を悠々と描いているという印象を受けました。その地で出会った人と交流を重ね、対話をし、関係を築いていく様子に、「この人は本当に犯罪者なのだろうか」と途中で感じてしまうほどでした。さらに、フィクションとノンフィクションの融合は、「この人は実際にこんな優雅な生活をしていたのかもしれない」、「でも、こんなに楽に生きられているはずがない」と、まさに観ている人の想像を掻き立ててくれます。また、落ち着いた生活の中で、時が経つにつれて家の様子や周りの人々の時代観が変化していく過程にも、ぜひ注目してみてください。そもそも、”普通の生活”とは何なのか。常にさまざまな想像を膨らませながら、ひとりの人生を見守る気持ちで観ることをお勧めします。国際基督教大学3年 若生真衣 みんな見たことがあるあの顔、私は顔だけで彼が何の罪を犯したのかまでは把握していなかった。映画を見る前は、指名手配犯故彼はもっと凶悪で、危険な思想の持ち主だと思っていた。でも映画が映し出した彼は、困っている人に率先して手を差し伸べ、弱い立場の人々に寄り添う、確固たる正義感を持った人だった。その正義が結果として犯罪に繋がってしまったわけだが、「犯罪者だから危険」という画一的な見方をすることの偏見に気づかされた。舞台である高度経済成長期の日本では、不当に扱われた労働者による労働運動が起こっていた。現代は働き手が神様と言われるほど、どんどん労働供給制約社会化が進行し、労働者は選ばれる側から選ぶ側に移行している。今の時代なら労働環境に不満があればストライキよりも転職を考える人が多いと推定できる。つまり時代背景も、彼の行動に影響を与えたと言える。もし彼がインターネットのある現代の学生だったら、爆破という犯罪に手を染めず、自由な人生を送れていたのだろうか。青山学院大学1年 松山絢美 映画『「桐島です」』 出演:毎熊克哉奥野瑛太 北香那高橋惠子監督:高橋伴明脚本:梶原阿貴、高橋伴明 音楽:内田勘太郎 撮影監督:根岸憲一配給:渋谷プロダクション2025年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/日本語/105分©北の丸プロダクション2025年7月4日(金)より新宿武野館蔵ほかにて公開

コラム

テリー伊藤 コラムVol.56 「心配喫茶カノン」オープンしました

2025年7月からFMヨコハマで新番組始めます。タイトルは「心配喫茶カノン」、放送時間は毎週日曜の18:00~18:15。今時珍しいラジオドラマ形式。私は、横浜大さん橋近くの海岸通りにある「心配喫茶カノン」のマスター役で出演します。従業員もお客さんも皆心配性、毎回それぞれの心配事を持ち寄ってドラマは進行してゆく。 第一話の心配事は、お節介にも渥美清主演、映画『男はつらいよ』のストーリーから考えてみた。寅さんの実家「とらや」の裏にある工場のタコ社長が亡くなったら工場はどうなるのだろう。これからの時代、町の印刷工業は経営が大変そうな上に、タコ社長の子供達は独立していき、工場を継ぐ気持ちはない。寅さんの妹さくらの旦那ひろしさんはタコ社長の工場で働いているけれど、人柄が良すぎて社長の器でもない。そうなると柴又駅から10分位の所に建つ約100坪の印刷会社は、駐車場にするか、はたまたアパート経営をする選択肢もある。 映画「男はつらいよ」の心配事はこれだけでは済まない。主役の寅さんは好き勝手な人生を送っていた。全国各地で借金をしていた可能性も考えられる。そうなると妹のさくらに返済義務が発生するのではないか。これまた心配になってくる。逆に意外と寅さんはしっかり者で、そこそこ貯金があった場合、さくらがすんなり貯金を引き出す事って出来るのか。そうなんです、映画「男はつらいよ」を笑いながら見ていても、こんなに心配事が浮かんでくる。 ラジオ番組もフリートークが全盛時代。ドラマの企画書をスポンサーに提出した際、最初は戸惑っていたが、得意な私の口八丁手八丁で何とか通してもらう事が出来た。普段はバラエティ番組がメインの制作スタッフも、初の連続ドラマにまごつく事もあるが、スポンサー、広告代理店の手前、根拠の無い強気と陽気さだけで押し切り、会議を進行している。同時にYouTubeでも配信する事になるので「心配喫茶カノン」のモデルとなった、私が10年以上前から行きつけにしている、大桟橋海岸通りにあるカフェ「カンファーツリー」に行き、動画収録をしたところ、出演者、スタッフとも最高に盛り上がった! 台本だけでは分からなかった「カノン」のイメージに統一感が出たのでは。映画「男はつらいよ」の「とらや」を求めてファンが帝釈天に行くように、モデルとなった「カンファーツリー」にラジオを聞いてくれたリスナーが訪ねてくれたら嬉しい。お勧めは横浜一美味しいコーヒーとアップルパイ。お腹の空いた人にはナンカレー。 どうです?「心配喫茶カノン」のモデルとなったお店訪ねてみませんか。心配事大歓迎ですよ。 ※写真は「心配喫茶カノン」のマスター役:テリー伊藤、マスターの娘役:吉竹史さん、アルバイト役:水音(みおん)さん テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

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iU『日本で1番受けたくなる講座』第1回

TOP CONNECT株式会社 代表取締役 内田雅章はiU 情報経営イノベーション専門職大学の特任教授に就任いたしました。2025年4月より起業志向の学生を対象とした特別講座『日本で1番受けたくなる講座』を開催し、上場企業を含む経営者を講師に招いた実践的な特別講座を実施いたします。講師である経営者は、採用担当者同行の元、講座中にリクルーティング活動ができるという異例の形態にて実施予定です。 この4月30日に内田雅章による初回の講座が開催されました。 開催日時:2025年4月30日(水)16時30分~18時​開催場所:iU 情報経営イノベーション専門職大学 講義室1-1​内容:人脈力のつくり方(社長の心の掴み方)​ 講師:TOP CONNECT株式会社 代表取締役 内田雅章(うちだまさあき)​ プロフィール:愛知県出身。早稲田大学卒業後、三和銀行、仕出し弁当販売業、マンションデベロッパー、銀座のクラブ経営を経て、日本ベンチャー協議会事務局長に就任。株式会社就職課の創業者。現在は人脈を切り口にしたコンサルティング業務を行うと共に、2014年6月にTOP CONNECT株式会社を設立。主な著書に『図解「人脈力」の作り方』(講談社+α文庫)、『政治屋失格』(ビジネス社)、『すごい!ビジネスモデル』(万来舎)など計39冊。​ ■講座のポイント 「努力の量よりも質が大事であり、上に行くには工夫と仕組みが欠かせない」SNSがない時代の人脈づくりは、自ら高級ホテルのバーへ行き、社長に話しかける訓練を行っていたそうで、その教訓から”会いたい人には自ら会いに行く姿勢”が大切だと教えてくれました。また30代の頃、銀座でクラブを開業した際の体験談も交えながら、”正しいやり方”と”相談相手の重要性”について語られました。「普通の人に相談しても普通の答えしか返ってこない」との考えから、異業種や立場が違う人にこそ相談すべきだと強調。さらに、「学校の試験では、他人の力を借りるのは禁止だけれど、ビジネスではむしろ他人の力を借りることが成功への近道。スピードと完成度とコストが全てであり、誰の力を借りるのかは関係ない。」と語り、社内外の力を積極的に借りて結果を出すことの重要性を力強く説きました。そのうえで、成功には「自分でやらずに任せる力」も必要だと述べていました。 ■講座を受けた感想 「普通の人に相談しても普通の答えしか返ってこない」という言葉が特に印象に残りました。人は無意識のうちにそのことを理解しているからこそ、価値観はそれぞれ異なりますが、“有名大学に入学すること”や“有名企業に入社すること”を目指す傾向があるのだと思います。このことを今回の授業で内田さんに明確に言語化していただいたことで、自らの選択や行動に対する考えや意識が変わった学生も多いのではないかと感じました。(城西国際大学2年 渡部優理絵) 熱量だけじゃ勝てない。正しいやり方でやることが一番大事。ビジネスは自分だけでやる必要はない。人と協力してもいいから、とにかく早くゴールに到達しないといけない。今までの自分の常識を壊していくことが大切。全部自分でやるのもいいけど、ただの遠回りになる可能性がある。とにかく早く、やり方は自由という話が最も学びになりました。(iU1年 K.T) 人の繋げ方とビジネスの成り立ちを学べました。何より講師の熱意がとてもすごくて、楽しかったです。人との繋がりの話をしてくれる人はたくさんいますが、あまりピンとこなくて・・。でも今回の講座はとても楽しく勉強することができました。(iU2年 C.Y) ■次回の予定 「iU『日本で1番受けたくなる講座』第2回」 開催日時:2025年6月25日(水)16時30分~18時​開催場所:iU 情報経営イノベーション専門職大学 Presentation Room内容:2030年AI人材不足到来!必要とされるAI人材とは? 講師:TOP CONNECT株式会社 代表取締役 内田雅章(うちだまさあき)​ゲスト講師:AIストーム株式会社 代表取締役 今井俊夫氏

コラム

テリー伊藤 コラムVol.55 横須賀に大型倉庫借りました

私は無類の車好きである。言うまでもなく世間も殆ど知っている。嬉しいのか、悲しいのか、自分の車を3週連続で車検に出すことになり、積載車で去っていく現場をインスタに掲載したところ、連続してヤフーニュースに載ってしまった。最近購入した「世界で一番美しいセダン・シトロエンC6」も僅か半年で手放す暴挙にでてしまった。言い訳としては、駐車場に停めていた時に助手席のガラスを割られてしまい車屋さんに持って行くと、本国からパーツが届くのに4か月は掛かるとの事。そんな話を店先でしていたら、何と前から気になっていたルノーアバンタイムが置いてあるではないか。すると店長が「シトロエンC6と同じ位の価格なので交換してもいいですよ。」と。そんな訳で急遽ルノーアバンタイムに乗ることになった。車愛が無さすぎる。 それにしても、私の車好きは止まらない。考えてみると私も立派な高齢者なのだ。いつまで健康で車を運転出来るか分からない。そこで取り敢えずここ数年間好きな車をたくさん乗ってみたいと決意する事に。ジャンジャン買って乗りまくる。ただし購入する基準はある。高額なスーパーカーであるランボルギーニやポルシェ、フェラリー、高級セダンタイプのロールスロイス、ベントレー、ベンツのような車には興味がありません。と言うか、予算も当然ないし、車好きな人には怒られてしまうが、購入しても直ぐに他の車が欲しくなるタイプなので、手頃な車をとっかえひっかえ乗りたいのです。同じ車にも街で出会いたくない。 では所有した車を何処に置くか。YouTubeで一緒にやっているイクラちゃんに相談した所、「二人とも神奈川に家が有るから横須賀辺りに置くのがいいよ。」とのこと。確かに東京中心部での1ヶ月の駐車料金は5~6万は当たり前、とてもじゃないが数台の維持費だけでも大変な事に。そこで友人でもある横須賀の中古車販売ブルーオートの長谷川さんに相談したら、わずか2日で最高の倉庫を見つけてくれた。大通りに面した立地、20台以上は置けて車の出入りもし易い。更に大家さん夫婦が話し好きで最高の人柄。ご主人が同世代で気が合い、若い頃レーサーだった話で盛り上がった。肝心の家賃も交渉の末、良心的な料金にしてくださった。条件は揃いました。 YouTubeロケで知り合った、横浜のMAJさんや千葉のバクヤスオートさん、小田原で子馬のポニーがアイコンのオート・エースさんなどに行って安くて楽しい車を見つけて来ます。私の事だから暫く乗って飽きてしまう予感がするので、その時は皆さん買ってください。GARAGEの名前は『BUCKDROP・T&I』に決定!見たこともない車購入しますのでいつかお店に来てね。もちろんイクラちゃんの車も在ります!LAの車屋さんでいい車があったら紹介してね。 テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

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女優 畑 芽育

一度は諦めた女優。考え方を変えてお芝居が天職と思えるように 女優 畑 芽育(はた めい) ■プロフィール女優。2002年4月10日生まれ。東京都出身。幼少期から活動を始め、2023年に『なのに、千輝くんが甘すぎる。』で初のヒロインを演じると確かな演技力と圧倒的な透明感で一躍話題に。映画『君がトクベツ』が2025年6月20日(金)に公開される。なにわ男子の大橋和也がW主演。 ドラマ『最高の生徒〜余命1年のラストダンス〜』や映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』で主演を務め、高い演技力と圧倒的な透明感で一躍有名となったのが畑芽育さん。2025年6月20日公開の映画『君がトクベツ』でW主演を務め、活躍が期待されている若手女優だ。女優になるまでの道のりや、『君がトクベツ』の見どころについて伺った。 女優として生きていくことを決断したのは、高校2年生の時でした。進路選択の時期を迎えた時に、芸能活動を続けるかどうか、とても悩んだ時期があったんです。1歳の頃から芸能活動をしていますが、幼少期から夢がたくさんありました。ダンスが大好きで、振付師やインストラクターに憧れた時期もあれば、韓国文化にハマって韓国語を生かした仕事を夢見た時期も。高校生の時は純粋にお芝居を楽しんでいましたが、いろいろなものに興味があったこともあり、お芝居を一生の仕事にするとは考えていませんでした。 ■お芝居が天職と思えるように 高校生になって進路選択が迫ってきた頃、将来の道をどうするか考えながらお芝居と向き合うようになりました。もともと誰かと自分を比べては落ち込みやすい性格なので、仕事のことを考えない時間が欲しくなったり、周囲の同級生たちと同じように大学に進みたいと考えたりすることもありました。その時、マネージャーさんに「芽育のお芝居を見たいと思っている人はたくさんいる。」と声をかけていただいたんです。私には引き留めてくれる人がいることに気付かされ、感謝の気持ちでいっぱいでした。もともと飽きやすい性格なのですが、好きなことに対しては貫くタイプだと思います。これまでの人生で唯一続けられているのがお芝居なので、これが天職だと胸を張って言えるようになりたいです。 ■比べるのは他人ではなく、過去の自分 お芝居は自分ではない誰かを演じることで、想像力や人間力を高めることができることが魅力だと感じます。子役時代を振り返ると、オーディションに合格した周りの子役さんに引け目を感じたり、自分の悪いところを考え込んでしまったりと、悩みもたくさんありました。私は困った時は誰かに相談することが多いのですが、好きな言葉に「人と比べるのではなく、過去の自分と比べる」というものがあります。過去の自分と比べて少しでも成長していれば、きっとそれは自信に繋がるはず。小さな目標を積み重ね、成功体験を積むことで、自分を少しでも愛していけるようにしたいと思っています。 ■映画『君がトクベツ』 私自身、漫画家の幸田もも子先生の作品が大好きで、今回主演を務めさせていただけることをとても嬉しく思います。原作を読みながら、自分が演じたらどんなキャラクターになるか想像して胸が躍る感覚でした。私が演じるさほ子は、過去にトラウマを抱えていながらもとても純粋な性格で、感情表現が豊かなところが自分と似ていると感じています。大橋さん演じる皇太は、国民的アイドル間違いなしといっても過言ではないほどキラキラしたキャラクターで、大橋さんがどんなふうに演じられるのか毎回楽しみにしていました。さほ子は個性的で早口なところが印象的なキャラクターなので、コメディの大切な要素として丁寧に演じています。ぜひ劇場でお楽しみいただけると嬉しいです。 ■楽しい現場づくり 今後は、賞をいただけるような女優になることが目標です。作品を見て、自分を見つけてくれた人に認めてもらえるようなお芝居をしたいと思います。心がけているのは、「楽しく仕事をする」ということです。主演をいただくことが増えてからは、より一層、現場の雰囲気を良くしようと意識しています。良い作品ができるのも、現場の雰囲気の良さがあってこそ。良い作品作りに貢献できるように、雰囲気作りは1番大切にしたいです。 ■大学生へのメッセージ 私は今年23歳になりますが、今でも幼少期から憧れた教員になってみたいと思うこともあります。今は女優の道を選択しましたが、やりたいことはまだまだ何でもできると思っています。今置かれている環境に捉われず、自分の素直な気持ちに耳を傾けて、自分のしたいことをじっくり考えてみてほしいです。 学生新聞オンライン2025年3月9日取材 上智大学3年 白坂日葵 映画『君がトクベツ』6月20日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか 全国ロードショー 出演:畑芽育 大橋和也木村慧人(FANTASTICS) 矢吹奈子 山中柔太朗(M!LK)大久保波留(DXTEEN) NAOYA(MAZZEL)星乃夢奈/遠藤憲一/佐藤大樹(FANTASTICS) 原作:君がトクベツ/幸田もも子(集英社マーガレットコミックス刊)主題歌:LiKE LEGEND「YOU ARE SPECiAL」配給:ギャガ© 幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会 ヘアメイク:菅長ふみ / スタイリスト:平田雅子 / カメラマン:下田航輔 衣装ボーダーニット¥16,000/THE△TOÉスカート¥17,900/DESIGUALサンダル¥23,100/ALM.イヤリング¥8,200/viola(ロードス)ゴールドリング¥7,300/クロレココ(ロードス)シルバーリング¥33,000/SUQUA

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第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER ~アーテ...

22025年3月1日(土)国立代々木競技場 第一体育館にて開催された『第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER』。今回のテーマは「HERE WE GO!」。20周年を迎えるTGCは、未来に向けて新たな一歩を踏み出している。春の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 S/Sの多彩な豪華出演者の中から7人組アイドルグループHANAのメンバーにお話を伺った。 ■HANA(ハナ)プロフィール BMSG × CHANMINA GIRLS GROUP AUDITION PROJECT 2024“No No Girls” から誕生した『HANA』。 CHIKA, NAOKO, JISOO, YURI, MOMOKA, KOHARU, MAHINAからなる、7名組ガールズグループ。 ■パフォーマンスをする上で大切にされているマインドは? YURI:私は「お客さんはみんな味方だ」と思いながら常にパフォーマンスするようにしています。 CHIKA:楽しむ心ですね。私たちが楽しまないとお客さんにその楽しさは伝わらないからです。そしてその楽しむ気持ちも、いつもみんなで共有しています。 MOMOKA:私は、あえて緊張するように心がけています。たとえ緊張していなくても、していると言い聞かせて自分を奮い立たせています。その活力で、緊張すらも楽しめるようにしていますね。 ■学生時代にやって良かったことは? MAHINA:今まだ在学中なのですが、中学生の時は勉強を頑張っていたので、計画を立てて勉強をする姿勢は、現在にも活きていると思います。 YURI:周りの人たちやアーティストさんの良いところを盗むように心がけていました。当時は、マライア・キャリーさんの曲にさえ対抗心を燃やしていましたね(笑)。でも、その情熱を持っていて良かったなと思います。 NAOKO:小さい頃から母に言われ、続けていたのが、手帳に日記と予定を書き込むことです。そのおかげで自分の予定管理も上手になったし、何より日記をつけたことで自己分析が上手になりました。 ■これから夢を掴もうとしている学生へメッセージをお願いします。 YURI:以前ちゃんみなさんから、「努力することも大事だけど、一度昔の自分を振り返ってみるのも大事」というお言葉をかけていただいたことがあるのですが、その言葉は私の心にも深く残っています。この言葉を、そのまま皆さんに伝えたいです。 KOHARU:夢を追いかけることは、本当にしんどいことだと思います。「なんでこんなに頑張っているのだろう」と思うこともあるかもしれません。ただ、それは決して無駄ではありません。ちゃんみなさんの楽曲「PAIN IS BEAUTY」には、「痛みって美しいんだ 私を綺麗にしたんだ」という一節があるのですが、本当にその通りだと思います。 NAOKO:苦しくなることもたくさんあると思います。でも、自分のしたことをぜひ褒めてあげてください。それを重ねれば重ねるほど、努力になり、いつか自分に帰ってくるはずです。 JISOO:「できるまでやればできる」という言葉が大好きです。夢を叶えるまではしんどいかもしれないですが、皆さんも、できるまで諦めないでいただきたいです。 ARTIST LIVE HANA©マイナビ TOKYO GIRLS COLLECTION 2025 SPRING/SUMMER 取材者:国立基督教大学2年 若生真衣 イベント名称:第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER(略称:マイナビ TGC 2025 S/S)開催日時:2025年3月1日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:国立代々木競技場 第一体育館公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25ss/ ■お知らせ「Burning...

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テリー伊藤 コラムVol.54 ミスター、有難うございました。

ミスタープロ野球長嶋茂雄さんが2025年6月3日午前6時39分、肺炎のため都内の病院で亡くなった。89歳だった。日本中が悲しみに包まれている。長年スーパースターでありつづけだが、世代によってミスターへの印象は違う。現役を知らない若い世代は、ユニークなコメントをする方。監督時代は原辰徳や松井秀喜を育てた印象があるのではないか。私世代にとってのミスターは野球人として圧倒的な存在だった。彼が読売ジャイアンツに入団した昭和33年の日本はまだ貧しかった時代で国全体がモノクロの世界だった。街並みも人も車もモノトーン。後楽園球場の観客席を見渡しても、男性は白の開襟シャツか会社帰りの暗いグレーのスーツ、若者達も学生服を着て観戦していた。しかし長嶋茂雄だけはカラーだった。そこだけ眩しく輝いていた。当時のプロ野球にも勿論川上、金田、別所とスターはいたが、やはりモノクロの世界。ミスターだけが別次元の輝きを放っていたのだ。 長嶋が立教大学から巨人に入団する前、プロ野球より六大学野球のほうが人気があった。そんな事情もありプロ野球界も派手なプレーをする選手もいなかったのでは。そこにミスターが彗星のように現れる。開幕戦では、国鉄スワローズ金田投手から4打席4三振の洗礼、ホームランを打ってもベースを踏まずアウト、果敢にホームスチールをしてもアウト。かと思うと、初の天覧試合でサヨナラホームランを放ち勝利を引き寄せる。ミスターの一挙手一投足に日本人が驚きの連続だった。当時私は子供ながらに「日本のプロ野球に一人だけメジャーリガーがプレーをしている」「日本人が知らなかった本当の野球の楽しみを教えてくれた」「新しい時代が来た」そう感じたが、それは私だけではなかった。「こんなに楽しくプレーをしていいんだ」と、日本中の野球に対する概念を一瞬にして変えてしまった。エルビスプレスリー、ビートルズが音楽シーンに革命をもたらせたように、野球界をたった一人の男、長嶋茂雄が変えた。ミスタープロ野球と呼ばれる訳はここにある。 当時私の住む築地にも草野球が出来る原っぱがあった。学校帰りにそこで野球をするのが日課で、遊んだ後は皆で近所の銭湯に行った。銭湯が近づくとそれまで笑って話していた仲間が猛ダッシュに。だれが一番早く下足箱の3番の札を手に入れるか競ったものだ。足の遅い私は取れた試しがない。その銭湯も今はないが、大好きだったミスターへの想いは消えることはない。 今は寂しい、悲しいと感情を伝えるより、たくさんの想い出と勇気と人生を教えていただいたミスターに「有難うございました。」を伝えたい。 テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

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テリー伊藤 コラムVol.53 10年振りの再会で泉ピン子ちゃんが謝ってきた

泉ピン子ちゃんと雑誌の対談で10年振りに会った。いきなり「テリーさん、あの時は、ごめんなさい。怒って本番中にも拘わらずスタジオを出て行って。海老名香葉子さんが止めるのも聞かずに。」と頭を下げてきた。10年以上前の事で何の事か状況が全く思い出せない。改めて聞くと… 当時私の演出したバラエティー番組にピン子ちゃんが出演した際に、驚くリアクションが欲しくて突然箱からヘビを出した所、大激怒。収録が中断となる大騒動となった。思い出しました。それにしてもピン子ちゃん、よく覚えていました。まして謝罪するなんて。「テリーさん、私も少しは大人になりました!」と、その言い回しの可愛い事。巷で言われている怖いイメージは全く無かった。それより何か一緒に仕事がしたくなってきた。 ピン子ちゃん最近死生観が変わったらしい。芸能界で尊敬する師でもあり親友でもあった森光子さんと橋田寿賀子さんの死と向き合い、私も終活しなくてはと身の回りの宝飾品を半分以上知人にあげてしまったそうだ。その後ふと我に返った時に、また宝飾品をせっせと買っている自分がいるのに気付き「もう終活や~めた」となった次第。今度プレゼントするとしてもブランドバッグに “ピン子” とマジックでサインして転売はさせないと鼻息は荒い。こんな調子で全ての話が面白い。 そこでピン子ちゃんに相談。私も無駄遣いの王様なので「ピン子・テリーの無駄遣い珍道中」の企画をテレビ局に売り込みに行こうと話したら大乗り気。「私ギャラ安くても構わない、入浴シーンもOK、演出に口を挟まないし途中で家に帰らない。ロケ弁にも文句を言わない。でも近頃の芸能界の文句は言わせて貰います。」とやる気満々。番組タイトル『ピン子、テリーの無駄遣い珍道中』先ずは渋谷、原宿、新宿を徘徊し、気になるお店で無駄遣い三昧。夜の歌舞伎町ホストクラブにピン子が初入店を果たし、どんなタイプの男性を指名するのか。鎌倉の由緒あるお寺に行き、長き芸能生活を歩んで来ての懺悔話をご住職に聞いて頂き「有難い喝」を頂く。勿論グルメあり、愚痴、怒り、サーフィン挑戦ありの盛り沢山。 そんな訳で局に提出の企画書も出来上がり、近いうちにプレゼンを予定している。もちろん1回の特番で終わらせる気はなく、2回目は京都篇、3回目は金沢、4回目は北海道と企画は拡がるばかり。どこまで実現するかわからないが夢は持たないと。それにしても10数年振りに再会したピン子ちゃんの謝罪から始まった物語、何とか実現させたい。頑張ります。 テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

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JATA海外旅行アンバサダー就任発表会

日本旅行業協会(Japan Association of Travel Agents、以下、JATA/本部所在地:東京都千代田区、会長:髙橋広行((株)JTB取締役会長))は5月28日(水)、海外旅行拡大プロジェクト「もっと!海外へ」の「JATA海外旅行アンバサダー」に就任した岩田剛典(いわた・たかのり)さんを招き、東京・霞が関で「海外旅行アンバサダー就任発表会」を開催しました。岩田さんは、アンバサダーとしての意気込みや出演する新WebCMの撮影秘話、旅にまつわるエピソードなどを語ってくれました。 ■日本旅行業協会(JATA) 会長 髙橋広行 ご挨拶 私は、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)の会長として、今、日本人の海外旅行需要の回復に強い危機感を抱いています。インバウンドは過去最高の水準に達する一方で、日本人の海外旅行はコロナ前の水準にまだ遠く、パスポート保有率も17%台と低迷しています。この状況を打開すべく、私たちは航空会社や各国の観光局と連携し、パスポート取得支援キャンペーンや特設サイトでの情報発信などを展開しています。さらに今回、若い世代に向けた発信力を強化するため、岩田さんを「海外旅行アンバサダー」に迎えることとなりました。彼の海外への強い思いや行動力は、多くの若者の心に響くと確信しています。今後も共に、海外旅行の魅力を伝え、日本の未来を担う若者が世界へ羽ばたくきっかけを作っていきたいと思います。 ■「JATA海外旅行アンバサダー」に就任した岩田剛典さん このたび、日本旅行業協会「もっと海外へ。」キャンペーンのアンバサダーに就任することになりました。まさか自分にこのような役割が巡ってくるとは思ってもいなかったので、正直驚きましたし、同時にとても光栄に思っています。 30代半ばに差し掛かり、仕事でもプライベートでも「もっと外の世界を見てみたい」という思いが強くなってきたタイミングでした。そんな中で「もっと海外へ。」というメッセージにはすごく共感できました。海外旅行は、国内では得られない価値観や文化に触れることができる、本当に貴重な時間です。僕自身、旅先での出会いや経験から刺激を受けて、自分の考え方や表現の幅が広がったと感じています。 プロモーション映像の撮影はハワイで行いました。実はスケジュールがかなりタイトだったのですが、普段の旅行では訪れないようなローカルなスポットにも行くことができて、とても新鮮な体験になりました。映像では、旅の空気を肌で感じる僕の“素の姿”も映っています。ぜひ楽しみにしていてください。 また、旅先で僕が実際にセレクトしたお土産をプレゼントする企画もあります。僕の旅の思い出をファンの皆さんと少しでも共有できたら嬉しいです。 旅のスタイルとしては、あまり細かくスケジュールを立てず、その場の雰囲気や気分で動くのが好きです。特に海外のコンビニに行くのが好きで、その国の生活感が見える場所だと思っています。小さな違いから文化や価値観の違いを感じられるのが楽しいんですよね。 今回のアンバサダー就任を通じて、「海外旅行はもっと自由で身近なものなんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。特に若い世代には、ぜひ積極的に海外へ出て、いろんな価値観に触れてみてほしいと思っています。僕自身も、今後は海外でのライブや表現活動など、さらに外の世界に向けてチャレンジしていきたいです。 このキャンペーンが、誰かの一歩を後押しするきっかけになれば、こんなにうれしいことはありません。 学生新聞オンライン2025年5月28日取材 中央大学 4年 前田蓮峰

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第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER ~永瀬莉...

2025年3月1日(土)国立代々木競技場 第一体育館にて開催された『第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER』。今回のテーマは「HERE WE GO!」。20周年を迎えるTGCは、未来に向けて新たな一歩を踏み出している。春の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 S/Sの多彩な豪華出演者の中からモデル・女優の永瀬莉子さんにお話を伺った。 ■TGCについて TGCは、とてもキラキラしていて、セブンティーンの専属モデルを務めていた時からの憧れのステージでした。そんな場所に、自分が立っていることは、不思議な気持ちでもありますが、何よりもうれしいのが、その場で自分が「楽しい」と思えていることですね。TGCのランウェイは、お客さんからの熱が伝わってきて、ステージごとに色んな色があるので、毎回とてもワクワクします。今回は、WEGOさんのステージで、平成っぽいカジュアルでラフな衣装なので、皆さんと近い距離で歩けたのが楽しかったです。以前、別のお仕事でご一緒した方々が舞台上で普段見ない表情をされている姿を見ると、とても勉強にもなり、刺激にもなります。また、ランウェイは、1人で歩くので、心細さがあるのですが、ほかの出演者の皆さんとステージギリギリまでお話ししていたので、緊張せずに楽しめました。 ■お仕事のやりがい このお仕事をはじめたきっかけは、街中でスカウトをしていただいたことです。そこから、自分でも意識しながらテレビを見るようになり、何かを届ける側の人になりたいと思い、女優というお仕事を目指しました。撮影期間は、大変なことも多いですが、それ以上に楽しみにしてくださっている沢山の方に自分の作品が届いた時、とてもやりがいを感じます。そして、自分以外の人生を歩めるのは、演じることの大きな魅力だと思います。今後は、ドラマに加えて、映画にも挑戦していきたいですね。映画の魅力は、一つの作品とじっくり向き合えることだと思うので、是非出演してみたいです。将来の目標は、誰にでも優しい、柔らかい女優さんになること。先輩の俳優さんとお話しさせていただくと、どんな状況でも親身になってくださり、優しく話しかけてくださる視野が広い方がとても多くて。私自身も、そんな存在になりたいです。 ■大学生へのメッセージ 学生生活はあっという間に過ぎてしまうと思います。それと同時に、色んなことを吸収でき、好きなことを存分に学べる期間です。是非その人生の中でも貴重な時間を大切にし、楽しんでください。そして、迷ったら沢山挑戦し、失敗を恐れず前向きに頑張ってほしいです。 取材者:国際基督教大学2年 丸山実友 イベント名称:第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER(略称:マイナビ TGC 2025 S/S)開催日時:2025年3月1日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:国立代々木競技場 第一体育館公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25ss/

加藤眞優花

経済産業省 事務次官 飯田祐二

国と人の未来を第一に。経済産業省が描く今後の日本とは。 経済産業省 事務次官 飯田祐二 (いいだゆうじ) ■プロフィール東京大学経済学部経済学科卒業後、1988年4月通商産業省入省。2014年7月 大臣官房秘書課長、2017年7月 大臣官房総括審議官(併任 地域経済産業グループ長)、2018年7月 産業技術環境局長、2020年7月 資源エネルギー庁次長、2021年7月 大臣官房長、2022年7月 経済産業政策局長(併任 内閣官房GX実行推進室長)2023年7月より経済産業事務次官(併任 内閣官房GX実行推進室総括室長) 将来の日本を見据え、具体的な結果につながる政策を打ち立てる経済産業省。世界情勢を見据えつつ、日本が抱える課題解決に取り組み、私たち国民にとって豊かで住みやすい国をつくるべく、日々尽力されている。同省の事務次官である飯田祐二さんに、官僚の道を目指したきっかけや、社会課題解決に取り組んだ経験を経て培われたご自身の信念、ビジョンについて伺った。 私が経済産業省に入った理由は、自分がやっている仕事に意義・価値があると思える道に進みたいと思ったからです。大学1、2年生のころは、就職を特に意識しておらず、やりたいことがあまり明確ではありませんでした。就職活動をする時になり、人生において圧倒的多くの時間を使う「仕事」に「価値・意義・やりがいを持てるか」、「所得を得る手段」で「できるだけ短い時間で終わらせたい」ものでなく、「結果を出すために進んで全力で取り組みたい」と思える仕事を選びたいと考えました。それで、国や人のために役に立てるのではないかと思い、国家公務員への道を目指したのです。数ある省庁の中で経済産業省を選んだ決め手は、お会いした先輩を通じて、省が抱く課題への考え方、組織像が鮮明に見えた気がしたからです。「人」で決めました。経済産業省は、鉄鋼、自動車、流通からエネルギー、通商、中小企業、知的財産など幅広い業務を担当しています。広範囲な分野に携わる中で、それぞれの利害を調整しながら政策を作り上げることは、社会の縮図そのものです。また、入省後、特に印象に残っているのは、農水産課に配属された時のことです。農水産課では野生動物を保護するワシントン条約など貿易関連業務を担当していました。経済産業省の業務の中で、農水産課が扱うものは、決して優先度が高いものではないかも知れません。しかし、やっていくうちに面白さ、意義、やりがいを強く感じるようになりました。これらの経験を経て、広い視野で考え判断することの大切さと、どんな仕事にも意義があり、どう向き合うかは自分次第であることに気づきました。 ■事務次官になったのは「課題解決」の積み重ね 事務次官の仕事は、一言で言えば、大臣をお支えし、経済産業省全体を俯瞰的に見て組織をデザイン、管理、重要政策をリードし結果を出すことです。経済産業省の中には、事業ごとに実に多彩な部局がありますが、私は各部局が円滑に連携できるようスーパーバイズしたり、組織内の体制を整えたり、時には他の省庁との調整などを行っています。私は、現在は事務次官というポストに就いていますが、ここまできたのは日々の仕事の積み重ねだと考えています。若い頃「仕事ができる人、頼り甲斐があるのはどういう人だろうか」「そういう人になりたい」と考えていました。入省時に、多くの先輩から「入省してから5年で仕事の基礎を身につけることが不可欠」と言われました。しかし、最初は、それが何なのかよくわからず、自分なりにその言葉の意味を模索しました。経験を積むにつれ、その答えは「課題を見つけ解決する」ということなのだと感じるようになりました。前例にとらわれず、重要な課題を見つけ、解決への道筋を考え、関係者と連携、協力、調整し、これを実際に解決する。これを繰り返してきた結果が、今のポストなのだと考えています。 ■日本経済の転換点となる「経済産業政策の新機軸」とは 入省後に、バブルが崩壊、その後の産業政策は規制・制度改革が中心となったので、私自身、その旗振り役として政策を進めました。この政策は、日本が先進国の仲間入りする中で、バブルが崩壊したことを受け、日本経済を牽引する事業を創出するために、民間企業の創意工夫を阻害している規制・制度を改革するために取り組まれました。企業から新規事業等の障害となっている規制・制度の緩和要望をお聞きし、その要望について政府として対応出来るのか、難しいのか、難しい場合はその理由を明確にし、公表する、複数年の計画を作り、毎年リバイスしていく、そのような仕組みを構築しました。私は、当時としては、こうした政策は、その後の日本経済にとって非常に意義のあるものであったと考えています。しかし、経済状況は変化し、そのスピードも速いため、政策もそれに対応できるよう素早い対応が必要となります。現在、経済産業省では、規制・制度改革を中心とする新自由主義的な政策から大きく転換し、「経済産業政策の新機軸」に全省をあげて取り組んでいます。「経済産業政策の新機軸」とは、気候変動や資源循環、経済安全保障、健康、デジタルといった社会経済課題の解決を経済成長に繋げるために、官も民も一歩前に出る、必要な場合には、国もリスクを取って、大規模・長期・計画的に支援を行うなど政策を総動員するという考え方です。かつてはこうした政策を批判していた欧米を含め世界中が取り組んでおり、政策の国際競争が行われているような状況です。国内投資の拡大、イノベーションによる新事業創出、地域活性化、国民所得の向上、内需の拡大という経済の好循環を実現するために必要な政策です。現在、日本は、30年振りに国内投資が拡大し、賃上げも進んできており、良い意味での「潮目の変化」が見られる状況です。これが継続するか、これまでのようなデフレ経済に逆戻りするか、現在はその分岐点にあると考えています。ここで手を抜くことなく、継続的かつ強力に政策を実行し、今後、人口が減り高齢化が進んでも、経済成長し豊かな日本を実現していきたいと考えています。2040年に向けた「成長投資が導く2040年の産業構造」も策定しています。国家公務員という職業は、「人のため」に働き、結果を出す仕事です。経済産業省は各省庁に先駆け人事評価を導入し、その中でコンピテンシーという概念を取り入れました。これは、学歴や知識、やる気ということではなく、課題解決能力に焦点を当てた概念であり、課題解決に向けて、具体的にどういう役割を果たしたかを客観的に分析し、評価していくものです。多くの人が、自らの成長は、知識やスキルを身につけることと考える傾向があると思いますが、そうではなくて、そうした知識やスキルを使って、自らの力で課題解決に具体的に繋げられるかを評価しようとする考え方です。国家公務員として日本をより良くしていくためには、こうした能力を持つ多数の人材が必要になるし、そうした人と一緒に働きたいと考えています。私は、経済産業省で人事の仕事に長く携わって来ましたが、個人個人にはそれぞれものすごいポテンシャルがあると感じています。そのポテンシャルが発揮されるタイミングは、人それぞれ違うと思います。学生時代に発揮される人もいれば、仕事をする中で開花していく人もいると思います。大事なことは、まずは仕事を選ばずに、まず自分の力で課題解決に取り組み、やり切れるようになることです。また、やり切るためには、その意義について腹落ちすることが必要なので、その仕事は何のためにやるのかをしっかり考えるようにすることです。仕事の重要さや大きさよりも、仕事の意義を考える事です。国のため、人のために尽くしたい、結果を出したいという気持ちを持ち、課題解決能力を高め、成長していきたいという意思を持つ人には、国家公務員、経済産業省の仕事に挑戦して欲しいと考えています。 ■⼤学⽣へのメッセージ 大学生には、ぜひ世界を意識し、見て欲しいと思います。日本を考える上で、各国はどういう状況か、何をやっているのか、日本との違いなど、学ぶことも多く、極めて重要だと思います。競争相手でもあります。あとは、一生懸命打ち込めることを何か見つけてほしいですね。バイトでもサークルでも他の活動でもなんでもいいので。その中で、いろいろな課題に直面すると思うので、そこから逃げずに、自ら中心となって課題を解決する経験をして欲しいと思います。また、自分はどういう人間で、何をしたいのかは一度真剣に考えて欲しいです。学生時代に一度真剣に悩んで下さい。 学生新聞オンライン2025年4月30日取材 中央大学1年 加藤眞優花 N高等学校3年 服部将昌/中央大学1年 加藤眞優花/東洋大学3年 越山凛乃/城西国際大学2年    渡部優理絵/青山学院大学1年 松山絢美 

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第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER ~池田エ...

2025年3月1日(土)国立代々木競技場 第一体育館にて開催された『第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER』。今回のテーマは「HERE WE GO!」。20周年を迎えるTGCは、未来に向けて新たな一歩を踏み出している。春の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 S/Sの多彩な豪華出演者の中から女優の池田エライザさんにお話を伺った。 ■TGCの舞台に立つ喜びと特別な思い TGCは私にとって特別な存在です。高校生の頃、雑誌モデルをしていた時から憧れの舞台でした。当時は、TGCに出演できたらトップモデルの証だと思っていましたね。そこから仕事を重ねて出演の機会をいただき、今では毎年声をかけていただけることに本当に感謝しています。この舞台に立つことで気持ちが引き締まり、改めて頑張ろうと思える場所でもあります。これからもできる限り、この舞台を歩き続けたいです。いまだにランウェイを歩くたびに、「観客の皆さんは私のことを知ってくれているのだろうか」と、毎回少し緊張します(笑)。活動を始めて10年以上が経ちますが、温かい声援をいただけると「まだまだ頑張ろう」と強く思うことができますね。今回のショーでは、1回目のウォーキングは力強く、2回目は音楽の雰囲気に合わせてテンションを上げて歩くようにと指示をいただき、その点を意識しながら楽しみました。衣装も、細部にまでこだわりが詰まっています。前回も力強さが求められる衣装だったのですが、今回も華やかな衣装を選んでいただきました。衣装を見たときには、「TGCで自分の求められる役割やイメージがよりはっきりしてきたのだな」と感じました。普段の仕事ではなかなか着る機会がないような衣装なので、この舞台ならではの特別な気持ちになりますね。 ■自分らしく着こなす、ファッションとモデルの魅力 普段のファッションはその日の気分によって変えていて、クローゼットを開けるまでどんな服を着たいのか決めない時もあります。トレンドを取り入れることもあれば、あえて意識しないこともあり、時には真逆の雰囲気を楽しむこともあります。ファッションは自分を表現する一つの手段だと思うのですが、その感覚に囚われすぎないことも大切だと考えています。どのような服を着ていても、自分は自分であるという意識を持つことが大切ですね。モデルの仕事の魅力は、やはりお客さんと一緒にその瞬間を楽しめることです。特にTGCのようなイベントでは、ランウェイを歩くたびに歓声が響いて、私もその熱気にワクワクします。ただ服を着るだけではなく、その魅力を最大限に伝えながら、みんなと特別な空間を共有できるのが、この仕事の醍醐味だと思います。 ■自然体でいることの難しさと、その大切さ 以前は、他人からどう見られるかを気にすることが多く、時にはクールに、時には親しみやすく見せることを意識していました。しかし、最近では自然体でいることを大切にするようになりました。もともと物事を深く考え込んでしまう性格なので、理由がないと納得できないタイプでしたが、考えすぎてしまうことで仕事に支障をきたすこともありました。そこで、「これは私の明るい一面なのだ」と意識的に切り替えることで、より前向きな気持ちを保てるようになりましたね。日々多くの人と接する中で、短期間で自分を完全に理解してもらうことは難しいと感じます。だからこそ、一番大切なのは、第一印象で伝わる個性だと思います。ただ個性は固定されたものではなく、「日々変化しても良いもの」であるはず。個性があることと、個性的であることは必ずしも同じではないです。自分を無理に特定の枠にはめ込む必要はないと感じます。 ■大学生へのメッセージ 行動するときは、「誰のためにその行動をしているのか」を、一度考えてみてほしいです。面接に受かるために「いい子」になろうとしていないか、本当にそれが自分のためになっているのか。もしそうではないと感じたら、無理に頑張る必要はないと思います。それよりもたくさんの人と話して、色々なことに関心を持つ姿勢を持ってほしいです。そうすることで、自分らしさが自然と形になっていくはずですよ。 取材者:国際基督教大学2年 若生真衣 イベント名称:第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER(略称:マイナビ TGC 2025 S/S)開催日時:2025年3月1日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:国立代々木競技場 第一体育館公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25ss/

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第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER ~田鍋梨...

2025年3月1日(土)国立代々木競技場 第一体育館にて開催された『第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER』。今回のテーマは「HERE WE GO!」。20周年を迎えるTGCは、未来に向けて新たな一歩を踏み出している。春の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 S/Sの多彩な豪華出演者の中からモデル・俳優の田鍋梨々花さんにお話を伺った。 ◆圧巻のランウェイ、TGCならではの魅力 TGCは、カジュアルやモード、ドレスや着物など幅広いファッションが披露される場で、様々なジャンルの方々が出演されているので、誰でも楽しめるイベントですよね。私自身、今回の衣装は、普段の私とは全然違う雰囲気だったので、ワクワクしました。クールなステージは、歩き方も表情もかっこよさを意識しました。サングラスを外すタイミングなど細かい部分までこだわることで、衣装の魅力を最大限に伝えられたかなと思います。TGCならではの特別感を、私自身も強く感じました。 ◆モデルとして感じるやりがいと楽しさ 小さい頃から憧れていたランウェイに立てることは、本当に嬉しいです。普段の自分なら絶対に選ばないような服にもチャレンジできることもモデルのお仕事の魅力の1つ。パンツスタイルが多い私にとって、今回のスカートやノースリーブというスタイルは新鮮でした。いつもと違う自分に出会えたような感覚があるので、ステージに立った瞬間のときめきは何度経験しても特別です。さらに、季節のトレンドを誰よりも早く知ることができるのも、モデルならではの楽しさです。雑誌やTGCを見てくださった方から「このコーデを真似したい!」と言われると、そのスタイルの魅力を伝えることができたんだなと実感できて、やりがいを感じます。 ◆「好き」を突き詰める姿勢と、チャレンジを恐れない心 私はもともと好き嫌いがはっきりしているタイプなので、これまでの人生でも好きなことにはとことん夢中になってきました。逆に「これは違うな」と思ったら、あまり無理をせずにすぐ切り替えることも多いです。ただ、どんな経験も無駄ではなく、「やってみてよかったな」と思えることばかりだったと感じます。これまでのすべての経験が積み重なって、今の私を作ってくれています。これからもモデルの活動は続けていきたいし、俳優としても色々な作品に挑戦したいと思っています。今、特に興味があるのは、「いじめ」をテーマにしたもの。きちんと作品と向き合って演じることができたら、きっと新しい自分に出会えるはずだと思っています。 ◆学生へのメッセージ 学生時代は、今しかできないことがたくさんある時期だと思います。だからこそ、少しでも気になることがあれば、どんどんチャレンジしてほしいです。自分の「好き」を見つけるのは簡単ではないですが、まず大切なのは、なんでも気軽に挑戦してみること。やってみて合わなかったら、それも貴重な経験になると思うし、そこからまた新しい興味が生まれることもあるはずです。私もその繰り返しで今の自分に辿り着きました。学生時代にしかできない経験を大切にして、今を全力で楽しんでください! 取材者:津田塾大学2年 石松果林 イベント名称:第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER(略称:マイナビ TGC 2025 S/S)開催日時:2025年3月1日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:国立代々木競技場 第一体育館公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25ss/

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第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER ~小林由...

2025年3月1日(土)国立代々木競技場 第一体育館にて開催された『第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER』。今回のテーマは「HERE WE GO!」。20周年を迎えるTGCは、未来に向けて新たな一歩を踏み出している。春の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 S/Sの多彩な豪華出演者の中から小林由依さんにお話を伺った。 ■TGCについて TGCの魅力のひとつは、多彩なファッションを一堂に見られることだと思います。自分の気に入っているジャンル以外のファッションも知ることができて、学びの場にもなりますね。実際に、ランウェイを歩くモデルさんを見ては、歩き方やお洋服の見せ方などを勉強しています。今回の衣装のポイントは、「フワフワしているところ」です。最近、フリルなどのフワフワしているアイテムをポイントで使う人が増えているので、ぜひランウェイでの着こなしも参考にしてほしいです。フワフワした衣装は動きが出やすいので、今回、ランウェイではいつもより腕を振って歩くことを意識しました。私は、小さい頃からファッションが好きだったので、キラキラした空間で自分もおしゃれできるTGCの空間が大好きですね。TGCに初めて出演した時は、とても緊張していて、うまく歩けず、顔が強張っていたりしましたが、今はお客さんの方を見られる余裕もでき、ランウェイを楽しめるようになりました。 ■お仕事のやりがい 幼い頃から、芸能界には興味がありましたが、高校生になってからその思いが強くなりました。女優を目指す友達が周りにいたことで、私も挑戦したいと思うようになったんです。そして、モデルさんにも憧れがあり、雑誌を見ながらずっと夢を抱いていました。この仕事のやりがいのひとつは、私が着たお洋服を買ってくださる方がいた時です。一方で、TGCのような大きなステージに立つ時は、このお洋服をよく見せなければいけないという責任感も感じます。プレッシャーも感じるお仕事ですが、それを乗り越えた時に、やりきったという達成感を感じ、それらの積み重ねが自信に繋がっていますね。また、ファンの方の温かい声が届いた時は、すごく嬉しく、大きな原動力になっています。 ■大学生へのメッセージ 夢を持つこと自体が素晴らしいことだと思うので、いま夢がある人は、どんな無謀なものであっても、「夢を持っているということ」自体に自信をもち、諦めずに頑張ってほしいです。そして、夢をまだ持っていない人も焦る必要はないです。私自身も、グループを卒業してから、目標を見つけられない時期がありました。だからこそ、夢を持つこと自体、簡単ではないと実感しています。しかし、そこで自分の好きなことを続けることで、目標につながる何かが見えてくると思うんです。自然に何かが見える時が来るので、気負わず、リフレッシュしながら色んなことに挑戦してみてほしいです。 取材者:国際基督教大学2年 丸山実友 イベント名称:第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER(略称:マイナビ TGC 2025 S/S)開催日時:2025年3月1日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:国立代々木競技場 第一体育館公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25ss/