男女7人組ダンス&ボーカルグループ GENIC

7人で歩いた7年、まだ見ぬ景色をGENIminと

男女7人組ダンス&ボーカルグループ GENIC
増子敦貴、西澤呈、雨宮翔、西本茉生、金谷鞠杏、小池竜暉、宇井優良梨

■プロフィール
avexのDNAを継承する新グループ育成プロジェクト=a-genic PROJECTを経て、2019年結成、2020年メジャーデビューとなる男女7人組ダンス&ボーカルグループ。
デビュー5周年となる昨年2025年11月には『GENIC 5th Anniversary Live at 日本武道館』を開催し、今年2026年4月より過去最大規模の全国9都市13公演となる「GENIC LIVE TOUR 2026 -TIMES-」を完走した。今後は配信三部作となる新曲リリースを見据えながら、来年2027年1月より全国6都市24公演を巡る「GENIC LIVE TOUR 2027」を開催予定。

GENICが今年4月から約5カ月にわたり全国を巡った『GENIC LIVE TOUR 2026 -TIMES-』。過去最大規模となる挑戦や初のコンセプチュアルなステージを通して、7人が感じた成長とGENIminとの絆、結成7周年を迎える今、メンバーが語るGENICの強みと目指す未来を伺った。

■『GENIC LIVE TOUR 2026 -TIMES-』を振り返ってみて、いかがでしたか?

金谷:すごくあっという間でした。地方ごとにファンの皆さんのリアクションが違ったこともそうですし、公演終わりにメンバーみんなでご飯を食べながらツアーの振り返りができる幸せな環境があったおかげで、より楽しめたなと思っています。

西澤:今回はGENICとして過去最大規模のツアーだったので、僕たちとしてもすごく大きな挑戦だったんですよね。 正直なことを言ってしまうと、全ての公演でSold outとはいかなかったので、悔しい部分もあります。でも、みんなとそれも含めて経験できたということが今後の活動に繋がるなとも思いましたし、会場がファンのみなさんで全部埋まっている景色も見てみたいなという気持ちにもなりました。「これからさらにGENICみんなで頑張っていきたい」という気持ちが強くなったツアーでした。

増子:このツアーは今年の 4月から始まりまして、長い期間のツアーになったので、今まで以上にメンバー同士でご飯行ったりとか…。あとこれは言ってはいけないことかもしれないんですけど …。

全員:なんだ?なんだ?

増子:男子メンバーでホテルの部屋に集まったりとか…。法に触れていないですか?

全員:それは良いだろ(笑)

増子:そういうこともあって(笑)ファンのみなさん含めて、全体での絆のレベルアップができたツアーになったんじゃないかなと思います。

小池:『GENIC 5th Anniversary Live at 日本武道館』を終えてからの初めてのツアーでした。反省点と得たものをそれぞれ活かし、これからどういうライブの創り方にしていきたいかというところを確かめながらじっくりと回ることができたツアーだと思います。

雨宮:ツアーで同じセットリストをしていても、その日にしか出せないものがありますし、お客さんも地方によって変わってくるので、”今”という時間を今回のツアーはさらに大事にしていた気がしています。
そして、お客さんに対する思いや熱量、感謝が今回のツアーではさらに感じることができて、僕らとGENImin(ファンの名前)との一体感もより強くなったと思います。これをさらに連鎖させて、たくさんの人と絆のようなつながりをもっと広げていけたらいいなと思えるようなツアーでした。

西本:今回はアルバムを引っ提げてのツアーではなく、初めてコンセプトを重視してのツアーだったので、どうなるのかなという不安がたくさんありました。でも、メンバー全員が回数を重ねるごとにこのコンセプトやセットリストに対しての理解がどんどん深まり、表現できる幅も広がっていったような感覚があります。それに、みなさんとのエネルギーのやりとりみたいなものをすごく感じることのできたツアーだったなと思います。

宇井:今回、ツアー内では初めての撮影可能曲がありました。撮ってくれた動画をGENIminさんがいろいろなSNSで拡散してくれたので”ツアーを一緒にやっている”という感覚がすごく強かったと思います。都市によって雰囲気や空気感も違いますが、温かさが共通してあったツアーだなと思っていて、「GENIminさんがGENIminさんでいてくれて良かった」と思う5ヶ月間でした。

■ツアーを通して感じたGENICならではの強み・魅力を教えてください。

金谷:このツアーで、個性の強さが武器だなと感じました。 ひとりひとりのキャラクターも全然違いますし、自分自身が魅力と思っている部分と、逆に第三者から見た魅力がそれぞれ違うところも武器だなと思います。この先もお互いの強みを理解し合いながら活動していったら、もっと大きな輝くチームになるんじゃないかなと感じました。

西澤:今お話していてわかったと思うのですが、しっかりしているようでそうでないメンバーがいっぱいいるんです(笑)僕はそこが強みかなと思っています。表面が素晴らしすぎる人は近寄りがたかったり、接しづらいと思うんです。もちろんしっかりしている面もあるのですが、MCをしたりすると、本当にバカげていることを楽しそうに話したりしていて(笑)このギャップがGENICの良さだなと思っています。

増子:思いやりがある人たちが多いのが強みだと思います。世の中には厳しい方も多いので(笑)GENICのメンバーは、そのまま優しい人たちでいてほしいなって思います。パフォーマンス面は、7人揃ってダンスをすると全体に立体感が生まれるので、そこが男女混合グループならではの武器かなと思います。

■今年11月に結成 7周年を迎えられます。7人一人も欠けずに活動を続けられた秘訣を教えてください。

小池:いろいろなタイミングがあったのですが、なんだかんだやれているのは、良い意味で干渉しすぎず、程よくそれぞれの距離感で自分をしっかり持っているメンバーが多いからだと思います。7人で集まったときは7人での輝きがあるし、それぞれ一人のお仕事のときは各々がすごく強い力を発揮する。そういうところが7人で活動をできている秘訣なのかなと思います。

雨宮:僕らは話し合いをすることが多いんです。今回のツアーも毎公演終わった後に、話し合いをしていて、各々が思っていることをしっかり言い合える場を作ることができましたし、これはすごく大事なことだなと実感しました。約 7年間やってきて、グループを続けていく大変さもすごく分かったし、7人それぞれの考え方があるからこそ、それをしっかり共有しないと、意見のぶつかり合いが起こってしまうと思います。意見を共有することで「これからどうしていこうか」という答えを出していきながら進んでいけたから、今7人でいられるのかなと思います。

宇井:みんなそれぞれ根底に優しさがあるからかなと思っています。先ほど話に出ていたように、たくさん話し合いもしてきました。意見が対立したときも、相手の気持ちを考えた言い方や伝えるタイミングをそれぞれが意識しています。優しさを持ち合わせているから、たとえ大げんかをすることがあっても「もう一緒にやりたくない」となることなく、ずっと活動を続けてこられたのだと思います。

■次の目標を教えてください。

西本:来年の1月から『GENIC LIVE TOUR 2027』が始まります。ライブツアーで各地を回りながら新曲を出していき、今の僕たちが何を世に届けられるのか、僕たちとは何者なのか、何を残せるのかというところをもう一度初心に戻って向き合ってお届けしていきたいなと思います。
僕は今回の『GENIC LIVE TOUR 2026 -TIMES-』を通して、メンバーのみんなと、そしてGENIminと誰一人欠けることなくドームに行きたいと心から思いました。ドームというのはひとつのたとえで、これからもっといろいろな景色をこのメンバーとGENIminと見ていきたいです。

学生新聞オンライン2026年8月29日取材 城西国際大学3年 渡部優理絵

過去最大規模のツアーでGENICとGENIminと紡いだ絆が魅せた熱狂のステージ

8月29日、SGC HALL ARIAKEにて男女7人組ダンス&ボーカルグループ・GENICが『GENIC LIVE TOUR 2026 -TIMES-』を行なった。東京公演初日をレポートする。

今年4月より9都市13公演というグループ過去最大規模となるホールツアーで全国を巡っている。ツアーのテーマは副題にも掲げられている「TIMES」(読み:タイムズ)。
今回は特にコンセプチュアルな内容となっており、昨年の武道館公演を経てGENImin(ファンの呼称)から受け取った「輝石」が悪の組織に盗まれ、しかも輝石を探すGENICの7人は無実の罪を着せられ投獄されてしまうというストーリーが作られている。

客電が落ちると、ステージを覆う紗幕の向こうにオレンジの囚人服に身を包んだGENICが登場し、会場から拍手と歓声が贈られた。

プロジェクションマッピングを駆使し、ツアーのために西澤呈が楽曲制作に携わった、今のGENICを象徴する迫力のある「THE TIMES」でライブがスタート。
増子敦貴の「叫べ東京―!」の一声で、会場の熱気は一気に上昇し、「Locus」へ。

続く「New Game!!」では一気に雰囲気が変わり、コール・アンド・レスポンスで盛り上げ、会場全体が一体となっていった。

「BURNIN’ BURNIN’」ではライターや炎の演出と共に7人のボルテージが上昇。
ここで、ニュースが流れ、トランプとベッドのセットが登場。「M y BABY」では金谷鞠杏と宇井優良梨によるパフォーマンスが、それまでの熱気とはことなる雰囲気を作り出し会場を魅了した。

続いてBARの雰囲気へとステージが一変し、「STEP BY STEP!!」へ。増子の「俺たちもっと頑張るから着いてこいよ!」の声で、会場から「頑張れ!!」の声が溢れた。GENICとGENIminが交わす絆が、さらに上へと駆け上がっていくのだろうと胸を掴まれる瞬間だった。

ライブ中盤の撮影可能曲「IT’S SHOWTIME」を終えると、MCではふっと緊張が解け、和やかな雰囲気に包まれる。
MCを終えると、「GradatioN」「MOON LIGHT」と続き、衣装も変わったことで再びステージの空気が一変し、「U&I」へ。増子敦貴、西澤呈、雨宮翔、西本茉生、小池竜暉、の歌が光りを放っていた。

続く「月夜に馳せる」では金谷と宇井から始まり、増子、西澤、雨宮、西本、小池が徐々に2人の元へと集まってくる。約7年間、誰1人欠けることなく歩んできた7人。その姿からは「これがGENICだ」と感じさせるものがあった。

そして「SUN COMES UP」からMCへ。メンバー同士の軽快な掛け合いに会場からは笑いが起こり、ステージ上には温かな空気が広がっていった。メンバーの素が見えるMCに会場も笑顔に包まれる。

MCを終えるとポップな「ジリジリSUMMER」からメドレーゾーンへ。防犯カメラにメンバーの姿が映し出され、観客を楽しませてくれた。

「LifE!!」でタオルを回し、「We Gotta Move」「Blue sky」と畳みかけ、小池の「明日ファイナルですけど、体力温存なんてしないですよね?」という叫びから「Shaky Shaky」に続く。

本編ラストとなる「アンストッパブル」ではペンライトを掲げ、会場が1つに。ステージと客席が一体となり、熱狂の中で「Thank you GENImin」の文字が映し出され、本編を締めくくった。

本編終了後、「GENIC!!」と響き渡るアンコールの掛け声。その声に応えるように、再び「PARADE!!」とともに7人が登場し、会場からは大きな歓声が沸き起こった。ステージを飛び出し、客席を駆け巡る姿には確かな絆が感じられた。

続くMCではGENICを代表して金谷がツアーを振り返った。
4月から続いたツアーを通して、GENIminから受け取ったものを言葉にする金谷。
「皆さんに持って帰ってもらいたいものは何かをずっと考えていたんですけど、一番は喜びだなと思いました。」と語り、「皆さんの喜びハートのゲージをたくさん上げていけるようにGENICの鞠杏としても頑張っていきたいなと思います。」と力を込めた。
さらに、「一番感謝を伝えたい人がいて。最初に出てきたのがファンの皆さん。他にもチームのスタッフさんとか。改めて誰かなと考えた時に、やっぱりメンバーだなというのをすごく思いました。誰1人欠けずにこうやって来て、GENICでいたことにありがとうを伝えてみるので見ていてください」と話すと、メンバーを呼び寄せ、メンバーに感謝を伝えた。

続いて増子は、「鞠杏とは正反対で、俺は今が良ければ全て良いみたいな感じで突っ走っているからこそ、学べることが多くて、切磋琢磨していけたら夢の果てまで “2人” で一緒に行けるんじゃないか」と語り、会場からは笑いが起こった。

西澤も「僕も今が良ければ全てよしが理解できないタイプだったけど、上ばっかり見てると今の景色を忘れちゃうと思う」と語り、「上を目指す力と今に満足する力どっちもないと幸せになれない。GENICはバランスよくどっちもいるから、7人で1個だなと思った」とメンバーへ感謝を伝えた。

そして、GENIminにも改めて感謝を伝え、温かな空気に包まれた会場で「まわりみち」を披露。

ラストを飾る「ぎゅっと」では7人がお互いに寄り添い合う姿を見せた。

楽曲を終えると増子はメンバーに対して「俺らさ、この景色、このGENIminたち一人ひとり、そしてスタッフさん、関係者の皆さん全員、忘れないでいよう。この景色を絶対忘れずに、絶対売れようぜ!!」と叫ぶ。
その瞬間、客席では涙を浮かべるGENIminの姿があった。
これまで積み重ねてきた時間を抱えたまま、これから先も7人で進んでいくという強い意志にも聞こえた。7人を見つめるGENIminの姿からも、これまでの思い出の重みが伝わってくる。そして、「絶対に売れようぜ」と真っ直ぐに未来を見据える7人はこれからもっと大きな場所へ行くのだろう。そう感じさせられる瞬間だった。

さらに、「皆さん一人ひとりの笑顔をもっと増やしていきたいので、来年もずっと、100年後とか…いや、1000年!一緒に楽しんでいきたいな」と語り、大きな歓声が贈られた

そして最後に、「僕たちが言ったことを復唱してください!」と呼びかけると、「4月から始まったこのツアー」「今」「終わりを迎えようとしている」と言葉を重ねていく。

「どの地域も」「最高だったけど」「今日というこの日が」「一番最強だったぜ!」と、会場の熱気が最高潮に達する中、「そして僕らは」「明日」「このツアーに終止符を打つ」「今日以上に楽しむ余裕はない!」との言葉に、メンバーからは「そこは楽しめよ!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。
「明日はこの身ちぎれても」「楽しんでやるぞー!」と誓い、「今日来てくださった皆さん!そしてGENICのみんな、本当にありがとうございました!」と感謝を伝えた。

メンバーが深く礼をし、ステージを後に。最後に西本が一人、深々と頭を下げると、会場からは大きな拍手が送られた。

こうして、GENICとGENIminが4月からともに駆け抜けた『GENIC LIVE TOUR 2026 -TIMES-』東京公演初日は幕を閉じた。

『GENIC LIVE TOUR 2026 -TIMES-』
日本武道館を経たGENICがグループ過去最大規模の9都市13公演の全国ホールツアーを完走。

■公演スケジュール(開場時間/開演時間)
2026年4月10日(金)【大阪】グランキューブ大阪 メインホール 18:00/19:00
2026年4月11日(土)【大阪】グランキューブ大阪 メインホール 16:00/17:00
2026年4月29日(水祝)【福岡】福岡サンパレス ホテル&ホール 17:00/18:00
2026年5月16日(土)【愛知】愛知県芸術劇場 大ホール 17:00/18:00
2026年5月17日(日)【愛知】愛知県芸術劇場 大ホール 16:00/17:00
2026年5月29日(金)【兵庫】神戸国際会館こくさいホール 18:00/19:00
2026年5月30日(土)【兵庫】神戸国際会館こくさいホール 16:00/17:00
2026年6月7日(日)【宮城】仙台サンプラザホール 17:00/18:00
2026年6月14日(日)【埼玉】大宮ソニックシティ 大ホール 17:00/18:00
2026年7月4日(土)【神奈川】パシフィコ横浜国立大ホール 17:00/18:00
2026年8月22日(土)【福島】けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター) 大ホール 17:00/18:00
2026年8月29日(土)【東京】SGC HALL ARIAKE 17:00/18:00
2026年8月30日(日)【東京】SGC HALL ARIAKE 16:00/17:00

学生新聞オンライン2026年8月29日取材 武蔵野大学4年 吉松明優奈

東京薬科大学4年 庄司春菜/東京家政大学3年  篠田陽菜乃/昭和女子大学3年 阿部瑠璃香/城西国際大学3年 渡部優理絵/武蔵野大学4年 吉松明優奈/京都芸術大学1年 猪本玲菜

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