舞台「てらこや青義堂 師匠、走る」 人と人との絆に心温まる、笑いと迫力の舞台

2026年8月14日 東京・サンシャイン劇場にて舞台「てらこや青義堂 師匠、走る」が開幕しました。
「羽州ぼろ鳶組シリーズ」「イクサガミ」の直木賞作家・今村翔吾さんによる小説「てらこや青義堂 師匠、走る」(小学館文庫刊)を舞台化。
市井に生きる人々のささやかな営みと、その胸に抱えた想いを、爽快感あふれる筆致で描き出してきた今村翔吾作品。
作・演出の青木豪さんがその今村翔吾作品でしか味わえない爽快感と多幸感を演劇空間に立ち上げます。
初日に先立ち8月14日に行われた公開ゲネプロを取材させていただきました。

人情と殺陣が織りなす、心温まる寺子屋物語〜学生の観劇レポート〜

歴史小説家の今村翔吾さんの作品が舞台でどのように表現されるのか鑑賞前から、楽しみにしていました。主人公は寺子屋の先生として、生徒たちの成長を温かく見守る人物として描かれている一方、実は「元•最強の忍び」という意外な一面を持っており、華麗な剣捌きが印象的でした。また、中幕を効果的に使い、舞台後方で場面転換を行いながら前方で演技を続ける演出も興味深かったです。「てらこや青義堂 師匠、走る」というタイトルの通り、主人公が客席に降りて走る場面もあり、舞台上だけでは味わえない臨場感を感じました。親子で楽しめる作品でありながら、「誰かのために生きること」を考えさせられた舞台でした。
日本女子大学1年 大池絵万里

殺陣あり、人情ありで初めて見たのがこの舞台で良かったと思わせてくれるほど素晴らしい舞台だった。人情ある主人公の性格が観ていてとても良かったと思う。元忍びで周囲への警戒心が強かった主人公の内面や態度が変わっていくのも魅力的だと思う。また、なんといっても舞台ならではの演技や表情、声の迫力によって、登場人物の感情がより身近に感じられた。戦う場面が多く臨場感に溢れており、一緒にハラハラできる舞台であった。アドリブも多く、笑える場面もとても多かったが、心に残る場面も多く、観終わった後に自分も周りの人とのつながりを大切にしたいと思える作品であった。
日本大学1年 田尻彩

十蔵が筆子たちを想う気持ちが大きいのはもちろんですが、物語を見ているうちに、それ以上に筆子たちも十蔵のことを大切に想っていることが伝わってくるとても心温まる物語でした。
思わず笑ってしまう場面もたくさんありながら、物語が進むにつれて緊張感も増していき、「この先どうなるんだろう」と自然と舞台から目が離せなくなり、最後まで夢中になって観ることができました。
そして、寺子屋「青義堂」の師匠をつとめる十蔵の生き方を見ていると、「今からでは遅い」と決めつける必要はないと思わされました。
何度だってやり直せるし、何歳からだって好きなことを見つけて始めてもいい!そんなことを感じさせてくれる舞台でした。
城西国際大学3年 渡部優理絵

<スタッフコメント>
【作・演出:青木豪(あおき・ごう)】
とてもチームワークの良い稽古を重ねて来られまして、遊び心と繊細さを兼ね備えた芝居が出来上がりました。まもなくお客様にお届け出来るのが楽しみでなりません。人も世の中も、悪いところを見ようと思えば果てしなく悪くなるのでしょうけれど、この作品はひたすら人の良いところを見ようとする。すべては心の持ちようなのだと教えてくれます。晴れ晴れとした風の吹く本作が、少しでも多くのお客様に届きますことを祈っております。

<出演者コメント>
【坂入十蔵役:新木宏典(あらき・ひろふみ)】
幕を開けられる事、とても嬉しく思います。
キャストだけでなく、スタッフの皆様のお力添えもあり、稽古を重ねてこられた事に心から感謝申し上げます。
作り上げてきたこの作品と客席に座ってくださったお客様との化学反応を楽しみながら、千秋楽まで挑戦的に、誠心誠意の表現をして参ります。
引き続き応援よろしくお願いします。

【睦月役:彩みちる(いろどり・みちる)】
いよいよ舞台「てらこや青義堂 師匠、走る」が幕を開けます。
お稽古を重ねる中で、皆さんと一緒に少しずつ作品が形になっていく時間を、とても大切に過ごしてきました。
私が演じる睦月は、夫・十蔵を信じ、寄り添いながらも、しっかりと自分の心を持っている女性です。
二人の間に流れる愛情を丁寧にお届けできたらと思っています。
劇中で歌わせていただく一曲とともに、睦月として大切に舞台を生きたいと思います。
ぜひ劇場でお楽しみください。

【景春役:一色洋平(いっしき・ようへい)】
「人のために動く方が力が発揮できるし幸せ」というのが、日本人に多い特性なんだそうです。
今作の主人公・十蔵さんもまさにそうである気がして、彼が愛情をかけた人々によって彼自身が救われる様は、どこか「幸せのお手本」を見せてもらっているようで救われます
誰かとご飯を食べる時、その相手をいつもよりちょっとだけ愛おしく思えるような作品です。是非、サンシャインシティでのお食事とも併せて、楽しんでいって下さい。

【生駒千織役:八木美樹(やぎ・みき)】
ついに幕が開くと思うと、本当に嬉しい気持ちと楽しみでいっぱいです!
千織ちゃんの素直さやおてんばな姿を最大限、皆様にお届けできるように、精一杯頑張ります。
稽古を重ねる中で、座組の団結力や一体感もより増したと思うので、最後までみんなで楽しみながら、最高の舞台を作り上げていきたいと思います!
舞台「てらこや青義堂 師匠、走る」お楽しみに〜!
劇場でお待ちしております!

【月岡鉄之助役:小島歩琉(こじま・あゆる)】
今回が初めての舞台出演になりますので、無事に本番を迎えられることへの感謝とワクワクする気持ちでいっぱいです。稽古を重ねる中で見える景色など全てが、これまで経験したことのないもので、毎日がとても新鮮でした。初めてだからこそ感じられるものを大切に、一回一回の公演を全力で楽しみながら、皆様に作品の魅力を届けられるよう精一杯演じます。ぜひ劇場でお楽しみください!

【丹色吉太郎役:大熊蒼空(おおくま・そら)】
ついに開幕です!
このような素敵な作品をサンシャイン劇場という素敵な場所でさせていただけること、光栄に思います!
作品を通して描かれる「信じる」こと。どうすれば伝わるのか、たくさん考えて臨んだ稽古期間でした。僕が演じる吉太郎は、役の中でも特に陽気な子です!
その明るさや元気を皆様に届けられるように毎公演全力で挑みます!劇場でお待ちしております!

【源也役:村上暁(むらかみ・あきら)】
舞台「てらこや青義堂 師匠、走る」いよいよ開幕ということで、とてもワクワクしております。稽古期間を経て、本作への想いがより一層増し、躍動感のある殺陣も相まって、多くの方の心に響く青春時代劇になったと思います。この作品の魅力を最大限、お客様にお届けできるように、一つ一つ魂を込めて演じさせていただきます!
ぜひ劇場にお越しくださいませ!

【求馬役:久保田直樹(くぼた・なおき)】
この舞台では沢山の初めてのことに挑戦させていただきました。劇場に入り、改めてカンパニーの皆さんに支えられてこの作品に参加できていることを強く感じています。一丸となり駆け抜けて参りました。この夏にふさわしいエンターテイメントをお届けできると思いますので、是非劇場にお越しください!

【吾妻兵部衛役:鈴木幸二(すずき・こうじ)】
原作の小説の感動を、ギュッと2時間10分に凝縮!
過去を背負いながら、必死に人間らしく生きる十蔵。天真爛漫で元気いっぱいの筆子たち。その師匠と子どもたちとの温かく、深い絆。
切ない運命に翻弄され、父の想いを胸に美しく生きる睦月。
忍として生きる者、生きてきた者たちの煩悶、むなしさ。双方がぶつかり合う激しい闘い。
語り尽くせません!ぜひ劇場にて観劇していただきたく存じます!

【丹色福助役:伊与勢我無(いよせ・がむ)】
舞台「てらこや青義堂 師匠、走る」いよいよ開幕です。
原作の今村さん、作・演出の青木さん始め、キャスト、スタッフ一同で幅広い年代の方に楽しんでいただける作品が出来上がったと思っております!
残暑を吹っ飛ばす疾走感のある舞台です、是非とも池袋でお待ちしております!

【鈴木源之丞役:南誉士広(みなみ・よしひろ)】
いよいよ開幕です。まずは無事に幕を開けられたこと、関係各位に心より感謝いたします。全20公演、新鮮かつ人の機微を大切にしながら、目の前の人と向き合っていきたいと思います。見どころは、なんといってもフレッシュな四人の筆子たち。お世話になっている先生のために一生懸命奔走する彼らの姿に、きっと心を動かされるはずです。
劇場でお待ちしております。

【坂入九兵衛役:姜暢雄(きょう・のぶお)】
無事に初日を迎えられる喜びと、この素晴らしい作品を皆様と分かち合える事が出来る日々が始まるという期待に興奮を隠しきれません。
いつの時代も、人を、仲間を『信じる』という事が大事であると僕自身も作品を通じて稽古を重ね日々学んでおります。是非是非、仲間、家族、友人、勿論お一人様でも、足を運んで頂けたら幸いです。
暑い夏の清々しい風を感じて頂きたいです。劇場でお待ちしております。

【大平剛造役:山本亨(やまもと・あきら)】
いよいよ幕が開きます!舞台「てらこや青義堂 師匠、走る」!
演出・青木豪さんのもと、スタッフ・キャスト全員で一丸となり稽古に汗を流してきました。
出演者の一人ひとりが魅力に満ち溢れています。原作のファンの方にも自信を持ってお届け出来ると確信しております。
是非、サンシャイン劇場にお越しくださいませ。
お待ちしております!

【公演概要】

舞台「てらこや青義堂 師匠、走る」

原作 今村翔吾「てらこや青義堂 師匠、走る」(小学館文庫刊)
作・演出 青木豪

出演 新木宏典 彩みちる 一色洋平
八木美樹 小島歩琉 大熊蒼空 村山暁 久保田直樹
鈴木幸二 伊与勢我無 南誉士広
姜暢雄 山本亨
下島一成 淡海優 小泉凱 中野貴文 結木雅

会場・日程 2026 年 8 月 14 日(金)~ 8 月 30 日(日)
サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋 3-1-4 サンシャインシティ文化会館ビル 4F)

チケット(全席指定・税込) 一般 平日公演 11,000円 土日公演 12,000円
U-18 平日公演 3,000円 土日公演 4,000円
※未就学児入場不可

チケット販売 ・ローソンチケット https://l-tike.com/terakoya-seigido/(L コード:32827)
・e+ https://eplus.jp/terakoya-seigido/
・チケットぴあ http://w.pia.jp/t/terakoya-seigido/
舞台公式HP https://toei-stage.jp/terakoya-seigido/
公式 X @Toei_stages(https://x.com/Toei_stages

スタッフ
音楽:浅草ジンタ
アクション監督:南誉士広 振付:梅棒(天野一輝/梅澤裕介)
舞台美術:田中敏恵 照明:齋藤茂男 音響:青木タクヘイ
衣裳:北條祐介(松竹衣裳) ヘアメイク:林みゆき(スタジオ AD)
かつら:奥松かつら 小道具:羽鳥健一
演出助手:山下茜 舞台監督:筒井昭善
宣伝美術:川本裕之 キャスティング協力:杉山麻衣 制作:MIMOZA
協賛:株式会社 東京財託
企画:東映 ワタナベエンターテインメント
主催・プロデュース:東映株式会社
©今村翔吾/小学館/舞台「てらこや青義堂 師匠、走る」

学生新聞オンライン2026年8月14日取材 日本女子大学1年 大池絵万里/日本大学1年 田尻彩/城西国際大学3年 渡部優理絵

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