川西拓実(JO1)/ 桜田ひより
“あのとき”があったからこそ今の私たちがいる
■プロフィール
川西拓実(JO1)
アイドル。1999年6月23日生まれ、兵庫県出身。2020年、JO1
のメンバーとしてシング
ル『PROTOSTAR』でデビュー。
桜田ひより
女優。2002年12月19日生まれ、千葉県出身。幼少期に芸能活動をスタート。オーディション『ミスセブンティーン 2018』のグランプリを獲得。
映画『バジーノイズ』
出演:川西拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎
原作:むつき潤 「バジーノイズ」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
監督:風間太樹 「silent」「チェリまほ」
配給:ギャガ
5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
■ご自身と役との共通点はありますか
川西 清澄と自分の共通点はたくさんありました。人付き合いに少し苦手意識を持っているところや、音楽が心の底から好きなところなど、まるで昔の自分を見ているようでした。似ている部分が多かったからこそ、彼にたくさん共感をしながら台本を読んでいました。
桜田 潮のように、自分の意見をハッキリ言うことは難しいけれど、何か聞かれたら「その人にとって意味のある答えを伝えよう」と意識しています。もっと真っ直ぐ、自分の気持ちを言葉にして伝えられるようになりたいと、潮から気付かされたことも多いです。
■映画の魅力を教えてください
川西 潮をはじめ大切な存在との出会いによって、だんだんと変化していく清澄の姿に、ぜひ注目して観て欲しいです。作中に流れる音楽も本当に魅力的なので、それぞれのシーンに合った音楽も楽しんでいただけたら嬉しいです。
桜田 出てくるキャラクター全員がリアルで、きっとどこか一つは共感してもらえると思います。ぜひ等身大の彼らを見届けてください。
■人生のターニングポイントは
川西 僕は、5年前に受けたオーディションで生活が180度変わりました。それまでは普通に働いていたので、作業服を着て出勤し、工場で働く日常でした。どちらの道も自分にとって正解だったと思うけれど、あのとき一歩踏み出したからこそ今があります。皆さんも、今できることは全部やり切って突き進んでください。
桜田 高校卒業のタイミングが1番のターニングポイントでした。5歳からこのお仕事を続けていましたが、「学生」という枠から外れたことで、初めて社会に出るという意識が芽生え、一つひとつの作品への責任感も強くなりました。
学生新聞2024年4月1日発刊号 慶應義塾大学4年 伊東美優
■取材を終えて
その場にいる一人ひとりの目を見て挨拶していたり、お互いにツッコミ合ったりと、お二人の素敵な姿を垣間見ることができました。誰かのために頑張ること、好きなものを追求する姿は良いなと思える、多くの大学生の心に残る作品だと思いました。(慶應義塾大学2年 松坂侑咲)
■協力
川西拓実さん(ヘアメイク:佐々木美香、スタイリスト:岡本健太郎)
撮影:下田航輔
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