Surface ソーシャル動画コンテスト

2025年3月14日(金)、日本マイクロソフト株式会社品川オフィスで最終選考会としてプレゼンテーションが行われた。
このコンテストは、大学生の創造性を存分に発揮する場として企画されました。最終選考まで残った大学生が最新の Surface と Copilot を活用し、学生生活にどのように役立つかをプレゼンしました。
優勝者、審査員、主催者に感想を伺った。

■優勝者 東京理科大学3年 山口莉玖

もともとSurfaceの学生アンバサダーをしていたこともあり、Surfaceの魅力をもっと多くの人に伝えたいという気持ちで、今回のコンテストに応募しました。動画制作は初めての挑戦で、撮影から編集まで分からないことも多く、何度も試行錯誤しました。けれども、実際の学生生活や学びのシーンでSurfaceがどれだけ役に立っているか、自分の言葉で素直に表現できたことが評価されたのだと思います。発表当日は緊張もありましたが、こうして結果に繋がって本当に嬉しいです。何よりも、自分の想いを形にして伝える経験は、自信にも繋がりました。大学生のうちは、いろんなことに挑戦できる貴重な時期です。少しでもやってみたいと思ったら、ぜひその気持ちを大切にして、一歩踏み出してみてください。

ファイナリスト 東京農業大学1年 櫻田真揮 / 東京理科大学3年 山口莉玖 / 高千穂大学4年 鈴木翔子

■審査員

株式会社インプレス こどもとIT 編集部/編集長 神谷加代
私は普段、Webコンテンツの制作を行っています。そのため、今回のSurface ソーシャル動画コンテストでは、まず「誰に何を伝えたいのか」という点をしっかり考えているかどうかを重視して拝見しました。いくら完成度が高くても、視聴者の心をつかむ工夫がなければ内容が埋もれてしまいます。さらに、動画自体にストーリー性があるかどうかもポイントだと思います。クリエイティブに作品を作り上げるためには、普段から新しいことに興味を持ち、同じことを繰り返さない姿勢が必要だと感じます。前例通りに進めるのではなく、人と違うアプローチを試してみることも大切です。今の若い世代には主体性が求められると言われますが、それよりも思いきって“あえて人と違うこと”をやってみる勇気がほしいですね。成功や失敗を気にせず、「まずはやってみる」姿勢こそが、魅力ある動画コンテンツを生み出す原動力になるのではないでしょうか。

株式会社AOI Pro. エンタテインメントコンテンツプロデュース部 クリエイティブプロデューサー 芝村至
ソーシャル動画はあくまでも広告だと思います。だからこそ、私は作品をできるだけフラットに見て、そこから生まれる疑問や感想を深掘りするようにしています。評価基準というものはもちろん大切ですが、もう少し感覚的な部分も意識して見ています。今回の動画を拝見して特に驚いたのは、単に映像を制作するだけでなく、「なぜその表現に至ったのか」という具体的な理由づけが明確だったことです。ただ、皆さんがロジックや情報を十分に活用している一方で、もっと感性を前面に押し出した作品があってもいいのではないかと感じました。理路整然としていても、目を引く工夫やユーモア、人間臭さのようなものが加わると、ぐっと印象に残りやすくなります。情報があふれる時代だからこそ、想像を働かせてみることが大事だと考えています。しっかり下調べをした上で、そこに自分の感性をどう融合させるか。その姿勢がこれからのソーシャル動画には求められると思います。

■主催

日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 コンシューマー事業本部 デバイス戦略本部 本部長 當野喬之
今回の「Surfaceソーシャル動画コンテスト」は、学生の皆さんがどのようにSurfaceやCopilotを捉え、日々の生活や学びに取り入れているのかを知ることを目的に開催しました。実際に応募いただいた作品からは、それぞれの想いや工夫がひしひしと伝わってきて、私たちにとっても新鮮な学びが多くありました。特にファイナリスト3名の発表は、ユーモアや独自性が光っており、学生だからこそ語れるリアルな声を改めて感じることができました。マイクロソフトは「地球上のすべての個人と組織が、より多くを達成できるようにする」というパーパスを掲げて活動しています。だからこそ、若い世代の発信に耳を傾け、共に可能性を広げていきたいと考えています。今回のコンテストで得た気づきは、今後の学生向けマーケティング施策やプロダクト改善にも活かしていきたいと思います。

明治大学大学院2年酒井躍 / 日本マイクロソフト 當野喬之 / 立教大学4年 須藤覚斗

学生新聞オンライン2025年3月14日取材 明治大学大学院2年酒井躍 / 立教大学4年 須藤覚斗

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