ふじのくに交流会 ~首都圏で静岡の絆を深める~

静岡県知事 鈴木康友氏
令和7年10月29日(水)、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて「令和7年度ふじのくに交流会」が開催されました。静岡県にゆかりのある多くの方々が一堂に会し、故郷・静岡との絆を改めて確かめ合う、にぎやかで温かなひとときとなりました。たくさんのブース出展もあり、静岡の魅力を再発見しました。
■静岡県知事 鈴木康友氏より県政報告
「静岡をもう一度輝ける県にする」これが私の目標です。そのために、県民のウェルビーイングを重視し、役所の体制をガラッと変えるLGX宣言を宣言しました。
現在、静岡の健康寿命は日本一、つまり世界一です。この「健康」という資産に加え、未来への投資も加速させます。資金確保が難しいスタートアップ企業への支援や、伊豆の稼働していない場所を活用したサテライトオフィス誘致、そして「空飛ぶクルマ」の実装など、先端技術を静岡から発信します。ふるさと納税にも力を入れたいと考えています。
また、茶業の海外展開や、空港を拠点とした富裕層観光の誘致にも挑戦します。そして大切なのは「人」です。受け入れ方針を明確にし、外国人を労働力としてではなく、地域を共に創るパートナーとして迎え入れます。
これらは次世代を担う皆さんが活躍できる舞台を作るためです。共に新しい静岡を創っていきましょう。


学生新聞オンライン2025年10月29日取材 東京女子大学2年 浮田梨紗
■交流会 各ブースの様子






■静岡の魅力発見! ~学生レポート~
県政報告会を通して、日本国内にとどまらず世界を見据えて進化を続ける静岡県の姿勢に触れ、その未来に大きな可能性を感じました。二拠点居住地として魅力に感じる若者も多いのではないでしょうか。
また交流会では、お茶にとどまらない食の豊かさと、温かい県民性に出会いました。政策で掲げる幸福度の高さが、人々の心の余裕として表れていることを感じられる、貴重な機会となりました。
東京女子大学2年 浮田梨紗
鈴木知事のお話では、県としてスタートアップ企業の支援や、お茶の価値を再構築する取り組み、多文化共生社会をつくることなど、幅広い分野に力を入れていることを知りました。静岡が地域の魅力を活かしながら新しい挑戦を続けていることが印象的でした。
また、各ブースでは静岡のさまざまな特産品を知ることができました。お茶のイメージが強かったのですが、お茶はもちろん、海産物や高校と連携して開発されたお菓子など、地域の特色を生かした多彩な取り組みがあり、静岡の魅力を改めて感じることができました。
東京家政大学2年 篠田陽菜乃
僕は静岡県出身で静岡の商品はよく知っていると思っていましたが、ふじのくに交流会を通して知らなかった魅力や企業努力を知りました。
また、現地で商品を作る方々の実際の声や商品への深い愛情を直接感じ、その想いが素晴らしい商品につながっているのだと実感しました。一生懸命に取り組む姿勢こそが、最高の味や魅力を生み出す源であると感じました。
駒澤大学2年 前田康介
行政や企業の方々が地域課題について具体的な事例を交えながら語られており、現場での実践を重視している点が印象的でした。また、立場の異なる参加者同士が率直に意見を交わす姿から、地域全体で課題解決に取り組もうとする姿勢を強く感じました。学生である私にとっても、地域と関わる意義を再認識できる、非常に学びの多い交流会でした。
情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希

駒澤大学2年 前田康介/東京女子大学2年 浮田梨紗/東京家政大学2年 篠田陽菜乃/情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希


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