アートアクアリウム美術館GINZA
「アートアクアリウム美術館 GINZA」が2022年5月3日(火・祝)、銀座三越新館8階にオープンしました。
「百華繚乱~進化するアート~」をテーマに掲げ、15年目を迎えるアートアクアリウムの更なる進化とこれまで以上に華やかな空間で私たちを迎えてくれます。
■アートアクアリウム美術館GINZA の見どころ
アートアクアリウム美術館GINZA では、多数の新作公開のほか、これまでに展示してきた人気作品も展示予定です。
オープン時は、光り輝き立ち並ぶ水柱の中を圧倒的な数の金魚が舞う「金魚の回廊」、金魚という生きるアートをコレクションとして、沢山の品種を一作品ずつ鑑賞していただく「金魚コレクション」を新しい演出とともに展示予定です。
■施設概要
施設名称 アートアクアリウム美術館 GINZA (英語表記:ART AQUARIUM MUSEUM GINZA)
開業日 2022年5月3日(火・祝)
所在地 銀座三越新館8階 (東京都中央区銀座4-6-16)
営業時間 10:00~19:00(変更になる場合がございます)
休館日 銀座三越の休館日に準ずる(加えて、メンテナンス等により不定期で休館の場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。)
公式HP http://artaquarium.jp/
■内覧会に参加しての感想(2022年5月2日)
アートアクアリウム自体は友人のインスタグラムなどで見たことがあったので知っていました。しかし、恥ずかしいことに珍しい金魚が数十匹いる程度だと勘違いしていました。
暖簾をくぐった瞬間に数えきれない程の金魚に迎えられ、あまりの美しさにシャッターを押すのが忙しかったです。
なんと言っても金魚の美しさを引き出すための演出が素晴らしく、音楽は日本の和を象徴するかの様な太鼓や弦楽器が響きわたっていました。その音楽に合わせ、光が水槽を屈折していく絵は実際に目で見ることでしか得られない喜びです。色鮮やかな装飾の中にサンゴが入っていたことも驚きでした。お花とサンゴと角材を合わせようという発想に感激しました。
関東鍼灸専門学校3年 竹原孔龍
どの展示作品にもインパクトがあって、すべての作品に魅了されました。その中でも特に、新金魚品評という展示がお気に入りです。これは今までの円形の水槽とは違い、四角型の水槽で、それが何個も並んでいるという作品です。作品それぞれでコンセプトが違っていて、光の強さや色も違います。それが暗闇の中にポット浮かび上がるように配置されている光景はとても神秘的で、金魚の種類もそれぞれ違うので見ていて飽きませんでした。また、全体を通して、光の色が順番に変わっていき、色によって作品の様相が全く違うものになるのも見ていて楽しかったです。光の色によってこんなに捉え方が変わることに驚きました。
日本大学3年 石田耕司
今回初めて観覧して、色彩や反射によって様々な視点を持ち、自らの想像力を掻き立てる空間だと思いました。ひとつ一つのコンセプトの意味を感じて、考えながら歩いていると「何を表現したいのだろう」と深く脳の中で駆け巡り始めます。
金魚が映し出す生命の美しさは一瞬の儚さにも感じました。ライトが赤い時は燃えるような情熱、青い時は洗練された命のように直感的に思いました。多方面の角度から見ると水の反射によってとても大きい金魚に見えたりして、科学的にも面白いものがたくさんありました。
提灯リウムのゾーンではまるで異世界に飛び込む門の様な雰囲気を感じ、好奇心を凄く刺激されました。物語の中に入ったような気分になり非現実の世界を想像できました。
視覚での色彩だけでなく香りや音楽も一体となったアートアクアリウムの世界観は絶妙に美しく、アートの力は人間の心に訴えかける強い力があると感じました。
国立音楽大学2年 岡部満里阿
展示されている作品を見て、美しく舞う金魚の展示だけでなく、光、音、香の演出で空間全体がとても幻想的であったことに感動しました。様々な色の照明に彩られた水槽の中で,優雅に泳ぐ金魚たちを見てとても心が癒されたと同時に、雄大な音楽と素敵な香りで非日常を味わえました。
また、灯篭や提灯のほかに、江の島の中津宮や日本庭園を彷彿させる、水琴窟に反響するような音も聞こえ、体全体で「和」を感じることができました。時間の流れを忘れられるような、とても素敵な美術館でした。
立教大学2年 福田さくら
協力:アートアクアリウム美術館GINZA(銀座三越)
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