「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2022」発表、セレモニー開催!
グローバルビジネス誌『Forbes JAPAN』が発表する、日本発「世界を変える30歳未満」の30人
リンクタイズ株式会社(代表取締役会長:高野 真)が運営する『Forbes JAPAN』は、日本発「世界を変える30歳未満」の30人を選出する「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2022」を、 2022年8月22日(月)に発表しました。授賞セレモニーは、25日(木)、 「WITH HARAJUKU HALL」にて開催いたしました。
セレモニーでは、今回の受賞者30名の中から、大平修蔵さん、江﨑文武さん、げんじさん、長谷川ミラさん、Reiさんの5名が登壇、受賞のコメントが語られました。またミニトークセッションも実施し、次代を担う新たなリーダーが描く未来についてお話をいただきました。
大平 修蔵(モデル・俳優・DJ)
■人生観が広がった瞬間とは?
思い返してみると、人生の分岐点となったのは人との「出会い」ですね。今活動させていただいてるTikTokだったり、ランウェイショーだったりっていうのは両親やマネージャー、スタイリスト、友達などの「出会い」とタイミングが重なったからこそ活動できていると思います。僕はそのタイミングがたまたま19〜21歳だっただけで、これから先みなさんもまだまだいろいろなタイミングがあると思います。僕から人生観について話すのは少しおこがましいですけど、それが広がったのは「出会い」かなと思います
■大学生へのメッセージ
活動が少し違うだけで同じ志を持っているかもしれないので一緒に頑張りましょう。ただ始めないと何も始まりません。自らアクションを起こすことが大切だと思います。
江﨑文武(音楽家)
■人生観が広がった瞬間とは?
自分が表現者として「どう人生を終えたいか」と考える指針となったのは、ブルーノ・ムナーリというデザイナーです。第一線で活躍する彼がキャリアの終わりには、デザインの本質や物の見方を「説教らしくない」形で子供たちに伝えています。僕もいち表現者として次の世代に自分の考えたことを伝えるのは重要なことだと思っています。音楽家としてキャリアを終えるタイミングでは「説教らしくない」形で若い世代に音楽の面白さを伝えられる人生にできればいいなと思っています。
■大学生へのメッセージ
僕は人より長く大学という組織にいました。大学生活を本当に自分が情熱をそそげるものと見つける時間にあててほしいです。
げんじ(YouTuber / MODERN TIMES CEO)
■人生観が広がった瞬間とは?
ネガティブな感情は誰にでもあると思っています。というのも高校時代お笑い芸人をやっていた時に、ネガティブな感情をいかにポジティブに変えていくかを考えていました。無理にポジティブになる必要性はないですけど、「世の中明るくなった方がいいじゃん」と思います。ネガティブな人がポジティブになれるように「自分ができることは」と考えたときに始めたのがファッションの楽しさ・素晴らしさを配信することであり、それをやり続けていった結果少しずつ人生観が変化していきました。
■大学生へのメッセージ
一言でまとめるなら『UXEIYO(ウェイヨー)』ですかね。何でもポジティブにかえてしまう言葉なんです。
何でも自分から行動したほうがいいと思います。学生のうちは指示されたからということも多いと思いますが、自分からアクションしていけると良いと思います。
長谷川 ミラ(モデル / 『jam』CEO)
■人生観が広がった瞬間とは?
ロンドンの大学で留学中に同級生とディスカッションをしていた時に、みんな自分の国で起きている社会問題を深く理解して意見を持っていたんですね。それに対して、当時の自分はソリューションに近づくための考えを持っていなかったので、そこからくる「恥ずかしさ」から現在の発信につながっています。今でこそSDGsやLGBTQは認知されていますが、以前はそれすらも知らない方っていうのは多くいたので、「恥ずかしさ」が自分の人生を大きく変えたのかなというふうに感じています。
■大学生へのメッセージ
『気にすんな』という言葉を送りたいです。特に大学生の時は、色々な情報だったり周りの子と自分を比べてしまう状況も多いと思うんですが、そういったところを気にせずに挑戦を続けることができれば、自分のペースで進めることができると思います。
Rei(シンガー・ソングライター / ギタリスト)
■人生観が広がった瞬間とは?
数年前に「Les Eurockeennes」というフランスの大きな音楽フェスに女性のドラマーの方と2人で歌わせていただく機会がありました。フランスではまだまだ知名度がなかったので最初はお客さまもまばらだったんですけど、音楽に引き寄せられるようにお客さまが集まっていきました。次第に歓声やコールをしてくれるようになり、そのステージを通して「音楽の本質」が国境や性別、そして価値観を広げてくれるんだなと感じました。それからは生きがいや愛が大切なんだなと感じるようになりました。
■大学生へのメッセージ
エンターテイナーとして本人が楽しむことが如実に表現として現れ、お客さまに伝わります。本人が楽しむこと。パッションや楽しむ力を大切にしてほしいです。
「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2022」セレモニーへ出席した感想
Forbes JAPAN 30 UNDER 30の授賞式は「やりたいことを見つけて、自信を持って取り組む」というような生き方がしたいと強く思えたものでした。今回登壇した5人の受賞者が言葉にした思い、そしてそこに立っているという事実がとても輝かしかったです。質疑応答のセッションでは自分の質問に受賞者それぞれが丁寧に答えてくださり、十人十色でとても筋の通った受賞者らしい価値観でした。こういった体験に多くの人が夢や希望を持てればもっと楽しい人生が待ってるのではないでしょうか!
立教大学 4年 須藤覚斗
受賞者の皆様に共通してらっしゃるのは、責任の範囲を日々広げてらっしゃる点だと思いました。自分だけでなく友人や家族さらには社会、時には国境超えて多くの方に思いを馳せて活動していらしたからです。物事の多くを身近なところで考える傾向にある私は、その未熟さを痛感しました。大人になるとはどういうことかをU30として考える、とても良い機会となりました。ありがとうございました。
津田塾大学4年 宮田紋子
同い年の大平修蔵さんをはじめ、世界的に活躍をしている世代が近い方々を間近で見て、お話を聞くことができモチベーションがとても高まりました。受賞者5人の方に共通していることは自分の幸せだけではなく世界中の人々の幸せを考え、癒したい、愛に溢れる未来に繋がる活動をすることを指針にしていると気が付きました。独自の力強い信念や生き方を備えて夢に向かって活動している姿はとても輝いていました。改めて自分の将来を考える機会となり有意義で大変学びのある時間となりました。
川村学園女子大学 4年 岡﨑美諭
時代をリードしている若い世代の方の姿を生で見ることができて、とても刺激を受けました。今回受賞された方々の発言には、既に重みや色があり、聞いていて引き込まれました。今後どうしていきたいという考えや方法はみなさん違いましたが、根底には世界を良くしたいという想いあり、当事者意識をもって活動されている姿に強く心動かされました。学生へのメッセージでいただいた「始めなきゃなにも起こらない」という言葉を胸に、積極的にアクションを起こしていこうと思いました。
日本大学3年 石田耕司
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