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長嶋茂雄 MEMORIAL セガサミー チャリティープロアマ大会

セガサミーグループ主催「長嶋茂雄 MEMORIAL セガサミー チャリティープロアマ大会」がザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道千歳市)で開催された。
選手の皆様にゴルフを始めたきっかけや魅力についてお話を伺った。

■概要

大会名称:長嶋茂雄 MEMORIAL セガサミー チャリティープロアマ大会
主 催:セガサミーグループ
放送日程:2025年8月16日(土)16:00〜
会 場:ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(千歳市)
出場人数:芸能タレント:30名 プロゴルファー:60名 (男子30名・女子30名)
賞金総額:¥ 20,000,000
優勝賞金:¥ 3,000,000

■稲森佑貴

ゴルフの魅力は、自然の中でプレーできる開放感と、多彩なコースロケーションにあると思います。実家が練習場を営んでいたことがきっかけでゴルフを始め、小学1年生の頃から競技に取り組んできました。負けず嫌いな性格もあり、強い同世代の選手たちと切磋琢磨する中で継続できたのだと思います。今後の目標はメジャー大会での優勝です。大学生の皆さんには、まずはシミュレーションゴルフや打ちっぱなしなど、気軽な形でゴルフに触れてみてほしいです。少しでも興味が湧いたら、ぜひ試合観戦にも足を運んでみてください。

■比嘉一貴

ゴルフを始めたきっかけは、部活動の休みの日に父にゴルフ場へ連れて行ってもらったことです。ゴルフの一番の魅力は、やはりドライバーショットでボールが遠くへ飛んでいくときの爽快感だと思います。私もその気持ちよさに惹かれてゴルフを始めました。今期の目標は、まずは一勝を挙げること。そしてその後は複数回優勝できるように取り組んでいきたいと考えています。大学生の皆さんにも、ゴルフは社会に出てから役立つことが多く、きっと夢中になれるスポーツですので、ぜひ一歩踏み出して始めてみてほしいです。

■植竹希望

ゴルフは年齢を問わず、さまざまな世代の方と一緒に楽しめるスポーツです。私自身3歳からゴルフを始め、80歳を超える方ともラウンドを共にしてきました。5時間近くを一緒に過ごす中で会話が生まれ、プレースタイルから相手の人柄まで伝わる、魅力あふれるスポーツだと感じています。続けてこられた原動力は、純粋に「好きだから」。天候や地形による変化、運の要素も含めて、平等でないからこそ面白さがあります。今年は怪我の治療に専念し、来年からの復帰を目指します。大学生の皆さんには、ゴルフを通して人間性も磨ける場として、まずは楽しんでチャレンジしてほしいです。

■北田瑠衣

ゴルフを始めたきっかけは、父がゴルフ好きだったことですね。10歳の頃から続けてきた中で、技術だけでなく、ルールやマナーなど、人生に通じる多くの学びがありました。それがプロとして、また一人の人間としての土台になっていると感じています。続けてこられた原動力は、応援してくれる方々に喜んでもらいたいという気持ちです。今は育児をしながら、いずれシニアツアーでの復帰を目指しています。大学生の皆さんには、ゴルフを通じて広がる人とのご縁を大切にしてほしいと思います。

■寺西飛香留

ゴルフの魅力は、世代や性別、レベルの垣根を越えて一緒に楽しめることだと思います。飛距離やショートゲームなど、それぞれの持ち味が活かせるのも魅力の一つです。私がゴルフを始めたのは4歳の頃で、父のひらめきがきっかけでした。練習はあまり得意ではありませんでしたが、試合で順位がつく面白さが継続の原動力になりました。今後はまずプロテスト合格、そして男子ツアーでの予選通過を目指しています。大学生の皆さんには、ゴルフを楽しみながら、自分らしく続けていってほしいです。私自身も目標となれるような選手になれるよう努力していきます。

■三浦桃香

ゴルフの魅力は、何といってもドライバーの飛距離じゃないでしょうか。打った瞬間の爽快感がたまらなく、セカンドショットが楽になる点も魅力の一つです。小学校3年生からゴルフを始め、全国大会などで出会った友人たちにまた会いたいという気持ちが、継続の原動力となりました。現在はティーチングやメディアの仕事を続けながら、選ばれる存在であり続けられるよう努力しています。大学1年生として通信課程で学び始めた今、改めて「学ぶことの楽しさ」に気づきました。大学生の皆さんには、今の時間を大切に、遊びも勉強も全力で取り組んでほしいと思います。

■丸山茂樹

私は3歳で父からもらったプラスチックのクラブがゴルフとの出会いでした。小学4年から本格的に始め、父との練習場通いが楽しみでした。ゴルフの魅力は全て自分の責任であるところ、またゴルフは奥が深く、日々感覚が変わりミスの抑え方やコースマネジメントのIQが問われます。若い方々には「やっておいてよかったと思えるスポーツ」と伝えたいですね。80歳過ぎても楽しめ、ビジネスや社会とのつながりも生まれるおすすめのスポーツです。

■囲み取材 ~長嶋茂雄さんへの想い~

里見治(セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長)
長島監督とは何年も前から知り合いで様々なエピソードがあります。あるホテルでの朝の散歩中、長島さんが旅行客に声をかけられていて写真を一緒に撮ることになり、私がカメラマン役を務めましたこともありました。(笑)そんな気さくな長島監督は、トーナメントに来られなくなってからも常に気にかけてくださっていました。今回、長島茂雄メモリアルという形でプロアマ大会を開催できて本当に良かったです。

青木功
長島さんは私にとってスポーツ界と千葉県の先輩であり、何より目標となる存在でした。長島さん、王さん、そして新しい選手たちと続いていく、スポーツ界には「あの人がいたから俺がいる」という声があり、それは受け継がれる言い伝えのようなものだと思っています。人生はいつ終わるかわからず、長島さんの長い闘病もまた人生、なので今は「やすらかに」と願うのみです。スポーツとは本当に努力の結晶だと思います。

石川遼
ゴルフ人生で長島さんと出会えるとは想像していませんでした。現役時代を知らない私でも、長島さんの影響力は野球界を超えて社会に及んでいると感じます。左手での握手の握力に驚いた記憶や、力強い声かけは今でも鮮明です。若くてあまり理解していなかった当時ですが、時間が経つほど、この出会いがいかに貴重だったかを深く実感すると思っています。本当に宝物のような時間でした。

池田
私は長島さんと個人的なご縁があり、里見会長のおかげで数度お食事もご一緒したことがあります。国民栄誉賞授与の際、選手から記念品として金の「3」のアイアンを贈りました。長島さんのお体を考えて特別に軽く作ったところ、「軽い」と驚かれその場で、左手一本で振ってくださった姿は今も鮮明に覚えています。今回、長島さんメモリアル大会が実現できたことは、長島さんを送る意味でも嬉しく、きっと喜んでいただけていると思います。

学生新聞オンライン2025年7月23日取材 法政大学4年 島田大輝

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