玉木 宏 作品を通して多くの人に希望や夢、あるいは何かを投げかけたい

俳優 玉木 宏(たまきひろし)

■プロフィール
1980年1月14日生まれ、愛知県出身。1998年俳優デビュー。近年の主な出演作は映画『極主夫道 ザ・シネマ』(22)、『キングダム2遥かなる大地へ』(22)、『この子は邪悪』(22)、『キングダム 運命の炎』(23)など。2024年には『ゴールデンカムイ』の公開が控えている。

◆芸能界に入ったきっかけを教えてください

昔からドラマが好きで夢のある世界だと思っていました。そのような芸能界で自分が発信する側になりたいと思い、18歳で俳優デビューしました。ドラマや映画の撮影は時間がない中で進められることも多く、役作りを含めて大変だなと感じることもありますが、「作品を通して多くの人に希望や夢、あるいは悲しいことも含めて何かを投げかけたい」と思いながら、自分を叱咤激励しています。
仕事をする中で大切にしているのは、「見てくれている人を忘れない」ことです。撮影に入ると、作品を届ける先にある皆さんのことを忘れがちになります。しかし、それではダメで「どう見せたいか」を常に意識するようにしています。みんなで一丸となって作品を作り上げることにより、すごいパワーを届けられるのではないかと思っています。

◆映画『沈黙の艦隊』について教えてください

『沈黙の艦隊』では、深町洋を演じました。深町という人物は、原作では「屈強な男」のイメージですが、あえてそのイメージに寄せることはせず、台本から読み取れる内面のリアリティーを重視しました。また、撮影現場では緊張感を醸し出すことに注力し、潜水艦の中というシチュエーションなので、狭いがために同じ動きにならないように心掛けました。
この映画は、今日的な問題が凝縮された作品です。「相手が見えない」「外に出られない」という場面を想像していただいて、潜水艦のドキドキ感を楽しんでくれたらと思います。

◆学生へのメッセージを

今の若い人は自分のビジョンを持っている人が多いと思います。「もっと面白いことができる」と考えていれば、日本を面白く変えていけるのではないでしょうか。どのような日本にしていきたいかを想像してみてください。

『沈黙の艦隊』
2023年9月29日(金) 全国東宝系にて公開中
出演:大沢たかお、玉木宏、上戸彩、江口洋介 ほか
Ⓒかわぐちかいじ/講談社
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■取材を終えて 
到着の瞬間に場の空気が一瞬で変わり、その凛とした立ち姿とオーラに圧倒されました。我々の質問一つひとつに目を見て回答してくださったことがとても印象的でした。取材を通して玉木さんの作品に対する熱い思いと、真っすぐで真摯なお人柄を感じました。

学生新聞2023年10月1日発刊号 中央大学3年 松島鈴音

撮影協力:カメラマン 広田成太

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