ミュージカル『破果』が開幕!韓国で大反響のミュージカルがついに日本初演!

韓国でセンセーショナルな反響を呼んだミュージカル『破果パグァ』。“60代女性の殺し屋”を主人公に据え、ベストセラーとなった小説『破果』(著:ク・ビョンモさん)。ニューヨークタイムズによる「注目すべき本100選」にも選定され、日本だけではなく世界13ヵ国で翻訳され世界中で読まれる話題作です。韓国本国では2024年3月に初演を迎え、演出イ・ジナさん(『ジーザス・クライスト・スーパースター』他)、⾳楽 イ・ナヨンさん(『Next To Normal』)他、台本 チャン・へジョンさん、イ・ジナさんら実力派クリエイターが集結。観客の心を揺さぶる傑作として大きな反響を呼んだ本作の待望の日本公演が、新国立劇場・中ホールにて開催します。
主演の女殺し屋「爪角(チョガク)役には、花總まりさんが決定。多数のミュージカルに出演し、多様な人物を演じてきた彼女が、今回初めての殺し屋役で、激しい殺陣・アクションに挑戦します。また、かつて家族を殺した「爪角」に復讐を誓う青年「トゥ」役には、同じくミュージカル界の第一線を走り続ける浦井健治さん。花總さんと浦井さんは本作が初めての本格ミュージカルの共演となります。そのほか、同じくミュージカル界で活躍する中山優馬さん、熊谷彩春さんのほか、武田真治さんら個性豊かな出演者陣が華を添えます。
開幕に先立ち3月6日に行われた開幕直前取材・公開ゲネプロを取材させていただきました。
「ついに花が咲く」日本初演ミュージカル、いよいよ開幕へ ~開幕直前取材&キャストコメント~
■浦井健治
いよいよ明日、日本での初演です。ついに花が咲きます。花總さんの爪角役があまりにも魅力的で、袖中で見させていただいている時間は幸せの極みです。
ここまで芸歴が長い花總さんが新しいチャレンジをされていて、先輩の大きな背中に、大きな翼が生えている姿を目の当たりにして、我々も精進しなければなと思っています。しっかりと食らいついていけるように、明日からお客様に届けられるよう頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
■花總まり
ついに明日初日が明けます。結構ハードな公演なので、通しをした今は疲れが来てるんですけれども(笑)ここからがスタートだと思って、最後の千秋楽まで誰一人欠けることなく、まずは健康、元気、安全で、お客様に感動をお届けすることができたらいいなと思って、カンパニー全員で取り組んでいきたいと思っております。ぜひ一人でも多くの方に観に来ていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
■中山優馬
日本初演ということで、とても貴重な作品だと思います。僕自身はミュージカル経験がそこまで多くないんですが、 キャストみなさんの歌、 音楽、演奏を聞いているのがとにかく気持ちよくて、 感動します。
音楽のパワーや舞台装置、衣装など、 五感全てで楽しめる作品になっていると思うので、みなさんをしっかりワクワクさせたいと思います。
■熊谷彩春
いよいよ、初日の幕が上がります。
カンパニー全員で支え合い、試行錯誤を繰り返しながら今日まで辿り着きました。
全く新しいスタイルのミュージカルだと感じています。
日本初演の本作が皆様の心にどう届くのか、今は緊張と期待が入り混じっています。
お楽しみいただけるよう全力を尽くして、劇場でお待ちしています!
■武田真治
とんでもないものが出来上がりました。これで花總さんが演劇界のショーレースに入らなきゃ嘘だと思います。みなさまには全く新しい物語を体験していただけると思います。
60代の女性が主人公のハードボイルドアクションミュージカル。新しいダークヒーローの誕生に立ち会えて光栄です。劇場でお待ちしています。






迫力のアクションと心を揺さぶる歌声!ミュージカル『破果』の魅力 〜学生の観劇レポート〜
『破果』は、韓国発の小説「破果」を原作とする作品であり、そのミュージカルを観ることができました。特に印象に残ったのは、雨の中で傘をさしながら踊るナンバーやリュウの力強いナンバー、そして若いの爪角と爪角が美しいハーモニーを響かせるデュエットナンバーです。また、犬を後ろで操り、本物の犬のように動かしている演出に驚きました。キャストの方々の声量はもちろんのこと、刀を振り回すシーンが多く、迫力がありました。特にスローモーションで刀を振る場面や照明が点滅する中で戦う場面が面白かったです。観る前は、韓国のミュージカルということでどのようなものか想像がつきませんでしたが、物語も理解しやすく、とても楽しむことができました。
東京薬科大学3年 庄司春菜
舞台『破果』を観て、胸が震える体験をしました。歌声には、気を張っている時の力強さや、自由を得た後のまた違った力強さなど、さまざまな表情が含まれており、ひとつひとつの音が心に響いてきました。特にリュウが亡くなった場面では、胸が張り裂けそうなチョガクの思いがひしひしと伝わり、心臓をギュッと掴まれるような感覚になりました。表情や所作も繊細で、悲しみや恐れ、恋の高鳴り、希望や絶望などの感情の振れ幅が胸に迫り、舞台美術や照明が物語の世界観を引き立てていました。クライマックスの歌声は儚くも力強く、観終わった後も余韻が長く残りました。舞台全体の表現が物語の切なさや美しさを自然に伝えてくれる、とても印象的な公演でした。
立教大学2年 塚本晴香
美しく気高いイメージの花總まりさんの新たな一面に出会えるミュージカルでした。アクションシーンも多く、これまでの舞台とはまた違った表情を見せてくださるのがとても印象的でした。
爪角という役は殺し屋という特殊な職業ですが、年齢を重ねたからこそ漂う渋さやかっこよさがあり、その一方でどこか可愛らしさや人間らしい寂しさも感じました。観ているうちにたくさんの表情を見せてくれる爪角にいつの間にか虜になっていました。
また、舞台演出も見どころの一つで、新国立劇場 中劇場の空間を存分に使ったダイナミックな演出が続き、迫力ある場面がたくさんあり最後まで飽きることなく作品の世界に入ることができました。新しい魅力と強いエネルギーに満ちた舞台でした。
城西国際大学2年 渡部優理絵
<ミュージカル『破果-パグァ-』 公演概要>

【出演】 花總まり 浦井健治 中山優馬 熊谷彩春
秋野祐香 大泰司桃子 東倫太朗
新井海人 今村心音 コイタ奈央美 下道純一 志村倫生
中西彩加 *蛭薙ありさ 矢澤梨央 *若林佑太 渡部又吁 (五十音順 *スウィング)
武田真治
【翻訳・訳詞】 高橋亜子
【演出】 一色隆司
【音楽監督】 甲斐正人
【公演日時・会場・席種】
▼東京公演
2026年3月7日(土)〜3月22日(日) 新国立劇場 中劇場 東京都渋谷区本町1丁目1−1
全席指定席:S席14,800円(税込)A席9,800円(税込)U25当日引換券 7,500円(税込)
▼大阪公演
2026年3月27日(金)〜3月29日(日) 梅田芸術劇場メインホール 大阪府大阪市北区茶屋町19−1
全席指定席:S席14,800円(税込)A席9,800円(税込)B席7,800円(税込)
▼福岡公演
2026年4月4日(土)〜4月5日(日) 久留⽶シティプラザ ザ・グランドホール 福岡県久留⽶市六ツ門町8−1
全席指定席:S席14,300円 A席9,900円 B席6,600円 U-25当日引換券5,500円(税込)
●公式HP: https://musical-pagwa.jp/
●公式X: @musical_pagwa
Original work Gu Byeong-mo’s novel “HAKA 破果”
Script & Lyrics by Hyejeong Jang, Gina Lee Music by Nayoung Lee
Original Production by PAGE1
主催:ミュージカル『破果』 製作委員会
【NHKエンタープライズ/ ぴあ/h.stage/Air Media/ニッポン放送】

学生新聞オンライン2026年3月6日取材 東京薬科大学3年 庄司春菜/立教大学2年 塚本晴香/城西国際大学2年 渡部優理絵


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