白波瀬海来 もっと様々な場で自分を表現していきたい
■プロフィール
1997年9月27日生まれ。千葉県出身。
アーティストハウスピラミッド所属。
11歳で『千葉美少女図鑑』でモデルデビュー。
16歳で『全国美少女図鑑』ベスト4に選ばれスカウトがきっかけで芸能活動を開始。
主演映画3本務め、19歳の時に主演映画で『東京国際映画祭2017』のレッドカーペットを歩く。現在はタレント活動とボディーボードを両立し、多方面で活躍を見せる。
ボディーボード全国2位。
Twitter:@kyra_shirahase
Instagram:@kyra.97
女優からタレント、グラビア、ボディボードと幅広く活躍している白波瀬海来さん。健康的な焼けた肌に白い歯がまぶしく光る笑顔が素敵な彼女は、現状に満足せず自分の可能性を広げていく。0歳からはじめた水泳生活と挫折から、ボディボーダーと女優活動の両立など、多岐にわたって活躍する彼女に話を伺った。
■水泳生活に明け暮れた学生生活の日々
私の「白波瀬海来(しらはせ・かいら)」という名前は本名なのですが、これはサーフショップを経営してる父とハワイが大好きな母が、ハワイ語で「海が太陽に照らされてキラキラ輝くさま」を意味する「カイラ」に、「海から来た贈り物」という意味を込めた漢字を組み合わせてつけてくれました。この名前を、私はとても気に入っています!
私は喘息持ちの家系に生まれたということもあり、0歳の時から水泳をしていました。学生時代は、朝5時半から7時まで朝練をしたら、学校が終わった後にまた水泳の練習へ行く毎日でした。勉強は苦手だったので、体育だけ一生懸命頑張るような学生だったと思います(笑)。
ボディボードを始めたのは高校卒業後です。高校当時は水泳の日本代表選手を目指していたものの、水泳選手を目指すことに限界を感じ、「次は何をしよう」と迷っていた頃に、ボディボードに出会いました。波に乗る瞬間の爽快感から、一気にボディボードの魅力に引き込まれ、いまでもずっと続けています。
海は私にとってリフレッシュの場であり、同時に元気の源です。ただ、あくまで自然が相手なので、今でも海に入る瞬間は怖さを感じます。でも、この気持ちは、自然を相手にする上ではとても大切なことです。だから、海に入るときはいつも、海に向かって「今日もよろしくね」と心の中で呟いてから入るようにしています。
■撮られることが好きと気づいた
芸能活動をはじめたきっかけは、私が11歳の時に、父が『千葉美少女図鑑』という地元のフリーペーパーに応募したことです。その後、スカウトされ、モデルとして活動を始めました。当時は水泳をメインにしていたので、モデルとしての活動にはあまり乗り気ではなかったのですが、高校時代ごろからは水泳選手としてやっていくことに限界を感じていたので、次第に「撮られる仕事も悪くないな。むしろ撮影されるのは好きかもしれない」と考えが変わっていきました。
そんな中、映画の主演が決定。とても光栄な話でしたが、全く演技経験がないので非常に大変な想いをしました。演技をする上で一番難しかったのは、台本から作者の気持ちや想いを読み取ることです。演技には正解はないので、分からなくなったら監督に直接相談するようにしていました。19歳の時に映画『写真甲子園0.5秒の夏』に出演して、東京国際映画祭のレッドカーペットを歩いたときには、感動のあまり「これまで芸能活動をやってきてよかった。もっと努力しよう」と強く思いました。次にお芝居に挑戦させてもらえるなら、『万引き家族』のように少しシリアス系の作品や、アクション系の映画に出演してみたいですね。
■バラエティー番組に出て、浜田さんのツッコミを体験したい!
最近はグラビアのお仕事の機会が増えたのですが、読者が私に求めているものを表現するのは、まだまだ難しいです。実は私は身体が硬いので、様々なポージングをして次の日に筋肉痛になることも多々ありました(笑)。私自身の魅力は「笑顔。そして、健康的なセクシーさ」だと思うので、今後はそこを前面に出していけたらと思っています。以前『1st Impact かいらの日焼け跡 白波瀬海来』というDVDを発売した時は、自分のありのままの姿で撮影をさせていただけたので、とても楽しかったです。
そのほかにも、人とお話することが大好きなので、バラエティー番組にも出たいです! 特に憧れるのは『踊る!さんま御殿‼』や『ダウンタウンDX』です。そして、ファンであるダウンタウンの浜田さんのツッコミを体験したいです(笑)。他にもオードリーの春日さんと水泳対決をするのも夢です。負けず嫌いなので、勝負になったら全力でやります!あとは、クイズ番組にも出てみたいです。こう考えてみると、やりたいことがまだまだたくさんあるなと思いますね。私は欲張りなので、チャンスがあれば、何にでも挑戦して、すべてのことに全力で取り組んでいきたいです。
■やりたいことにいくらでも迷ったっていい
大学生の皆さんに伝えたいことは、「自分が直感的に思ったことはやってみたらいい」ということです。やるかやらないかを迷ったら、とりあえずはやってみる。その中で、自分がやりたいことを見つけたら、一生懸命取り組んでいければいいと思います。やりたいことをやるほうが後悔は生まれませんから。悩むことも全然悪い事ではないので、たくさん悩めばいいと私は思います。
コロナ禍の影響で、本来なら通えるはずだった学校に行けず、オンラインを強いられ、悩みを抱えている学生さんも多いと思います。いまの時期は、本当に大変だし辛いですよね。仮にリモート授業であっても、友達同士で互いを励ましあって頑張ってほしいと思います。そして、何か自分の中で「これをやるとリフレッシュできる」というようなものを、一つでも探してみると、ぐっと気分も変わると思います。個人的には、海やいろいろなところに行って、気分転換してみるのがおすすめですよ!
学生新聞オンライン2021年2月17日取材 共立女子大学3年 北之原真奈
この記事へのコメントはありません。