国務大臣 河野太郎

世界で戦える英語力を身につけ、水平線の向こうへ羽ばたけ

国務大臣 河野太郎(こうのたろう)

■プロフィール

1963年1月10日生まれ。1985年米国ジョージタウン大学卒業、1986年富士ゼロックス株式会社、1993
年日本端子株式会社入社。1996年神奈川県15区で衆議院議員総選挙に初当選、以来8期連続当選。総務大臣政務官、法務副大臣、衆議院外務委員長、国家公安委員会委員長、行政改革担当、国家公務員制度担当、内閣府特命担当大臣(防災、規制改革、消費者及び食品安全)、外務大臣、防衛大臣などを経て、2020年9月行政改革担当、国家公務員制度担当、内閣府特命担当大臣(規制改革・沖縄及び北方対策)に就任、2021年1月より新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当大臣を兼務。

■どんな学生時代を過ごしていましたか

私は中学校から慶應義塾大学の附属校に通っていて、箱根駅伝に出場することを目指し、大学も慶應義塾大学に進学しました。
大学では競走部に入部したのですが、たとえ駅伝のメンバー10人に選ばれることができたとしても、予選を通過して箱根駅伝に出場できる上位15校には入ることができないと察し、退学して渡米したのです。
渡米後はとにかく英語に苦戦しましたね。マサチューセッツ州のサマースクールに通い始めた初日は、ご飯を食べる場所を英語で周りの人に尋ねることができず、食事をとることができませんでした。
そのため、英語を勉強しなければと思い、その後入学した全寮制のジョージタウン大学では、消灯時間を過ぎても英語で書かれた教科書を夜中の3時まで読み込んでいましたよ。

■若い世代にこれから求められるものはなんでしょう

現在、日本企業の経営者はほとんどが50代以上の男性で、日本出身の人が多いですよね。
海外へ仕事で交渉に行くと、相手の年齢や性別、出身国はさまざまです。日本企業も海外のように、もっと多様になっていくべきでしょう。
日本人は海外で就職するという選択肢を考えておらず、就職は日本国内でするものと思ってしまっている学生が多いですよね。
この問題は、日本人の英語力が関係しているのではないでしょうか。中学生から大学生まで10年間も英語を勉強しているのに、何故日本は生徒に実用性のある英語力を身につけさせてやれないのだろうと疑問に思います。
海外には面白い仕事がたくさんありますから、学生時代に英語力を身につけて、水平線の向こうを視野に入れていかなければ、もったいないですよ。

■大学生へのメッセージをお願いします

将来世界標準で戦うために、大学を卒業するまでに英語で仕事ができるようになってほしいですね。
実用性のある英語を身につけるためには、豊富な単語力が必要です。ただ単語の意味を暗記するだけではなく、英語で書かれた文章を読み込み、単語の多様な使い方を学ぶと良いと思います。
皆さん20代ですから、体力的にも精神的にもまだまだこれからです。可能性を大切に、広い視野で世界を見て、羽ばたいていってください。

学生新聞2021年10月1日発刊号 津田塾大学2年 佐藤心咲

文教大学3年 坂本鈴佳/東洋大学3年 伊佐茜音/津田塾大学2年 佐藤心咲/国立音楽大学1年 岡部満里阿

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