テリー伊藤 コラムVol.83 157回お見合いで幸せを掴んだ男 その2
前回のコラムで紹介した友人の放送作家、西川ちゃん(63歳)が5年妻と離婚し、その寂しさから3年前に25万3000円の入会金を払い結婚相談所に入会。月々1万2100円の会費を支払い、合計157回のお見合いをして遂にひと回りも若い女性を射止め結婚間近となった。前号で紹介しきれなかたハチャメチャお見合い体験を公開したいと思う。
◆お見合いの席で「最近、訳あって夫と別れたんですよ」55歳にして「今から身寄りのない子供を引き取る里親になりたいんです」と告白され、それから30分間ずっと「父親になってください」とお願いを受ける。
◆病院の緊急外来に勤める女性とお見合い。話が全く盛り上がらないので「緊急外来に救急車で運ばれた人で変わった人はいましたか?」と聞いたら、救急車の中で棒を振り回しながら「変身できない、変身できない、助けてください」と言い続けた若い女性がいたと教えてくれた。面白い話が聞けて「会ってよかった」と思った。
改めてツワモノの女性が登場してくる。興味深い。話だけではなく私も会ってみたいものだ。ところで、男性側から見たビックリお見合い相手の女性を紹介してきたが、実はとんでもない男性も多い。「成婚の女王」婚活アドバイザーの畔柳(くろやなぎ)真理子さん(59歳独身)に取材した。
◆仮交際で家に遊びに行ったら、プロフィールに「同居家族なし」と書かれていたのに、出戻りの娘と孫が5人もいる大家族でその日のうちにお断りした。
◆「猫が好き」という共通点があったので、仮交際に進んで「どんなに可愛い猫を飼っているのかしら」と期待して家に行ったら、30 匹以上いて家の中は糞まみれの猫屋敷だった。
◆「資産があるから貴女に苦労はさせません」とプロフィールに記載があったのに、結婚した途端「自分の生活費は全て自分で稼いでください」と言われた。
◆前の奥さんと死別した男性と付き合ったら、外食の時に「この店は死んだ妻とよく来た思い出の店なんです」とボロボロ泣かれ食欲を失った。
◆2人で夜景の綺麗な高級レストランに行き「これはプロポーズだな」と期待していたら「結婚相談所の担当者から『そろそろプロポーズしなさい』と急かされたからしました」と言われ一瞬で冷めた。
などなど女性陣の不満もある。シニアになって結婚相手を探すには色々ありますね~。とはいっても、西川ちゃんのように157回目にしてハッピーエンドもあるので、頑張ってもらいたい。ところで西川ちゃんの7月の結婚の予定が果たして実現するのか!かたずを呑んで面白がりたいと思っている。

テリー伊藤(演出家)
1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。
2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。
テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。
その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。
著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。
演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。
YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」
LALALA USAでコラム連載中
https://lalalausa.com/archives/category/column/terry


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