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Archive for gakusei-shinbun

大学理事長・大使館

駐日ポーランド共和国大使館 次席 トマシュ・グヴォズドフスキ

■ポーランド共和国ポーランドは中央ヨーロッパに属する内陸国で共和制国家。首都はワルシャワ。面積は31.39万平方メートルと日本の約5分の4の大きさである。人口は約3760万人。言語はポーランド語。通貨はズロチ。1795年から123年間は国家が消滅したが、1918年に独立を回復。2025年8月よりカロル・ナヴロツキが大統領を務める。 ■駐日ポーランド共和国大使館 次席 トマシュ・グヴォズドフスキ Profile: 2023年より駐日ポーランド共和国大使館次席を務める外交官。アジア太平洋地域を中心に豊富な外交経験を持ち、学生時代は中国人民大学(北京)に留学。ポーランド語、英語、フランス語、中国語に堪能で、日本語も学習中。 ▼外交官になられた理由 小さい頃から外交官になるのが夢でした。大学生のときに初めて韓国へ旅行したのですが、1カ月半、3世帯家族のもとで暮らしました。その経験が今に生きています。これまで私が見てきた世界とは全く違う見方で世の中を見ている人たちがいることを知りました。見方は必ずしも一つではないことを学んだのです。外交官という仕事は自分の視野を広げられる仕事です。また、私は一人の外交官としてではなく、政務経済部長としての役割を担っています。部長職を海外で務めるのは大変です。自国とは違った環境下でストレスを抱えながら働いている人たちがいます。彼らのプライベートも考慮しながら管理していくことに、特に難しさを感じます。 ▼ポーランドの国民性は ポーランド人はもてなし好きです。外国の文化や人に対してオープンな性格であり、英語を得意とする人が多いことも特徴の一つです。また、歴史的な背景から自国を逃れなければならなくなったときがあります。その結果、人々が移住先の国に残ったことにより、今でもEU加盟国の中にポーランド人コミュニティーがあります。そのためポーランド人は海外に旅行することを好む傾向があります。日本の印象としては、言葉遣いや接客に関して世界的にみても水準が高くてすごいなと思います。日本にいたことがある私の知り合いや同僚のポーランド人の中で、日本が嫌だったという人は見たことがありません。帰国する際には名残を惜しむ人ばかりでしたし、私自身も任期が残り僅かですが、今後日本以上に好きになれる国が見つかるか不安です。 ▼ポーランドの魅力は何か 森が多くあり、野生動物もたくさんいて、大自然を身近に感じられます。地形から見ても、西ヨーロッパと東ヨーロッパの両方の影響を受けています。ポーランドは歴史上ドイツ人、ユダヤ人、ロシア人など多種多様な人々が共存してきた中で、文化が形成されてきました。たとえば、港町のグダニンスクは、バルト海沿岸の歴史を感じる都市で、ドイツとポーランドが混ざった文化があります。東ヨーロッパの影響を受けた地域では、リトアニアやロシア、イスラム的な雰囲気が味わえます。ポーランドは寛容な国であり、民主的な国でもあります。それは15世紀から国王が選挙で選ばれてきたからです。音楽ではポーランド出身のショパンが有名です。ショパンの音楽はポーランド国内のさまざまな場所で感じることができます。ショパンが生まれたワルシャワではベンチから彼の曲が流れる場所もあります。 ▼日本の学生に伝えたいこと 働き始めてからだとなかなか時間が取れません。学生のうちに英語や他国の言語を学んでほしいです。また、たくさん旅行をして、さまざまな考え方を持つ人たちがいることを知ってほしいと思います。 学生新聞オンライン2025年8月13日取材 青山学院大学1年 松山絢美 ■次席おススメのとっておき情報!! ポーランドの特産は琥珀と銀製品で、伝統的なネックレスから若手作家による個性的な装飾品まで多彩。陶磁器や希少な石の装身具も魅力。食品ではソーセージや山羊乳チーズ、リンゴ酒、トルンのジンジャーブレッドが有名。ウォッカや蜂蜜酒など酒類も種類豊富で代表的な輸出品。 法政大学4年 島田大輝/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/国際基督教大学3年 若生真衣/青山学院大学1年 松山絢美

大学理事長・大使館

駐日メキシコ大使 メルバ・プリーア

■メキシコ合衆国メキシコは北アメリカ南部に位置する国で連邦共和国(合衆国)。首都はメキシコシティ。面積は196万平方キロメートルで日本の約5倍。人口は約1億2,601万人でほぼ日本と同じ。公用語はスペイン語。通貨はメキシコペソ。日本とは伝統的に友好関係にあり、交流を開始して400年以上になる。2024年、シェインバウム氏がメキシコ初の女性大統領に就任。 ■駐日メキシコ大使 メルバ・プリーア Profile: メキシコシティ生まれ。社会学を専攻し、公共政策・国際研究の修士号と国家安全保障の資格を有する。国内外で学び、多様性や公共政策に関する著作も多く、2019年より駐日メキシコ大使を務める。 ▼大使になられた理由 7、8歳のころから大使になりたいという夢を持っていました。映画を見ていると国連で世界平和について語る女性が出てきて、それを見た私は「私、大使になる!」と母に言ったそうです。大学では社会学を専攻し、21歳で外務省に入省しました。初めてイスラエルへ赴任したのですが、そこで国際関係学だけでなく社会学を学ぶ大切さに改めて気付きました。国際関係学だけではその国の在り方を理解するのに充分ではなく、経済・歴史・文化など全ての視点が必要です。外交とは「国を代表すること」であるとともに、「人を理解する努力」でもあるのです。 ▼メキシコの文化について メキシコは日本の面積の約5倍あり、地域ごとに豊かな歴史と文化があります。メキシコシティは、5世紀にわたって我が国の中心地です。市内にはピラミッドが存在していて、メキシコ史のあらゆる時代が凝縮されています。アステカ神殿から超高層ビルまで多様な建築様式が共生していて、非常に興味深い街です。海やビーチが好きならカンクンもオススメです。メキシコシティ周辺にはアステカ系、カンクン周辺にはマヤ系といったように、地域ごとに異なる先住民族の伝統が受け継がれています。また、スペイン語に加えて、地域によっては先住民族の言語を教える学校もあり、多様な言語や文化が今も息づいています。メキシコ料理といえばタコスが有名ですが、主材のトルティーヤは地域によって原料が異なります。一般的に北部では小麦粉、南部ではトウモロコシが使われることが多く、食文化も非常に多様です。 ▼日本とメキシコのつながり 日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画という、50年以上も続くプログラムがあります。日本の学生がメキシコに10カ月ほど留学し、スペイン語やメキシコの文化をはじめ、さまざまな専門分野について学ぶことができます。また、両国の大学や研究機関のあいだで300以上の国際交流協定が結ばれていて、2年ごとに日墨学長会議が開催されています。このように、日本とメキシコの間にはいろいろな形でつながりがあり、それは強い絆で結ばれています。私の役割は、より多くの日本人にメキシコに興味を持ってもらうことであり、より多くのメキシコ人に日本に興味を持ってもらうことです。そうすることで絆はさらに強固なものとなりますし、私自身もその連なりの中の一人となることができると思っています。 ▼日本の学生に伝えたいこと 周りの世界に興味を持つように心掛けてください。本では学べないことを教えてくれます。世界はあなたを必要としているのです。他の人とのつながりを大切にしながら、大学生活を楽しんでください。思いっきり勉強し、思いっきり遊ぶことを怠らないようにしてください。 学生新聞オンライン2025年10月6日取材 法政大学3年 島田尚和 ■大使おススメのとっておき情報!! メキシコは地域ごとにそれぞれ特色がありますが、今日はその中でオアハカ州をご紹介します。オアハカは自然と文化の豊かさで知られる州で、南部に暮らすサポテカ族が受け継ぐ伝統衣装「テワナ」の華やかな刺繍は必見です。また、お土産にはケレタロ州アメアルコ発祥の「レレ人形」もおすすめです。かわいらしい姿の一方で、多様な民族文化を象徴し、その継承にも役立っています。 駒沢大学2年 前田康介/城西国際大学2年 渡部優理絵/上智大学4年 吉川みなみ/法政大学3年 島田尚和

大学理事長・大使館

駐日マレーシア大使 ダト・シャフリル・エフェンディ・アブデゥル・ガニー

■マレーシアマレーシアは東南アジアに位置し、マレー半島とボルネオ島の一部からなる。首都はクアランプール。面積は約33万平方キロメートルと日本よりやや小さい。人口は約3350万人。民族は約7割がマレー系で公用語はマレー語。通貨はリンギット。国家元首はイブラヒム第17代国王で9州の統治者で互選する。首相は2022年よりアンワル・イブラヒムが務める。 ■駐日マレーシア大使 ダト・シャフリル・エフェンディ・アブデゥル・ガニー Profile: 英国のケント大学で英語学と政治学を学んだ後、クアラルンプールで公共管理の教育を受ける。1994年に外交職に就いてから2022年に日本に着任するまでの間、ニューヨーク、ワシントンDC、台北、そしてオマーン国に赴任。国家勲章を受章し「ダト」の称号も授かる。 ▼大使になられた理由 学生時代は英国で過ごしました。政治学を学んでいたのですが、各国でいくつもの歴史的な出来事が起こりました。ソ連ではペレストロイカの政策を進めていたり、米国はレーガン大統領が政権を握り、冷戦終結に導いているなど、世界情勢が激しく変化している時代でした。そのような中にあって、「自国であるマレーシアの存在を世界にどう示していくか」について考えるようになりました。このことがきっかけで外交官を目指すという夢ができたのです。また、大学に通う中でさまざまな国際的背景を持つ人たちと交流ができ、もっと世界を知りたいと思うと同時に、マレーシアを世界に向けてもっと発信していきたいという思いが強まりました。 ▼大使の仕事で大切なこと 外交官に必要なのは、常に世界の動きを学び、自国の発展にどう生かしていくかを考える姿勢です。1980年ごろの日本は、高度経済成長を経て大きく成長しました。私は、そのときに日本がいかなる困難を乗り越えて復興を成し遂げたのかを学びました。また、30~40年前の中国は存在感があまりありませんでしたが、今では世界でもトップレベルの経済大国へと成長しています。このように、ここ数十年の間でも世界は大きく変わっています。その時々において観察して学び、吸収することが大切です。マレーシアも1980年ごろに「ルックイースト政策」を打ち出し、日本や韓国から学び、発展させてきました。 ▼マレーシアをセールスする 他の国々にマレーシアをセールスすることも大切な仕事です。そのため、マレーシアにとって何が一番良いことかを考えています。たとえば、日本から投資を引き出すには日本の強みである技術を導入し、代わりにマレーシアは人材を提供します。主要産業である観光業についてもさまざまな政策を実施しています。マレーシアには美しい海や山があり、生物の多様性など素晴らしい自然の宝庫です。世界で最も古い自然公園である「タマンネガラ国立公園」やオランウータンの生息地も誇りの一つです。また、マレーシアは多民族国家のため、いろいろな言語や文化が楽しめることも魅力です。来年は「マレーシア観光年2026(Visit Malaysa 2026)」が開催されるため、観光振興により一層力を入れて取り組んでいます。世界中から多くの人がマレーシアに訪れてくれることを期待しております。 ▼日本の学生に伝えたいこと いろいろなことに挑戦してたくさんのことを吸収し、また、失敗からも多くを学んでください。そして、どのような道に進みたいかを探求していってください。自分の行動に責任を持ち、正しいことを貫く姿勢を大切にしてください。さらに、読書等から他の人の考えを学び、客観的に物事をとらえる視点も養ってほしいと思います。 学生新聞オンライン2025年9月30日取材 法政大学1年 渡辺碧羽 ■大使おススメのとっておき情報!! マレーシアは大自然とグルメが魅力です。サバ州やサラワク州の緑豊かな熱帯雨林、ランカウイの穏やかなビーチやペルヘンティアン島の澄み切ったターコイズブルーの海など豊かな大自然をお楽しみください。食事はナシレマッ、サテー、チャークイティオ、ラクサなどの国民食が人気です。また、お土産にはバティック生地、東マレーシアの手芸品などがおススメです。 法政大学3年 島田尚和/法政大学1年 渡辺碧羽

イベント・企業紹介

詩楽劇『八雲立つ』 ~2025年の終わりに日本の神々と出会う~

2025年12月29日から東京国際フォーラム ホールB7にてJ-CULTURE FEST presents 詩楽劇「八雲立つ」が開幕しました。J-CULTURE FESTは“伝統と革新”をコンセプトに、日本文化に親しみ、新たな価値発見の機会を提供 することを目的に、日本古来の伝統芸能の良さを現代に生かす音楽や舞等の“公演プログラム”と、正月行事を中心に日本文化をさまざまな形で体感する“正月テーマパークを実施。2020年より、“公演プログラム”と“体験・企画展”を通して、日本文化を様々な形で体験できるイベントとして毎年開催しています。詩楽劇「八雲立つ」は公演を通して神々に触れることで、一年の穢れを祓い、新しい一年を寿ぐことをテーマに上演された作品です。知っているようで知らない古くから日本に伝わる神々の物語を本物の装束を纏い、日本のプロフェッショナル達が集結し、古典芸能と音楽が融合する舞台をお届けします。本作の脚本は、歌舞伎脚本家の戶部和久さん。構成・演出は日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞さん。出演は、須佐之男(すさのお)役に尾上右近さん。岩⻑姫(いわながひめ)役に紅ゆずるさん、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) 役に佐藤流司さん、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)役に和田琢磨さん、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)役に梅田彩佳さんが名を連ねます。そしてヴァイオリンの川井郁子さんと和楽器が奏でる音色、石見神楽 万雷の大蛇の舞 が本作を彩ります。今回は開幕に先駆けて2025年12月28日に行われた囲み取材とゲネプロを取材させていただきました。 ■日本文化を極めた第一線の表現者たちが挑む詩楽劇 ~囲み取材~ 尾上右近:須佐之男役の尾上右近です。各エンタメ業界の第一線を走っている実力者たちと、短いお稽古期間にグッと集中して形にしたこの作品がいよいよ幕を開けます。非常にワクワクしている気持ちもあるのですが、少し公演期間が足りないです!もっと長くやりたいと思っていますし、このメンバーでやらせていただけるのは本当に嬉しいです。楽しく和気あいあいとさせていただいてます。その上で、この年末のひとときをお客様に楽しんでいただけるように精一杯進めさせていただきたいと思っております。 紅ゆずる:岩長姫役の紅ゆずるでございます。今、右近さんが仰られたように、私の中では大変短く感じたお稽古期間で集中して頑張りました。この素晴らしい方々と共演させていただくことを大変嬉しく思っております。そして、年の終わりに大切な時間を皆様からお借りいたしまして、舞台に足を運びいただけることを大変嬉しく思っております。精一杯、力いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします。 佐藤流司:瓊瓊杵尊役の佐藤流司と申します。…頑張ります!(記者の「佐藤さんもう一声お願いします」の声を受けて、)もう一声…わかりました。では、長くなってしまうんですけども、頑張ります!!笑 よろしくお願いします! 和田琢磨:伊邪那岐命役の和田琢磨です。先ほど右近さん方が仰られたように、公演期間が3日間と短い時間ではありまして、お稽古もあっという間に終わってしまいました。和気あいあいとしながら、締めるところは締めて、非常にいいものを皆さんにお届けできるのではないかなと思っております。年の瀬にふさわしいような華やかな舞台となっておりますので、ぜひ皆様に楽しんでいただけるように精一杯努めたいと思います。何卒よろしくお願い致します。 梅田彩佳:木花咲耶姫役の梅田彩佳です。大切に、そして責任を持って頑張りたいと思います。よろしくお願いします。 川井郁子:今回ヴァイオリンを演奏させていただきます。色々なジャンルの第一線の皆様とご一緒させていただいて、ワクワクした気持ちでリハーサルをさせていただいております。とても美しいステージなので本番も楽しみです。皆様にお楽しみいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 尾上菊之丞:天御柱、天照を演じます。尾上菊之丞です。演出もさせていただいておりますが、和楽器の演奏、洋楽器の演奏、そして石見神楽の皆さん、様々な者が結集しました。短い稽古期間の中でただ集まっただけではなく、関わりを持って、熱量を重ね合わせて積み上げられるというエネルギーを感じながらお稽古をさせていただきました。カンパニーの全員が集まったのは昨日です。昨日やっと全員が勢揃いしました。でもその中で、同志が集まって緊張感を持ちつつ、明日からお迎えするお客様に向かって、我々の芸能の存在意義や価値みたいなものを確かめながらやっていけると思っておりますので、明日からぜひ楽しみにしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 Q.今回の演出面での見どころを教えてください。 菊之丞:普段はご一緒する機会が中々ないような皆さんと集まりながらも、互いの領域に踏み込みながら、歌も踊りも芝居も一緒に感じながらするというのが詩楽劇の醍醐味だと僕は思っています。稽古をしながら生のその瞬間で感じるものを大事にして演出をつけさせていただきました。 Q.お稽古を通して感じた手応え、本作ならではの見どころがあったら教えてください。 右近:僕自身、個人のことで申し上げれば、前回の詩楽劇も精一杯やらせていただきましたが、前回は菊之丞先生に言っていただいたことや、自分なりに思いついたことを先生にぶつけるということに終わっていった感覚がありました。菊之丞先生とは幼い頃からお世話になっている、見てくださっているという間柄ということもあり、今回は自分の変化を感じて楽しんでいただこう、先生の求めているもの以上を目指そうという気持ちでお稽古に参加していました。そして今回も更に様々なジャンルで活躍されている皆様とご一緒しているという感覚が強いので…楽しいですね。基本的にお稽古なさってる人を静かに見なくてはいけないという暗黙のルールがあると思うんですけども、つい喋っちゃってね笑 なかなか僕も稽古に参加できなかったのですが、途中から来たくせに喋ってマイペースにやっていても皆さんが優しく受け入れていただいて、本当に楽しくやらせていただいています。 Q.装束を見た瞬間のお気持ち、着用された感想をお聞かせください。 紅:私がこの装束を拝見したときには「美しいな」と思ったのですが、実際着用してみますと”護られている”という感覚より”背負っている”という感覚を強く感じました。この装束の一つ一つの所作も意味を持たせたいなと思いますので、丁寧に身を預けたいという気持ちです。あと、お稽古中に右近さんに「お衣裳どうしよう、この袖をどうしたらいいんだろう」と言ったら「そういう気持ちではなくて、この衣裳を自分が操るんだと思わなきゃダメだ。」という素晴らしいお言葉を頂きました。私もその通りだなと思い、そこからは衣裳を自分が操ってやると思って頑張っておりますので、よろしくお願いいたします。 梅田:お衣裳を遠くからでも近くからでもじっくり見たいくらいとても綺麗なので、その衣装に負けないように頑張らないといけないなと思いましたし、今の紅さんと右近さんの話を聞くと本当に頑張ろうと思いました。 Q.本作、普段の演劇とは異なるお稽古だったと思いますが、お稽古をしてみていかがでしたでしょうか? 佐藤:個人的に、稽古に参加させてもらった日数は10日あったか、なかったかくらいの感じなのですが、こうして劇場に入ってみて、改めて場当たりを見させてもらったときにとても壮大で。自分が参加していない間の稽古でも、皆さん一人一人才能を遺憾なく発揮されて稽古されていたんだなと改めて思いました。 和田:今ここには7人並んでいるのですが、演奏者の方や、神楽の方、それから舞踊の方などたくさんの方が関わって、今回の作品が出来上がっています。自分が出ているシーンは限られているのですが、出ていないシーンも非常に楽しく稽古場から拝見させていただきました。普段なかなかお会いしたりしないような方々とご一緒できるお稽古が私にとってはとても貴重でした。 Q.本作ならではの音楽面でのポイント等あったら教えてください。 川井:私は和楽器が大好きで、普段からコラボをやることが多いのですが、今回も和洋の融合のシーンもありつつ、それぞれが丁々発止するような音楽の躍動感が楽しめる構成になっているなと思います。舞台上で躍動しているシーンや厳かなシーンなど様々ありますが、それを盛り上げているのが音楽チームのみなさんだと思うので、ぜひ音楽も楽しみにしていただけたら嬉しいなと思いました。 Q.公演を楽しみにしているファンの方に向けて一言お願いいたします。 右近:私たち舞台に立つ人間も2025年をこの作品で締めくくり、また新たな気持ちで新年を迎えるというところへ向かっていきたいと思っています。そのエネルギーを存分に詰め込んだ舞台にさせていただいておりますし、年越しそばに例えると「もうお腹いっぱい」と思うくらいにてんこ盛りの年越しそばを召し上がっていただけるような舞台です!まだ観劇されるか迷ってる方もいらっしゃると思いますので、ぜひ迷ってる方はお越しいただいて、存分にお腹いっぱい召し上がっていただく公演にさせていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。 ■お祓いとともに幕を開ける、日本神話の舞台世界 ~学生の観劇レポート~ 実際に舞台上でお祓いを行ってからお芝居が始まるという経験が初めてだったのでとても新鮮でした。舞台が始まると、歌や楽器の迫力で神話の世界に引き込まれていく感覚でした。出演者の方々が各エンタメ業界の第一線で活躍している人たちということもあり、衣裳は和装でありながら、舞台全体の構成や演出がとても豊かで日本のエンタメをすべて詰め込んだ宝箱のような舞台でした!最後までジャンルを超えた表現が次々と展開されていて、楽しく観劇しました!日本神話と聞くと少し難しそうな印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、音楽、舞、お芝居を通して楽しみながら知ることができます!一年の終わりに、穢れを祓って新しい年を迎える準備ができるような素敵な作品でした!城西国際大学2年 渡部優理絵 【公演概要】 J-CULTURE FEST presents 詩楽劇『八雲立つ』 公演日程:2025年12月29日(月)~12月31日(水) 会場:東京国際フォーラム ホールB7 構成・演出:尾上菊之丞脚本:戸部和久 出演:尾上右近、紅ゆずる、佐藤流司、和田琢磨、梅田彩佳、川井郁子(ヴァイオリン)、石見神楽 万雷/尾上菊之丞 出演者:花柳喜衛文華、藤間京之助、若柳杏子、藤蔭慧、高橋諒 演奏:吉井盛悟、田代誠(英哲風雲の会)、豊剛秋、藤舎推峰、住田福十郎、川野稜太/安部潤、齋藤順、北村聡 主催:TAILUP/井筒/井筒企画/東京国際フォーラム企画:井筒與兵衛後援:東京都/千代田区/東京商工会議所協力:帝国ホテル、丸ノ内ホテル、東京ミッドタウン日比谷、日比谷OKUROJI、東京交通会館、三菱地所プロパティマネジメント株式会社、東京ステーションホテル助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】特別協力:風俗博物館/京都宮廷文化研究所/日本工学院専門学校公式サイト:https://yakumo2025.com公式X(旧Twitter):@yakumo__2025 学生新聞オンライン2025年12月28日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵

コラム

テリー伊藤 コラムVol.70 ドジャース日本3選手はWBCに出るのか

ドジャース、ロバーツ監督はレギュラーで出演するABEMA TVに、ワールドシリーズ後上機嫌で登場。いつもはドジャースタジアムの監督室でのインタビューなのだが、初めて自宅を公開した。遠くには海が眺められ青い芝生と素敵なプールのある、映画のワンシーンに出てくるような邸宅。監督はワールドシリーズ2連覇の原動力となった選手の名前を嬉しそうに次々と挙げた。LAの明るい陽射しが降り注ぐ居間で日本の三選手の名前はもちろん、活躍ぶりも語ってくれた。しかし話が来年のWBCになると穏やかだった表情が曇る。少し間を置いて話出した。「今年のシーズンは本当に長かった。3月の東京での開幕戦から始まって、アメリカ全土で試合をし、最後のカナダまでの道程。優勝はしたが皆肉体も精神も限界まで使い果たした。出来れば選手達を休ませたい。家族との時間を与えたい。そして来年の私たちの使命はワールドシリーズ3連覇、それをファンは期待している、実現するためにも、選手を休ませたい。但し最後の判断は私ではないが。」まさにチームを預かる監督としての本心だろう。 WBC開幕は3月上旬、メジャー開幕の1か月近く前になる。出場が決まれば2月中旬には完全に体を戦闘モードに作らなくてはならない。ワールドシリーズ7戦の山本選手の「伝説の34球」の熱投を見れば、誰だって1日でも長く休ませたくなる。複雑な気持ちになってきた。しかし、WBCに大谷選手、山本選手、佐々木選手が出ないとなると話題性も華やかさも変わってくる。優勝の確率も変わってくる。彼らに日本代表のユニフォームを着て日本育ちの野球の強さと素晴らしさを世界に見せつけて欲しいのだ。残念ながら今、私を含め日本国民もプロ野球選手もメジャリーグリーグに気持ちが向いている。高みを見ることは決して悪い事ではないが、だからこそ高校野球、甲子園で鍛え上げられた日本野球魂を世界に今一度見せてもらいたい! その為にも大谷選手、山本選手は絶対に必要なのだ。夢の3連覇達成、大谷選手4年連続5度目のMVP獲得、山本選手初サイヤング賞、佐々木投手先発ローテーション確保の夢の実現を願うと更に複雑な心境になってくる。山本選手のことだからWBCでも男気を感じ無理して力投してしまう恐れも。大谷選手も盗塁して怪我をしないか、二人のことだから全力を尽くす事は分かりきっている。WBCに出ても心配、出なくても心配。やっぱり日本に勝って欲しい。私のハムレットのような気持はいつまで続くのだろう…。 テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

区長・市長

大磯町長 池田東一郎

熱中が人を育てる。人にやさしいまち大磯をめざして。 大磯町 町長 池田 東一郎(いけだ とういちろう) 学歴開成中学卒業開成高校卒業東京大学医学部保健学科卒業(疫学教室)※東京大学硬式野球部卒(東京六大学野球リーグ戦出場) 略歴1986年 労働省(現厚生労働省)入省1991年 外務省出向1993年 大蔵省出向2015年 神奈川県議会議員(2期務める)2022年 大磯町長就任 好きなことに夢中になれる人は、どこにいても輝ける。そんな人を応援してくれる町が、神奈川県にある大磯町だ。「日本一住みたいまち・大磯の創造」を掲げ、大磯町長として若者を応援する池田東一郎様にお話を伺った。 ■学生時代について 私は東京大学野球部で、文字通り野球一色の大学生活を送りました。開成高校時代に都予選でコールド負けを喫した悔しさを晴らすため東大に進学し、365日、朝から晩まで練習に励みました。理科系の医学部保健学科に所属し、教養課程では体育の授業だけは出席しなければならず、練習の合間に駒場へ通うような野球づけの学生生活でした。授業に出られない分、試験期は膨大なノートをコピーしますが、当然覚えきれないので、おまじないに、それを枕に眠りました。リーグ戦と試験が重なり、土日に試合、月曜に試験ということもありました。冬は千葉・君津での合宿から大学へ通い、練習と学業を両立。今振り返ると、苦労よりも野球に没頭できた充実した時間が心に残っています。そんな私が政治の世界へ興味を持ったのは、社会に出てからでした。難関と言われている国家公務員試験に合格し、厚生労働省へ入省した際、予算や資料の作成を業務としてこなしていた時に国会議員のことがだんだんとわかって、政治家を心指すようになったのです。 ■子育て世代や高齢者への政策に尽力 私が今、町政の中で最も重視しているのは、大磯町の人口減少への対応です。教育や福祉、地域振興といった各分野の施策を総合的に進めながら、その進み具合を確認して、次にどんな一手を打つべきかを常に考えています。具体的には、☆小学校給食費の無償化や、☆18歳までのこども医療費無償化、☆町立中学校の昼食費補助(毎日1人300円)など、子育て世代をしっかり支える仕組みづくりに力を入れてきました。同時に、65歳以上の介護保険料は神奈川県内最低額に抑えており、ご高齢の方の暮らしも守っていきたいと思っています。一方、住んでわくわくと楽しいまちづくりにもかなり力を入れています。花火大会や水鉄砲を使った水遊びイベントなど、子どもから大人までわくわくの催しを積み重ねてきました。また、大磯プリンスホテルの駐車場を会場にした「大磯まつり」には、今年は18,500人の参加者がありました(町の人口は3万人)。こうした取り組みの成果もあって、大東建託の「住み続けたい街(駅)ランキング」では、大磯駅が神奈川県内で第1位となり、首都圏でも第4位になりました。ただ、それでも人口減少という流れは簡単には変えられませんから、空き家の活用による住宅供給の促進など、「住み続けられる環境」をどう整えていくかが、これからの大きなテーマだと感じています。教育の分野も、いま大きく見直しているところです。英語教育をもっと充実させるために、ALT(外国語指導助手)の配置の在り方を見直し、従来の枠組みにとらわれない雇用の仕組みや、海外出身の人材をどう生かしていくか、といったことも検討しています。 町の取り組みを象徴するキャッチコピーは以下の三つです。☆ 子育て支援「子育てするなら大磯」☆ 健康長寿「住めば健康大磯」☆ 楽しいまちづくり「みんなわくわく大磯」 ■大学生へのメッセージ 大学の4年間でぜひ熱中できるものを見つけてください。熱中できるものがあると、努力は楽しいものとなり、自分の力を伸ばし、人生を豊かにしてくれます。スポーツでも音楽でも構いません。仲間ができ、社会に出てからの大きな力になります。そして、そんな成長を支えてくれる場所として――ぜひ大磯へ! お魚も野菜もとれたてで美味しく、教育費も安く、通勤時には大磯駅からなら座れる快適さもあります。「(食べものが)うまい、(教育費が)やすい、(電車に)すわれる」魅力が三拍子でそろったまち、大磯で新しい一歩を踏み出してください。 学生新聞オンライン2025年11月5日取材 情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥 京都芸術大学1年 猪本玲菜

イベント・企業紹介

Reading Act「スクルージと呼ばれた男」 ~名作『クリスマス・キャロル』...

2025年12月28日から、東京・博品館劇場にてReading Act「スクルージと呼ばれた男」が開幕しました。イギリスの国民的作家であるチャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」をもとにした、オリジナル Reading Act「スクルージと呼ばれた男」を、2025年12月27(土)~12月30日(火)に博品館劇場にて上演します。本作はリーディングアクトという朗読劇をベースにしてストレートプレイのような演技や演出を取り入れた形で表現し、『クリスマス・キャロル』を 6 人芝居に再構築した作品となります。出演は、新木宏典さん、林光哲さん、前川優希さん、三井淳平さん、三本木大輔さん、河相我聞さんといった豪華キャストが名を連ね、翻訳・脚本・演出は、海外戯曲の現代的な解釈と繊細な演出に定評のある若手気鋭の下平慶祐さんが担います。今回は開幕に先駆けて、12月27日に行われた囲み取材とゲネプロを取材させていただきました。 ■とっておきのおもちゃ箱のような”Reading Act” 〜囲み取材〜 Q.心境や意気込みをお願いします。 新木宏典:これまで様々なエンタメの形で表現されてきた『クリスマス・キャロル』を、今回は『スクルージと呼ばれた男』というタイトルで朗読劇に作り変えて皆さんにお届けします。クリスマスが明けてすぐの上演になりますので、皆さんがクリスマスを体験した上で、この作品を届けることができてとても光栄に思っています。 河相我聞:非常に緊張しておりますが、みんなで和気あいあいと稽古をやっておりましたので、楽しい舞台になるのではないかと思っております。よろしくお願いします。 三本木大輔:一富士、二鷹、三本木、三本木大輔です!今回、演出の下平慶祐さんが「この作品をおもちゃ箱のような物語にしたい」ということを仰っていたので、僕たち6人でとっておきのおもちゃ箱を皆様にお届けできるように丁寧に紡いでいきたいなと思っております。よろしくお願いします。 三井淳平:皆さんにとって年の瀬はとても大切な期間だと思うので、この舞台を観に来てもらったからには「朗読劇が見られて良かったな」と幸せな気持ちになるような作品にできたらと思っています。よろしくお願いします。 前川優希:今まで僕はあまりクリスマスを大事なイベントだと思ってこなかったのですが、この作品に参加できたことによってクリスマスの特別さ、人に愛を分け与えることの特別さを改めて勉強させていただいたような気持ちになっております。この作品をご覧いただいた皆様にも、そういう気持ちが訪れたらいいななんて思いながら、精一杯お届けしたいと思います。よろしくお願いします。 林光哲:『クリスマス・キャロル』を演出の下平さんと、これほどのメンバーで創り上げましたのでおもしろい作品になっていると思います。クリスマスは終わってしまいましたが、”アフタークリスマス”として楽しんで観ていただけたらなと思います。よろしくお願いいたします。 Q.不朽の名作である『クリスマス・キャロル』を題材としていますが、稽古をしてみていかがでしたでしょうか? 新木:寓話が不朽の名作になり、長い間このような作品がエンタメとして続けられている背景には、人類が抱える感情・社会問題などに向き合っていること、向き合っている過程で抱く感情というものは、実は昔から良くも悪くもほとんど変わっていないんじゃないかなというふうに個人的に思います。この物語は、学ぶこと、見直すこともできるような題材のものなのだと僕は思っているので、観ていただきたいです。見どころとしては、物語全編を通してのスクルージが変化していく様というところが一番の魅力になると思います。 Q.台本を最初に読んだ時の印象と、実際に稽古をしてみて印象が変わったことなどありますか? 河相:台本を読むと、よく知っている『クリスマス・キャロル』のスクルージの話なのですが、声だけで一人で何役も演じわけ、場面ごとに空気を作るということが少し難しいように思いました。手探りでやっていたのですが、皆さんと稽古をして合わせてみると、役者一人ひとりが作り込みをしているので、世界観や見えるものが全然違っていて、これは素敵な作品だなというふうに思いました。 今となってはしっかり完成されたのではないかなと思っております。 Q.稽古場での雰囲気はいかがでしたか? 三本木:「朗読劇」と言っても、動きもあったりするので目まぐるしいお話なのですが、キャストの皆様がすぐにできてしまうところも素晴らしいなと感じました。そして、(河相)我聞さんが、台本に「上下(カミシモ)」ではなく「左右」と書き込みをしていたのを見てお茶目な人だなと思いました。グッと集中する現場だったのですが、仲良くもなれて、とても質の高い稽古場だったなと思います。 Q.本作は”Reading Act”という形の朗読劇ですが、普通の朗読劇と違う部分や苦労した点などあれば教えてください。 三井:舞台上にある小道具を役者たちで動かしながら、絵変わりを表現するところです。そのような細かいギミックも全部自分たちでやるものですから意外にやることが複数ありまして、マルチタスクをしなくてはいけないところは少し苦労したかなと思っています。今回の作品は、朗読劇の”声”で表現する部分と、僕たちの”身体”を使ってお客様にお芝居を届けるというところのいいとこ取りで、良い意味で混じり合った作品であるなと思いますので、お客様に魅力的に感じていただける作品になっているのではないかと思っております。 Q.男性俳優6人だけでクリスマスキャロルの表現をするということについて、稽古や舞台稽古を通じてどのように感じましたか? 前川:Reading Act『スクルージと呼ばれた男』の中で登場人物の数を数えてみたところ確実に12人以上はいるんです。それを6人という半分以下の人数でやるということ、さらに潤沢に取れたとは言えない稽古時間の中で、本番に至るまでに積み上げることのできるスキルフルな俳優さんの輪の中に混ぜていただけたのは、俳優冥利に尽きる幸せなことだなと思います。このようなことを自分で言うのもおかしいかもしれないのですが、俳優に負荷がかかればかかるほど、そしてその俳優の負荷と熱量が比例すればするほど、とても素晴らしい爆発力を持った作品になると演劇に対して常に思っています。今回はそれを全員が体現するような作品と本番になるのではないかなと思っております。皆様にも楽しんでいただけたら幸いでございます。 Q.演出面での見どころがありましたら教えてください。 林:みんな苦労しているのですが、演出のセットを自分たちで移動するところです。台本への書き込みの量も多いんです。朗読劇で稽古期間がぎゅっとしている中で、僕を含め、皆さん必死にそれを体現してやっています。僕たちが大変な分、見応えがあるものになっているなとは思っていますし、演出の下平さんのセリフや動きの解釈の部分もとてもおもしろいです。これをやり遂げたときにお客様に素晴らしいものが届いているんじゃないかなと思っています。下平さんの今回の演出の部分で自分も参考になるところがあったので、皆さんと出演できてとても嬉しいなと思います。 Q.様々な役を演じることの難しさや、稽古中に大変だった点を教えてください。 新木:一人が複数の役を演じるという演劇もありますが、多くは一役をやります。それも一ヶ月ほど稽古期間がある中でできることなのですが、朗読劇の場合はどうしても稽古日数が減ってしまいます。声の表現でお客さんに想像させられるような台詞回しを短期間でできるようにならなくてはいけないというところで、難しさがあるのではないかと思います。ただ、朗読劇ならではの役作りとして性別を超越したり、自分の年齢とは違う色々な役ができるということが一つのおもしろみだと思います。 Q.この一年振り返っての感想と来年の抱負を教えてください。 林:今年も休みなくお仕事をやらせていただいたのですが、個人的にもう少しお芝居のレベルアップをしたいと思っています。他にも人のために生きるみたいなことを来年は意識していきたいなと思ったので…来年何か困ったことがあったら僕と僕の親戚ぐらいまでの範囲で勢揃いで助けに行くので、オフィスサカイまでメールしてください笑 よろしくお願いいたします! 前川:2025年は色々な挑戦をさせていただいて、その中で多くの発見をしたなと思っています。それは自分の外の世界に対してもそうですし、自分の中に生まれたものを新たに見つけたという一面があるなと思っています。来年からもまだ見つけていないものだったり、見ていない景色や経験していないことを精力的に足も頭も動かしながら探していく年にしていけたらなと思います。 三井:やはり来年もまたお芝居をしていきたいなと思っております。今回こうして朗読劇という形で素敵なキャストの皆様とご一緒して、皆さんのお芝居に対する姿勢、みつさん(林さん)のボケのクオリティとか、そういったものをたくさん勉強しましたので笑 来年に活かして、役者として一皮剥けたいなというのが2026年の抱負です。 三本木:2025年は僕にとって、大きな一歩を踏み出せた年でした。今までの僕であれば、今一緒に並んでいる皆様とお芝居をする機会なんて手に入らないところにいたのですが、来年もまた皆様と板の上で会えるよう、実力と運を自分のものにして進んでいけたらいいなと思っております。よろしくお願いします。 河相:私は毎年変わらず悪い役を演じることが多いのですが、今年最後を美しい作品で締めくくることができて非常に嬉しかったなと思います。来年の抱負としまして、私は50歳になるのですが、この作品のように若い方とご一緒させてもらうと体力や色々な能力が全然違うんです…。来年は体力をつけて、もう少しキャパシティを増やせるようなトレーニングをして、また皆さんとご一緒にできるように頑張りたいと思います。 新木:2025年はおかげさまで充実した仕事をさせていただきました。スクルージおじさんと唯一違うところでいうと、僕は生への執着が足りないと思っていまして、”いつ死んでも後悔しないための毎日を生きる”ということを基本に置いて必死に生きているんです。今回の現場もそうですが、年々歳を重ねるにあたり老いていくことを痛感していきます。河相さんはじめ、後輩の皆さん、次世代を担っていく若い子たちと共演できると、何を託していこうかということを考えます。だから若い子たちと共演できる現場というのは、本当に刺激的だなと思うので、理想の追いかけたい背中を来年も見せられるように、必死に生きていきたいなと考えております。 Q.公演を楽しみにしているお客様にメッセージをお願いします。 新木:『クリスマス・キャロル』という180年前にできた原作が題材になっております。短い稽古日数でやるにはあまりにも情報の多いものだったのですが、僕たちは新しくも説得力のある朗読劇を準備してまいりました。色々なエンタメの形で作られている『クリスマス・キャロル』を朗読劇というジャンルで表現いたしますので、また新しい『クリスマス・キャロル』に出会えるのではないかなと思います。自信を持って、胸を張って、皆さんにこの劇場からお届けしていこうと考えておりますので、ぜひお時間ご都合がつく方は劇場で観ていただけたらなと思います。千秋楽まで精一杯務めます。よろしくお願いいたします。 ■年の瀬に立ち止まって考える、スクルージの生き方 〜学生の観劇レポート〜 “Reading Act”という名前の通り、「読む」と「演じる」の境界に立つ表現の作品だったように思います。暗転中に舞台装置を転換する演出は珍しくないと思うのですが、舞台上の役者さんが見える状態でセットを動かすことを演出として表現していたのが新しい形の朗読劇だと思いました。『クリスマス・キャロル』のお話は「スクルージが改心する物語」というイメージが強い方が多いと思うのですが”クルージと呼ばれた男”で描かれていたのは、スクルージが善人へと変化する瞬間ではなく、”スクルージ”という一人の人間の生き方や、その人生の積み重ねだったように感じました。クリスマスに特別な思い入れがない人や、今年のクリスマスを特に何もせずに過ごした人こそ、年の瀬にこの作品を観たときに感じるものがあると思います。これまで何をしてこなかったかではなく、これから何ができるのかを考えさせられる素敵な作品です。城西国際大学2年 渡部優理絵 【公演概要】 Reading Act『スクルージと呼ばれた男』 原作:チャールズ・ディケンズ 翻訳・脚本・演出:下平慶祐 キャスト:新木宏典 林光哲 前川優希 三井淳平 三本木大輔 河相我聞 ■公演日程2025 年 12 月 27 日(土)~30...

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第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER ~杢代和...

2025年9月6日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは「BEYOND TOGETHER」。20周年を迎える今、TGCは共創によって社会に新しいインパクトを与える“次の20年”へと踏み出します。秋の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 A/Wの多彩な豪華出演者の中から俳優・ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のメンバーでもある杢代和人さんにお話を伺った。 ■夢の舞台TGCで感じる成長と歓声 TGCは10代の頃から憧れていた舞台であり、同世代にとっても特別なステージ。そのTGCに毎年出演できることを心から光栄に思っています。当たり前にならないように、日々、真剣に取り組んでいます。TGCは歓声も含めて、人としての成長が見られる特別な場所です。最初に出演したときは、10代だったのでフレッシュさを意識していました。今は大人らしいランウェイをイメージして、少しずつ大人っぽいカッコ良さを表現できるよう努力しています。今回はクールなモノトーン衣装で、ポイントはシルバーのパンツ。ステージの光に反射して存在感を放ち、ブルゾンと合わせることでよりおしゃれな印象になりました。さらにアクセサリーやネイルもシルバーで統一し、全体に洗練されたスタイルが完成したと思います。出演者が一斉に登場するというスタイルのランウェイが初めてだったので、すごくワクワクしました。ファンの皆さんの歓声を聞きながらのランウェイはすごく楽しかったです。回を重ねるごとに緊張がとけてきて、今回はクールな表情の変化を意識しました。僕にとってTGCは「お祭り」のようなイメージです。会場に来るだけでテンションが上がる。たくさんの出演者の方々とご一緒できることも貴重な機会だと思います。 ■夢がつきない世界で活動を続ける理由 元々僕はTGCに出演することが夢でした。こうしてTGCに出演できたことで、もっとランウェイを歩きたいという夢にも繋がっています。上を見ればきりがない、夢の終わりがないのがこの仕事の魅力の一つだと思います。中学2年生でこの世界に入り、翌年デビューしました。最初はなんとなく始めた仕事でしたが、デビューをきっかけに意識が大きく変わりました。「どうせやるなら名を残したい」という思いもありましたが、それ以上にグループの一員としての自覚が芽生えたんです。デビューした瞬間から、自分の人生だけでなく、メンバーやファンの皆さんの人生も背負うことになると感じ、責任を持って活動しています。 ■活動の中で乗り越えた壁と仲間の存在 一番大変だったのは中学3年生の頃です。放課後は仕事、朝は眠いまま学校へ行く日々が辛かった記憶があります。それでも「頑張らない自分はダサい」と踏ん張れたのは、憧れの木村拓哉さんの存在があったからです。挑戦を重ね努力する姿に影響を受け、「努力して売れる方が幸せだ」と思えるようになりました。今も努力を意識し続けています。仕事の中で一番楽しかったのは、昨年の写真集撮影で訪れた沖縄。メンバーと寝ずに遊んだ時間は最高の思い出です。中学2年生から一緒にいるメンバーは友達のような存在で、家族以上に長い時間を過ごす大切な仲間。グループのために頑張りたいという強いモチベーションで活動しています。 ■今後の夢 夢は、自分発でひとつの流行を生み出すことです。10代や20代に届くようなアイテムを作りたいと思っています。みんなが身につけて楽しんでくれるものを、洋服などさまざまな形で届けていきたいですね。 ■大学生へのメッセージ この世の中は楽しい反面、生きづらさもあると感じます。SNSが普及し周りの目もあり、流行に乗らないと遅れているように見られることもあります。でも大切なのは「自分が本当に何を好きで、誰と一緒にいたいのか」を見つけることだと思います。流れに身を任せて生きるのも良いけれど、好きな人や家族、大切にすべきものを大切にしていれば、それだけで人生は楽しい。自分のことを一番よく知っているのは自分です。失敗しても「ここは頑張った」と思えたら自分を褒めてあげましょう。自分を大切にできれば、毎日がもっと楽しくなるはずです。僕は自分が大好きです。この気持ちを多くの人に持ってもらえたら嬉しいです。 取材者:昭和女子大学2年 阿部瑠璃香 イベント名称:第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2025 A/W)開催日時:2025年9月6日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:さいたまスーパーアリーナ公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25aw/

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第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER ~野村康...

2025年9月6日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは「BEYOND TOGETHER」。20周年を迎える今、TGCは共創によって社会に新しいインパクトを与える“次の20年”へと踏み出します。秋の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 A/Wの多彩な豪華出演者の中から俳優の野村康太さんにお話を伺った。 ■ファンも俳優も一同に会するTGC TGCはこれまでも何回も呼んでいただいていて、今年も出演させていただけてとてもありがたいです。初めの頃は、モデルの兄にランウェイの歩き方を教えてもらって練習していましたが、最近は特別な準備をすることなく臨めるようになりました。もちろん本番前の緊張感はありますが、それにも慣れてきましたね。本番前のルーティーンとしては、ひたすら耳を回して顔のむくみをとっています(笑)。今回のコーデのポイントは、ロングコートです。ここまで長い丈感は珍しくて、とても好きな衣装でした。モデルとしてファッションも魅せるために意識していることは、堂々と自信を持って歩くようにしています。やっぱり「実物もかっこいい」と思ってもらいたいですから(笑)。僕にとってのTGCは、同窓会みたいな存在です。ファンの方々に直接会える機会も中々ないのでわくわくしますし、過去の作品で共演した方々と再会できる楽しさもあるからです。いつも、「TGCまだかな、いつかな」と楽しみにしています。 ■芝居を通して人として成長する 俳優という職業は、改めて影響力のあるお仕事だと思います。ファンイベントで僕に会いに来て涙してくれる方を見ると本当にありがたいと思いますし、エゴサーチで誰かに元気を届けられていると分かると嬉しいです。僕は褒められるのが大好きなので、いいコメントをいただいた時はさらにその部分を伸ばすように心がけています。この仕事のやりがいは、普段「野村康太」として生きていく以外に、役からしか得られない感情を学べるところです。いろんな人生を体験したり、他の役者さんやスタッフさんなどたくさんの人からいいところを吸収できたりするので、人として成長できると感じています。特に、昨年出演した松本まりかさん主演の「夫の家庭を壊すまで」という作品で実感しました。松本さんが感情を100%ぶつけてくださったので、それを受け止めたり、僕も引っ張られて感情を出したりできて、お芝居の感覚を掴めた気がします。自信がつくきっかけにもなりました。 ■憧れの俳優像を目指して 今後は、もっと有名に、人気者になりたいです。僕はラブコメを見るのも好きなので、恋愛映画や青春ものにもチャレンジしたいと思っています。憧れている俳優さんは、俳優を目指すきっかけにもなった菅田将暉さんや、山﨑賢人さんです。菅田さんは、最近も「グラスハート」での存在感がすごくて。登場した瞬間に一気に緊張感が高まるような、そんな“ちょっと違う”雰囲気を出せるようになりたいです。山﨑さんは、お芝居やアクションはもちろん、バラエティでの飾らない姿も好きで、僕もあんなふうに自然体でいろいろなメディアに呼んでいただけるようになりたいですね。 ■大学生へのメッセージ 学生の今しかできないことを楽しんでください。勉強や就活も大変だと思いますが、カラオケやアミューズメントパークなど学割が効く遊びをし尽くすとか(笑)。あとは、何事にも感謝と自信を忘れないこと。僕もスタッフさんの支えがあって階段を上っていけていると思うので、周りの人に支えられていることに感謝して、自信を持って頑張ってほしいです。 取材者:上智大学4年 吉川みなみ イベント名称:第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2025 A/W)開催日時:2025年9月6日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:さいたまスーパーアリーナ公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25aw/ ■野村康太 INFORMATION2ndファンミーティングが東京国際フォーラムホールCで開催決定! イベント名:『NOMURA KOUTA 2nd FAN Meeting 2026』 日時:2026年1月31日(土)【第一部】開場 13:00/開演 14:00【第二部】開場 17:00/開演 18:00 2026年2月1日(日)【第一部】 開場 11:00/開演 12:00【第二部】 開場 15:00/開演 16:00 会場:東京国際フォーラムホールC 金額:7,000円(税込)※全席指定席 ※3歳以上有料 チケット情報【一般発売】(先着順)2025年12月27日(土)10:00~ https://www.ken-on.co.jp/kouta_fm2026

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アサヒグループ食品株式会社 マーケティング二部 アマノフーズブランド...

「体は資本」。技術と知恵で、食の豊かさを追求する。 アサヒグループ食品株式会社 マーケティング二部 アマノフーズブランド商品開発担当 吉岡千里 2018年アサヒグループ食品株式会社入社。首都圏エリアにおいて量販営業を経験した後に、2022年よりマーケティング二部に配属。主に、新商品の企画開発に従事し『いつものおみそ汁』シリーズを担当。 アサヒグループ食品株式会社 マーケティング二部 アマノフーズブランド広告販促担当 野村海帆 2019年アサヒグループ食品株式会社入社。首都圏エリアにおいて量販営業を経験した後に、2022年よりマーケティング二部に配属。主に広告販促業務に従事し、オウンドメディアの運営やメディアタイアップ企画を担当。 フリーズドライ食品のパイオニア、アマノフーズ。今回はマーケティング部門に在籍する吉岡千里さんと野村海帆さんに、入社のきっかけから商品開発の裏側、そして顧客との向き合い方まで、食への熱い思いを伺った。 ■入社を決めた理由 吉岡: 私が入社を決めたきっかけは、大学生の時に病気を経験したことです。当時、大学で所属していたゼミの教授から「体は資本だよ」と言われ、健康な体がなければ何もできなくなると痛感しました。健康の基本は十分な栄養です。だからこそ、その経験から、食品に関わる仕事がしたいと強く思いました。なかでも、自分が心から「美味しい」と思ったものを売りたいと思ったことが、数ある食品会社の中でもアサヒグループ食品に入社を決めた一番大きな理由になります。 野村: 私にとって生きるモチベーションは、美味しいものを元気いっぱい食べることです。そのため、食に関わる仕事がしたいという想いがまず先にありました。また、ゆくゆくは商品開発や広告販促に関わって、自分が「発信する側」のマーケティング系の仕事をしてみたいとも思っていました。アサヒグループ食品は、面接の過程で希望を聞いてもらいやすい社風だと感じたこと、社員の人の良さや雰囲気の良さを感じられたことが決め手となりました。 ■フリーズドライの技術力を武器に、顧客へ「美味しさ」を届ける 吉岡(商品開発): 現在、私はマーケティング部に所属し、商品開発に関わっています。現在、アマノフーズでは、短期、中長期的に策定した戦略に基づき商品開発を行っています。特徴としては、自社の工場を岡山に持っている点が挙げられます。商品開発をする際は、我々マーケティング部だけでなく、開発部や岡山工場との連携を取りながらプロジェクトを進めます。フリーズドライという技術を活かした商品で、競合他社にはない「美味しさ」を提供しています。企画から商品化までは短くて半年ほどかかります。苦労するのは味作りです。試作品ができるまで1週間ほど時間がかかるため、お湯を注いで出来上がるまで最終的な味がわからないという難しさがありますね。 野村(広告販促): 私は広告販促をメインで担当しています。アマノフーズというブランドをより多くの人に知ってもらい、なおかつすでに存在をご存じの方にはブランドへの理解を深めてもらうための活動を行っています。具体的には、ブランドサイトやSNSの公式アカウントといったオウンドメディアでの発信や、Web動画の制作・配信などを担当しています。この仕事で苦労するのは、「誰に何を伝えたいか」を明確にすることです。制作の過程で、よりユニークな表現などに心がブレそうになることがあるのですが、最初に定めた「何のためにこの広告を実施するのか」という目的に都度立ち返り、「アマノフーズブランドとして一番伝えたいことは何か」「届けたい人に一番刺さる表現は何か」を考えるようにしています。 ■「美味しさ」を追求するための妥協なきこだわりと、独自のマーケティング戦略 吉岡: 商品開発において一番意識していることは、味に対して妥協しないことです。なので、なるべく味作りを行っている研究所に足を運び、担当者と直接会話をすることを心がけています。研究所の方は私たちが知らない原料を使っていることがあるので、「なぜこれを使ったのですか?」「なぜこの配合にしたのですか?」と聞き、配合に込められた意味を深く理解するようにしています。その他にも、消費者のニーズを把握するためにも、市場データや競合他社のトレンドはもちろんですが、共働き世帯の増加など「世の中の時流」をメンバー全員で把握していくようにしています。 野村: 私たちはフリーズドライ食品のパイオニアとして、技術力と美味しさへのこだわりを大切にしています。例えば、人気のなすのおみそ汁は、なすを素揚げしてからおみそ汁に入れるという、家庭ではなかなかできない「ひと手間」をかけています。こうすることで、なすのじゅわっとした食感とコク深い旨みを引き出しています。また、具材に合わせて味噌と出汁の種類・配合を変えるなど、美味しさのための手間暇を惜しまないのがアマノフーズのこだわりです。さらに、高品質の商品を求めている層に対して、生活に密着した情報を発信し、そこを接点にアマノフーズを知ってもらうための取り組みも行っています。生活の質を重視しており料理好きである方々に向けて、食材の豆知識や料理家さんのレシピなど、日々の生活に役立つ情報をお届けするとともに、“一瞬で「つくりたて」の美味しさ”が楽しめるアマノフーズの商品も併せて知っていただけるようなアプローチをしています。企業の一方的な押し付けにならないよう、お客様の生活に寄り添う形で認知につなげる工夫をしています。 ■「体験」を通じてファンと繋がり、ブランドをより身近な存在へ 吉岡: アマノフーズをもっと親しみやすいブランドに育てていきたいです。当社から発信しているのは時短や簡便といった機能面が前に出ることが多いのですが、味に妥協しないこだわりや、生活に役立つ情報発信を通じて、お客様の役に立ちたいという思いを伝えていきたいです。今は「価格が高くて手が届きにくい」と思っている方もいるかもしれませんが、生活に溶け込むようなブランドにしていきたいと考えています。 野村: 私は今後も、お客様に「体験してもらう場」を作っていきたいです。当社の商品は一度食べてもらえれば良さが伝わるという自信があります。そのため、おにぎりとアマノフーズのおみそ汁をセットで100円で提供する試食イベントを実施しました。今後はアマノフーズのファンコミュニティも強化し、ファンの方々と双方向のコミュニケーションができる場をさらに広げていきたいです。先日岡山で行った工場見学イベントのように、製造工程を自分の目で直接見て感じていただける企画は、参加者の皆さんに喜んでいただけたので、今後もこのような体験企画を増やしていきたいです。 ■大学生へのメッセージ 吉岡: 皆さんが目の前の活動に全力で取り組んでいるのは、本当に素晴らしいことです。その上で、私は時間のある大学生の間に多くのことを経験することがいいと思っています。社会人になると、大きな旅行などはなかなかできなくなってしまいます。旅先での思い出や様々な経験は、その時は何に結びつくかわからなくても、必ず自分の糧となり、いつか役に立つ時が来ます。やりたいことを諦めずに楽しんでほしいです。 野村: 大学生の皆さんへ、2つメッセージがあります。1つ目は、何かひとつのことを「意思を持って」やるということです。時間があり余っている大学時代はついつい惰性で過ごしてしまいがちですが(もちろんその時間も非常に大切です)、ひとつでも自分の意思で行動した経験を作っておくと、就職活動やその後の人生の糧になります。2つ目は、今感じていることを大事にして、覚えておいて欲しいということです。社会人になって数年が経つと、学生のリアルな気持ちがだんだん分からなくなってしまいます。学生のときに「こうだったら良かったな」と感じていたことや、純粋な感覚は、マーケティングはもちろん、どのような仕事をする上でもアプローチのきっかけとなる、とても貴重なものです。 学生新聞オンライン2025年8月29日取材 情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希 昭和女子大学2年 阿部瑠璃香 / 青山学院大学1年 松山絢美 / 吉岡千里さん / 野村海帆さん / 東京家政大学2年 篠田陽菜乃 / 情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希  

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「ROPONGIコントリーグ」(ニッポンの社長チーム VS ネルソンズチーム)

吉本興業初のコントを中心とした“笑い”の新たな拠点・YOSHIMOTO ROPPONGI THEATERにて、よしもと芸人によるコントの団体戦「ROPPONGIコントリーグ」が2025年12月から約9か月間にわたって開催することが決定しました。本リーグは、全6チームによる総当たり戦で実施。勝敗の行方は、すべて会場の観客投票によって決定されます。純粋な“コント力”と、チームとしての結束力が試される真剣勝負が繰り広げられ、リーグの頂点に輝いたチームには賞金30万円が贈呈されます。本大会は、今年4月に大盛況のうちに幕を閉じた「幕張コントリーグ」に続く第2弾。エントリーするのは全6チームで、各チームを率いるキャプテンを務めるのはななまがり、GAG、ネルソンズ、ニッポンの社⾧、銀河ゆめゆめ、蛙亭の6組。各キャプテンが東西のコント師6組をドラフト指名し、自身を含む7組でチームを結成します。このたび12月3日に開催された「ROPONGIコントリーグ」(ニッポンの社長チーム VS ネルソンズチーム)を取材しました。 ■本リーグの舞台「YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER」について 2025年7月にオープンした、吉本興業のコントに特化した新拠点。コントの臨場感と一体感を存分に味わえる設計になっており、これまでにない環境で、芸人たちの新しい挑戦をお楽しみいただけます。 ■学生新聞インターン生「ROPONGIコントリーグ」レポート コントリーグを観るのは初めてでしたが、観客参加型ならではの一体感に包まれ、最初から最後までとても楽しい時間でした。特に、ジェラードンさんの、誰もが共感できる”電車あるある”を面白く誇張したネタが印象的でした。セットが何もないのに、つかみからオチまで一瞬でお二人の世界観に引き込まれてしまったからです。また、天才ピアニストさんのネタでは、セットをフルに使うからこそ生まれる笑いの渦に巻き込まれました。こんな風に、コンビやトリオごとに異なる小道具の工夫を見るのも面白かったです。さらに、オープニングやMCで芸人さん同士の仲の良さや素の表情が見えたのも、コントリーグならではの温かさだと感じました。観客が投票をして勝者を決めていくので、舞台と客席に境がなく、会場全体でコントリーグを盛り上げていく感覚でした。おかげで75分間ずっと笑いっぱなし、とても元気をもらえる公演でした。ぜひまた観に行きたいです。上智大学4年 吉川みなみ 最初にROPPONGIコントリーグの出場者が登場して舞台上に横一列に並んだとき、その人数の多さに驚きました。ROPPONGIコントリーグは2組ずつ対戦し、観客の投票で勝敗が決まる仕組みで、見ている人を巻き込むところに一体感が生まれていました。最初の挨拶では自分たちの力の強さを見せるために体当たりで盛り上げたり、言葉で張り合ったりする場面が見られました。コントは道具を使うグループと動きだけでみせるグループに分かれていました。ネタの内容としては、人々が共感できるものから舞台上を動き回るものまで幅広いものでした。自分自身に関わりのないテーマでも理解しやすく、十分に楽しむことができました。結果発表では、祈ったり、歓声を上げたりとそれぞれのチームでの団結力を感じました。多くの芸人さんを一度にみられる貴重な機会で、「コント好き」にはたまらないと思います。日頃漫才をみている方でも、コントを通してお笑いの視野がさらに広がっていくと感じました。東京薬科大学3年 庄司春菜 私は今回初めてお笑いを生で観ました。テレビやYouTubeでは味わえない、芸人さんとの距離の近さや会場の熱気が直接伝わる迫力に圧倒されました。また観客席全体の笑い声やリアクションが舞台に反映される瞬間もあり、会場全体が一つの空気として盛り上がっているのを肌で感じることができました。芸人さんとお客さんの間に生まれるこの一体感こそが、生で観るお笑いの醍醐味だと実感しました。特に印象的だったのは、ジェラードンさんの「満員電車」のコントです。以前YouTubeで見たことがあったので展開は予想できたにもかかわらず、表情や細かい動きの面白さに思わず爆笑してしまいました!笑観客投票の結果、チームで獲得した総得票数がまさかの2:2で結果を決めるという接戦となり、最後までどうなるかわからないドキドキ感がすごかったです!最後の最後まで緊張感と笑いが交互に押し寄せてきて、とても熱い時間でした。東京家政大学2年 篠田陽菜乃 ■「ROPPONGIコントリーグ」公演概要 開催期間:2025年12月~2026年8月頃会場:YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER(東京都港区六本木4丁目9-2)公演数:合計30公演(月3~4公演)チケット販売日、詳細は決まり次第「YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER」公式SNS、HPにて発表。 【劇場情報】YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER公式サイト:https://roppongi.yoshimoto.co.jpYoutube:https://www.youtube.com/channel/UCfhfIBo7PhDzpK_Yuyk2OXgX:https://x.com/yoshimot6ppongiInstagram:https://www.instagram.com/yoshimoto_roppongi_theater/ 「ROPPONGIコントリーグ」2026年1月対戦日程のご案内 ・1/8(木)「ROPPONGIコントリーグ ネルソンズチーム vs 銀河ゆめゆめチーム」開場20:30|開演20:45|終演22:00【青山板付組合(ネルソンズチーム )】ネルソンズ/ジェラードン/ブラゴーリ/オフローズ【ちゃちゃちゃ革命(銀河ゆめゆめチーム)】銀河ゆめゆめ/インポッシブル/スクールゾーン/そいつどいつ ・1/14(水)「ROPPONGIコントリーグ GAGチーム vs 蛙亭チーム」開場18:45|開演19:00|終演20:15【ペガサズ(GAGチーム)】GAG/ヨネダ2000/オダウエダ/ぺ【鼓舞羅(蛙亭チーム)】蛙亭/ロングコートダディ/今井らいぱち/真輝志 ・1/21(水)「ROPPONGIコントリーグ ななまがりチーム vs ニッポンの社長チーム」開場19:00|開演19:15|終演20:30【V7(ななまがりチーム)】ななまがり/ダンビラムーチョ/ビスケットブラザーズ/守谷日和【港区婦人会Z(ニッポンの社長チーム)】ニッポンの社長/ヘンダーソン/kento fukaya/軟水 https://roppongi.yoshimoto.co.jp/2025/12/roppongi-1.html 学生新聞オンライン2025年12月3日取材 上智大学4年 吉川みなみ/東京薬科大学3年 庄司春菜/東京家政大学2年 篠田陽菜乃

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「ENT NEXT class~好きを未来に~」開催

株式会社アミューズ、エイベックス株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、株式会社ポニーキャニオンは、エンタテインメント業界におけるサステナビリティアクションを活性化することを目的にした合同プロジェクト「ENT NEXT ACTION」を進めています。「エンタメ4社が一緒に新しい明日をつくる」を共通理念に掲げ、4社が集まることで生まれるパワーで少しずつ前に進めると信じ、毎月の定例ミーティングや各種アクションの企画を実施しています。その第一アクションとして、「次世代を担う子どもたちに、将来を明るく思い描いてほしい」という想いのもと、2025年9月30日、東京都多摩市立和田中学校でキャリア教育プログラム「ENT NEXT class~好きを未来に~」が開催されました。エイベックスの「avex class」に賛同した3社が特別版として実施し、各社から異なる職種の社員が登壇しました。アミューズからはアーティストマネージメントに携わる依田剛大さん、ソニー・ミュージックエンタテインメントからはアーティストの海外進出に携わる増田雅子さん、ポニーキャニオンからはアニメ製作に携わる鎗水善史さんの3名がエンタメ業界の仕事や選んだ理由について話しました。またDJ KOO(TRF)さんが「やりたい! を叶えるために大切にしていること」をテーマに講演しました。 ■トークセッション 登壇者◇株式会社アミューズ 依田剛大◇株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント  増田雅子◇株式会社ポニーキャニオン 鎗水善史 ―― なぜエンタテインメント業界で働くことに? 依田:中学の時はサッカー選手を本気で目指していたのですが、高校でサッカーをやめることになりました。今までずっとサッカーしかやってこなかったので、心にポッカリと穴が空いたんです。絶望を感じていたとき、テレビで明石家さんが自身の失敗話を笑いに変えて消化している姿を見て、すごく勇気をもらいました。ふと自分の人生を見直してみたると、エンタメに救われたていたことを思い出し、この業界で働くことが自分の幸せなんじゃないかなと思いました。増田:元々音楽もエンタメも好きでしたが、好きなことは趣味でいいと思っていました。大学のダンスサークルで、圧倒的な才能を持つ人を目の当たりにし、自分はここで一番にはなれないと感じました。センターで踊ることが自然と似合う人を見つけ、その魅力を引き立てる側に回り、ダンスショーをより映えさせる裏方の作業をするほうが、楽しいと気づきました。裏方でもワクワクする仕事がたくさんあるんじゃないかなと思い、最終的にエンタメ業界に絞って就職活動をしました。 鎗水:ハリウッド映画がずっと好きだったので、映画や映像に関わりたいと思い、この業界に興味を持ちました。映画をたくさん観ているので「あの映画のシーンのような感じですよね」とアニメの脚本家の方とイメージが分かち合えた時、昔から映画を観てきた経験が活きているなと日々感じます。 ――仕事で一番大変だったことは? 鎗水:コロナ禍が一番つらかったですね。不要不急と言われていましたが、楽しく生きるにはエンタメが必要不可欠だと痛感しました。声出しOKのライブができた時は、自然と涙が出ました。 増田:海外だと常識が違うことです。以前、タイで「何時に来て」と言われて、向かったら、渋滞で目的地が目の前に見えているけどなかなかたどり着けなかったんです。この経験から自分の常識で決めつけずに、現地の方に協力してもらいながら最善をつくすというマインドを持つようになりました。 ――「エンタテインメント業界が楽しい!」と感じるのはどんな瞬間? 鎗水:ファンのみなさんの声を聞いた時です。アニメは長い時間をかけて作っているからこそ、感想をSNS上で見たり、ライブ会場でお客様が盛り上がっているのを観たりするのが楽しいです。 増田:レコーディングですね。アーティストの方が歌い始めた時、とてもワクワクします。第一声が聴けるのはすごく貴重なことなので、自分が感じた熱量をそのままお客様に届けられるように努力しています。 ――中学生へのメッセージ 鎗水:好奇心を持ってほしいです。例えば好きな人が聴いている音楽への興味から、その音楽が主題歌となっている映画を観て、その映画監督の過去の作品も観てみようという理由でもいい。入口はなんであれ、ぜひいろいろ興味をもってみてほしいです。 依田:今好きなことがある人は、自分はどこまで行けるのか試してみてほしいですね。まだ見つかっていない人は、いろいろ取り組んでいるうちにこれかも!と思えるものが見つかるかもしれないです。 増田:今思えば中学生の頃の私は、「これは自分に合ってない」と勝手に選り好みしてしまっていたと思います。向いているかどうか一度トライしたら判断できると思うので、苦手そうに見えることでもまずは挑戦してみてほしいです。 ■DJ KOO(TRF)さん講演 中学の時はロックギタリストになりたかったんです。そこからロックバンドを組んでいろいろと活動したけど、上手い人がたくさんいて、挫折しました。でも音楽は好きだったので、仕事にしたいと思っていました。そんな中ディスコに行った際、DJの周りでみんなが盛り上がっている姿を見てカッコいいと思い、DJを始めました。高校時代ラグビー部に入って、言われたことをやる力が身につきましたね。そこから、目の前にあることをとにかくやる。そういう過ごし方をしてきました。このスタンスがエンタメにも繋がっていると言えます。やりたいことを思うことはナイスなことです。それをまずは友達や家族に話してみましょう。言葉に出すことでどんどんイメージが具体化していくと、楽しくなってきますよね。一人で考えるだけではなく、人と話すことでそんなアイデアもあるんだと気づけます。心がけていることは、自分でここまでで良いと思わない、そこからどうやって工夫していくか考えていくことです。エンタメには満点がない。100点以上を積み重ねていくことが求められます。反対に誰か響いてくれる人がいるからこそ0点もないと思います。日頃の準備や自分の気持ちを高めていくことがエンタメの世界では重要で、そこに感動が生まれます。偏見をもったり考えすぎずに、まずは一歩踏み出してみることが大事だと思います。 学生新聞オンライン2025年9月30日取材 青山学院大学1年 松山絢美

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第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER ~曽野舜...

2025年9月6日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは「BEYOND TOGETHER」。20周年を迎える今、TGCは共創によって社会に新しいインパクトを与える“次の20年”へと踏み出します。秋の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 A/Wの多彩な豪華出演者の中から5人組アイドルグループ『M!LK』としても活躍中の曽野舜太さんにお話を伺った。 ■初めてのTGCへの想い TGCへの出演が決まったとき、モデルのお仕事もしたいと思っていたので、すごく嬉しかったです。ブランドコンセプトを伝えられるように、表情を作り、クールなランウェイを意識しました。衣装のポイントは2つあります。帽子とジーンズがお揃いになっていること、襟足にエクステがついていることです。襟足のエクステは人生初でした!金髪に銀のエクステをつけるというこれまでにないスタイルが特徴的で、いつもしないようなメイクにもチャレンジしました。初めてのTGCは振り返ってみると、あっという間でした。出演に向けて、ジムに通い、トレーニングで筋肉をつけました。大好きなラーメンを1か月前から控えていたので、早く食べたいです。(笑) ■M!LKとしてのやりがい 僕らM!LKの活動はライブがメインですが、バラエティー番組に出演させていただいたり、YouTubeなどのいろいろな活動をきっかけにM!LKを知っていただき、「笑顔になれた。支えになっている。幸せをもらった。」と言っていただくと、更にやりがいを感じます。この前、幼稚園くらいの子が、僕たちを見て「ダンスを始めた。アイドルになりたい。」と夢を伝えてくれたときは嬉しかったです。最近、『イイじゃん』がバズったことによって、いろいろな番組へ出演させていただいているので、これからも頑張っていきたいです。僕にとってM!LKはかけがえのない存在です。俳優業をきっかけにM!LKを知ってくださる方が増えることで、M!LKへ恩返しができるといいなと思っています。僕らの仕事は楽しさを届けることです。実際は楽しいことばかりではなく、大変なこともありますが、みなさんに少しでも幸せを感じていただけるように、という気持ちが強いです。歌やダンスなどやることがたくさんあると不安になってしまうのですが、そんなときは焦らず、目の前のことに集中して一つひとつ取り組むことを意識しています。成長し続けられるように、「今日の自分より明日の自分」を心がけています。「時間がない」、「意味がない」などを理由にせず、学び続けていきたいです。自分の知的好奇心に対して壁を作らずに勉強していると、思わぬ場面でその知識がいきてくることがあると思います。 ■今後の夢 富士山に登りたいです!いつかM!LKのみんなで登頂して、日本一の景色を見たいです。個人としては、気象予報士の資格を取って、ニュースキャスターにもチャレンジしてみたいです。俳優活動は、今まで明るい役が多かったので、闇や裏がある役や時代劇など新しいジャンルも興味があります。 ■大学生へのメッセージ 大学は「人生の夏休み」と言われますが、今振り返ってみると、僕自身もそう感じます。怠けるもよし、勉強するもよし、遊ぶのもよしと、なんでもできる時間なので、いろんなことにチャレンジして、有意義に過ごして欲しいです。自分の夢があるなら、逆算してみてください。向かっている方向が違っていたら、なかなかたどり着けません。正しい努力の方法があるはずなので、夢へのロードマップをイメージすることが、夢を叶えるためには大事だと思います。頑張ってください! 取材者:昭和女子大学2年 阿部瑠璃香 イベント名称:第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2025 A/W)開催日時:2025年9月6日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:さいたまスーパーアリーナ公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25aw/

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ふじのくに交流会 ~首都圏で静岡の絆を深める~

静岡県知事 鈴木康友氏 令和7年10月29日(水)、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて「令和7年度ふじのくに交流会」が開催されました。静岡県にゆかりのある多くの方々が一堂に会し、故郷・静岡との絆を改めて確かめ合う、にぎやかで温かなひとときとなりました。たくさんのブース出展もあり、静岡の魅力を再発見しました。 ■静岡県知事 鈴木康友氏より県政報告 「静岡をもう一度輝ける県にする」これが私の目標です。そのために、県民のウェルビーイングを重視し、役所の体制をガラッと変えるLGX宣言を宣言しました。現在、静岡の健康寿命は日本一、つまり世界一です。この「健康」という資産に加え、未来への投資も加速させます。資金確保が難しいスタートアップ企業への支援や、伊豆の稼働していない場所を活用したサテライトオフィス誘致、そして「空飛ぶクルマ」の実装など、先端技術を静岡から発信します。ふるさと納税にも力を入れたいと考えています。また、茶業の海外展開や、空港を拠点とした富裕層観光の誘致にも挑戦します。そして大切なのは「人」です。受け入れ方針を明確にし、外国人を労働力としてではなく、地域を共に創るパートナーとして迎え入れます。これらは次世代を担う皆さんが活躍できる舞台を作るためです。共に新しい静岡を創っていきましょう。 学生新聞オンライン2025年10月29日取材 東京女子大学2年 浮田梨紗 ■交流会 各ブースの様子 ■静岡の魅力発見! ~学生レポート~ 県政報告会を通して、日本国内にとどまらず世界を見据えて進化を続ける静岡県の姿勢に触れ、その未来に大きな可能性を感じました。二拠点居住地として魅力に感じる若者も多いのではないでしょうか。また交流会では、お茶にとどまらない食の豊かさと、温かい県民性に出会いました。政策で掲げる幸福度の高さが、人々の心の余裕として表れていることを感じられる、貴重な機会となりました。東京女子大学2年 浮田梨紗 鈴木知事のお話では、県としてスタートアップ企業の支援や、お茶の価値を再構築する取り組み、多文化共生社会をつくることなど、幅広い分野に力を入れていることを知りました。静岡が地域の魅力を活かしながら新しい挑戦を続けていることが印象的でした。また、各ブースでは静岡のさまざまな特産品を知ることができました。お茶のイメージが強かったのですが、お茶はもちろん、海産物や高校と連携して開発されたお菓子など、地域の特色を生かした多彩な取り組みがあり、静岡の魅力を改めて感じることができました。東京家政大学2年 篠田陽菜乃 僕は静岡県出身で静岡の商品はよく知っていると思っていましたが、ふじのくに交流会を通して知らなかった魅力や企業努力を知りました。また、現地で商品を作る方々の実際の声や商品への深い愛情を直接感じ、その想いが素晴らしい商品につながっているのだと実感しました。一生懸命に取り組む姿勢こそが、最高の味や魅力を生み出す源であると感じました。駒澤大学2年 前田康介 行政や企業の方々が地域課題について具体的な事例を交えながら語られており、現場での実践を重視している点が印象的でした。また、立場の異なる参加者同士が率直に意見を交わす姿から、地域全体で課題解決に取り組もうとする姿勢を強く感じました。学生である私にとっても、地域と関わる意義を再認識できる、非常に学びの多い交流会でした。情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希 駒澤大学2年 前田康介/東京女子大学2年 浮田梨紗/東京家政大学2年 篠田陽菜乃/情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希

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第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER ~綱啓永...

2025年9月6日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは「BEYOND TOGETHER」。20周年を迎える今、TGCは共創によって社会に新しいインパクトを与える“次の20年”へと踏み出します。秋の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 A/Wの多彩な豪華出演者の中から俳優の綱啓永さんにお話を伺った。 ■TGCはキラキラできる舞台 TGCは数年前から出演の機会をいただき、今回も出演できて嬉しいです。「まだ需要があってよかった」と(笑)。出演させて頂くのが当たり前にならないように頑張りたいですね。今回も、むくまないように前日にサウナに行ってビジュアルを整えてきました。僕は普段は俳優として活動しているので、直接お客さんに会う機会や華やかなステージに立つ機会は中々なくて。でも、TGCはいろんな方に見てもらえますし、自分を輝かせてくれる場所だと思っています。 ■一度の人生で何人もの人生を歩めるやりがい 俳優という仕事の魅力は、何者にもなれるところだと思います。学生時代の僕はそこまで頭のいい方ではなかったのですが、役でなら弁護士や警察官など、そのままの人生を歩んでいたらできなかったであろう経験ができるので、一度の人生で何人もの人生を歩めるのは楽しいですね。その中で「自分をどう見せていくか」を考えることはないです。役として演じている時は、「本当の自分が何なのか」が分からないんですよ。家族や友達の前にいる自分は「本当の自分」だと思うんですけど、逆に言えばそれ以外は本当の自分じゃない。そこも含めて、面白い仕事だと思います。 ■周りを支え、支えられること 印象的だった作品は、初めて連続ドラマで単独主演を務めた「恋愛のすゝめ」です。真ん中に立ってみて、作品は、主役の頑張りだけでなく周りの人に支えられて初めて成り立つことを改めて学んだ気がします。そのおかげで、その後の出演作では、主役の方を支えられるようにしようと意識することにも繋がりました。仕事の中では大変なこともありますが、それでも前向きでいるためには、常に楽しむこと、ただそれだけです。プレッシャーがあっても、支えてくれる家族や友達などの存在があれば僕がくじけることはないですね。学生の頃からこのマインドは変わっていません。今後は、闇を抱えている役柄にも挑戦してみたいです。僕の性格上、イメージとして明るい役を頂くことが多いのですが新しい一面も見せていきたいですね。役者としてはまだ何も満足していないんですけど、人生としては既に満足です。家族や友達がいて、仕事も続けていられる素晴らしい環境にいるので、今後も変わらず大事にしていきたいです。 ■大学生へのメッセージ まずは、大学は頑張って卒業してください(笑)。その中で、大学生でしかできないことをしてほしいです。僕自身、社会人になって友達と会う機会が減ってしまったので、毎日のように友達と会える環境は特に楽しんでください。また、やれば誰でも何でもできます。僕も学生の頃は暗記が苦手だったけれど、今はものを覚えるコツを掴んで台詞が覚えやすくなりました。コツは教えられないです…というのは冗談で(笑)、寝る前に集中して覚えるようにしています。夜に覚えると朝には定着していることも多いので、夜に5分でもいいから勉強してみるとか、毎日の積み重ねが大事だと思いますね。そして夢を追う時に大事なのは、自分が大切にしているものを忘れないことです。僕の場合は、家族、友達、周りの環境。大切なものを軸にして感謝の気持ちを持って、頑張ってください。 取材者:上智大学4年 吉川みなみ イベント名称:第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2025 A/W)開催日時:2025年9月6日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:さいたまスーパーアリーナ公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25aw/

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新日本プロレスリング株式会社 代表取締役社長・プロレスラー 棚橋弘至

プロレスを愛し続けた情熱が、新時代を創る ©︎新日本プロレス 新日本プロレスリング株式会社 代表取締役社長・プロレスラー 棚橋弘至(たなはしひろし) ■プロフィール1976年11月13日生まれ。岐阜県大垣市出身。1999年に新日本プロレスに入門し、同年デビュー。IWGPヘビー級王座を始めとした数々のタイトル歴を持ち、“100年に一人の逸材”“エース”として活躍。リング外でも各メディアへの出演や映画主演を務めるなど精力的に活動。2023年12月より新日本プロレスリング株式会社代表取締役社長に就任。2026年1月4日開催の「WRESTLE KINGDOM 20 in東京ドーム」にて現役を引退。 「プロレスに出会って人生が1000倍楽しくなった」。そう語るのは、低迷期の新日本プロレスを背負い、人気復活を導いた“100年に一人の逸材”棚橋弘至選手。来年一月に引退を控える棚橋選手に、プロレスとともに歩んできたこれまでの軌跡、そして新日本プロレスリング株式会社代表取締役社長として描く未来への展望について伺った。 ■猛勉強・猛練習の学生生活 高校生のとき、深夜の中継を観たのがきっかけで、プロレスに憧れを持ちはじめました。ダメだと思った瞬間でも諦めず、カウントを跳ね返す姿に「なんて強い人たちなのだろう」と感銘を受け、自分の想像を超えてくる瞬間に、心が震えました。同時に、プロレスラーの肉体的な強さだけでなく、人前で堂々と振る舞うという精神的な強さにも魅力を感じました。もともと自分に自信がなかったので、「プロレスラーになれば自分に自信が持てるかもしれない」と思ったんです。大学ではプロレス同好会に入り、アマチュアレスリングも始めて、体を鍛えるうちに別人のような見た目になっていきました。3回目の挑戦で、ついに新日本プロレスの入門テストに合格。合格と同時に大学も辞める気でいたのですが、長州力さんから「大学を卒業してから来なさい」と言われ、残り1年でなんと58単位も取ることに。必死で授業に食らいつき、猛勉強を重ねた結果、無事卒業することができました。卒業という形を残せたことで、両親にも恩返しができたと思っています。 ■人気低迷から立て直しへの挑戦 僕が入門した1999年ごろは人気選手も多く、どの会場も満員で盛り上がっていました。しかし、その4年後くらいから総合格闘技やK1の影響で、観客動員が減り人気が低迷しました。これが“低迷期”と呼ばれる時代です。そんな中、僕が初めてIWGPヘビー級のチャンピオンになったのが、2006年。そこからプロレスの人気を取り戻すために、「自分が有名にならなければならない」と強く思うようになりました。試合の合間にテレビやラジオでPR活動をしたり、会場に先乗りしてイベントをしたりして、プロレスのイメージ向上のために力を注ぎました。応援したいと思ってもらえるように、直接その地域の方とお話をして、一歩一歩積み重ねていきました。その結果、空席は日に日に減っていき、会場は再び熱気で包まれるようになりました。心から、頑張って良かったと思えました。プロレスをさらに盛り上げるため、僕はプロモーションの方法やリングでの戦い方、さらには見た目まで、全てを変えていきました。当然、昔ながらのファンからはブーイングの嵐。それでも「自分のやり方は間違っていない」という信念を貫き続けました。そして迎えた2009年、大阪での中西学さんとの試合。試合開始時は棚橋へのブーイングばかりでしたが、攻防を重ねるうちに空気が変わり、終盤には大歓声が沸きました。あの試合をきっかけに、僕のプロレスへの想いが観客に伝わったと感じています。そこから大きく風向きが変わり、応援してもらえるようになりました。 ■信念を貫き、つかんだファンの心 どんなに大変なことがあっても、友達や家族のなかで誰か1人でも信じてくれる人がいたら、頑張り続けられると思っています。僕は、新日本プロレスの伝統的なスタイルと違い、金髪ロン毛のチャラい見た目だったので、これまでに数えきれないほどのブーイングを受けてきました。それでも、レフェリーのタイガー服部さんに言っていただいた「あなたはそのままでいいよ」という言葉を信じ続けることができたのです。さらにプロレスは年間に約150試合あり、全国を移動しながら闘い続けます。その土地で年に1、2回しか観られないお客さんに対して、負けをずっと引きずりながら、元気のない姿を見せることはできないですよね。だから、悔しい想いは一度封印しておく。そして、次その相手と試合をするときに、それを取り出す。これは、毎試合100パーセントの力を出すためのテクニックです(笑)。そして何より、プロレスに費やした時間や努力が、試合に臨むときの自信に繋がります。食事管理や睡眠、インタビューなどで試合を盛り上げる準備をして、不安要素をなくしておく。そうすれば、あとは覚悟を決めて頑張るだけです。「備えあれば憂いなし」。まさにこの言葉の通りですね。 ■新日本プロレスの未来をさらに明るく 皆さんも日常生活の中で、喜怒哀楽を感じることがあると思いますが、プロレスはその振り幅が格別です。嬉しくて泣いたり、泣くほど悔しがったり、喜怒哀楽の感情が全方向に動きます。そしてそれが、だんだんと心地よい疲労感になっていく。まさに、プロレス会場でしか味わえない非日常ですね。少し観たくなってきましたか?(笑)引退を発表してからも、やはり現役を続けたいと思う瞬間はあります。でも、選手がどんどん入れ替わっていくからこそ、リングの中身が面白くなっていくんですよね。そう考えると、いい引き際のタイミングをいただけたと思っています。僕自身、全力という言葉が大好きで、これまでも「その日で命が終わってもいい」と思えるような闘いをしてきました。だから、後悔はほとんどありません。引退日の2026年1月4日。引退しても仕方がないという状態で臨むか、「まだできる」と言ってもらえるコンディションに仕上げていくのか。やはり一選手としては、惜しまれながらリングを去りたいですね。これからは、新日本プロレスというものを大きくしていくことが1番の目標です。スター選手を生み出して、日常会話の中でプロレスが語られる未来をつくりたい。今の新日本には、その未来を実現できる選手が揃っています。かつてスター選手が並び、過去最高益を出した2019年を本気で超えたいです。もう人材は揃っているので、それをどう売り出していくか。あとは社長である僕の仕事です。 ■大学生へのメッセージ 明るい未来と自分の成功している姿を、常に想像してみてください。頭の中でイメージしたことは、皆さん実現できるんです。僕はいつも、東京ドームの超満員のお客さんをイメージして戦ってきました。そして、引退試合でもそれが実現すると信じています。人生、悪いことも良いことも起きると思いますが、平均したらプラスマイナスゼロ。良いことがあったときは少し用心して、悪いことがあったら、これからは絶対に良くなると信じて。そのメンタルを保っていれば、きっと何でも乗り越えられますよ。 学生新聞オンライン2025年9月4日取材 国際基督教大学3年 若生真衣 城西国際大学2年 渡部優理絵/国際基督教大学3年 若生真衣/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香

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PHIARO MOBILITY HUB VISION LAUNCH EVENT開催

「Movement is Life」でモビリティ開発から新たな領域へ 株式会社フィアロコーポレーション 代表取締役社長 岩﨑晃彦 フィアログループは1939年の創業以来、モビリティ開発分野においてデザインやエンジニアリングをはじめ、幅広いサービスを提供してきました。こうした知見と実績を基盤に、次世代モビリティ開発に不可欠な人・技術・設備といった開発環境を整え、多様なパートナ ーと共に活動するプラットフォーム企業として進化を続けています。その新規事業の一環である『PHIARO MOBILITY HUB』のローンチイベントが2025年10月29日、代官山蔦屋書店にて開催されました。 「クリエイティブアライアンス」を締結した世界的ダンサーのMiyuさんのライブパフォーマンス ■PHIARO MOBILITY HUBについて 「Movement is Life」をスローガンに、場所(Exciting Place)と技術(Innovation)と挑戦者たち(Challenger)の姿を通じて、一人ひとりの豊かなモビリティライフを創造する仕組み。 株式会社フィアロスペースおよび株式会社フィアロコーポレーションとカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、フィアロが「PHIARO Mobility Hub」事業の一環として推進する栃木県宇都宮市にある旧ヒーローしのいサーキット(現SHINOI RING)を、モビリティの未来と人々の暮らしが交わる場として再生することを目指します。本プロジェクトは、サーキット施設の再生を超え、人・自然・テクノロジー・文化が結びつく新たなモビリティ拠点を創出する取り組みです。フィアロとCCCは、モビリティがもたらす「動き」と「つながり」の価値を再定義し、その世界観を「Movement is Life」というテーマに掲げたSHINOI RINGとして再構築します。 ■株式会社フィアロコーポレーション 代表取締役社長 岩﨑晃彦 「Movement is Life ―動くこと、それが人生」というスローガンのもと、フィアログループは車の走行施設だけではなく、モビリティの新しい可能性を体験できる場所を創造しています。具体的には大人だけでなく子どもたちや家族全体が楽しめる施設を目指し、「将来のユーザー」である子どもたちにモビリティの楽しさを体験してもらうことが重要だと思っています。子どもたちがゴーカートに乗り、すぐ隣で実際のスポーツカーがサーキットを走るという環境は、他の場所ではなかなか味わえない特別な体験です。今回のプロジェクトは、フィアログループだけではなく、多くのパートナーとの協力によって実現しています。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、モビリティマーケティングデザイン事業部を通じて「企画で世界を素敵な場所にする」というパーパスのもと、体験価値の発信とカフェを中心とした人のコミュニティづくりに貢献する予定です。また、地元の宇都宮市とも連携をして、地域との協力関係を築きながら、篠井町という街全体を盛り上げていきたいと思います。『サーキット=レースをする場所』というイメージを持たれる方が多いと思います。しかしせっかくクローズドで安全な環境があるのだから、それを活かしていろんな使い方をしたい。そんな想いからいろいろと考えて、今回のローンチに至りました。都心から約2時間かかる立地をどう魅力的にするか。様々なプロジェクトを通して多くの方に体験価値を届けていきたいと思っています。この場所で皆さんが楽しんでくれる笑顔を見ること、それがこのプロジェクトの成功だと思います。ぜひ遊びに来てください。 学生新聞オンライン2025年10月29日取材 アシスタント 和田真帆/泊剛平

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第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER ~嵐莉菜...

2025年9月6日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは「BEYOND TOGETHER」。20周年を迎える今、TGCは共創によって社会に新しいインパクトを与える“次の20年”へと踏み出します。秋の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 A/Wの多彩な豪華出演者の中から女優の嵐莉菜さんにお話を伺った。 ■モデルという自分の原点 TGCには何度か出演させていただいていますが、憧れの場所であることは今もずっと変らないので、やっぱりステージ裏では毎回とても緊張してしまいます。でも、ランウェイに出た瞬間に一気にスイッチが入って、歩いていてどんどん楽しい気持ちが溢れてきます。ファッションを盛り上げる発信者の一人になれていることを嬉しく思いますし、私はモデルでもあるんだという、原点を思い出させてくれる場所だなと改めて感じます。ステージに向けては、体づくりに力を入れ、自信を持ってランウェイができるように準備しています。当日に衣装が変わることも珍しくはないので、「もし急に足を出すスタイルになっても大丈夫!」と思えるように全身を鍛えておくと、とても安心できますし、自信にも繋がっています。 ■その時、自分の心に触れるものを大切に 今回着せていただいた衣装は宇宙をテーマにしていて、靴やタイツまで全体に統一感があってとてもお気に入りです。コートでありながら、ボタンを留めるとドレスのようなボリューム感があり、華やかで着ていてすごく気分が上がりました。普段の私は、トレンドと自分らしさのバランスを大切にしています。特に好きな青色をコーデに取り入れることが多いのですが、他にも好きな色がたくさんあるので、その日の気分や直感で服を選んだり、帽子でも鞄でも、取り入れたいアイテムを決めて、そこからコーデを組んだりすることもあります。「何が好き?」と聞かれると困っちゃうくらい好きなものがたくさんあるので、新しいものを取り入れながらも、「私はこの系統しか着ない」と決めつけずに、その時の自分の気持ちを反映することが、ファッションを楽しむ上でも大事かなと思っています。 ■人の心を動かせるやりがい お芝居にも共通するのですが、モデルも人の心を動かせる職業の一つだと思います。ファッションを武器にして、「私も着てみたい」と誰かの憧れや勇気を与えられる存在になれた時はとてもやりがいを感じます。プレッシャーを感じることもありますが、私はいざ始まると「楽しい!」と思えるタイプです。乗る前は緊張するけど乗ったら楽しいジェットコースターみたいな。本番前は怖くても、経験を重ねてコツを掴んだり、お客さんの反応で力が湧いたりします。今後も、いろんなことに挑戦して、どんどん幅を広げていけたらいいなと思います。ドラマ「ちはやふる-めぐり-」では、同世代の俳優さんたちとのお芝居を通して、たくさん刺激を受け、学ばせていただくことばかりでした。お互いの趣味について話したり、悩みを相談し合ったりと、ドラマの中の関係性だけでなく、実際の絆も深まったからこそ、自然なアドリブシーンが生まれたこともありました。また、声優のお仕事にも初めて挑戦させていただきました。普段のお芝居とはまた違う、声だけでの感情表現は、とても難しく苦戦することもありましたが、私の中で新しい世界がまた広がったことの嬉しさ、そして声のお仕事の楽しさを教えていただき、忘れることのできない貴重な経験をさせていただきました。 ■大学生へのメッセージ 私も現役大学生です!仕事との両立は簡単なことではありませんが、空いた時間は少しでも授業に出たり、周りの方の支えのおかげで、今までフル単でこれています!忙しい毎日の中でも、大学での学びや人との出会いが自分を支えてくれる瞬間がたくさんあります。皆さんにも、諦めず、でも時には休憩しながら大学生活を送ってほしいです。大学でしかできない経験を大切に、そして一緒に卒業を目指して頑張りましょう! 取材者:上智大学4年 吉川みなみ イベント名称:第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2025 A/W)開催日時:2025年9月6日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:さいたまスーパーアリーナ公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25aw/ ■嵐莉菜インフォメーション 劇場アニメ『パリに咲くエトワール』 2026年3月13日(金)全国公開 キャスト:當真あみ、嵐莉菜早乙女太一 門脇麦 尾上松也 角田晃広 津田健次郎配給:松竹  公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/parieto-movie/公式X:@parieto_movie 公式Instagram:@parieto_movie  『ONE PIECE FILM RED』の谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』のキャラクターデザイン・近藤勝也が贈る、ふたりの少女の物語。脚本は『ヴァイオレットエヴァーガーデン』の吉田玲子、主題歌は緑黄色社会。ふたりの少女は、困難な時代の中、異国の地で、互いに支えつつそれぞれの夢を諦めることなく、まっすぐに追いかけていく―

学生新聞インターン

株式会社吉野家ホールディングス 代表取締役社長 成瀨哲也

挑戦が個性を輝かせ、革新が未来を切り拓く 株式会社吉野家ホールディングス 代表取締役社長 成瀨哲也 (なるせてつや) ■プロフィール1988年に吉野家ディー・アンド・シー(現吉野家ホールディングス)に入社。吉野家店長や新業態企画などを経て、株式会社千吉 代表取締役社長、株式会社はなまる 代表取締役社長、株式会社吉野家ホールディングス 取締役兼アジア統括本部長を歴任。2025年5月より株式会社吉野家ホールディングス 代表取締役社長を務める。 全国に店舗を構え、長年”うまい、はやい、やすい”を提供し続けてきた吉野家。先輩の背中に憧れ、アルバイトから社員となった成瀬社長は、公平なチャンスと実力を重んじる吉野家の環境で、自ら道を切り開いてきた。現場を知る社長が語る、吉野家と吉野家ホールディングスの奥深い魅力に迫る。 ■どんな学生でしたか? 小学校3年からずっと剣道をしていました。当時は先輩・後輩の関係性がすごくありました。そのため、新設校の一期生で自由だった高校時代は、先輩がいなくて楽しかったですね。大学進学を機に引っ越した先で出会ったのが、吉野家でした。吉野家で働こうと思ったのは、時給が良かったことに惹かれました。私が働いていた店舗が地区の本部がある店舗だったこともあり、名古屋で一番を期待されていたので、「できるまでとにかくやる」という面では厳しさもありました。しかし、吉野家で働くこと自体は楽しかったですし、働く先輩方がかっこよく見えました。店舗の上にあった本部の方に「社員にならないか」と誘われた時、正社員になろうと決めたのは先輩のかっこよさや憧れの気持ちから「自分もこうなりたい」と自然に思いました。それに加えて、入社するまでの半年間、採用の手伝いをさせてもらったんですよ。そこで本部の仕事内容や働く人の人柄を知ると、みんな吉野家のことが大好きで親しみ深い方が多いのだなと分かりました。今思えば、そんな人柄に惹かれたのも入社した一因だったのでしょうね。職位が上がると共に、紙キャップの色が変わる制度が当時あったんですね。最初の新人時代はオレンジ色ですが、次第に店長と同じ青色や一本線が入ったマネージャーの紙キャップへと変化していきました。この制度は働く上で、非常に良いモチベーションになっていました。そういうことを教えてくれたのも先輩方でしたね。 ■吉野家と吉野家ホールディングスの魅力 吉野家を変わらず大好きな理由な一つは、「国籍・性別・年齢・キャリア問わず、チャンスは公平に、評価は非平等に」という方針を取っていることです。挑戦したい人、成長したい人には機会が用意され、会社が応援してくれます。若いときから意見を言いやすく、成果を上げればその努力を評価するという風土もあります。私自身も、実績次第で評価される点も好きなところですね。他社にはない吉野家の魅力は、社員が100人いたら80人以上が吉野家でアルバイトをしていたという事実です。社員の8割がアルバイト出身という会社は、世の中にはあまりないと思います。飲食業ならではの大変さもあるなかで、8割もの人が社員になってくれるというのは、みんな吉野家が好きだからなんです。そして吉野家の強みは育成にあると思います。最近ではアルバイトから社員になる外国籍の方々も増えています。彼らは非常に向上心が強いので、高い目標に対しても真摯に取り組みますし、さらなる高みを目指します。社員として入社したら、自分自身も成長しなければならない中でも、モチベーションを引き出して、徹底的に教えていく。これはアルバイト時代の「一人でも多くのお客様を喜ばせたい」という思いが通じているんだと思います。原材料費や人件費の高騰の影響で、多くの飲食店が値上げをしている中で、単純値上げはできなくなりました。値段以上の価値がある商品を提供すること、お客様の満足度を上げることを心がけています。吉野家といえば牛丼という、ごはんがほかほかとした感じや、タレが浸みて牛肉に絡んでいるイメージを持ってもらえていると思いますが、今後それを差別化として使っていきたいですね。また、タレや肉は良いものを持っているので、上手く横展開できないか検討しています。さらに最近は吉野家ホールディングスでは、ラーメンの領域に力を入れています。今後牛丼の吉野家、はなまるうどんに次ぐビックネームになってほしいですね。ラーメンは世界で戦えるので、グローバルで活躍したい人に働くチャンスを提供したいです。 ■どんな人と働きたいですか? 探求心を持った人と働きたいですね。例えば、カレーを作るとして、ベーシックなカレーを作るだけにとどまらず、このカレーにはどのスパイスが合うのか、鶏が合うのか、豚が合うのかなど、どうやったらより美味しくなるかを追及することが必要になると思うんです。チャンスが公平に与えられる中で、やったことがないことだとしても勉強して、こうやったらどうかと気づける人。一つのものに興味をもって、それに対して真摯に向き合い続けることができる人。得た知識を自分や周りの人のパフォーマンスに活かせる人。このような人が求められると思います。また、素直な人であってほしいですね。目上の人や立場が上の人に対して、年齢を重ねると忖度するようになってしまうこともあるでしょう。だから自分のままでいること、自分の思っていることをそのまま伝えることは大切だと思います。当社は最近、マネジメント研修だけでなく、相手の思いを引き出すコミュニケーションの取り方についての研修も行っています。具体例を挙げると、提出物を出さない人に対して、期限までに提出できないどのような要因があるのかを聞いて一緒に課題を紐解いていく姿勢を大切にしています。こうした取り組みを通じて、働きやすい環境づくりと同時に、立場を越えて互いが学び合い、成長し続けられる関係性を重視しています。 ■学生へのメッセージ 旅行でも何がきっかけでもいいので、海外に行ってほしいです。今までとは違う経験をすることで見えてくるものがあります。その土地の習慣、支払い方法すらも日本とは異なっているので、今までの環境の良し悪しが理解できると思います。 学生新聞オンライン2025年11月25日取材 青山学院大学1年 松山絢美 津田塾大学3年 山下さくら/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/青山学院大学1年 松山絢美

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日本赤十字社 社長 清家 篤

人間を救うのは、人間だ。「理論」と「人道」をつなぐ道とは 日本赤十字社 社長 清家 篤(せいけ あつし) ■プロフィール日本赤十字社社長、慶應義塾学事顧問、慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学経済学部卒業、博士。2009年~17年慶應義塾長、2018年~22年日本私立学校振興・共済事業団理事長、2022年より日本赤十字社社長。この間、社会保障制度改革国民会議会長、日本労務学会会長、全国社会福祉協議会会長、労働政策審議会会長なども務める。 慶應義塾大学の塾長から日本赤十字社社長へ転身する異例のキャリアを歩まれた清家篤氏。労働経済学の権威として知られる清家氏が、なぜ人道支援の最前線に立つことになったのか。学生時代に熱中した学問から、組織のトップとしての使命まで、人間のいのちと健康、尊厳を守る活動の魅力を聞いた。 慶應義塾大学経済学部の学生だった頃、力を入れていたのは経済学の勉強です。経済学は、人間行動を合理的に説明する学問であり、人間と社会を理解するために有用で面白い学問だと感じていたからです。特に大学3年生になってからは、労働経済学という、働くということを経済学で分析する分野の研究会に入会し、卒業論文の執筆に熱中しました。私の卒業論文のテーマは、ゲーリー・ベッカーの人的資本理論です。この理論は、教育や企業内訓練といったものを「投資」と見なし、その収益として個人や企業が高い仕事能力や賃金を得る、というものです。ベッカーの理論では、企業は、どこでも役立つような汎用性の高い能力を高める投資はしないはず、とされていました。なぜなら、コストをかけて訓練をしても、社員が他社に転職すれば企業はそのコストを回収できないからです。しかし当時、日本企業は社員を全額負担で海外のビジネススクールなどに派遣していました。ビジネススクールの教育は、特定の企業向けではないため、これはベッカーの理論に反する行動に見えました。私はここに注目し、実証分析を行いました。その結果、当時、大企業ホワイトカラーの転職市場はまだ確立されていなかったため、企業は安心して投資ができたという事実を明らかにしました。そのほか、アルバイトで家庭教師をしていました。また、ボランティアで中学・高校時代に所属していた学校のラグビー部のコーチを手伝うため、週末の練習に参加していました。大学ではプレーする自信はありませんでしたが、ラグビーも体を動かすことも好きでしたので続けていたのです。 ■研究者から大学経営者を経て人道の道へ 労働経済学が大変面白かったため大学院に進学し、研究者になろうと思っていました。もちろん、研究者になれる保証はなく、リスクのある選択でしたが、卒業論文の作業を終えるころには、あまり迷いはありませんでした。大学院合格後、各研究科数名だけが貰える小泉奨学金の審査にも通り、少し自信も付きました。その後、修士課程修了時に、当時はまだあった助手制度に応募して助手論文を慶應義塾大学商学部に提出し、採用されたことで大学教員のキャリアを始められました。助手を4年ほど務めた後に助教授(現在の准教授)となり、アメリカでの在外研究機関を挟んで7年後に教授となりました。労働経済学分野でいくつかの学術賞を受賞したり、政府の審議会の委員を務めたりするなど、研究者としても充実した職業人生だったと思います。天職と思っていた大学教員人生を満喫していたところ、思いがけず学部長に選ばれ、さらに学部長をしているときに塾長選挙となり、青天の霹靂で慶應義塾塾長に選ばれました。塾長になると教師や研究者としての活動はほとんど諦めなければなりませんが、若い頃からお世話になった慶應への恩返しと思って引き受け、リーマンショック後の財政危機を何とか乗り切り、2期8年の任期を全うしました。塾長退任後は私立学校の御世話をする事業団の理事長に選任され、その途中で前任の社長のお声かけというご縁もあり、日本赤十字社の社長となったのです。赤十字の中立性、独立性は私立大学にも共通しており、その理念に共鳴したことも、この職を引き受けた大きな理由です。 ■苦しむ人を救う、150年近い信頼の組織 日本赤十字社は、アンリー・デュナンが「敵味方の区別なく救う」という人道の精神を提唱した理念を実現するために作った赤十字運動の国内で唯一の組織です。世界の191の国や地域の赤十字・赤新月社のネットワークで活動しており、ジュネーブ条約に基づく組織でもあります。私たちの使命は、苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守ることです。日本赤十字社の始まりは、西南戦争において救護活動を行うため1877年に設立された「博愛社」であり、日本政府のジュネーブ条約加盟翌年の1887年に日本赤十字社に改称しました。設立以来、国内外における幅広い分野で活動しており、災害救護、全国90に及ぶ赤十字病院での医療提供、日本で唯一の採血事業者としての血液事業、福祉施設運営、看護師教育、青少年赤十字など、活動領域は多岐にわたります。日本赤十字社の魅力は、世界的なネットワークを持つ国際性と、苦しんでいる人を救うという明確な使命のために、150年近い長期間にわたりたゆみなく活動を継続してきたことによる信頼性にあります。また、国内法(1952年の日本赤十字社法)によって災害時等における公的な役割が明確に定められている一方で、自主性が尊重されていることも特徴です。さらに、全国全ての都道府県に拠点を有し、全国各地で事業を展開しています。その活動を遂行するために、6万8千人の職員と68万人のボランティアを擁しており、非常に大きなマンパワーを備えた組織です。私たちは、「中立」かつ「独立」の立場で「人道」の実現のために活動しているため、いかなる政治的、人種的、宗教的な立場からも距離を置いています。いかなる人も除外することなく、全ての人を潜在的な援助対象としています。有り難いことに、令和7年度の調査では、人道支援団体としての認知度で首位となりました。 ■想像力とチームワークで未来の赤十字を担う 日本赤十字社は、その使命を果たし続けるために、未来の赤十字を担う職員に大いに期待しています。多様な個性をもった人たちと働きたいと考えていますが、共通して求めている資質もあります。まず何よりも、赤十字の理念に強く共感していることです。人道の精神を尊重し、「人間を救う」ことへの強い思いを持っていることが欠かせません。そして、人間に興味を持ち、あらゆる状況下でも自分の頭で考えて対処できる資質を持った方であると嬉しいです。支援される人と支援する人、双方の側に立って物事を考えられるような深い想像力はとても大切です。採用においては、仕事の基礎能力に加え、さらなる成長を続けようとする向上心を持っていることも大切な基準になります。赤十字が取り組む課題は多岐にわたり、一組織の活動だけでは完結しないこともあるため、チームワークやコミュニケーションを大切にし、他者との連携や協同を実践できる能力も大切です。また、社会や経済状況の大きく変化する中で常識や既成概念の枠にとらわれず、柔軟に対応できることも重要です。今、世界は高齢化という人口動態、AIなどの技術革新、武力紛争を頻発させる地政学的な変化、そして温暖化という気候変動など、大きな構造変化に直面しています。これらの変化は赤十字の活動の必要性を高めます。例えば、温暖化による自然災害の頻発と激甚化は、救護・救援活動への需要を増加させるでしょう。こうした中で、私たちはDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、仕事の生産性を上げることも求められています。「人間を救うのは、人間だ。」というスローガンに象徴されるように、人間にしかできない活動により多くの時間を割けるようにするためです。また、人口が減る中でも、人々の赤十字の活動への関心と活動への参加率を高めるべく、2年後に控えた創立150周年の記念事業を盛り上げていきたいと考えています。 ■大学生へのメッセージ 大学生の皆さんには、学生時代にしかできないことを存分にやっておいてほしいと思います。もちろんその筆頭は学問をすることです。大学での「学問」は高等学校までの「勉強」とは違います。それは、自分の頭で考えるということです。自分の頭で考えるというのは、闇雲に思いを巡らすということではなく、系統的(システマティック)に考えることです。具体的には、「考えるべき問題を見つけ」「その問題はどうして起きているのかを考え」「その考えは正しいかどうか確認し」「正しければそれを人にわかるように説明して問題を解決する」というプロセスです。これは、学問において「研究課題を見つけ」「その課題を説明する理論(仮説)を構築し」「その理論(仮説)を客観的な方法で検証し」「結論を導く」というプロセスと全く同じです。この「考える力」は、クラブ活動などでも養えます。芸術系であれ運動系であれ、活動の中で課題を見つけ、解決のための仮説を作り、それを検証し、最も良い方法で課題を解決する。このプロセスを学生時代に徹底的に身につけていただきたいと思います。 学生新聞オンライン2025年11月10日取材 情報経営イノベーション専門大学1年 襟川歩希 上智大学4年 吉川みなみ/情報経営イノベーション専門大学1年 襟川歩希