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イベント・企業紹介

熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン2025

多和田任益さん・嘉島 陸さん・鳥越裕貴さん・木﨑ゆりあさんが再集結! 撮影:サギサカユウマ 2025年12月18日から東京・紀伊國屋ホールにて『熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン2025』が開幕しました。2020年に開幕し、観客にセンセーションを巻き起こした「モンテカルロ・イリュージョン」。しかし、感染症の影響により、公演は中止を余儀なくされました。その後、2024年には紀伊國屋ホール60周年記念公演として新たなキャストを迎え、満席のスタンディングオベーションに包まれながら千穐楽を迎え、多くの再演希望の声が寄せられました。そして2025年12月、再び「モンテカルロ・イリュージョン」が満を持して紀伊國屋ホールに帰ってきます!主演・木村伝兵衛部⻑刑事は、妖麗で狂気的な演技で観客を圧倒し続ける多和田任益さん。 水野朋子婦人警官役には、2024年に引き続き木﨑ゆりあさんが、その切なくも力強い姿を演じます。同じく2024年より続投で、速水健作刑事役を務めるのはドラマから映画まで幅広い活躍が目覚ましい嘉島陸さん。容疑者・大山金太郎には、数多くの舞台経験に裏打ちされた風格で、作品や座組の根幹を担ってきた鳥越裕貴さんが登場します。演出は、異端な戯曲を見事に昇華させた中屋敷法仁さんが再び担当。そして振付を演劇的な世界観をダンスとJ-POPで創り上げるダンスエンターテインメント集団「梅棒」の野田裕貴さんが担当します。新たな魅力をまとった「モンテカルロ・イリュージョン」に、ぜひご期待ください。今回は、開幕に先駆けて2025年12月17日に行われた、シーン公開・開幕直前舞台挨拶・通し稽古を取材させていただきました。 「ただの再演では終わらせない」1週間の稽古で再確認した絆 〜開幕直前舞台挨拶〜 ■多和田任益さん木村伝兵衛部⻑刑事役を演じさせていただきます。多和田任益です。この『モンテカルロ・イリュージョン』は昨年の2024年に、4年越しに千秋楽まで完走することができた作品で僕たちにとっても、とても思い入れのある作品になっています。昨年の大千秋楽では「本当にオリンピックを行っているのではないか」と思ってしまうような皆様の熱量を感じました。このような舞台に出会えたのは、役者としてもとてもありがたいなと思っています。そして、この『モンテカルロ・イリュージョン』は、長い間阿部寛さんもやられていた作品なので、ぜひその阿部さんのモンテを見た方にも、今のモンテを見ていただきたいと思っています。ぜひ劇場にいらしてください。よろしくお願いします。 ■嘉島陸さん速水健作刑事役を演じています。嘉島陸です。僕は『熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン』に去年初めて出会わせてもらって、この作品がとても大好きになりました。キャストそれぞれからも「この作品が大好きだ」という気持ちを稽古のときから感じています。またこうして去年と同じ座組でここに立てていることがとても幸せですし、去年よりもさらにパワーアップして、再び皆さんにお届けできることがとても楽しみでワクワクしています。ぜひその作品愛を見に来てくれた方にも受け取っていただいて、モンテ愛を広めていってくれたら嬉しいなと思っています。よろしくお願いします。 ■木﨑ゆりあさん水野朋子婦人警官を演じます。木﨑ゆりあです。大好きなつか作品を演じられることもとても嬉しいのですが、去年と同じメンバーで上演できるということで去年よりも少しお遊びを多めに…!?楽しく賑やかなモンテをお届けしたいと思いますので、劇場に足を運んでくださったら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。 ■鳥越裕貴さん大山金太郎役の鳥越裕貴です。このメンバーとともに大好きなモンテに帰ってこられたこと、そしてこの年末にこのような”愛の物語”を上演できることを本当に嬉しく思ってます。そして、12月23日、24日、25日の席が薄いということなのですが「ここに来てくだされば愛が育まれるぞ」ということが巷で噂になっているので!ぜひ皆さん見に行っていただければ嬉しいなと思います。 Q.昨年に引き続き再演ということになりますが、チーム内でどのような変化や絆が生まれたましたか? 多和田:今回実は稽古期間が1週間しかなく、とんでもない期間での創り上げでした。ただ、不思議なことに稽古が始まっても誰も心配そうにしていなかったんです。そこに「このメンバーだったらいける」というお互いの信頼感が出ていて、このモンテのチームは絆がしっかり仕上がっているということを稽古初日に感じましたね。」 嘉島:僕は必死についていく… 鳥越:必死と言いつつも、一年経って陸が何か変わったというか… 嘉島:僕自身チャレンジ精神を去年より出していこうと思っているのですが、それがいい方向に行っているかというと…脱線を始めてしまっていることもあるので、そこは先輩方に違うぞと引き戻してもらいながらパワーアップしていきたいです。 Q.稽古中の忘れられない瞬間はありますか? 木﨑:稽古一日目から通し稽古をしたことが痺れましたね。 鳥越:みんな信頼しているからバトンを渡しながら通し稽古ができて、絆を改めて感じました。 多和田:今回稽古が短かったのですが、逆を言うと、梅棒の先輩の野田裕貴さんに来てもらって振り付けのブラッシュアップをする時間が多かったんです。モンテは踊りの要素も一つ大切な世界観の作りになっているので、そこをみんなで改めて突き詰めたり、バージョンアップしたり、みんなでしっかり作ることができた時間がとても楽しかったです。 鳥越:「ただの再演では終わらせない」という気持ちをみんなが共通して持っていました。 Q.ご来場の皆様にメッセージをお願いします。 多和田:この『熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン』という作品は、昭和から上演されてきた演劇ということもあり、「難しい題材なのかな」という印象を持つ方ももちろんいらっしゃると思います。僕も実際最初はそうでした。でも『熱海殺人事件』の中でも特にこのモンテは先ほどにもあった通り、歌やダンスなどのエンターテイメントの要素もたくさんあり、演劇の入り口としても入りやすい作品になっていますし、僕らも演じていて、感じるものがたくさんあります。この劇場に来て、この世界観を僕らの熱量を通して浴びることによって、つかさんの書いている美しい言葉や、高揚感を感じていただける作品になっていると思いますので、是非劇場に足を運んでいただきたいです。そして皆様が「モンテっておもしろい!」と思っていただけたら『熱海殺人事件』もさらに広がっていくと思います。僕たちも責任を持ってこの『熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン』という作品を届けていきますので、ぜひこれからもこの作品がたくさんの方に広まっていくように、皆さんにお力添えいただければ嬉しいなと思っております。よろしくお願いします。 撮影:サギサカユウマ 体当たりの言葉が照らし出す、人の弱さと強さ 〜学生の観劇レポート〜 言葉と感情が真正面からぶつかる作品でした。スピード感のあるセリフが次々と降り注ぎ、思わず笑ってしまう場面がある一方で、人の弱さや歪みを容赦なく突きつけられます。強く見える人ほど実は誰にも見せていない脆さを抱えているのかもしれないと思わされます。感情を隠さず、むき出しのまま、ど直球でぶつかりあう登場人物たちの姿は、観ている人の心に大きく揺さぶりかけてきます。頭で考えるよりも感情で受け取ることで、自分自身の内側とも向き合う時間になりました。観劇後は感情に素直にスッと心を軽くしてくれる作品だと思います。武蔵野大学3年 吉松明優奈 ひとつひとつのセリフが説明としてではなく、観客目掛けて体当たりしてくるような感覚でした。だから理解が難しい、といったことはなく、歌やダンスなどがあることでとても楽しく観劇することができました。オープニングが特に印象的で、照明、音楽、ダンスが一体となった演出は、つかこうへいさんの演出へのリスペクトをしっかりと感じさせながらも、今作ならではのアレンジがされていてとても新鮮で格好良かったです!一気に作品の世界へ引き込まれ「これから何が始まるのだろう」とワクワクしました!稽古期間が1週間だったとは思えないくらいに、同じ座組で積み重ねてきた時間があるからこそ生まれる結束感や信頼関係が舞台全体から伝わってきました。言葉の力、身体表現の力、座組の結束力が重なり合うことで生まれた、『熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン2025』。とても強いエネルギーを受け取ったような、余韻が心に残る作品でした。城西国際大学2年 渡部優理絵 公演概要 【タイトル】 熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン2025 【作】 つかこうへい 【演出】 中屋敷法仁 【振付】 野田裕貴(梅棒) 【出演】木村伝兵衛部⻑刑事:多和田任益速水健作刑事:嘉島 陸犯人大山金太郎:鳥越裕貴水野朋子婦人警官:木﨑ゆりあ 【公演日程】 2025年12月18日(木)〜28日(日) 全11公演【会場】 紀伊國屋ホール( 〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目17­7 紀伊國屋書店新宿本店 4F)【チケット料金】 8,500円 (全席指定・税込)【チケット好評発売中】【協力】 つかこうへい事務所【提携】 紀伊國屋書店【制作】 アール・ユー・ピー/ゴーチ・ブラザーズ【主催】 熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン2025製作委員会【お問い合わせ】 Mitt 03-6265-3201(平日12:00〜17:00)【HP】http://www.rup.co.jp/stage/atami_2025.html 学生新聞オンライン2025年12月17日取材 武蔵野大学3年 吉松明優奈/城西国際大学2年 渡部優理絵

イベント・企業紹介

ミュージカル『サムシング・ロッテン!』 全てのミュージカルファンに贈...

2025年12月19日から東京国際フォーラム ホールCにてミュージカル『サムシング・ロッテン!』が開幕しました。ブロードウェイで2015年に初演され、トニー賞9部門ノミネート・1部門受賞した大ヒット・コメディミュージカル「サムシング・ロッテン!」が、7年ぶりに日本で再演!2018年に東京・大阪で上演され、観客を笑いの渦に巻き込んだ話題作が、12月19日(金)より東京国際フォーラム ホールCにて、2026年1月8日(木)よりオリックス劇場(大阪)にて上演されます。シェイクスピア作品をはじめとする人気ミュージカルや、演劇の名作たちを大胆にパロディにしながらも、演劇への愛と情熱を詰め込み、世界中の舞台ファンを魅了した本作。前作から引き続きニック役として出演する中川晃教さん、ビー役の瀬奈じゅんさんのほか、新キャストとして、シェイクスピア役に加藤和樹さん、ノストラダムス役に石川禅さん、ナイジェル役に大東立樹さん(CLASS SEVEN)、ポーシャ役に矢吹奈子さんが出演します。 笑い納めも、笑い初めも!福田雄一さん演出『サムシング・ロッテン!』 〜開幕直前取材〜 中川晃教:ニック・ボトムという役を演じさせていただきます。中川晃教です。 7年ぶりの作品ということで、必ずこの作品でまた僕はトップになりたいと思っていました。しかし、名前はボトム…と、このシャレもありながら!笑 とても楽しい作品です。全身全霊で挑みたいと思います。よろしくお願いします。 加藤和樹:ウィリアム・シェイクスピア役の加藤和樹です。本日はお越しいただきありがとうございます。初めての福田組ということで緊張感もありながら、みんなで力を合わせて稽古を重ねてまいりました。必ずこの年末年始に笑いを届けられるとても素敵な作品になっていると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 石川禅:ノストラダムス役の石川禅でございます。私は初めて福田さん演出作品への出演で、座組の仲間たち一丸となってお客様に笑いを届けようとたくさんお稽古を積んで頑張ってまいりました。私は滅多にこういったことは言わないのですが、売り切れてしまう前にお早めにチケットを購入していただだきたいです! 大東立樹:ナイジェル・ボトム役の大東立樹です。あっきー(中川)さんの兄弟役を演じられる日が来るとは思っていなかったので本当に幸せな気持ちです。 福田雄一:お母さんが瀬奈じゅんさんのファンだもんね。 大東立樹:そうですね。そのような瀬奈さんとあっきー(中川)さんと家族役ということに本当に幸福感を感じてます。全力で付いていきます。よろしくお願いします。 矢吹奈子:ポーシャ役を演じます。矢吹奈子です。私も石川さんと同じく、福田さんの演出は初めてで、稽古場から皆さんが自由に演じている姿を見ていて本当に楽しかったです。そして笑える作品だと思うので、年末は笑い締めしていただきたいですし、年始も公演があるので2026年の笑い初めにもしていただけたらと思います。よろしくお願いします。 瀬奈じゅん:ビー役の瀬奈じゅんです。福田さんとは何度もご一緒していて、またいつもの如く色々なことをさせていただいております。(矢吹)奈子ちゃんも言っていましたが、この作品は笑える作品だと思いますので、笑い納めは『サムシング・ロッテン!』で、笑い初めも『サムシング・ロッテン!』でお願いしたいと思います。千秋楽までどうぞよろしくお願いします。 福田雄一:演出の福田です。僕は本番期間に入ったらお客さんと同じ目線になるからだと思うのですが、一切ダメ出ししないので、僕の仕事は基本今日で終わりです笑 大阪の大千秋楽まで毎日紙とペンを持って一番後ろの席に座って本番を見るので、それはもうお客さんと一緒に笑って泣きたいと思います。みなさん気をつけて頑張ってください! Q.ここまでの仕上がりと、初日に向けての意気込みを教えてください。 中川:見ていただければわかると思うのですが、煌びやかきな加藤和樹さんの衣裳に対して、私の衣裳はデニムで落ち着いた感じになっています。見事にこの物語の中で対比があります。今回、稽古初日からいきなり通し稽古をしました。福田さん演出作品への出演は久しぶりだったので、よく福田さんとご一緒されている瀬奈さんに「最近は初日に通し稽古をやるんですか?」とお聞きしたところ「最近は割とこういう感じだね」という言葉をいただき、アップデートされていることを知りました笑でも、きっとその分だけ回数を重ねて通し稽古をすることができたので、自然と体の中にこの役や作品の大事なポイントを落とし込めた感じがしています。色々なスタイルの稽古のやり方があるとは思いますが、福田さんのカンパニーは唯一無二で、そこには毎回情熱がしっかり詰まっているので、最高の初日を迎えることができると思います。 加藤:初めて福田さんの演出作品に参加させてもらって、本読みの1週間前にもう通し稽古するというスピード感に少し驚きもありつつ笑福田さんが最初に、我々プリンシパル・アンサンブル含めて「みんなに自由に演じて欲しい」ということを仰られました。役者はどうしたらこの作品がおもしろくなるか、どうしたらこのシーンがより深まるかということを考えた上で、動いているんです。その根底にあるのは、みんなこの作品が好きという気持ちと、福田さんのことを信頼しているという気持ちです。あとは我々が楽しんだものをお客さんにも楽しんでいただくだけだなというふうに思っています。僕自身も新たな自分に出会えているし、今までいろいろなミュージカルを見てきた目の肥えたお客さんたちも「え!何これ!」と思うようなものが宝箱から飛び出てくるような感覚の作品をみんなで創り上げてきたので、楽しんでいただけるという自負があります。 Q.シェイクスピア役のこだわりを教えてください。 加藤:2018年に上演されたミュージカル「サムシング・ロッテン!」は映像で拝見しました。もちろん作品自体は知っていましたし、西川貴教さんが演じていたウィリアム・シェイクスピアのインパクトの大きさもあり、どのようにして自分らしいシェイクスピアを創っていくかというところは稽古場でも色々悩みました。僕とあっきー(中川)さんは今年も別の作品で共演させていただいたこともあり、僕は勝手にバディ感を感じています。あっきー(中川)さんとだからこそできる、ニックとシェイクスピアの関係性が伝わったらいいかなと思ってやっています。 中川:僕が言うのもおこがましいんですけど、福田さんのマジックにかかって(加藤)和樹さんの新しい一面が花開こうとしています笑 福田:(加藤)和樹こんな声出るんだ!?と思ったよね笑 加藤:出します!全部出します! Q.前回と違った今回の見どころを教えてください。 福田:今回の再演はあっきー(中川)も麻子(瀬奈)さんも全然違うと思いますよ。麻子(瀬奈)さんは圧倒的な母性を感じました。ナイジェルは弟ですが、麻子(瀬奈)さんのビーの核心は絶対に包容力なんです。 瀬奈:「妻でいよう」「姉でいよう」と気をつけなきゃいけないなと思っているのですが、やはりどこかで「二人を守らないとな」という気持ちが前作よりも増した気がします。 福田:あっきー(中川さん)も7年という月日を経て、本当に良い意味でニックのダメ感が増してる!ミュージカル俳優は夢の世界の人だから、それを全部削ぎ落として「ダメな人を演じてよ」と言われるととても難しいと思うので、ミュージカル俳優で”ダメ感”を出せる人は中々いないと思うんです。2018年に上演したときはミュージカル俳優のキラキラ感が若干残っていたのですが、今作では良い意味で全くキラキラ感がなくて!でも他の演目ではちゃんとキラキラしているので役者さんの鑑だと思うんです。 加藤:言葉が悪いですけど「ダメダメなところが愛おしい」と思えるような役を演じているあっきー(中川)さんは中々見られないと思います。 瀬奈:本当にあっきー(中川さん)が演じるニックのダメさが増していて、倍守りたい、倍愛おしいと思います。 福田:僕は役者さんと役作りの話は絶対にしないことにしているのですが、初めてあっきー(中川さん)と最終稽古の前の日に30〜40分「ニックってこうあるべきだよね」という話をしたんです。その次の日にやった最終稽古は永久にこの状態が続いたらいいのにというくらいニックが素晴らしかったんです。本番始まる前にたくさん褒めてしまっていますが、今回のあっきー(中川さん)は本当に素晴らしいと思うので、見てほしいなと思います。 Q.石川さんは念願の福田さん演出作品出演とのことで、福田さんの印象的なエピソードを教えてください。 石川:福田さんが稽古始めの日に「涙は世界共通だけど、喜劇、”笑い”は、その国ごとの笑いがあるから、日本は日本の笑いを追求してないといけないんだよ」という話をされたのが忘れられません。僕は本当にその通りだと思って「この人すごいわ」と思った瞬間がありました。だからこの作品に出て、福田さんの演出を受けて僕はとても刺激をもらってます。 Q.役を演じてみてのやりがいを教えてください。 石川:やりがいしかないです。この歳になってここまで大きなナンバーを歌えるというのは本当にないんです。一回一回大事にやっていきたいなと思います。 加藤:ウィル・パワーという曲で、とにかくロックで格好良くやりたいなと思っております。この客席にいらっしゃる皆さんを虜にするんだという気持ちで…と自分でハードルを上げます笑 Q.注目ポイントを教えてください。 大東:矢吹さんと掛け合いのシーンがあるのですが、矢吹さんのポーシャがリードしてくださっているので、本番もとても楽しみです。 矢吹:普段からのナイジェル、ポーシャの雰囲気が出ていたらいいなという風に思います。 加藤:この2人のシーンを見てるお客さんがキュン死しないかなと心配です笑 Q.最後にこれから見に来てくださるお客様に向けてのメッセージ 中川:この作品はちょうど年末、そして来年新しい年を跨いで上演されます。皆さんが仰っている通り、今年あった嫌なことも笑いで吹き飛ばしていただきたいです。そして新しい年は午(うま)年だそうです。そんな午(うま)というキーワードもこの物語の中で探していただいたりして、ぜひ皆様に楽しんでいただけるように頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 (c) ミュージカル『サムシング・ロッテン!』製作委員会/岩田えり 笑いの奥にある創作の情熱 〜学生の観劇レポート〜 笑いとミュージカル愛に満ちた、お祭りのようなワクワク感溢れる作品でした。周囲の評価や流れに翻弄されながらも、「売れる作品を作りたい」という想いを口にし、突き進んでいく姿からは、揺るがない信念を感じさせられました。その姿は、観る人たちの背中をそっと押してくれるようでした。タイトルでもある「サムシング・ロッテン」何かが腐っているという言葉の意味を探しながら、笑いの裏側にある創作の苦悩や人間らしさが、華やかな歌やダンスに包まれながらも、表現という方法を通して肌で感じることができます。個人的に中学生の頃から福田雄一さんの作品が大好きなこともあり、福田さんの人柄の伝わる素敵な作品に出会えたことを、心から嬉しく思います。武蔵野大学3年 吉松明優奈 ミュージカルオタク13年選手の私にとって、とても楽しいミュージカルでした!演出家さん・役者さんのミュージカルというジャンルへの理解と愛情がなければ成立しない作品だと感じました。さまざまなミュージカル作品へのリスペクトと笑える箇所のバランスがあり、ファンとして「分かる!」と思わず頷いてしまう瞬間が何度もありました。中でも、宝塚が大好きな私にとっては思わず声を出して笑ってしまいそうになる場面もありました。加藤和樹さんの衣裳の華やかさも去ることながら、加藤さん自身も圧倒的な存在感を放っており、観劇している私も加藤和樹さんが演じるシェイクスピアのファンになってしまいそうでした。観劇後「やっぱりミュージカルっていいな」と思えることもこの作品の大きな魅力だと思いました!城西国際大学2年 渡部優理絵 <公演概要> 【タイトル】ミュージカル『サムシング・ロッテン!』【出演】中川晃教、加藤和樹、石川禅、大東立樹(CLASS SEVEN) 、矢吹奈子、瀬奈じゅん岡田誠、高橋卓士、横山敬/植村理乃、岡本華奈、岡本拓也、神谷玲花、小山侑紀、坂元宏旬、髙橋莉瑚、高山裕生、茶谷健太、横山達夫、吉井乃歌、米澤賢人、小林良輔(スウィング)、七理ひなの(スウィング)【スタッフ】作詞・作曲:ウェイン・カークパトリック、ケイリー・カークパトリック脚本:ケイリー・カークパトリック、ジョン・オファレル演出:福田雄一翻訳・訳詞:福田響志振付:上島雪夫【東京公演】2025年12月19日(金)~2026年1月2日(金)東京国際フォーラム ホールC【大阪公演】2026年1月8日(木)~1月12日(月・祝)オリックス劇場 公式サイト http://www.s-rotten2526.jp公式X(Twitter):@s_rotten2526 学生新聞オンライン2025年12月18日取材 武蔵野大学3年 吉松明優奈/城西国際大学2年 渡部優理絵

学生新聞インターン

モデル 美絽 映画『白の花実』

私だけのモデルの道を切りひらいていく モデル 美絽(みろ) ■プロフィール2008 年生まれ、東京都出身。スカウトを機にデビューし、サントリー天然水「スパークリングレモン」などの多数のCM や、BUMP OF CHICKEN の「Gravity」、ASIAN KUNGFU GENERATION の「星の夜、ひかりの街 (feat. Rachel & OMSB)」など話題のMV に出演。その瑞々しい演技と独特な存在感で注目を集めた。モデルとして雑誌や広告に数多く出演。本作『白の花実』が映画初出演にして初主演となる。 12歳にしてサントリー天然水「スパークリングレモン」のCMに出演。この作品が大きな話題となり、雑誌や広告、CMやMVなど多彩な仕事を成し遂げている美絽さん。2025年12月26日公開の映画『白の花実』では、初の映画出演にして主演を務める。今回、ご自身の仕事や映画の見どころについてお話を伺った。 小学生のとき、具体的な夢やしたかったことは特にありませんでした。人前に出るのは得意ではなく、緊張しやすい性格だったので、芸能界への興味は特にありませんでした。そんな中、スカウトされたことが芸能界に入るきっかけとなり、小学6年生から本格的に仕事をはじめました。初のCMは北海道での撮影だったため、初めて飛行機に乗ったのはよい思い出です。 ■仕事に対する想い この仕事をしていて嬉しいのは、普段着ることのできないような洋服を着たり、メイクをしていただけるところです。仕事には達成感がありますが、その達成感もそれぞれの仕事の分野によって異なります。雑誌は撮影してからすぐに公に出ますが、映画は1年間程度の期間が経ってから公開されます。特に今回の映画『白の花実』では準備期間が長く、クランクインまで半年間ほどありました。特にダンスの練習に時間をかけたので、完成したシーンを映像として見たときに、“頑張って良かったな“と思い、仕事のやりがいと達成感を感じました。 ■映画『白の花実』で感じた嬉しさと不安 映画の主演が決まったときは「嬉しい」という気持ちと、演技に対して苦手意識があったため不安な気持ちの両方がありました。「自分にできるのかな」「でも、やるからにはちゃんと頑張りたい」「頑張りたいけれどそれができるかわからない」と思っていました。映画出演におけるすべてが初めての経験だったので、まず始めに意識したことは役作りです。役作りでは自分との共通点や心の中での悩みを探し、なるべく杏菜に近づけるように努力しました。彼女の、いつも心の中で悩みや葛藤を抱いている部分に、とても共感しましたね。自分でない誰かの人生を演じることに共感できるところもありますが、理解しにくい部分もありました。池端杏慈さん演じる栞とは最初は距離のある役柄だったので、撮影時に親密でない雰囲気を作るのが難しかったです。日記から莉花の“魂”が現れ、杏菜の心に入り込んだときの演技は、蒼戸虹子さん演じる莉花の行動を観察して、莉花に近づけるような努力をしました。また、印象に残ったのがダンスですね。私は今までダンスの経験がなく、ダンスレッスンからはじめました。とても大変でしたが、今思うと楽しい時間でした。他にも泊まりで撮影をしていたこと、湖のシーンを撮影中に雨が降ってしまったことも、大変でした。落ち込むこともありましたが、モチベーションを保てたのは、香りものが好きなので、マネージャーさんがプレゼントしてくださったボディークリームのおかげです。苦労が多い一方で、“この作品が良いものになればいいな“という想いで頑張っていました。 ■映画『白の花実』の見どころは繊細な心理描写 悩みや葛藤、心情の変化などが繊細に描かれているところが見どころだと思います。湖のシーンのダンスの授業で栞とダンスをするところが魅力的なので、ぜひ見ていただきたいです。この作品を通じて、映画祭にも初めて参加しました。9月末に招待されたサン・セバスティアン国際映画祭は初めての海外ということもあり、記憶がないほど緊張をしていました。この映画を通して“自分と向き合う大切さ”を知ることができたので、観て下さる方々にもそう感じていただけたら嬉しいです。 ■今後の仕事について まだ経験が少ないですが、いろいろな仕事に取り組めたらと思っています。この映画を通して、苦手意識のあった演技も楽しいと思うことができました。難しいところもありますが、今後他の役にも挑戦してみたいとも思っています。 ■大学生へのメッセージ 『白の花実』は若者ならではの悩みや葛藤を描いた作品です。また、美しい景色や衣装もとても魅力的なので、ぜひ観ていただけたらと思います。 学生新聞オンライン2025年10月31日取材 東京薬科大学3年 庄司春菜 映画『白の花実』12月26日(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開 出演 美絽 池端杏慈 蒼戸虹子河井青葉 岩瀬亮 山村崇子 永野宗典 田中佐季伊藤歩 吉原光夫 / 門脇麦 監督·脚本·編集:坂本悠花里プロデューサー:山本晃久製作·配給:ビターズ・エンド制作プロダクション:キアロスクロ英題: White Flowers and Fruits©2025 BITTERS END/CHIAROSCURO 公式HP:https://www.bitters.co.jp/kajitsu/公式 X:https://x.com/shirono_kajitsu @shirono_kajitsu #白の花実公式Instagram:https://www.instagram.com/shiro_no_kajitsu @shiro_no_kajitsu

区長・市長

流山市長 井崎義治

良質な住環境、快適な都市環境を実現し住み続けたい街に 流山市長 井崎義治(いざきよしはる) ■プロフィール1954年東京都杉並区生まれ。立正大地理学科卒、サンフランシスコ州立大学大学院修士課程修了(地理学専攻)。米国で地域計画、交通計画、環境アセスメントに従事。89年に帰国後、流山市民に。都市計画コンサルタントを経て、2003年から流山市長。現在6期目。全国市長会副会長、千葉県市長会長、健康都市連合日本支部支部長などを歴任。著書に「ニッポンが流山になる日」など多数。 「都心から一番近い森のまち」がキャッチフレーズの千葉県流山市。人口増加率が全国トップクラスで、自治体で初めてマーケティング課を設置するなど、異色の街づくりが行われている。そんな流山市の子育て政策やブランディング戦略、今後の展望について井崎市長にお伺いした。  子どもの頃から街の姿やそれがどのように変化していくのか興味があって、大学では都市地理学の勉強をしていました。大学院に行ってもっと勉強したいと思っていたのですが、日本でこのまま都市地理学を学んで大学院を出ても、やりたい街づくりの仕事はできないと考えて、アメリカの大学院に行くことを決めました。大学院時代は人生で最も勉強した時期でしたね。州立の大学に入ったのですが、州外の人は成績が悪いと追い出されてしまうので、必死に勉強をしていました。厳しい環境ではありましたが、勉強するとはこういうことなんだなと実感することができました。様々なことがありましたが、アメリカでは面白い経験をたくさんさせてもらいました。 ■日本への帰国、そして流山市長に。 永住権も取得していたので、そのままアメリカ人として住み続けるつもりでした。しかし長女が生まれたことをきっかけに、妻の希望もあって、日本への帰国を決めました。帰国してどこに住むかについては、やはり都市計画や地域計画をやってきた人間としての沽券にかかわるので、徹底的にリサーチをしました。アメリカでは地域ごとに社会的・経済的な格差が大きく、教育の質もかなり異なっていて、居住地は特に重要でした。日本はそうではないことは分かっていましたが、住む場所にはかなりこだわり、最終的にはサンフランシスコのように緑や坂が多い、ただし自分が歳をとっても登りきれそうな緩やかな坂のあるまちの、流山を選びました。このように流山の環境の良さと可能性に惹かれて移り住みましたが、残念なこともありました。素晴らしい環境なのに、街の可能性を潰すような安易な都市計画によって、周りの付加価値を下げてしまうような開発が横行していたからです。可能性に満ち溢れた街の魅力を引き出せないのは、とても悲しいことですよね。流山の可能性をどうやって引き出して形にできるか考えた延長線上に、市長という仕事がありました。私は元々市長や政治家を目指していた訳ではありません。あくまでも市長になったのは、流山の可能性をかたちにするための手段なんです。ですから私は自分自身を政治家というよりも、「自治体経営者」だと考えています。 ■マーケティングからブランディングへ 自治体の経営者として、マーケティングにも力をいれてきました。全国の地方自治体でもマーケティング課やシティセールス課を設置する所は増えてきましたが、それらがみんな上手くいっている訳ではありません。マーケティングとは経営戦略です。他と差別化されたミッションがあって、それを実現するための戦略や戦術があります。組織のトップに根本的な問題意識や、その解決のためのビジョンがなければ、いくらマーケティング課を設置しても、職員に丸投げでは機能しません。そうならないように、流山市では月に1回、私とマーケティング課職員でミーティングを続けながら、私のビジョンと戦略を共有し、その実現に向けた戦術を練ってきました。特に、宅鉄法により市域の約18%もの範囲で計画されていたつくばエクスプレス沿線の土地区画整理事業で、新たに供給される大量の宅地が売れ残った場合、市の財政上大きな赤字になってしまうという危機的な状況でした。当時、流山市自体の知名度がとても低かったので、どうやって認知度を高めて家を買う人たちに訴求するかが大きな課題でした。しかし、努力の甲斐あって今は土地区画整理事業の土地もほぼ売り切り、今後は、流山に魅力を感じ、住みたいと思って転入してくる人が、転出物件数を常に上回る状態にすることが目標です。そうすることで空き家もできませんし、地域コミュニティも経済も持続的に発展していきます。そのような構造を作り出すために、これまでの「家を売るためのマーケティング」から、「住み続ける価値の高いまちへのブランディング」へとステージが変わってきています。 ■子育て支援は安さ競争ではない 流山市では子育て施策にも力を入れていますが、最近では他にも多くの自治体が様々な施策を行っています。しかし残念ながら、例えば医療費、保育料、給食費などを無償化するという、限られた税金による安売り競争になってしまっている状況があります。しかし、流山市ではそれがメインではありません。「仕事をしながら子育てができる環境」を実現するための社会環境やインフラの整備に力を入れています。このような施策の効果もあり、出生数はこの7〜8年、人口の1%前後を維持しています。小学生や中学生が増え、今後、人口のピークがやってきます。今までは保育園や小中学校を新設し、量の確保に力を入れてきましたが、これからからは今まで以上に教育の質も高めていこうと考えています。結果的には、それが街のブランディングにもつながっていくからです。具体的にはカナダのメソッドである「答えのない教室」や、IT企業などの民間企業と連携した「未来の教室」の実施によって、児童・生徒が当事者意識を持って主体的に学ぶ環境整備を進めています。他にも現在の課題の1つに障害児の受け入れがあります。障害のある児童・生徒が、地域の学校でも円滑に受け入れられ、安心して学校生活を送れるように、インクルーシブ教育の拡充を進めているところです。今後モデル校で導入し、さらに全校に広げていこうと思っています。このようなきめ細かい市民サービスの提供と、厳格な規制に適合したまちの価値を押し上げる開発によって、良質な住環境と快適な都市環境の両立をして、住み続ける価値の高い流山市を実現したいと考えています。 ■大学生へのメッセージ 自分の可能性について、自分で枠をはめないで欲しいですね。社会が枠をはめているように感じるかもしれませんが、それを打破できるのはあなた自身です。今までの常識が崩れて何でもありの時代に向かっているので、みなさんの可能性はどこに開けてくるか分かりません。将来大きく成長するための土台をしっかりと築いて、裾野を広く持つことができるように、色々なことに挑戦して一生懸命取り組んで欲しいと思います。 学生新聞オンライン2025年10月3日取材 法政大学3年 島田尚和 津田塾大学3年 石松果林/法政大学3年 島田尚和

イベント・企業紹介

ミュージカル『十二国記 -月の影 陰の海-』 柚香光さん・加藤梨里香さんで...

2025年12月9日にミュージカル『十二国記 -月の影 陰の海-』が東京・日生劇場にて開幕しました。「十二国記」は、小野不由美さんによる、大河ファンタジー小説。1991年に刊行された『魔性の子』から始まり、翌年刊行された『月の影 影の海』でシリーズ化され、以降30年以上にわたり、熱烈な支持を受けながら書き継がれています。2002 年には NHK にてアニメ化。2019年、18年ぶりとなる新作長編『白銀の墟(おか)玄(くろ)の月』が刊行された際には、社会現象ともいえる盛り上がりとなり、オリコン「2020年上半期本ランキング」1位を獲得しました。「十二国記」は、我々が住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジーです。世代を超え、愛され続けている日本のファンタジー小説を代表するビッグタイトルを、この度ついに世界で初めてミュージカル化することとなりました。今回は、開幕に先駆けて12月8日に行われた囲み取材・ゲネプロを取材させていただきました。 原作を読んだときと同じ興奮・感動を 〜初日前囲み取材〜 Q.今の心境を教えてください。 山田和也:緊張しています。でも、自信作に仕上がっています! 柚香光:多分この3人の中で私が一番緊張しています笑いよいよ始まるんだなという思いです。気合は十分、そして緊張も十分という感じです笑 加藤梨里香:私も同じくとても緊張しています。私たちはずっと舞台上にいるので、この舞台を客席から見ることはできていないのですが、お客様に見ていただいて、どんな反応をしていただけるのかなというのが楽しみです。 Q.『十二国記』が初のミュージカル化ということで、今回の演出でこだわった部分を教えてください。 山田:小野不由美さんの原作の小説がとても素晴らしいので、とにかくその素晴らしさを舞台、劇場、演劇、ミュージカルのやり方で、お客さんに届けるということに一番気を配ってきました。舞台には舞台でのストーリーの語り方があると思っているのですが、舞台のストーリーの語り方をしても、原作の小説を読んだときと変わらないような、興奮・感動をお客様に味わってもらえるようにということを一生懸命考えました。原作の小説が主人公の陽子の一人称視点で書かれているのですが、そこはとても大事なことだと思っています。この舞台も、主人公である陽子の視点で物語が進んでいくようにして、お客様も陽子と一緒に異世界に行き、見たことのない人・見たことのない街に進んで冒険する気持ちを体感していただければと思いました。」 Q.ご自身が演じる役の魅力・注目してほしいポイントをぜひ教えてください。 柚香:ヨウコが次から次へと試練に立ち向かって、希望が見えたら、また次の試練が来て…というような、彼女の怒涛の旅路を皆様も一緒に体験していただいて、共感していただいて、そして彼女の成長を皆様に見守っていただき、心を寄せていただきたいと思っております。 加藤:舞台序盤は私の演じる陽子から始まるので、どのように風景作りをするのかというところを課題にしてやってきました。そして、舞台上全部を使って大きな妖魔と戦いながら歌を歌います。そこを、頑張ってきたので見ていただきたいなと思っています! Q.原作の小野先生からいただいた言葉を教えてください。 山田:通し稽古の映像を小野さんに観ていただいた際、とても良いと仰ってくださって、「原作者も感動している」ということをぜひともカンパニーに伝えてほしいというメッセージをくださりました。 Q.山田さんの演出で、ここがすごい・おもしろいと思ったポイントを教えてほしいです。 柚香:たくさんありますが、お芝居と舞台セットの効果と映像のマッチングに驚きと、感動がありました。 加藤:演劇的に人力を使って表す部分と「お客様に想像していただいて全てが完成する」という作品になっているところがとてもおもしろいし、やっていても楽しいなと思うところです。 Q.お稽古中に大変だったことを教えてください。 柚香:もう怒涛の日々でしたね。 山田:怒涛の稽古をしていただきました笑 柚香:イチからみんなで作っていき、各々が考えて構築していく時間がとてもやりがいがあります。私は初めての本格ミュージカル出演ということで、やはり女性として歌うというのは本当に難しくて、一生懸命頑張っているところです。今の自分のお芝居の状態にも全然満足していなくて、今日より明日、明日より明後日、その先も、更に皆様に「何度も観たい」と思っていただけるヨウコになれるように頑張っているところです。 加藤:今回、自分が今まで関わらせていただいた作品の中で、おそらく一番歌っている作品だと思っていています。これからも公演が続いていく中で、どのように歌声を保ち続けられるかというところも挑戦になっていくと思いますし、陽子は喋らないシーンがとても多くあるので、舞台上での居方に苦戦して、山田さんとも色々お話しながら創り上げてきました。でも楽俊のパペットのお顔がものすごくかわいくていつも癒しになってくれていて笑いつも稽古場に置いてある楽俊のパペットにご挨拶をする人が多くて癒されていました。 Q.公演を楽しみにしているファンの方に向けて一言お願いします。 柚香:この十二国記という素晴らしい作品に、素晴らしいキャストの皆様、そしてスタッフの皆様と一緒に、こうして作品作りに携わせていただけているのは本当に光栄でございます。ミュージカルのファンの皆様、そして、『十二国記』を大切に思っていらっしゃる方にも「観に来て良かった」と思っていただけるように、大切に務めていきますので、皆様どうぞ応援のほどよろしくお願いします。 想像力が駆け出す舞台 〜学生の観劇レポート〜 舞台に吊るされた無数の白い糸。この美術が、物理的なセット転換なしに無限の情景を描き、観客の想像力を極限まで拡大して世界の広がりを表現していた点に、演劇ならではの可能性を感じた。その中で躍動する柚香光の、重力を感じさせない跳躍と疾走は人間の域を超え、陽子の生命力を物語っていた。印象深かったのは、1幕の終盤だ。相手に裏切られることと自分が相手を信じることは全く別の事象である。ここから、居場所がなく八方美人だった少女が、己の役割を見出していく。ファンタジーだが、将来やアイデンティティに悩む我々の姿と重なる成長物語である。蝕、麒麟、海客……。終演後の今、これらの用語について語り合える自信がある。それほどまでに世界観に没入させられる、圧倒的な3時間だった。慶應義塾大学3年 山本唯那 観劇して、特に印象に残った部分が舞台セットの作り込みです。原作のシーンで「これはどのように表現するんだろう?」と疑問に思う場面では、演劇ならではの発想と転換で形になっていて、想像を飛び越えてくる瞬間が何度もありました。セットの動き、照明との組み合わせも美しく、迫力のある場面はもちろん、静かなシーンにも奥行きが生まれていました。物語は陽子の視点で描かれているため、どうしても敵とされる人物が存在しますが、観ていると、その敵役のキャラクターたちもまたそれぞれの信念を抱えて生きていることが伝わってきました。中でも特に惹かれたのは、偽王・舒栄です。立ち振る舞いや葛藤から滲み出る凛とした格好良さが際立っていました!舒栄の姿勢や選択には一貫した覚悟があり、その強さが場面ごとに緊張感を生んでいて、登場するたびに目を奪われました。「どこにでもいる高校生の成長物語」という一言ではまとめきれないほど、物語のスケールが大きく、見終わったあとに余韻が長く残る作品でした。城西国際大学2年 渡部優理絵 ■公演概要 <公演名>ミュージカル『十二国記 ‐月の影 影の海‐』 <日程・会場>■東京公演2025年12月9日(火)~29日(月) 東京 日生劇場 ■ツアー公演福岡 2026年1月6日(火)~11日(日) 博多座大阪 2026年1月17日(土)~20日(火)梅田芸術劇場 メインホール愛知 2026年1月28日(水)~2月1日(日)御園座 作品公式 HPhttps://www.tohostage.com/12kokuki/ <スタッフ>原作:小野不由美『月の影 影の海 十二国記』(新潮文庫刊)脚本・歌詞:元吉庸泰音楽:深澤恵梨香演出:山田和也 <キャスト>ヨウコ(中嶋陽子):柚香 光陽子(中嶋陽子):加藤梨里香 楽俊(らくしゅん):太田基裕・牧島 輝(Wキャスト)蒼猿(あおざる):玉城裕規 舒栄(じょえい):原田真絢 延王(えんおう):章平景麒(けいき):相葉裕樹 壁落人(へきらくじん):伊藤俊彦達姐(たっき)桜雪陽子 塙麟(こうりん):三浦優水香延麒(えんき):砂田理子新井海人 今村洋一 岩城 舞 植木達也 岡山玲奈 木村和磨 木村優希...

学生新聞インターン

株式会社不二家 代表取締役社長 河村宣行

「世界にお菓子で笑顔を」不二家への想いと夢 株式会社不二家 代表取締役社長 河村宣行(かわむら のぶゆき) ■プロフィール1954年11月29日生まれ、東京都出身。1977年東京経済大学経済学部卒業後、同年不二家に入社。営業、人事総務、広報、マーケティングなど幅広い分野を経験。2003年執行役員菓子事業本部営業部長、2009年取締役社長室長 兼 総務人事本部長、2018年専務取締役菓子事業本部長を歴任し、2019年に代表取締役社長に就任。 ミルキーやカントリーマアムなど、様々な人気商品を手がける不二家。グローバル展開を見据え、日本だけでなく世界の笑顔を作るお菓子メーカーだ。その背景にある苦労や企業努力を、8代目社長である河村様に伺った。 ■学生時代について 学生時代はバドミントン部に所属しており、正直なところ勉強よりもスポーツに熱中していました。授業があれば「どれだけ効率的に単位を取るか?」を意識し、よく先輩に聞いていた事を今でも思い出します。その分、部活の方にかなりの競争心を煽られ「どうやったら勝てるか?」を追及し、怠けることなく続けていました。学校生活や日常生活でも、今思い返せば無意識的に小さな目標を立てて奮闘していました。アルバイトも高時給かつ長期休のまとまった期間でできるものに絞り、効率的に一気に稼いでいました。自動車工場の夜勤や玄関マットの配送、デパートのお菓子を紙で包む梱包作業、力仕事など、様々なアルバイトを経験しました。今思えば結果的に接客が多かった気がしますね。 ■お菓子メーカーへの就職 就活の時期になり、就職先を探す頃、元々めざしていた食品関係を中心に考えていました。そのなかでも第一志望にしていたのが、不二家です。子供の頃から私はお菓子が好きでしたし、テレビで流れていた不二家のCMに映った、画面に収まらないほどのショートケーキに感動したのを覚えています。そして定年後は喫茶店の経営をしたいと考えていたため、当時はカフェ併設店舗も多く展開していた不二家を第一志望にしていました。ずっと憧れていた不二家に入れると決まった時は、とても光栄でした。しかし、最初に配属されたのはお菓子でもカフェでもない飲料の営業部でした。本来思い描いていた部所への配属ではなく、正直落ち込んだ気持ちにもなりましたが、その当時は就職氷河期ということもあり簡単に投げ出すわけにもいかず、飲料の営業で結果を出してやるんだと気持ちを切り替えて、毎月のノルマ達成に取り組んでいました。ですが、続けているとやはり不満は出てくるもので、お酒の場で出た愚痴を上司に「提案書」として提出していたのです。それが実を結んだのかはわかりませんが、その後飲料の商品企画部へ異動になりました。 ■2本柱事業の統合化 不二家には、大きく分けて「洋菓子事業」と「製菓事業」という2つの事業部門があります。洋菓子事業は、ショートケーキやシュークリームなどを扱う部門。一方、製菓事業は、チョコレートやミルキーといったお菓子を扱う部門です。しかし、私が入社した当時は、タレントの起用一つをとっても、「これは製菓のタレント」といったように完全に区分され、同じ会社にありながら「まるで別の会社なのでは?」と思うほど、両者の間に明確な壁がありました。それに加え、洋菓子事業部と製菓事業部がそれぞれ別フロアに分かれていたため、顔も知らない、会話もない——ほとんど交流もないそんな状態でした。私にとってこの状況が大きく変わったのが1995年。当時、大規模な事業再編があり、私も新規プロジェクトの立ち上げで洋菓子事業部へ異動となりました。当時としては、両方の事業を経験するのは非常に珍しく、その両事業の経験を通じて、洋菓子事業部と製菓事業部がいかに別々に動いているかを実感しました。だからこそ、社長に就任した際には、この2つの間にある「壁」を少しでも取り払うことを目標に掲げました。 ■世界へ笑顔を届けるために 現在、不二家はグローバル展開を積極的に進めており、海外では主に中国とベトナムに進出しています。中国では特に「棒付きキャンディー」が大変好評で、現地でも高い人気を集めています。一方ベトナムでは、現地の経営者から「クッキーが人気ではないか」という声を受け、2022年から当社の主力商品であるカントリーマアムの輸出販売を開始し、本年2025年11月には、現地での製造を開始すべく新工場を建設しました。今後の経営においては、やはり海外市場の拡大が大きなカギになると考えており、今回のベトナムでの工場稼働をきっかけに、アジア諸国を中心に海外進出に力を入れてく計画です。また、アメリカでもケーキを販売しており、こちらも非常に好評です。ベトナムでは現地の嗜好に合わせて味や品質の調整をしましたが、アメリカではあえて日本で販売しているものと同じ味をそのまま提供しました。これは、冷凍技術の進化によるもので、本来ケーキを冷凍すると解凍時に味が落ちたりクリームが溶けたりするという課題がありましたが、「セミフレッド」という新しい冷凍技術の開発によって、問題を解消できたのです。この技術は日本国内でも活用されており、現在はケーキを販売する冷凍自販機を全国に約280台展開しています。 ■人と向き合う姿勢が前向きな人と働きたい ぜひ何事も前向きに取り組める方と一緒に働きたいと考えています。仕事では、どうしても理不尽なことや思い通りにいかないことが多々あります。そんなときこそ、「絶対に負けられない」という競争心や、物事を前向きに捉える姿勢が大切だと思います。私自身も、これまでの人生でつらい経験をいくつもしてきましたが、その中で「美点凝視」という言葉を大切にしてきました。これは「相手の短所や欠点ではなく、長所や優れた点に意識的に目を向けること」という意味です。先輩から教えていただいた言葉なのですが、以来、人と接するときや人生を歩むうえでの教訓にしています。 ■大学生へのメッセージ 会社員になると、どうしても自分のために使える時間は限られてしまいます。私自身も学生時代には、スポーツを中心にアルバイトや授業を通して多くのことを学びました。皆さんにも、学生のうちにしかできない経験を通して、たくさんのことを学んでいただければと思います。どうか、学生時代ならではの時間を大切に過ごしてください。 学生新聞オンライン2025年10月10日取材 情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥 武蔵野大学3年 吉松明優奈/情報経営イノベーション専門職大学1年 徳原拳聖/情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥

すごい大学生・すごい学生団体・ミスコン・ミス学生新聞

学生団体 SAfro FAmily

音楽の温かみを感じられる、学生ならではの経験を 学生団体SAfro FAmily(サフロファミリー) 代表 上智大学 理工学部物質生命理工学科 3年 大柿真凜(おおがきまりん) 所在地 上智大学 SNSアカウント〈Peatix〉https://safrofamily2025bouquet.peatix.com/〈Instagramアカウント 〉https://www.instagram.com/safro_family〈Youtubeアカウント〉https://youtube.com/@safro_family〈Xアカウント〉https://x.com/safro_family SAfro FAmilyは結成27年目となる、ブラック・コンテンポラリーゴスペルを中心に歌う上智大学のインカレゴスペルサークルだ。ゴスペルとはアメリカ発祥のキリスト系音楽で、SAfro FAmilyではポップス調で作られたコンテンポラリーゴスペルを歌っている。現在は週3回の練習と単独ライブを中心に活動している。ライブ後には2ヶ月のオフ期間があり、メリハリのある活動体制で「やる時はやる、楽しむ時は楽しむ」というサークルらしさを体現している。 代表の大柿さん自身は、過去にLittle Glee MonsterやAIのライブでのバックコーラスなど大舞台での参加経験も持つ。「このような経験が自分のモチベーション維持にも繋がり、『自分たちもいつかこういう景色を見たい』という目標になっている。」と語る。また、プロのアーティストから盛大な拍手を送られる経験は、自身の活動への大きな自信に繋がっているそうだ。 2025年冬にはワンマンライブを予定している。今回のライブには大きく3つの魅力があるという。1つ目は、観客も声を出しやすい仕組み。日本人特有の黙って聞く文化を破り、コーラス隊の煽りにつられ、会場全体が一体となって盛り上がれること。2つ目は、生バンドでの演奏。音源とはまた違う大迫力に、メンバーも毎回感動しているという。そして3つ目、冬ライブのコンセプト「Bouquet」に込められた思いにも着目してほしいそうだ。色々な花が集まるように、個性豊かなメンバーが力を合わせて最高の贈り物を届けるという、サークルらしさを表現したコンセプトである。3年生の大柿さんは今回のライブをもって引退になる。周りの方への感謝を届けたい、という幹部全員の思いからこのタイトルに決まったそうだ。 今後の展望は、サークルの人数を増やしていくこと。人数が増えればできる活動の幅も増えるため、全員で目標の人数まで部員を増やしたいそうだ。多くの人にサフロファミリーの魅力を知ってもらい、後輩たちにはこのような素敵な経験を継続してほしいと望む。 様々な経験を経て思いが詰まったライブを全力で楽しんでほしい。 ■ライブ情報 【SAfro FAmily Winter Live 2025 ”Bouquet”】 日程 :2025年12月20日(土)開演 :18:00 (開場 17:00)会場 :川崎 CLUB CITTA’   (神奈川県川崎市川崎区小川町5-7)アクセス:JR川崎駅・京急川崎駅から徒歩10分チケット料金:当日スタンディングチケット 2500円(別途ドリンク代600円)〈Peatix〉 https://safrofamily2025bouquet.peatix.com/ 学生新聞オンライン2025年12月4日取材 東京女子大学2年 浮田梨紗

コラム

テリー伊藤 コラムVol.69 2025年サンタクロースがやって来る

一番好きな季節がやって来た。夏も大好きなのだが、間もなく訪れるクリスマスシーズンに日々ワクワクしている。若い頃から好きだったが、その想いは年々加速している。ハロウィン終わった頃から街は動き出しホリデーイルミネーションに彩られてゆく。私の場合それでは待ちきれないため10月に入ると家でも車の中でもクリスマスソングを流し始める。定番のマライア・キャリーやワムやディーン・マーチンではなく、1940~50年代のクラッシック・クリスマスソングが豊かに盛り上げてくれる。いつも一緒のドライバー鈴木君にしてみれば3か月間も聴かされて迷惑に違いない。 華やかな街並みも良いが、ヨーロッパの片田舎で家族で静かに過ごすクリスマスイブに憧れる。日本で言えばお正月に故郷(出来れば雪深い東北地方が嬉しい)に久しぶりに帰り、親戚一堂が集まり、こたつや囲炉を囲んで代々伝わるお雑煮、おしるこを食べる情景と似ているのでは。まだ見ぬ北欧の小さな町も訪ねてみたい。都会ではサンタクロースのイメージも商業ベースになり過ぎている。スーパーマーケット、コンビニ前で安売りの呼び込みをしているサンタを見ると複雑な気持ちに。ピザのケータリングのお兄さんがバイクにまたがりサンタ姿で走られても。そうなんです、サンタクロースの神話が都会では無くなってきている。夢みる子供たちにとっても一大事なのだ。サンタさんは人々に暖かな微笑みを与えないと。 そんな思いから、私が先生をしている「東京国際大学」の学生20名と共に全員サンタクロースのスタイルで「障害者支援施設」と「老人福祉センター」など3か所にお邪魔します。授業とは関係無いのだが、嬉しいことに学生皆んな喜んで参加してくれる。大学側も賛同してくれて大型バスを用意してくれた。当日は楽しい計画も考えています。クリスマスの思い出になってくれれば。 それにしても、どうしてこんなにクリスマスが好きなのか。私の実家は築地の魚河岸で商いをしている玉子焼き屋。一年で一番忙しい季節。おせち料理の用意のお客さんでごった返しています。鮭、たこ、いくら、きんとんが街に氾濫し、両親も寝る時間もなく働いていた。築地っ子は誰もがそうだったように、クリスマスムードは皆無。私も辛うじてシュークリーム、シベリア(古っ!) を食べた記憶が。サンタさんの出番など全く無かった。トナカイに乗って現れてくれても魚を積んだ自転車に邪魔者扱いされていたかもしれない。そんな子供時代を過ごしたせいか、余計にクリスマスへの憧れが強い。今年のクリスマス皆さんにとって素敵な思い出の日になりますように。HO!HO!HO~♪ テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

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『デスノート THE MUSICAL』 加藤清史郎×渡邉蒼×三浦宏規 豪華キャスト...

2025年11月24日東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて『デスノート THE MUSICAL』が開幕しました。2003年12月から2006年5月まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、映画やドラマ、アニメなど幅広いメディア展開を遂げてきた人気漫画「DEATH NOTE」。そのミュージカル版となる本作は、2015年に日本で世界初演が開幕するや瞬く間に観客を虜にし、その後、17年、20年に上演され、さらには、日本での世界初演と同年の15年から、韓国でも韓国キャストによる上演を開始。その後、17年、22年、23年と再演を重ねています。韓国でも全日程即完売という快挙を成し遂げ、22年には年間ベストミュージカル作品賞を受賞、23年には4ヶ月間に渡るロングラン公演を成功させました。また、23年にはロンドンにてコンサートバージョンが上演され、全公演完売の賑わいを見せました。立ち上げから10年、海外でも高い評価を受け、今や世界中から注目を浴びる大ヒットミュージカルです。今回は開幕に先駆け、11月22日・23日に行われた囲み取材・ゲネプロを取材させていただきました。 ■“舞台が社会を照らす”加藤清史郎さん×渡邉蒼さん×三浦宏規さん 〜囲み取材〜 Q.初日を迎える気持ちをお聞きしたいです。 加藤:色々なことを人間としても役者としても感じながら、稽古の約2ヶ月間の日々を過ごしました。その日々を経て、夜神月として『デスノート THE MUSICAL』の世界で生きるというのは、改めてとても覚悟のいることだなということを初日が近づくにつれてひしひしと実感しております。色々な緊張感はありつつも、楽しみが勝ってくれたかなと思っています。今はとにかく無事に初日を迎えられるように進んでいこうと思います。 渡邉:約2ヶ月間稽古を積んできまして、その間に、演出の栗山(民也)さんやカンパニーの皆さんで「DEATH NOTE」という作品のことももちろんそうですし、そこからさらに広げて、”演劇”という物自体がこの世の中に与える影響や、今この社会が実際に抱えている問題などについても話し合ってきましたので、間違いなく、ひとつの”ミュージカル”という枠を超えて、社会的に影響を与えることのできる強い作品になっているのではないかなと思っております。その作品の強さに負けないように、強い心を持って臨んでいけたらいいなと思っています。 三浦:今まで体験したどの現場よりも、とても濃密な時間を過ごすことのできた良い稽古期間でした。お二人が言ってたように、各々がこのお芝居以外のことも考えながらこの作品作りに取り組んでいて、みんなで成長した感覚があります。ついに初日を迎えるわけなのですが、お客様にどう受け取っていただけるかは、私たちが決めることではないので、自由に受け取っていただけたらなと思っております。 Q.楽屋でのエピソードを教えてください。 渡邉:楽屋が3人で一緒の楽屋なのですが、クリスマスソングが流れてますね。 三浦:楽屋用に150cmのクリスマスツリーを頼みました!作品が重いテーマではあるので、楽屋裏ではみんなで1日1個ずつオーナメントを買って、一緒に飾って、良いクリスマスを迎えれたらなと思っています。 加藤:仲は良いと思います! Q.それぞれの印象を教えてください。 加藤:これはここにいる3人に限ったことではないのですが、役への向き合い方みたいなものが、それぞれ色々なスタイルがあります。僕から見た三人の役への向き合い方の印象としては、「形は違うけど真面目でめっちゃ変」という印象です。(渡邉)蒼はこの仕事や役、作品に対しての向き合い方が途切れることなく真摯で居続ける人です。僕らは同じ役をやっているので、よく稽古場で色々なことを話します。(渡邉)蒼と話す時間のおかげで、(役に対しての解釈が)膨らむ部分がありました。…そして一方、こちらのこの変な人は…笑 三浦:どうも。変な人です。笑 加藤:ちゃらんぽらんな感じがするかもしれないのですが、笑根の底ではとても真面目なんです。板の上で月とLとして対峙する場面も後半出てくるのですが、Lの中で探ってる何かとか、炎と言ったら簡単な言葉になってしまうのですが、そういったものを感じられて、それが月にも火をつけてくれるという感覚がある役者さんですね。 渡邉:(加藤)清史郎くんは同じ役を演じさせていただいるのですが、人としても俳優としても、何回人生を歩んで、何個目を持って何個耳を持って過ごしてるんだろうというか…。 加藤:(人生は)1回(目は)2個(耳も)2個!笑でも、それは(渡邉)蒼くんにも全く同じことが言えることなので…!先程の初日に向けての、意気込みを聞いていただくと、わかっていただけると思うんですけど、本当にこういう… 渡邉:僕は(加藤)清史郎くんの良いところを話したいの!笑この作品は、人間の醜くて哀れで、でも愛おしいという姿を描いているのですが、(加藤さんは)作品への理解度が凄まじくて、いつ何をお話ししてもとても勉強させていただいています。(三浦)宏規くんはもう…大好きなお兄ちゃん!いつも気遣ってくれるし、僕ともしかしたら、根の部分が重なってるのかもしれないです。僕が何かを緊張をしているときとか、不安に思ってるときとかを感じながら、救ってくださる印象があります。しかもそれをさりげなく気にかけてくれるのがかっこよくて、大好きです!」 三浦:ありがとうございます。恐縮です。笑2人(が演じる夜神月)の違いはたくさんあるのですが、まず大前提としてすごいです。人としても役者としても成熟していて、自分のやるべきことや、この作品に対しての向き合い方もそうですし、この舞台、”演劇”というものに対する真摯な部分を、そして演劇への愛をとても感じていて、こちらもたくさん学ばさせてもらっています。 Q.最後にメッセージをお願いします。 三浦:ようやく幕が開けるなという感じです。カンパニー全員の熱量も初日に向けて高まっています。毎日演出の栗山さんからもたくさんのお言葉をいただいて、ただ舞台に向き合うだけではなく、色々なことを考えながら、私たちは作品に向き合っています。そういう思いみたいなものをお客様にぜひ受け取っていただけたらなと思っております。 渡邉:舞台上に『DEATH NOTE』という作品の壮大な世界観が広がっているのと同時に、今の社会が創り上げられているという印象があります。たくさんのキャストのみんなが協力して、今の社会の問題や、現実的なものを描いていけているなというふうに思います。そして、ミュージカルということで、(フランク・)ワイルドホーンさんの素晴らしい楽曲が、物語を後押ししてくださる本当に素晴らしい作品になっています。ぜひ劇場でお会いできたら嬉しいです。 加藤:”人間”というものを感じていただけると嬉しいなというふうに思っています。そして、『デスノート THE MUSICAL』という作品を通じて、見終わった後に今この世界で生きている自分に何かを持って帰っていただけたら、それ以上のことはないかなと思います。夜神月として『デスノート THE MUSICAL』の世界で、泥臭く生き抜けたらなと思います。楽しんでいただけますようにという気持ちでいっぱいです。 ■作曲家 Frank Wildhorn(フランク・ワイルドホーン)さん ~個別取材~ 楽曲制作のきっかけは息子の言葉まず『デスノート THE MUSICAL』の楽曲を書いたきっかけは、息子が私に「お父さん、これが流行ってるよ。この仕事は受けるべきだ。」と言ったからです。私は息子に「わかった!」と言い、作り始めました。 日本の「神」「人間」の解釈今回私たちが原作と呼んでいる「DEATH NOTE」のマンガに限らず、日本のマンガは「神」も「人間」も西洋書物とは解釈が違います。「神の音はどのような音がするのだろう?」「人はどのような声なのだろう?」と考えるのが私にとって一番の挑戦でした。 『デスノート THE MUSICAL』の見どころもしあなたが突然力を手に入れたらその力をどう使いますか?もしあなたがDEATH NOTEの力を手に入れても素晴らしい人間で在り続けられますか?ということを自分自身の声を探している若い皆さんに問いかけてくれる作品です。そしてこの作品は家族についても描かれています。そしてもちろん、2つの巨人の闘いでもあります。死神のレムやリューク、Lなど、素晴らしいキャラクターがたくさん登場するので、楽曲を書くのがとても楽しかったです。(2026年夏にはロンドンのウエストエンドでデスノートのミュージカルを上演予定です。海外の方にも届けられることがとても楽しみです。) 学生へのメッセージこんにちは、親愛なる学生の皆さん。『デスノート THE MUSICAL』初演から10周年を祝えてとても嬉しいです。今作『デスノート THE MUSICAL』の前に『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』、そして「ミュージカル『四月は君の嘘』」を上演しました。私のブロードウェイショーは長い間全て若い観客の方向けに上演しているので、若い観客の方が劇場に来てくれるのは嬉しくてワクワクしますし、私自身これからも若い観客の方向けにミュージカルをやっていきたいです。 ©大場つぐみ・小畑健/集英社 ■初デスミュ観劇で感じた圧倒的迫力と美しさ 〜学生の観劇レポート〜 初めてミュージカル版『デスノート』を観劇し、その想像を超える迫力に心をつかまれました。原作・ドラマ・映画を観てきた者として、あの長く緻密な物語がどう舞台化されるのか期待していましたが、実際には物語の魅力が丁寧に凝縮され、ミュージカルならではのスピード感と深みが見事に共存しており、思わず圧倒されました。特に、死神リュークやレム、そしてLが照明や音楽とともに立ち現れる瞬間は圧巻です。“本当にそこに存在しているのでは”と思うほどの迫真性があり、思わず息をのみました。加藤清史郎さん演じる夜神月は、物語が進むにつれて表情や声色が変化し、人間味が徐々に薄れていく過程を繊細に描き出しており、その演技が舞台全体を力強く引き締めていたと感じます。デスノートファンだからこそ味わえる驚きや気づきが随所に散りばめられた、舞台ならではの熱量に満ちた作品でした。津田塾大学3年 石松果林 この作品から、人間の弱さと夜神月は賢く冷静で、常人には真似できないほどの思考力を持ちながらも、正義という理想に取り憑かれている人間らしさを映し出しているなと感じました。大きな力をもつデスノートに縋っていく姿に、自分だったら?と現実を突きつけられます。逆にLは、思考や佇まいが常人の枠を超えていて、異質な存在のようにも見えながら、心の奥に秘める人間の温もりを感じました。対峙しながらもお互いを認め合い、リスペクトし合っている姿が綺麗で、命を懸けてぶつかっていく姿に、心を打たれました。舞台ならではの緊迫感の中で、善悪を問いかけられる作品でした。武蔵野大学3年 吉松明優奈 正義とは何かについて、改めて考えさせられる作品でした。初めて大きな劇場で舞台を拝見させていただきましたが、役者の方々の魂のこもった演技に圧倒され、キャラクターが原作から飛び出してきたかのように感じました。特に印象に残ったのは、ライトとLのテニス対決のシーンです。原作では細かく描写されていない、Lのラケットの振り方。それをLの動作のクセから解釈して演じたという三浦さんのお話を聞き、役者の演技にかける思いに感銘を受けました。また、原作の一コマ一コマに歌詞が加わることで、キャラクターの心の中の葛藤をセリフという形で知ることができました。原作ファンとしても、新たな視点と感動を味わえました。青山学院大学1年 松山絢美 夜神月の信じる正義が状況とともに大きくなり、自分の思い通りにするために少しずつ軌道がずれていく変化が舞台上に描かれていて、目が離せませんでした。そして、夜神月とLがテニスをする場面では、お互いの立場や疑念を抱えながらも、一瞬だけ年相応の姿が垣間見える場面があり、その認め合いのような空気がどこか切なくて胸に残りました。敵対しているはずなのになぜ美しいのか、その矛盾がこの作品ならではだと思います。照明や衣裳も印象的で、黒と白の対比がとても綺麗でした。特にLに強い照明が当たったときの、人外的なほど静かな美しさに圧倒されました。残酷さや緊張が渦巻く作品なのに、なぜか「綺麗」と感じてしまう瞬間があり、その感覚こそが魅力だと感じました。特にラストシーンが美しく、強く印象に残ったのでぜひ劇場で観ていただきたいです。城西国際大学2年 渡部優理絵 ■公演概要 『デスノート THE MUSICAL』 <公演日程>2025年11月24日(月・振休)~12月14日(日)東京都 東京建物 Brillia...

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New Beginning Fes開催 ~次世代を担う注目の5組が新音楽フェスで共演~ 

New Beginning Fes制作委員会は、2025年8月21日(木)に、お台場特設会場(フジテレビ湾岸スタジオ内)にて、「New Beginning Fes -公開収録-」(以下、New Beginning Fes)を開催しました。「New Beginning Fes」は、「挑戦」「出会い」そして、「未来への一歩」をテーマにした新しい音楽フェスとして誕生。名前に込めた「新たな船出」は、参加するすべての方々の新たな可能性や発見のきっかけとなることを目指しています。今回、Lienel、OCTPATH、パンダドラゴン、WILD BLUE、LIL LEAGUEの次世代を担う注目の5組が出演し、会場を大いに盛り上げました。MCはフジテレビの梶谷直史アナウンサーが担当。各グループのパフォーマンス、「ニュービギバトル」、そして今回がはじめてとなる「ニュービギステージ」は、特に会場を盛り上げる結果となりました。 Lienel   まず最初に登場したのは前回の「New Beginning Fes」で初日のトリを飾ったLienel。一曲目は、8月20日に発売された夏を感じさせる最新曲「超絶SUMMERでバカになれ」。会場を一気に夏のお祭りムードに染めていく。続いて「罪と罰」を披露し、対照的な2曲で幅広い楽曲性と6人それぞれの表現力、個性をしっかりと魅せ、魅了させた。自己紹介では、最年少である高桑の15歳という若さに会場からは驚きの声が上がった。その後、近藤の「12ちゃい」というボケに笑いを誘う場面で全体が笑顔に。更に「Love Me Madly」を含むSPメドレー、ライブでもお馴染みの「純情シンドローム」と続き、当日のファンをコールで巻き込みボルテージを高めていった。ラストには、6人のキュートさ全開の「セカイイチ」で、最後まで素晴らしく、全力なLienelらしい魅力で、観客を魅了した。 OCTPATH  続いて登場したのはOCTPATH。四谷の美しく響き渡る歌声で「WAKE UP」が始まると、会場は瞬く間に彼らの世界に引き込まれた。続いてグループのデビュー曲「IT’S A BOP」を披露。もちろん会場も沸いたが、特にボイスパーカッションのパートでは、ダイナミックなダンスを繰り広げ、会場全体に大きな歓声が響き渡った。そして「Carnival」「Hands Up」と続き、鋭さと気迫に満ちた迫力のパフォーマンスで段々と会場の温度も最高潮に。「Diary」のイントロが流れると、メンバーが浮き輪を持って登場。このチャーミングでキュートな演出に、客席からは思わず黄色い歓声が上がった。「FUN」では、メンバーの名前を呼ぶコール&レスポンスから始まり、彼ららしい多幸感あふれるステージで会場を温かい雰囲気で包み込んだ。そして、ラストの「Come Alive」では、客席も一体となってタオルを振り回し、熱気溢れる空間となった。 ニュービギ バトル 「アームレスリング最強グループ決定戦」 イベントタイトルの「New Beginning」にちなんで、新しいことに挑戦する「ニュービギバトル」のコーナーでは、「アームレスリング最強グループ決定戦」が行われた。各グループの代表者がトーナメント形式で対戦。最も腕相撲が強いグループを決定する、シンプルな企画である。優勝者には「トロフィーと叙々苑のお食事券5万円分」が贈呈されることが発表されると客席からは「おー!」という歓声が上がった。抽選で対戦相手が決まり、期待が高まる中、第1回戦が開幕。OCTPATHの海帆とLienel高桑の11歳差対決は、海帆が高桑を瞬殺する形で閉幕。第2回戦は、パンダドラゴンのたいがとLIL LEAGUEの岩城の対決。岩城が勝利。第3回戦は、OCTPATHの海帆とWILD BLUEの池田優斗。またも、1回戦で圧倒的な強さを発揮し海帆が瞬殺。決勝戦では、OCTPATHの海帆とLIL LEAGUEの岩城が激突。白熱した戦いを制したのは海帆。海帆の勝利に、OCTPATHメンバーも「みんなで行こうね!」と思わず笑顔が弾けた。こうして「アームレスリング最強グループ決定戦」は、会場が一体となり幕を閉じた。 パンダドラゴン その後、会場を「可愛いー!!」の声援で包み込んだのは、3月に日本武道館を成功させた、5人組アイドルグループ、「パンダドラゴン」。一曲目の「マジ︎☆まじない」では、曲中に「腕相撲強すぎは反則です!」とバトルの話題にも触れ、長年の活動で培った、対応力と完成度で会場をものにしていった。簡単な自己紹介を終えると、たいがが「フジテレビに乙女の涙の音がする…」とつぶやくと、観客からは多くの歓声が上がった。そうして、披露されたのは「L♡S ~ドキッ!?闇夜の愛♡狙撃手~」。さらに「熱血!ドラゴンブートキャンプ」では、ぱっちの掛け声に合わせ、観客を巻き込みトレーニングを開始した。MCパートでは、ぱっちが「ライブでスクワットしたの初めてだよって人〜?」と呼びかけると、多くの人が手をあげ、「嬉しい!初めてを僕達にくださってありがとうございます!」と爽やかな笑顔で応えた。そして、夏の新曲「キミ夏~Juicy Love~」を披露した。この曲は、爽やかな5人の笑顔で、夏の暑さを吹き飛ばしてくれた。パフォーマンスラストは「パLIFE!パLIKE!パLOUGH!パLOVE!」(通称パラパラ)で、会場全体でサビを踊り、ステージが一体となり幕を閉じた。 WILD BLUE  続いて登場したのは、「心の赴くままに生きる勇気をくれるグループ」をコンセプトに去年結成した、山下がリーダーを務める5人組ボーイズグループ、WILD BLUE。1st EPに収録されている「BOX of DESTINY」からスタート。「最高に盛り上げにきました!一緒に盛り上がっていきましょう!」と煽り、グループ名にもなっている始まりの曲「WILD BLUE」を立て続けに披露した。池田優斗の「First Light」では、洗練され、息のあったパフォーマンスを届けた。そして、代表曲にもなりつつあるドラマ主題歌「Bubbles」を披露。ラストにアップテンポで弾けるようなナンバー「POP」を披露し、会場は明るくポップなムードでステージを締めくくった。 ニュービギ ステージ (OCTPATH・Lienel) イベントタイトルにちなんで出演アーティストが“新しいことに挑戦”し、その練習の成果を披露する企画コーナー「ニュービギ ステージ」。今回は、OCTPATHとLienelの2組がそれぞれ異なる新しいことに挑戦。 最初に登場したOCTPATHは、3分間の「和楽器」ステージに挑戦。ゆずの「夏色」を披露した。 浴衣姿で登場し、力強い和太鼓の音色と掛け声でスタート。古瀬の迫力ある和太鼓のソロパートでは客席から大きな歓声。篠笛や三味線も加わり、息の合ったパフォーマンスは、まるで実際の夏祭り来たかのような空間を造り出した。最後は力強い「せい!」の掛け声でパフォーマンスを終えた。​  続いて、ニュービギ ステージに登場したのはLienel。彼らが挑んだのは、ジャグリング道具の一種で、開くと花のように見える「アリベールポイ」だ。練習期間中は、コントロールに苦戦し、頭などにぶつけてしまい痛いと叫ぶ場面もあったと話した。そんなエピソードに会場の期待が高まる中始まったのは、夏の高校野球のテーマソングであるOfficial髭男dismの「宿命」。構成と振付をメンバー自身で、手掛けたオリジナル作品である。困難を乗り越え、練習を重ねたステージでは柔らかく丁寧な動きで、儚くも美しいパフォーマンスとなった。 LIL LEAGUE  大トリを飾ったのは、6人組ダンス&ボーカルグループLIL LEAGUE。白衣装を纏って登場し、「Higher」、「刺激最優先」を披露。会場が熱気に包まれる中、MCの岩城は「ステージがこんなに熱いのは過去の素晴らしいアーティストの皆さんが盛り上げたから熱いんですね!」と語りかけ更に会場を盛り上げるシーンも。そして、このフェスのコンセプトである”新たな船出”に合わせて、彼らのはじまりの曲「Rollah Coaster」を披露。フレッシュさと勢いを兼ね備えたパフォーマンスで観客を魅了した。次に披露したのは、今年の7月にリリースされた「真夏ノ花火」。彼らの儚く美しいパフォーマンスは花火の情景と重なり、幻想的なステージとなった。最後に披露したのは、「ビビデバビデブー」。ビビデバビデブーチャレンジでは、コール&レスポンスを通じて客席と一体感が最高潮に達した。そして最後に今日のステージの点数を尋ねられると、百田が「もちろん、120点」と答えると、客席はさらなる盛り上がりをみせ、ラストのダンスブレイクで圧巻のステージで締めくくった。 【Information】■「New Beginning Fes 2026」2026年1月4日(日) 東京ガーデンシアターにて、「New Beginning Fes 2026」の開催が決定●公演名:New...

企業に聞く

株式会社永谷園 マーケティング本部 R&D統括部 中嶋梨絵

言われたことだけでなく、常にプラスアルファの提案を 株式会社永谷園 マーケティング本部 R&D統括部 中嶋梨絵(なかしまりえ) ■プロフィール2020年、永谷園に入社。商品開発戦略部に配属され、そうざいの素やふりかけの商品企画を経験。その後、2023年4月より現在所属しているR&D統括部へ異動し、商品の味づくりから量産化までを担う商品開発業務を担当。「本日の逸品 ふんわりかに玉」や「パキット漁師風ペペロンチーノ」等の開発を担当した。 「味ひとすじ」を企業理念に掲げ、日本の食文化を支える安全で高品質な商品を提供し続けているのが永谷園。お茶づけやそうざいの素など多くの商品を展開しているが、今回は商品を生み出す「開発」という過程に着目した。そのやりがいや商品作りの工夫、新商品が生まれる過程などについてお伺いした。 ■永谷園に入社した理由を教えてください 元々理系で大学では食品系の研究をしていて、大学院にも進んでいました。それもあって他の業界はあまり見ずに、食品メーカーと化粧品メーカーを見ていましたね。実際に受けたのはほぼ食品メーカーで、色々なところを受ける中で最終的な決め手になったのは人の良さでした。面接してくださった方や人事の方がなんとなく自分と似ているなと感じて、それが決め手になりました。 ■仕事の内容や魅力を教えてください 商品開発を担当する部門の1つ、R&D統括部に所属しています。ものづくりには企画の部分と、企画をしたものをどのように商品として具現化するかという2つのパートがありますが、その中で私は後者のパートを担当しています。そして具現化には、味づくりと量産化の2つの側面があります。まず味づくりですが、商品企画部門からどういう味にして欲しいというイメージ品が提示をされ、様々な原材料を組み合わせながら再現していきます。次に量産化ですが、味づくりが完成したらそこで終わりではなく、それを工場でも再現する必要があります。量産化するための様々な検証や課題解決も私たちがしています。どの商品でも安全安心でおいしいものができるか、実際に何回もテストしながら量産化に取り組んでいます。テスト生産を行う過程で様々な課題が出てきたりしますが、その課題をいかに潰すかいつも試行錯誤を繰り返しています。無事に課題が解消されて本番の生産が成功した時にはとてもほっとしますし、大きなやりがいがありますね。 ■新商品が生まれる過程について教えてください まず商品企画部門から依頼を受け、商品のコンセプトやターゲット、味の特徴などの概要説明を聞きます。例えばそれがあるお店の麻婆豆腐だったりすると、そこに商品企画部門の人と食べに行って味のすり合わせをしていきます。あとは商品企画部門の人が市販品を組み合わせて、手作りをしたものなんかもありますね。その後、イメージに合わせてラボで試作を重ね、企画部と何度もやり取りをしながら改良していき、味の方向性がざっくりと決まります。このタイミングでテスト生産を行って、課題を洗い出して配合なども調整します。並行して微生物の検査や成分検査などの検査も行って、会社の基準を満たしているかなど安全性の確認をします。そして最終的に会議で発売の合意が取れたら商品化されます。企画から店頭に並ぶまで約1年ほどなのですが、発売の半年前にはほぼ完成しています。完成後も賞味期限内はきちんと保存性が担保されているか確認する必要があるので、完成してもすぐに発売できるという訳ではありません。 ■商品開発をする際の工夫を教えてください 実は商品企画部門のオーダーには味だけでなく「何円以内にコストをおさえて作って欲しい」という指定もあります。中身にたくさん材料を使えばおいしいものを作ることはできますが、それでは価格も高くなってしまいます。お客様に買っていただける価格には上限があるので、その限られた予算の中でやりくりをして味の再現をしていく必要があります。そこは工夫が大切になってきますね。しかも、食材の価格や品質は必ずしも一定ではありません。例えば海苔やお茶などの天産物はその年の天候などによって出来が悪く味が落ちる時があるのですが、だからといって出来上がったお茶漬けの味が落ちてもいい訳ではありません。変わらぬ味を出していくために、その揺らぎをどうにか埋められるよう努力しています。みなさんの立場からだと見えづらいかもしれませんが、実は私たちが水面下で色々と工夫をしてやりくりしています。あとはプラスアルファの提案をするということは部署全体で意識をしていますね。ただ依頼されたものをそのまま作る下請けのような感じではなく、自分はこれがおいしいと思うとか、これがこういう商品にあっているんじゃないかといったように、常にプラスアルファの提案をしています。例えば「中華っぽい風味を出してください」というざっくりした依頼があった時には、ごま油を立たせてみたり、ねぎとしょうがで中華っぽさを出してみたり、あるいは中華料理で良く使われるペースト状の調味料である「醬」を加えてみたり。色々な特徴をつけたものを何パターンか用意して、その中で自分がその商品に合っているのではないかと思うものを提案しました。時には先輩からアドバイスなどをもらいながら、様々なアイディアを考え続けています。 ■大学生へのメッセージをお願いします やはり大学生には時間がたくさんあると思うので、時間があるうちにやりたいことはやっておいて欲しいですね。春休みも夏休みも長いですから、旅行が好きだったら長期の旅行に行ってみるなど、普段できないことをしてみて欲しいです。もちろん大人になっても行けるんですけど、値段が高い時期にしか行けなかったりするので。あとは私が今食品メーカーにいるからというのもありますが、色んなところで色んなご飯を食べて、アイディアの引き出しを増やしておくのも大事かなと思います。何事も色々な経験をしておいた方が、それがアイディアに結びついたりしますよ。 学生新聞オンライン2025年9月5日取材 法政大学3年 島田尚和 法政大学3年 島田尚和/東京家政大学2年 篠田陽菜乃/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/武蔵野大学3年 吉松明優奈

学生新聞インターン

俳優・タレント・ミュージシャン ソニン

自分の表現が、人の人生を変えるきっかけになるように。 俳優・タレント・ミュージシャン ソニン ■プロフィール2000年に歌手としてデビュー。2003年のドラマ出演を機に俳優としても活動。主な出演舞台にミュージカル『SIX』、『キンキーブーツ』、『マリー・アントワネット』、『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』等。「第41回菊田一夫演劇賞」演劇賞、「第26回読売演劇大賞」優秀女優賞を受賞。近年は『放課後カルテ』(NTV)、『放送局占拠』『大病院占拠』『新空港占拠』(NTV)、『となりのチカラ』(EX)など映像作品にも出演。 ユニット解散、ソロデューなど、かつては「波瀾万丈のソニン」と呼ばれたように、数々の出来事に経験してきたソニンさん。しかし、その苦難を乗り越え、俳優、タレント、ミュージシャンとしてマルチに活動を行っている。芸歴25周年を記念して、自身がフルプロデュースをして開催する『Sonim’s 25th Anniversary Live「Beautiful Mission」』のエピソードも交えながら、その芸能人生について伺いました。 中学生の時、進路に悩んでいました。それまではパティシエを志望していたのですが、あまりにもお菓子作りが好きだったので、仕事にしたら嫌いになってしまうのではないかという不安を抱いていたのです。その悩みから脱却し、進むべき道を見つけるきっかけとなったのは、当時大ファンだった、SPEEDのコンサートでした。自分と同じ年齢の女の子たちが、大きな会場で端から端まで走りながらパフォーマンスしている姿がとても輝いていて、私にはとても衝撃的な光景でした。自分の知らない世界で生きている女の子たちがいるのだと知って、私もステージ側に立って、今自分自身が感じているような感動を与えられる存在になりたいと思ったのです。コンサートから帰宅してすぐに、「私、歌手になるって決めました。その時はどうぞよろしくお願いします。」と、SPEEDさん宛のファンレターに書いて送りましたね。 ■アイドル、ドラマ、そしてミュージカルへ 高校2年生の時に受けたオーディションの2次審査で、アイドルとして、芸能界デビューを果たしました。その当時は全く、お芝居に関わることのない世界だと思っていたのです。ですが、活動の中で、「ドラマをやりませんか?」とお声がけいただいたことで、お芝居の仕事をスタートしました。その後、連ドラや映画に出演して、演技をする事の面白さにも目覚めた頃、舞台のお話をいただきました。舞台は映像作品とは違い、本番が始まると止まらないので、幾度も稽古をして、役を染み込ませます。役を生きる感覚を体験して、演劇の虜になりました。その後、ミュージカルのオーディションを受けて、更に私の世界が変わりました。初ミュージカルを観てくれた知人からも「ミュージカルが合っているのでは?」と声をかけられるようになり、自身でも「自分の生きる場所」という感覚を実感し、演劇に自分の命を捧げて、全てを注ごうと、決心しました。 ■自分もそうしてもらったように、表現で他人の人生を変えたい 様々な仕事に挑戦してきましたが、この25年間、一貫して「観てくださる方の人生に影響を与えたい」と考えています。自分もSPEEDのコンサートを見た時に、人生が大きく変わりました。それと同じように、舞台やコンサート、テレビなどのどのような舞台においても、自分の表現でその人の人生を変えるきっかけを与えたいです。実際、舞台でお芝居をする際には、幕が閉じた後、観客の方々が「もう私、立てません!」と言って座り込んでしまうような衝撃や気づき、感動などを抱いてほしい。そんな風に、舞台を観てくださった方に、必ず何かを持って帰ってもらいたいと思いながら日々ステージの上に立っています。それが、私にとって、表現をし続ける意味だからです。ただ、相反することではありますが、人の感情を邪魔する存在ではありたくないとも思います。昨今誹謗中傷が問題となっているように、例えば、「ソニンを見ていると気が滅入る」なんて言われると、この仕事を辞めてしまいたいと考えてしまいますね。様々な場に立って発言する立場にいる以上、誰かの中で、気に入らないという気持ちが生まれるのは仕方のないことですが、人に害を与えることなく、勇気を与えられるような存在を目指しています。 ■芸歴25周年記念ライブ『Sonim’s25th Anniversary Live「Beautiful Mission」』 この25年を振り返ってみたとき、ほぼ休養期間なしに仕事をこなせていたのはなぜなのだろうかという疑問が浮かびました。本当だったら引退してもおかしくないような挫折や事件も、沢山あったはずです。それでも、大変なことが起きるたびに、沢山の人に助けられ、生き残るチャンスを何度もいただいてきました。このように、何かしらに後押しをしてもらっていたのはどうしてなのか。それは、表現をする者として走り続けることを、神様から「使命」として与えられていたからなのではないかと考えています。自分の使命を果たすため、これまで生きてきた25年間を象徴するものとして、このライブを「Beautiful Mission」と名付けました。この「Beautiful Mission」は、構成や照明なども含めた演出を全て自分で手がけています。一般的なライブ会場のような離れた会場ではなく、観客席とステージが一体化した会場をお借りしていて、お芝居もできる環境です。その特性を活かして、お芝居を交えたライブにしたいです。なおかつ、観ているお客さんが物語の一部になるような構成、演出を考えています。私の25年間があるのはファンの皆さんのおかげでもあるので、ぜひそれを感じてもらいたいのです。もしかした私が隣にきてお客さんを巻き込むこともあるかもしれない。その時には、恥ずかしがらずに、「ラッキー!」と思って舞台に参加していただけると嬉しいです。 ■大学生へのメッセージ  皆さんご自身の夢を持って、大学や就職先を選んでいると思います。でも、夢というのは変化するものなので、この先ずっと変わっていきます。夢に向かってがむしゃらに挑んだとき、例えそれがうまくいかなかったとしても、それは新たな形で素敵な夢へと変化を遂げます。だから、仮に何かの障害に出会っても、絶対にめげないで、その夢の新たな形を探し続けてください。もし、その夢を諦めたくないのなら、周りになんて言われようと気が済むまで挑戦し続けてください。失敗をしても、やり直しは効きます。怖がらずに挑戦を続けて、可能性を止めないでください。自分の可能性を無限大だと信じている人より強い存在はありません。無限大の可能性を秘めているという確信を抱いて、夢に向かってがむしゃらに生きてください。 学生新聞オンライン2025年10月2日取材 お茶の水女子大学1年 家田有彩 ■インフォメーション『Sonim’s Anniversary Live「Beautiful Mission」』 2025年12月13日(土) 開催開演:①15:00開演/②19:00開演 の2公演を予定会場:BAROOM(〒107-0062東京都港区南青山6-10-12)企画・製作・主催:アミューズ共催:株式会社フェイス構成・演出:ソニン出演者:ソニンバンド演奏:立川智也(ベース)、梶原健生(ギター)、イズミタニ マコト(ドラム) 、Frederic Viennot(ピアノ)  お茶の水女子大学1年 家田有彩/武蔵野大学3年 吉松明優奈

学生新聞インターン

ゆきぽよ / シュウペイ(ぺこぱ) 

笑い合い、寄り添い合う、ふたりのトリセツ ■ファッションモデル・タレント ゆきぽよ2012年、雑誌『egg』の読者モデルとしてデビュー。17年、恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』に出演。天真爛漫なキャラクターが人気を博し、出演後はテレビのバラエティー番組を中心に活躍している。 ■お笑い芸人 シュウペイ(ぺこぱ)アルバイト先で知り合った元バンドマンの松陰寺と元ギャル男のシュウペイが2008年にコンビ結成。着物と派手なメイクが特徴的な松陰寺が、着物をスーツに替えて臨んだ「M-1グランプリ2019」では初の決勝進出を果たし、3位に。この「M-1」で“ノリツッコまない”とも呼ばれるボケや「時を戻そう」といった印象的なフレーズが大きな話題を呼び、一躍人気者となった。 モデル・タレントとして活動するゆきぽよさんと、お笑いコンビぺこぱのシュウペイさん。二人が共同でメインMCを務めるYouTube新バラエティ番組『私たちのトリセツ』が、7月21日(月)より配信を開始した。今回の取材では、そんな二人の学生時代の経験や仕事観、自身の“トリセツ”に迫った。 ■自分を見つけた学生時代 ゆきぽよ:私が学生時代に一番力を入れていたのは「メイク」です。通っていた高校はちょっとギャル寄りで、授業中にお化粧をしていても先生に怒られないような雰囲気でした。毎日自分の顔と向き合って、「もっと上手になりたい」「もっと可愛くなりたい」と思ってメイクの研究をしていました。高校1年生のときに雑誌『egg』のモデルになり、「芸能の道で生きていきたい」と思うようになりました。撮影を優先しすぎて単位が足りず、留年も経験しましたが、そのときに得た「自分に似合う色」や「見せ方」は、今の仕事にしっかり活きています。 シュウペイ:僕の場合、学生時代はサッカー一筋でした。プロを目指して毎日練習に励んでいて、週に1回だけのオフである月曜日は、自分のための“勝負日”。荷物を極限まで減らして町田の丸井に行って、女子高生に「カッコいい」って思ってもらえるように全力を注いでいました(笑)。本気で取り組んだサッカーを通じて、友情も育ちました。男子だけのクラスで過ごした高校時代の仲間とは、今でもグループLINEでつながっていて、お互いの誕生日を祝い合っています。あの頃のつながりは、今も心の支えです。 ■続ける理由、届けたい想い ゆきぽよ:芸能の仕事は、高校時代からずっと続けているので、もはや「どこが一番楽しいか」と聞かれても選べないくらい、全部が楽しいです(笑)。でも、やりがいを感じる瞬間は明確にあります。それは「ギャルって素敵だよ」と伝えられたとき。私はギャルという文化を日本の伝統のひとつだと思っています。見た目が変わっても、心はずっとギャルのまま。若い世代や海外の人たちに「ギャルって自由で最高だよ」と伝え続けたいです。「ゆきぽよちゃんを見てギャルになりたいと思いました」と言われたときは、本当にギャルをやっていてよかったと心から思います。 シュウペイ:僕はお笑いに最初から興味があったわけではありません。でも、同級生がJリーガーとして活躍する姿を見て、「自分も何か一つ続けて結果を出したい」と思うようになりました。そして、今この仕事を続けていられるのは、やっぱりファンの皆さんの存在が大きいです。コロナ禍での無観客ライブやリモート収録を経て、地方のイベントでたくさんの人が来てくれたとき、「僕たちを待ってくれていた人々がこんなにいたんだ」と実感しました。今は、「ファンが一人でもいる限り続けよう」と思って活動しています。 ■YouTube新バラエティ番組『私たちのトリセツ』の裏側 ゆきぽよ:『私たちのトリセツ』では、友達と話す感覚でMCをしています。登場するVTRのゲストの女の子たちは、どこかで私と似ていたり、共感できたりする部分があって、すごく心の距離が近いのです。ゲストの子たちが大切にしている価値観を聞くことで、「私もそれ大事にしよう」と思えたり、自分自身を振り返るきっかけになったりします。撮影のたびに「私、また一つ豊かになったな」と感じるのです。ちなみに、個人的に美味しい餃子の情報もありがたいです(笑)。 シュウペイ:僕が番組で意識しているのは「とにかく現場を明るくすること」です。進行を回すというよりも「自分が一番楽しもう」という気持ちで臨んでいます。スタッフさんが笑ってくれると「よし!」って思えるし、それが画面越しの視聴者にもきっと伝わると思っています。番組の場が楽しくなれば、自然とみんなの言葉も引き出せる。そんな空気をつくることが、自分の役割だと感じています。 ■自分自身の“トリセツ” ゆきぽよ:私の“トリセツ”は、「裏表なく生きること」です。オンとオフの切り替えは大切ですが、裏表があるのはイヤ。家でも、家族といても、犬の前でも(笑)、ずっとこのままの私でいたいです。素直でいることは、失敗もあるけれど、それでも一番大切だと思っています。素直な人って一緒にいて気持ちがいいし、私は「素直な女の子が一番モテる」と本気で思っています(笑)。 シュウペイ:僕も「自然体でいること」を大切にしています。誰かと関わるときに嫌な思いをさせたくないから、穏やかに接するようにしています。怒ったり、荒い口調になったりすることもほとんどありません。オンとオフの切り替えは必要ですが、無理に飾らないことが一番。自分を気にしすぎると、幸せが逃げてしまう気がするので、「気にしすぎない」ことを意識しています。また、人と一緒にいて「楽しかったな」と思ってもらえるように、心がけています。 ■大学生へのメッセージ ゆきぽよ:私の妹も大学生で、社会に出る準備をしている時期です。妹にもよく伝えているのは、「やりたいことは早めに見つけた方が、人生がスムーズに進むよ」ということ。焦らなくてもいいけれど、自分のやりたいことがあるなら、まっすぐに突き進んでほしい。たとえ失敗しても、それは必ず自分の糧になります。やりたいことがある人は、誰に何を言われても、とことんやりきってほしいです。 シュウペイ:僕がずっと大切にしているのは、「今を生きること」です。将来どうなりたいかを考えるのも大事だけど、それ以上に「今この瞬間」に全力で向き合うことが、未来につながると思っています。何が起こるかわからないからこそ、今日という日を大切にして、今できることに挑戦してみてください。「今を全力で生きる人」を、僕は心から応援しています。 学生新聞オンライン2025年8月10日取材 津田塾大学3年 石松果林 津田塾大学3年 石松果林/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香

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『ケンミンショー旅アワード2025』受賞式

左から ゆうちゃみ/ウエンツ瑛⼠/⽻⽥美智⼦/⼩林幸⼦/くれいじーまぐねっと(エア・UraN・浅見めい) ケンミンショー旅アワード実⾏委員会(読売テレビ放送株式会社、株式会社プログレス)は、“ケンミン愛”あふれるショート動画を募集するコンテスト『ケンミンショー旅アワード2025』の受賞式を2025年11⽉28 ⽇(⾦)に開催いたしました。受賞式では、東京都出⾝のウエンツ瑛⼠さんと⼤阪府出⾝のゆうちゃみさんがMC を担当し、ゲストとして新潟県出⾝の⼩林幸⼦さん、茨城県出⾝の⽻⽥美智⼦さん、Z 世代から絶⼤な⼈気を誇るくれいじーまぐねっとさん、DJ Celly さんらが登壇し、”地元愛”を軸に、地域・世代・ジャンルを超えた多彩なトークを繰り広げました。また、受賞式終了後には、⼤ヒット曲『千本桜』に合わせ、出演者全員での圧巻の盆踊りが披露されました。 ■ケンミンショー旅アワード概要 『ケンミンショー旅アワード2025』は、全国47 都道府県のすべての県⺠を対象に、⼀般の⽅はもちろん、動画クリエイターやローカルインフルエンサーなど幅広い層からショート動画を募集し、グランプリを決定する参加型の動画コンテストです。本アワードでは、誰もがTikTok やInstagramを通じて、⾃⾝の“好きな地元”や“お気に⼊りの地域”の魅⼒を気軽に発信できることが特徴で、グルメや絶景、個性的な⼈物、地域に根付くカルチャーなど、⾃由なテーマで応募が可能です。また、「この⼈に地域を紹介してほしい︕」といった発信者や、「地元で⾃慢したいヒト・モノ・コト」を推薦できる仕組みも設けており、推薦をきっかけに、新たな地域の魅⼒が全国へと広がっていくプロセスそのものも楽しめるアワードとなっています。 ■小林幸子さんおかげさまで、去年で芸能生活60周年を迎えることができました。いろいろなことがありましたが、新潟の皆さんに支えていただいたので「今度は恩返ししなければいけないな」と感謝の気持ちを込めて、思っております。新潟県の魅力は月岡温泉もそうですが、海・雪、新潟県は豪雪地帯です。お酒もお米もおいしいです。『海の幸、山の幸、小林幸』。新潟県ではイントネーションが変わります。例えば褒めること。新潟では“バカ”を付けます。バカにされているみたいですが、“ものすごく“、”とっても“という意味です。食べることに関しては”バカおいしい“とか。「千本桜を盆踊りにする」ことを誰が考えたかどうかわかりませんが、本当に楽しい時間になりました。汗をかきましたね。 ■羽田美智子さん私のふるさと、茨城県常総市の花火大会は歴史があり、全国の花火大会でトップ10に入るくらいです。茨城県は花火師が有名で全国1位の花火師が何人もいらっしゃるんですね。花火が自慢ですね。好きなところは自然が豊かで海・山・湖があって、のんびりしていて穏やかで愛があって温かくてちょっと面白い人が多いんです。利根川をわたると、空気が“がらっと”変わります。利根川をわたったあの瞬間で「帰ってきたんだな」という気持ちになります。私が長年帰らなくても「みっちゃん、おかえり」と言われてほっとして、地元はいいなあと思いました。方言は通じなくて、茨城県の人が話すと字幕が出ると聞きました。茨城県は東京から一番近く、大自然を満喫できるところで、近いけれど田舎が味わえる場所であると思います。 ■ウエンツ瑛士さん僕は東京出身なので、一番扱われることがないんですよね。今日のアワードを見て、「自分の地元を盛り上げなければいけないな」という気持ちになりました。誰かがやってくれるだろうという気持ちになりますが、「自分がやらなければいけないな」と思うことは他の国にいるときなどで思うことがあります。東京はちょっと田舎もあれば大都会もあります。僕は東京をアピールするときには「シャイを超えろ」と言っています。東京の人はシャイなところがありますし、地方から東京に来た人も東京に合わせようとしています。方言を出さないように。シャイを超えていくと東京の人の温かさに触れられると思います。東京でも、西と東で違う個性を味わってほしいと思います。 ■ゆうちゃみさん私は大阪出身ですが、大阪といえば“食と人とのつながり”や“人の良さ”だと思います。たこ焼きを買いにいったときに1個追加していただいたとき、大阪の人の優しさを感じると改めて好きだなと感じます。この前も万博が終わってすごく盛り上がったので。いろいろな方に来場していただいたなという気持ちです。大阪は「人情の街」だと思いますね。人と人のつながりやみんな優しくて心温かく、みんながお母さん・お父さんみたいな“実家”のような感じなので、新しく会った人でもフレンドリーなところが大好きです。私は鳥取県に行ってみたいです。鳥取砂丘に行ってみたくて。ゲゲゲの鬼太郎がとても好きでロードがあると聞いたので、それに行ってみたいです。 学生新聞オンライン2025年11月28日取材 東京薬科大学3年 庄司春菜 東京薬科大学3年 庄司春菜/武蔵野大学3年 吉松明優奈/城西国際大学2年 渡部優理絵

太田楓華

ソニー・インタラクティブエンタテインメント 社長 CEO 西野秀明

想定外を力に、世界と人を繋ぐ体験を創る ソニー・インタラクティブエンタテインメント 社長 CEO 西野秀明(にしの・ひであき) ■プロフィール2000年にソニーに入社。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、フェリカネットワークスを経て、2006年にソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE))に入社。戦略・商品企画、プラットフォームビジネスなどを担当したのち、2025年4月に社長 CEOに就任。 文系から転向し、プレイステーション事業の最前線を歩む西野秀明氏の原点は、悔しさと楽しさをもたらした、ある日突然の技術的挑戦だった。日米を往復し、技術と経営を繋いだキャリアの先に見据えるのは、文化や国境を超えて人をつなぐエンタテインメントだ。「遊び」の持つ可能性と、未来を創る若者への期待を語る。 ■“悔しさと楽しさ”を原点に、日米を往復したキャリア 文系で大学に入った私の転機は、生協で買ったPCのOSを、先輩がFreeBSDに入れ替えてしまったことでした。最初は「なんでこんなことをされるんだ、悔しい」と感じましたが、FreeBSDの操作におもちゃのような楽しさを見出し、理系学部へ転部しました。その後、エレクトロニクス、音楽、映画など多様な事業を行うソニーへ入社することになります。入社して最初の3年は、携帯電話関連の仕事に関わりました。その後は2006年にゲーム事業へ移り、日本→米国赴任→日本→米国赴任と往復してきました。そこでプレイステーション 4のハードウェア企画やネットワーク構築など、日米の現場で技術と経営の両方を深く理解し、現在の基盤を築きました。 ■「共創」と「体験」で挑む、ハードウェア普及への戦略 ソニーの売上の約3割を占めるゲーム事業は、1億以上の月間アクティブユーザーを持つ巨大ビジネスです。プレイステーションの魅力は、大画面での没入感や物語性といった「質の高い体験」。そして、自社タイトルだけでなく多くのパートナーと作品を作る「共創」の姿勢にあります。リビングでのゲーム文化が根強い米国に対し、日本ではスマホゲームが人気で据え置き機の存在感が薄れています。しかし、PS5には良質な作品が揃っており、「本体が高くて手が出ない」という声に応えて日本での価格を見直しました。ハード自体で利益を出すのではなく、ソフトで収益を回収するビジネスモデルのため、「遊びたいゲームがあるから本体を買う」というサイクルを大事にしています。 ■求めている人材は「やりたいことを持っている人」 一緒に働いてほしいのは、「自分のやりたいことをちゃんと持っている人」です。質問をするだけじゃなく、「これをやりたい」と自分から動ける人。新しいアイディアや考え方をどんどん持ってきてくれる人が、実は一番ポテンシャルがあるんですよ。私自身、今は社長ですが、考えが古い部分もあるかもしれません。だから「西野さんが言っていること、そこが古いよね」と素直に指摘してくれる人のほうが、ずっと未来をつくる力がある。ジェネレーションギャップを超えて、自分の目線で自由に動ける人、暴れてくれる人と一緒に仕事できると面白いです。会社としては、リソースやフレームワークなどの土台を提供します。だけど、その中で自分の面白いこと、挑戦したいことを自由に実現してほしい。やりたいことがある人は、納得感も出るし、成長も早い。私たちはその「面白さ」を大きくしていく環境を提供できると考えています。だから、これから入ってくる人たちには、自分の可能性を信じて、会社の中で自由に挑戦してほしい。未来は、若い人たちが創るものです。会社はその舞台を作る役割ですから、やりたいことを持って、どんどん試してほしいですね。 ■今後の展望と挑戦 プレイステーションは世界中で多くの人に遊ばれていますが、全世界の人口から見ればまだまだニッチな存在です。だから、コントローラーと画面を組み合わせたプレイステーションならではのゲーム体験を、より多くの人に届けていきたいと思っています。文化の違いは確かにありますが、日本のアニメやゲームのコンテンツが国境を超えて楽しめる例もあり、同じゲームで人と人がつながる可能性もあります。ネットワークが発達した今、オンラインで外国の友人と一緒に遊ぶ、といった体験も増えてきています。もちろん、その中で、不快な体験が起こらないよう、安心して楽しめる環境の提供にも取り組んでいます。こうして文化や国境を超えて、人々がつながりながら楽しめるエンタテインメントを広げていくことが、引き続き大きな挑戦であり、会社としての展望です。 ■大学生へのメッセージ 私は、大学生の皆さんには「やりたいことをやれる場所を見つけて、やりたいだけやってほしい」と思っています。ただ、その“場所の見つけ方”って難しいですよね。結局のところ、人と話すことでしか見つからないと感じています。質問するって実はとても難しいのですが、相手にきちんと質問してみると、「あれ、なんか違うな」と思う瞬間もあれば、「これはいける」という感覚が返ってくることもあります。自分が感じた違和感や好奇心は、言葉にしてみないと動きません。だからこそ、口に出したり、書いてみたりすることを大事にしてほしいです。また、「やりたいことが見つからない」という相談もよく聞きますが、あまり長いスパンで考えようとしなくていいと思います。私自身、学生の頃は三ヶ月くらいで何か形にできないと不安になっていました。でも、逆に言えば三ヶ月で挑戦したいことは見つけられる。大きな目標を五年かけて作れと言われると重たすぎるけれど、目の前の小さな「面白そう」に手を伸ばしていけば、自然と大きなことにつながるはずです。面白いことって、意外と“誰かが突然持ってきてくれる”場合もあります。私も、勝手にパソコンのOSをFreeBSDに変えられたことが今のキャリアに繋がるきっかけになりました。想定外の出来事が、自分の人生を一気に広げてくれることもあるんですよね。もう一つだけ言うと、私は学生の頃、あまり外の世界を見なかったことを少し後悔しています。飛行機が怖かったので海外にも行かず、食べるものも同じものばかり。今は世界中の社員と働いていますが、「もっと若いうちにいろんなものに触れておけばよかった」と思うことも多いです。だから、皆さんにはぜひ、多くの人に出会い、多くのものを見てほしい。人と何かを一緒にやる経験は、自分を大きく成長させてくれるはずです。 学生新聞オンライン2025年11月21日取材 東洋大学4年 太田楓華 法政大学3年 島田尚和/武蔵野美術大学1年 石井生成/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/東洋大学4年 太田楓華/上智大学2年 張芸那

区長・市長

四街道市長 鈴木陽介

めざしているのは、本当に支援を必要とする人に手を差し伸べられる「優しい街」 四街道市長 鈴木陽介(すずきようすけ) ■プロフィール1983年生まれ、42歳。慶應義塾大学卒業。銀行員、衆議院議員秘書、四街道市議会議員(1期)、千葉県議会議員(2期)を経て2022年の市長選で初当選し、1期目。会社員の妻、子ども4人(7才、5才、3才、1才)の大家族。趣味はスポーツ観戦、将棋。プロ野球の千葉ロッテマリーンズやプロバスケの千葉ジェッツなどご当地チームのファン。子どもたちと一緒に戦隊ごっこやカードゲームで遊ぶのが日課。 「若者は未来の希望」と語り、「市民との近さ」を大切にしながら市民に愛され続けている四街道市長・鈴木氏。四街道を心から愛する鈴木市長に、その魅力や取り組みについてお話を伺った。 ■学生時代について 高校、大学時代は、奨学金を利用しながら学校に通っていたため、さまざまなアルバイトと学生生活を両立させる日々でした。バイト先も多岐にわたり、飲食店での勤務や予備校でのカウンセリングなど、幅広い経験を積んでいましたが、バイト先を梯子しながら生活していたので、週8回はバイトに入るような学生でした。その中で社会の仕組みを学び、お金の稼ぎ方やコミュニケーション能力など、多くのことを身につけられたと思います。大学2年の頃には議員インターンにも参加し、国会議員の秘書さんの下で色々なことを学ばせていただいていました。学生の頃は特に教育政策に関心を持っていたので、各省庁やさまざまな自治体を議員さんの下について訪問し、出会った色々な人に話を聞いて回っていました。議員インターンを選んだ理由は、小学校の頃の憧れと感謝の気持ちがあります。というのも、四街道市には地元愛の強い方が多く、お祭りも盛んですれ違うだけで温かく挨拶をしてくださる人がたくさんいます。そうした環境の中で、小学生の頃から「四街道の人に恩返しをしたい」「市長になりたい」という夢を抱くようになり、「どういうキャリアを歩めば実現できるか?」と自分に問いかけながら進んできました。そんな夢を担任の先生に相談すると「あなたなら絶対になれる!」と励ましてくださったんです。もちろん背中を押してくれたことも大きいのですが、当時その先生をとても尊敬していたこともあり、私の中でその言葉は大きな支えになりました。その後、「困っている人を助けたい」という思いから国政や政治の知識を改めて学び直し、出馬を決意しました。しかし、最初の選挙は落選でした。でも、この「落選」は私にとって良い薬のようなものでした。落選後に離れていく人もいるなか、それでも残ってくれて支えてくれた家族や応援してくれた仲間がいた。そのおかげでもう一度立ち上がり、落選をバネに持ち直すことができました。その後、再挑戦の末に、当選を果たしました。選挙期間中は「考えるよりまず動こう」と決め、土日も関係なく、朝の始発から夜の終電まで駅に立ち挨拶をするなど、とにかく「人目につくように」と全力で走り抜けました。 ■道を歩くと「すずき!」と声をかけられる街・四街道市 私が市長を務める四街道市の魅力は、「都会でありながら、田舎でもある」という点にあります。東京や成田空港へもアクセスが良く、交通の便が整っているため、「働く人に優しい街」としての魅力があります。さらに治安も非常に良く、子育て世代の人口が増加しているのも特徴です。治安の面では、四街道には県警の直属署があり、他の地域と兼任ではなく、四街道市のみを担当してくださっています。そのため、地域密着型の警備体制が整っており、警察の方々とも密に連携を取っています。また、市内には緑が多く、町全体に穏やかで優しい雰囲気があることも魅力の一つです。今後は、不動産会社からの紹介だけでなく、「友人に勧められて」「知人の付き添いで訪れてみたら住みやすかった」といった形で、口コミを通じて四街道の魅力が広がっていけば嬉しいと考えています。さらに、市民と市長の距離の近さも四街道の特徴です。街を歩いていると、小学生から「すずき〜!」と声をかけられることもあり、そうした日常のやり取りに温かさを感じています。 ■四街道市で力を入れている三つの政策とは? 力を入れているのは、公民連携です。政策は大まかに分けて3つあります。一つ目は千葉大学と企業さんと四街道市で連携を組み、地域住民と進める健康まちづくり「四つ葉プロジェクト」を実装しようとしています。これは「すべての政策に健康を」ということをモットーにしたプロジェクトで、民間の方々などを巻き込みながら取り組んでいます。二つ目は子どもたちの居場所を作りたいということです。今の子ども達には多種多様な悩みがあります。たとえば、一言に不登校と言っても様々な不登校があります。子ども達は言うなれば未来そのもの、希望そのものだと私は思います。ですので、全ての子ども達を救えなくても、できるだけ沢山の子どもたちの手をとれるような活動を心がけています。その中の一つの取り組みが「四街道内で職場体験を街でしてしまおう」というもの。2025年の夏休み中に一ヶ月間実施でしたのですが、応募人数がとても多く、来年やる際は今年以上に体験できるお仕事の数を増やそうかと考えています。三つ目は図書館です。四街道市の館長はとても面白い職員なのですが、同時に「本の街を作って」とお願いしたら「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2025」を受賞するほどの人材です。取り組みとしては、大人を集めた読み聞かせcafeや子連れで利用する人向けに、お子さんと一緒に食事をとれる「もぐもぐタイム」をつくったりと、図書館という場所に新しい息吹を吹かせてくれました。 ■「みんなで課」設立やAI導入で進める、やさしい街づくり 子どもたちが希望を持って生きられる街、そして街全体で支え合えるような地域をつくりたいと考えています。その実現に向けて、四街道市では「みんなで課」という仕組みを設け、企業や団体、市民が一体となって地域を支える体制づくりを進めています。また、市民の方からの相談体制のさらなる強化にも、力を入れていく予定です。その一環として、24時間365日いつでも妊産婦、子育て中の保護者、児童・生徒からの相談に応じられるAIツールを活用した実証実験を12月から行う予定です。四街道市では、本当に支援を必要としている人に手を差し伸べられる「優しい街」の実現を目指し、今後も政策の推進に努めてまいります。 ■大学生へのメッセージ 社会には色々な厳しさがあり、大学生もなかなか希望が持てないのかと感じている方も多いのではないでしょうか。でも、意外と社会は挑戦する人に優しい場所だと思います。現在は、私の時代以上に今は色々な挑戦ができますし、技術も高まっています。ですので、どうか自信を持って、やりたいことをやってほしいです。 学生新聞オンライン2025年10月22日取材 情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥 法政大学3年 島田尚和 / 情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥 / 京都芸術大学1年 猪本玲菜

イベント・企業紹介

剣劇「三國志演技〜曹魏」 企画・荒牧慶彦さん 主演・福澤 侑さんでおくる...

2024年4月、荒牧慶彦さん企画作品として大好評のうちに幕を閉じた、 剣劇「三國志演技」の第一弾【剣劇「三國志演技〜孫呉」】。その第二弾【剣劇「三國志演技〜曹魏」】が2025年11月28日に開幕しました。 今作は主演を福澤 侑さんが務め曹操を中心とした「曹魏」の世界を描いていきます。曹操の友人にして、因縁の相手となる袁紹を演じるのは本企画の荒牧慶彦さん。福澤さんの曹操を支える曹操軍には廣野凌大さん、田村 心さん、小坂涼太郎さん、持田悠生さんが名を連ね、荒牧さん演じる袁紹を支える袁紹軍には松島勇之介さん、砂川脩弥さん、益川和久さん、唐橋 充さん、富田 翔さんが揃いました。また、呂布役には武子直輝さんが、そして関羽役を早乙女友貴さん、董卓役を東山義久さんが演じます。今回は開幕に先立ち11月28日に行われたゲネプロを取材させていただきました。 撮影:小境勝巳 佐藤 薫©剣劇「三國志演技〜曹魏」製作委員会 舞台の上で煌めく絆 〜学生の観劇レポート〜 おぼんろの末原さんが手がける演出ということで、前作の剣劇「三國志演技〜孫呉」も観た上でゲネプロを観劇させていただいた剣劇「三國志演技〜曹魏」。今作は、前作とは違う国の物語が描かれており、設定や展開も違いますが、前作を思い出す瞬間が節々にありました。前作は赤を基調とした衣裳でしたが、今作は青を基調にしており、舞台全体にまた違った華やかさと爽やかさが加わって、視覚的にも楽しむことができました。特に曹操と袁紹が二人で舞台に立つシーンの演出が印象的で、二人の間に流れる緊張感や友情のような絆が感じられました。特に、役者さんの中でも唐橋充さんがムードメーカーとして舞台全体を明るく照らし、登場すると客席がパッと華やぐような存在感で、観ているこちらまで自然と笑顔になってしまいました。二幕では、前作でかっこよさ重視だった殺陣が、今回はより「楽しさ」を前面に押し出した演出になっており、観客も一緒に舞台の世界を楽しむことができます!迫力や緊張感だけではなく、キャラクターたちの個性や関係性が生き生きと描かれていて、舞台を観ながら自然と物語に引き込まれていきました。城西国際大学2年 渡部優理絵 <公演概要> 【公演名】剣劇「三國志演技~曹魏」【公演期間】2025年11月28日(金)〜12月7日(日)【劇場】明治座【脚本・演出】末原拓馬(おぼんろ)【出演】曹操:福澤侑 曹操軍夏侯惇:廣野凌大荀彧:田村 心夏侯淵:小坂涼太郎郭嘉:持田悠生 袁紹軍顔良:松島勇之介文醜:砂川脩弥張郃:益川和久田豊:唐橋 充許攸:富田 翔 貂蝉:???呂布:武子直輝 関羽:早乙女友貴董卓:東山義久 袁紹:荒牧慶彦 奥住直也 / 工藤翔馬 / 澤田圭佑 / 下尾浩章 / 高田紋吉 / 夛田将秀 / 福島悠介 / 真鍋恭輔 / 丸山湧之進 / 宮永裕都 / 横田 遼 / 横山慶次郎 【企画】荒牧慶彦 【公式サイト】https://kengekisangokushi.com/【公式X(旧Twitter)】 @kg_sangokushi ( https://x.com/kg_sangokushi )【公式YouTube】www.youtube.com/@kg_SANGOKUSHI【公式ハッシュタグ】#剣劇三國志【主催】剣劇「三國志演技~曹魏」製作委員会 学生新聞オンライン2025年11月28日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵

DX・WEBマーケティング

ダイドードリンコ株式会社 執行役員 マーケティング部長 坂本大介

買うだけじゃない、自販機で「選ぶ楽しさ」を ダイドードリンコ株式会社 執行役員 マーケティング部長 坂本大介(さかもと だいすけ) ■プロフィール1997年ダイドードリンコ株式会社に入社。ルートセールスを経験後、主に、新商品の企画開発、マーケティング戦略、広告宣伝に従事。その後、グループ会社である大同薬品工業の開発部長を経験し、2023年ダイドードリンコ マーケティング部長、2025年に執行役員に就任し、現在に至る。現在の担当領域は、ブランド戦略、市場調査・分析、商品開発、広告宣伝・販促キャンペーン等。 入社してから一度も転職することなく長年マーケティングに携わってきた坂本大介さん。商品開発から始まり、今ではマーケティング戦略や広告宣伝などダイドードリンコのマーケティング全体を統括し、あの大ヒット作品、アニメ「鬼滅の刃」とのコラボ商品にも早くから動き出し、成功へと導いた。そんな坂本さんに、商品開発の工夫やダイドードリンコの強みなどを伺った。 就活をしているときに、働く上で「一人の人間として何かを残したい」という気持ちがありました。そのため、企業規模の大きさやお金が稼げるかどうかで判断せず、若いうちから挑戦出来る会社に魅力を感じていました。そして、身近なものや自分の興味のあるものを考えたときに、頭に浮かんだのが学生時代に野球をした後に飲む缶飲料のおいしさでした。あの感動が忘れられず、そんないろんな節目に思い入れがある飲料業界で多くの人の幸せに貢献出来るようになりたいと思い、当社に入社しました。入社した当時は、メーカーとルート営業が今のように分かれていなかったので、一年目から全員ルート営業に配属され、自販機を回ってドリンク補充などもしてきました。その後は、すぐ商品開発やマーケティングに関わり、現在で29年目になります。当社のマーケティング部では、マーケティング戦略や商品企画・開発、市場調査、広告宣伝、販売促進キャンペーンなどマーケティング全般に関わっています。これら一つ一つが部として成り立っている会社もありますが、当社では一つ一つをグループと呼び、全部まとめてマーケティング部という組織になっています。私は、そのマーケティング部の全体を見ながら統括をしています。 ■商品開発で意識していること 商品開発で意識することの一つは、データからお客様のニーズを見出していくことです。消費者の動向の変化や売れ筋など様々な分析をグループで担当し、今後どんな商品を提供していくのかを考えています。しかし、データは過去の記録にすぎず、未来をどう予測するかは私たち自身が考え決めていかなければなりません。そこで戦略チームと開発チームは、データ分析と並行して常に新しい商品のアイデアを出し続け、両者をうまく融合させて商品化の可能性を探ります。また、お客様の声も積極的に取り入れるようにしています。「こんな商品あったらどうですか」という消費者調査をネット上で行い、買ってみたいと思うかどうかなどの評価をしてもらいます。社内で期待していた商品も消費者の方々からの評価は意外と高くなかったりするなど、様々な評価を踏まえながら候補を絞り込みます。ただし、アイデアを出す段階だけでなく、実際に商品化する段階にも慎重さが求められます。飲料は単価が低く大量生産が前提となるため、工場の設備や品質保証を確保しようとするとハードルが高くなります。どれだけ面白い商品でも、食品メーカーとして品質に対しては厳しくならざるを得ません。さらに当社は自社工場を持たないファブレス体制のため、外部の製造パートナーと連携して品質を守りつつ、新しい挑戦を実現していく必要があります。つまり「発想すること」と「それを実現すること」、この二段階を同時に乗り越えていくことが難しくもあり、重要だと考えています。 ■50年続く飲料メーカーが愛される秘訣 当社では、何よりも「おいしさ」にこだわっています。メイン商品であるダイドーブレンドのコーヒー飲料シリーズは、創業当時から、香料を一切使わず、コーヒー豆から丁寧にドリップしたりエスプレッソ抽出したりして、本物のコーヒーの味を追求してきました。長年支えてくださるお客様の中には、ダイドーのコーヒーの味が好きと言ってくださる方が多くいます。そんなお客様を裏切らないためにも、味だけは誰にも負けないという思いで、日々商品づくりに向き合っています。 ■他社との差別化 ダイドードリンコは売上高に占める自動販売機のシェア率が約9割と他社に比べて高く、自動販売機が主な販売の場となっています。自動販売機は私たちにとって“自社店舗”であり、その店舗をいかに魅力的な品揃えにするかが重要であると考えています。そのため、コンビニではなく自動販売機で飲料を買ってもらうために、少し変わった面白い商品を積極的に展開しています。現在では、「バスクチーズケーキ」や「旨辛ユッケジャンクッパ風スープ」などを販売しています。他にも、ルーレットつきの自動販売機を展開しており、「ダイドードリンコって、ルーレットあったよね」「買うならダイドーにしよう」とか「当たったから誰かに一本あげようかな」という風に、会話のきっかけになってもらえたらうれしいですね。目指しているのは、自販機に行けば「ここにしかない面白いものやコラボがあるかもしれない」と思ってもらえるような、ワクワクする売り場づくりです。最近では、お菓子やマスク、赤ちゃんのおしりふきなども扱いながら、もっと身近で楽しく便利な売り場として自動販売機を利用してもらえるよう取り組んでいます。 ■今後挑戦していきたいこと 自動販売機を「選ぶ楽しさ」がある店舗にしていくことです。珍しい商品やコラボを通して、ダイドーの自販機に行くと何か新しい発見がある、そんなワクワクを感じてもらえる売り場が目標です。また、環境に意識の高い企業様のニーズにも応え、プラスチックごみの削減のため、アルミボトル缶や薄くて軽いスチール缶の商品を展開するなどして、資源を大切にした取り組みを進めていこうと考えています。 ■大学生へのメッセージ 好きなものや興味のあることに一つでもいいので、真剣に向き合う経験をしてほしいです。真剣になれば、壁にぶつかるし悩む時が必ずあります。そんなとき、真剣に考え、突き詰めることは、全ての今後の経験につながると思います。また、何のために働くのか、働くとはどういうことなのかを社会人になる前に一度考えてみてほしいです。例えば、ワークライフバランスという言葉がありますが、当社ではワークライフシナジーを大切にしています。一日の大半を仕事に費やすので、公私ともにバランスをとって隔てるのではなく、良い影響を及ぼしあえる関係になることを目指しており、私自身もこの考えを尊重しています。 学生新聞オンライン2025年10月28日取材 法政大学1年 渡辺碧羽 武蔵野美術大学1年 石井生成/国際基督教大学3年 渡邊和花/情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希/法政大学1年 渡辺碧羽

コラム

テリー伊藤 コラムVol.68 伊藤家は甘党一族なのだ

誰か私の「甘い物大好き病」を止めてくれませんか!18歳から始まった甘い物大好き病。20歳の頃には千代田区九段にある甘味処「初音」でアルバイトを始めた。お目当ては休憩時間に割引で食べることが出来たクリームあんみつ。美味しかった事は今も忘れられない。働き盛りの20~30代、ロケ終わりからそのまま徹夜編集作業をする時など「体力作りには先ずは甘い物」と勝手に自分に言い聞かせて大量のチョコレート、ケーキ、大福、羊羹などのお菓子を編集ルームのデスクの上に並べていた。40~50代の頃は増えてきた体重を気にして多少控えめになったのだが、60代に入る頃には、再び全神経が甘い物に向かい出してしまった。こうなると朝からショートケーキ、おはぎも難なくクリア。会社に行って会議をしながら甘納豆。ディナーの後のアップルパイもウエルカム。そうなんです、私の身体の半分はチョコレートとあんこで出来ているのです。凄い才能です。 実はこの甘い物好き伊藤家の伝統。両親、兄弟5人、誰一人としてお酒が飲めない。さらに祖父祖母もお酒が飲めない下戸ファミリー。そんな伊藤家なので、大家族にもかかわらず食事のペースが早いのなんのって。しかし甘い物大好き家族は、夕食の後に箱ごと買ってあるチョコレートを食べるのが日課でした。幸せな日々。そう言えば日大病院に入院していた父親が亡くなる少し前「輝夫、ジャムパンが食べたいから買って来て」と、普段頼み事などしない父が小声で私に頼んできた。医者に甘い物を食べるのを長い期間禁止されていたことを当然私も知っていが、親父の顔を見るとむげにも出来ず、母親に相談した所「いいんじゃないの、お父さん甘い物大好きだから。いつか食べられなくなる日も…」と。早速お茶の水のパン屋にジャムパンを買いに行き、姉を含めて4人でお医者さんに隠れて食べた思い出がある。そうなんです、伊藤家は筋金入りの甘党ファミリーなのです。 あまりの甘いもの好きの為、周りが絶対に血糖値が上がって糖尿病になる、それだけじゃない、コレステロール値が上がり骨ももろくなると脅かす。さすがに私も怖くなり、先日山王病院で人間ドック、MRI、血液検査とひと通りの検査をしてもらった。その結果、大方の予想を裏切ってドクターから「年齢なりの健康状態ですよ」のお言葉。私は身体の半分が小倉あんで出来ていると食い下がったのですが、そっけなく「来年また検査しましょう」と冷静に言われた。こんなに甘い物尽くしなのに私の身体はどうなっているんだ。マァ~健康ですよと言われて逆に怖くなってきたが、取り敢えず明日はアップルパイを食べる事に。 テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

イベント・企業紹介

「サンタパレード東京2025」開催

冬の⾵物詩・サンタクロース姿で⾮⽇常を体験しながら街中でのパレードや公園でのランニングを楽しみ、参加費を活⽤して病気とたたかう⼦どもたちにクリスマスプレゼントを贈るチャリティーイベント「サンタパレード東京」 が11⽉16 ⽇(⽇)東京・渋⾕〜原宿の公道および代々⽊公園で開催されました。8年⽬を迎える「サンタパレード東京」は、渋⾕駅から原宿駅までの周辺公道2.5km を、クリスマス⾊に染まる街の景⾊をサンタクロース姿で楽しみながら、ゆっくりとウォーキング。今年、スペシャルアンバサダーに就任したEXILE TETSUYA さん、マーク・パンサーさんもサウンドカーに乗って⼀緒に参加しました。ゴール後は、スペシャルアンバサダーの皆さんはじめ参加者が病気とたたかう⼦どもたちへのメッセージをカードに書いてクリスマスツリーにオーナメント装飾するメッセージツリーを今年から東京会場でも展開。カードは後⽇、⼤阪会場分と合わせて「サンタパレード」の企画運営を⾏う学⽣たちが、クリスマスプレゼントと⼀緒に病院や海外⽀援先へお届けします。今回「サンタパレード東京」の様子を取材させていただきました。 【オープニングセレモニーのご挨拶】 ■EXILE TETSUYAさん今回、アンバサダーに就任させていただき、大変光栄に思っています。少し早いですがメリークリスマス。僕は、この素敵なイベントを通じて、皆さんと一緒にパレードをし、たくさんの笑顔を子どもたちに届けていきたいと思っています。メッセージカードには、「たくさんのサンタさんのプレゼントとスマイルでハッピーメリークリスマス」と書きました。アンバサダーとして、その思いをしっかりと届けていきたいと思います。 ■マーク・パンサーさん病気でたたかっている子どもたちに、笑顔のプレゼントを届けましょう。私のメッセージカードには、「メリークリスマス。君の笑顔は周りの人を明るくする魔法だよ」と書きました。子どもたちの笑顔が、周りの人たちを明るくする力になることを願っています。 ■東京都立小児総合医療センター院長 山岸敬幸さん今日はこんなに多くの方が集まり、大きなプレゼントをいただき、心より感謝申し上げます。私たちの病院は、「24時間365日断らない医療」をモットーに、常時350人以上の子どもたちが入院しています。笑顔は免疫を高める効果があります。皆さんの笑顔で、子どもたちも病気に打ちかってくれることを願っています。 ■順天堂大学医学部附属順天堂医院 東海林宏道さん今日は多くの方にお集まりいただき本当にありがとうございます。今日初めてこのパレードに参加させていただきました。順天堂医院にも100名近い患者さんがいます。これまでサンタパレードが続けてこられた活動に対し、心より敬意を表します。来年以降も皆さんと協力し合いながら、この活動を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 【イベント参加の思い・子どもたちへのメッセージ】 ■EXILE TETSUYAさんこれだけ規模が大きいパレードは初めてだったので、とても驚きました。東京を象徴するような場所で、参加者全員が同じ格好をするというところにすごく楽しさを感じました。笑顔であふれるパレードで、本当に楽しい時間でした。病院で過ごしていて、クリスマスや楽しいことを感じられない環境にいる子どもたちがたくさんいるということを意識し、この取り組みに強く賛同しました。私たちにできることは小さなことかもしれませんが、みんなで力を合わせ、子どもたちに少しでも笑顔を届けられたらと思います。これからもサンタパレードを応援していきたいです。 ■マーク・パンサーさん今日は天候にも恵まれ、パレード日和でした。参加者全員が笑顔になれた、とても素晴らしいパレードだったと思います。みんなが笑顔になり、みんなでサンタになって、みんなに笑顔のプレゼントを届けられた1日だったと思います。病気でたたかう子どもたちにも、ぜひ勇気を持ってほしいです。決して一人ではなく、これだけ多くの人たちが一緒に見守っているということを感じてもらえたら嬉しいです。皆さんの笑顔が届けばいいなと思います。 ■サンタパレード学⽣会議 企画運営 共同代表 上智大学 総合人間科学部看護学科1年 山本愛さん私がこのイベントに参加したきっかけは、代表である小松七海さんの記事を読んだことです。もともと子どもが好きで「いつか子どものために何か行動ができたらいいな」と思っていたので、記事を読んですぐに連絡を取り、共同代表として参加することになりました。入院している子どもたちや医療ケアが必要な子どもたちに、私たちが笑顔を届ける一つのきっかけになれば嬉しいと思います。同じ想いを持つみんなで、渋谷や原宿の街をパレードできるというのは、すごく素敵なことです。また、みんなの想いが一つになってパレードをする姿は、見ている人にとっても勇気がもらえるものになっているのではないでしょうか。街中がクリスマスの温かい雰囲気に包まれる中、医療ケアが必要な子どもたちは病院や家でその雰囲気を感じることさえ難しいことがあります。そんな子どもたちに少しでも温かさを届けたいという思いでこのサンタパレードは始まりました。東京では今年で8年目です。このサンタパレードというイベントが、これからもずっと続いて欲しいと願っています。そして、子どもたち中心にこのイベントが広まっていくといいなと思います。 学生新聞オンライン2025年11月16日取材 武蔵野大学3年 吉松明優奈 【サンタパレード東京に参加した学生新聞インターン生の感想】 サンタパレードには本当にさまざまな方が参加されており、みんなが輪になって肩を組んでいるような一体感があったのが印象的でした。私自身小学校低学年の頃、クリスマスと重なる時期に入院していたことがあります。クリスマスの日、看護師さんが一緒にミニツリーを作ってくれたことがとても嬉しかった。そんな温かい記憶が蘇ってきました。このイベントを通じて、参加者や街でたまたま見かけた人、そして病気とたたかう子どもたちもミニツリーの思い出のような、心温まる素敵な連鎖が広がっていくのではないかと感じました。武蔵野大学3年 吉松明優奈 サンタパレードには、子どもから高齢の方までさまざまな年代の人々がサンタの格好をして参加しており、海外からの参加者もいて国際色豊かでした。持病のある方や、高齢のご夫婦、さらにはサンタの衣装を着た犬まで参加していました。パレードを終えた参加者たちは、病気の子どもたちへの応援メッセージを書き、メッセージカードをツリーに仲良く飾っている姿が印象的でした。参加している方々が入院している子どもたちを思い、笑顔のサンタパレードを作り上げていました。津田塾大学3年 山下さくら 代々木公園でのサンタパレード東京取材は、当初は関心外だった事象から本質的な関心事を発見する、という記者の視点を養う訓練となりました。代々木公園を埋め尽くすサンタ姿の参加者が生む非日常感と、病気でクリスマスを感じられない子どもたちへの支援という社会的意義が、参加費→プレゼントというポップなチャリティとして見事に両立していました。スペイン食フェス併開催による相乗効果もあって会場は活気に満ち、老若男女やペット連れまでもが純粋に仮装を楽しむ姿は圧巻でした。社会課題を「楽しさ」を用いながら解決する動機付けや環境設定の有効性を実感すると同時に、今後はこの優れた枠組みを、病児以外の困難を抱える子どもたちへも応用できないか、取材者としても企画者としても次なる可能性を感じています。慶應義塾大学3年 山本唯那 まず初めに目についたのは、一面赤い服でサンタの格好をした民衆でした。ネコの帽子を被ったサンタさんやいかにもサンタのヒゲをした方との写真撮影で皆が盛り上がっていました。私たちも写真を撮り、気分が上がりました。屋台も多く、全員で射的をしたり、ご飯を食べたり、また薬物防止の資料を子どもたちが配っていました。マーク・パンサーさんのDJからイベントが本格的に始まり、子どもたちのダンスやスペシャルアンバサダーとしてEXILE TETSUYAさんはじめ、マイケル・ジャクトンさんなどが登壇。実際に病院の先生も参加しており、サンタパレード実行委員会からプレゼントを渡したり、笑顔の効果は免疫を高くするということ、目が見えない方や酸素チューブしている方も参加していて、いろんな方に期待されている本当に必要なイベントだと感じました。武蔵野大学1年 市川蓮 【今後のインフォメーション】12月7日の大阪会場(大阪城公園)でも開始しますので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか! 「サンタパレード ⼤阪2025」 開催概要⽇ 時: 2025年12⽉7⽇(⽇)10︓30〜15︓00/受付開始9︓00〜 ※予定、⾬天決⾏・荒天中⽌出 演:EXILE TETSUYA(スペシャルアンバサダー)、マーク・パンサー(スペシャルアンバサダー)他 ※敬称略会 場:メイン会場 ⼤阪城公園・太陽の広場&園内道路(⼤阪市中央区⼤阪城1-1)公式HP:https://www.santa-run.com/ 武蔵野大学3年 吉松明優奈/津田塾大学3年 山下さくら/慶應義塾大学3年 山本唯那/武蔵野大学1年 市川蓮