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Archive for gakusei-shinbun

吉松明優奈

The Right Light(ザ・ライトライト) 

平均年齢16.5歳のThe Right Lightが彩るステージとは The Right Light(ザ・ライトライト) 木戸啓人(きどけいと) /黒木康正(くろきこうせい) / ショーン旺(しょーんあき) / 西浦心乃助(にしうらしんのすけ) / 星秀光(ほしひでみつ) / 松瀬太虹(まつせだいじ) ■プロフィールアミューズ令和初のボーイズグループ。平均年齢は16.5歳。 ※2025年10月22日時点2025年3月発売号より集英社「Myojo」での連載をスタート。デビューに向けて読者参加型でメンバーの成長を追いかけていく企画で、グループ名の「The Right Light」も読者投票により決定。グループ名には"それぞれの⼈⽣と、その⼀歩先に光を灯したい""誰もが光輝く⽇々を⽣きる権利がある"という意味が込められている。アーティスト活動だけでなく、バラエティ・ドラマなど、ジャンル問わず活躍できる国民的ボーイズグループを目指して活動中。 アミューズ令和初6人組ボーイズグループ The Right Light。5年後にはドームの夢を掲げ、11月にデビュー、12月にはデビュー後初ライブを控えている今の素直な想いを伺った。 ■幼少期とグループ活動のきっかけ ショーン:幼少期はその日その日を自然に生きていました。特技のビートボックスを始めたのは小学校の頃から。学校のお楽しみ会で披露したいと思い、独学で練習していました。趣味でギターを弾いていたんですが、地元の長崎で路上ライブをしていた時にスカウトされたのが、グループ活動をするきっかけになりました。最初は「ちょっと怪しいな」と思いましたが(笑)、母から連絡をしてもらって今に至ります。 木戸:小学校の頃は、外で活発に遊ぶ一方で、ピアノやバイオリンを習ったり、サッカーをしたりと、いろんなことに挑戦していました。「とりあえずできなくてもいいからやってみる」というのがモットーでした。芸能界に入ったきっかけは、部活動終わりに長崎のテレビ局の方に声をかけていただき、そこでアミューズのスカウトマンの方とお会いしたこと。そのとき、やってみようと決めました。 黒木:幼少期の頃は『こびとづかん』という本が大好きで、よくおばあちゃんと一緒に探しに行きました。今も、「こびとがいたら良いな」と思っています。芸能界に入ったきっかけは、バイクを買うためのお金が欲しくて参加した、「アミューズボーイズオーディション」でした。元々俳優業に興味があって、俳優だと菅田将暉さんが好きです。アーティストとしてはNissy (西島隆弘)さんや永瀬廉さんを目標にしています。 西浦:僕は、中学3年生の夏まで13年間サッカーをやっていて、スペインの大会に参加するため留学も経験しました。芸能界に入ったのは、姉が勝手に応募していた「アミューズボーイズオーディション」がきっかけです。そのオーディションで準グランプリをいただいて、気づいたらここにいました。2歳の頃SUPER EIGHTさんのライブに行き、そこからアーティストさんへの憧れはありましたが、まさか自分がなれるとは思っていませんでした。見る側からステージに立つ側の世界に行けることにドキドキしています。 星:小さい頃はおばあちゃん子でしたね。学校から帰ったらすぐにおばあちゃんの家に行って、さつまいもを焼いて塩をかけたものを一緒に食べたり、話したりする生活でした。芸能界に憧れたのは、幼稚園の年少の頃。嵐さんを見て「やりたい」という意思が初めて芽生えました。でも、勇気がなくて。母が記念に応募してくれた「アミューズボーイズオーディション」では最終審査まで行けなかったのですが、今のマネージャーさんから声をかけていただいたことがきっかけで今に至ります。 松瀬:物心がつくまでは犬と母と駒沢公園を歩き回っていた気がします。また、小学5年生から空手をしていて、現在でも続けています。芸能界に入ったきっかけは、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞をいただいたことです。今後はこのスタイルを活かしてモデルもやりたいです。 ■デビュー決定と重み ショーン:8月のプレデビューLIVEの後にデビューの話を聞いて、また打ち込める目標ができたことが嬉しかったです。ダンスが苦手で、今も苦戦しています。実は、それがきっかけで、グループ活動から一度離れて迷惑をかけてしまったのですが、メンバーにたくさん支えられてもう一度戻ってこられたので感謝しています。 木戸:プレデビューLIVEが終わって、次に何を目標に頑張れば良いのかと思っていた時期にデビューが決まったので、新たな目標ができて嬉しいです。夢は、たくさんの方に応援されるアーティストになることです。 黒木:みんながマネージャーさんからデビューの話を聞いたとき、僕はその場にいなくて。オーディションがあったので少し遅れて参加したんです。ちょうどみんなが聞き終わったところで合流してデビューの話を聞いたので、まったく頭が追いつきませんでした。帰宅後徐々に実感が湧いてきて、気をさらに引き締めないといけないなと思いました。謙虚さと初心を忘れないようにしたいです。 西浦:まだ経験が浅く、下積みも長くないので、嬉しさよりもデビューの重さについて考えました。覚悟を持ってやっていかないといけないなと強く感じています。 星:僕も嬉しいというよりも、正直、焦りと不安がありました。他のグループは技術面やパフォーマンスなど積み重ねてきたものがあるのに対して、まだできることが少ない僕たちがデビューすることの重大さを感じています。 松瀬:僕はとても嬉しかったです! このグループならデビューできると当たり前のように感じてしまっていた時期もあったので反省しています。今は、応援してくださる方と、このメンバーがいれば何も怖くないと思っています。もっともっと頑張って国民的なグループになっていきたいです。 ■デビュー曲「YES」の魅力 ショーン:本当にキャッチーで、歌詞も前向きで、聴いた人が「明日も頑張ろう」と思えるような楽曲です。そんな気持ちを届けられるパフォーマンスをしたいなと思います。 木戸:歌詞がとても肯定的です。この曲を聴いて少しでもやる気が出たり、気分を上げてもらえたら嬉しいです。 ■12月単独ライブの意気込みと今後について 黒木:8月のプレデビューLIVEから、僕たち6人がステップアップした姿をお見せしたいです。今回は単独ライブなので、前回からの変化を感じてもらえるよう、悔いのないように臨みます。 西浦:8月はプレデビューでしたが、12月はデビューを背負ってのライブです。その気持ちの持ちようがライブにも現れると思うので、しっかりと覚悟を魅せられるようにしたいです。 星:今後の目標としては、ファンの方から愛されるグループ、アーティストになれるように活動していきたいです。 松瀬:このグループで音楽番組に出られる時がきたら、「僕たちが出るから見たい」と思ってもらえるような存在になりたいです。12月のライブは、一人ひとりの個性を感じていただけるようなライブにして、「また行きたいな」と思ってもらえるように頑張ります。 ショーン:The Right Lightは一人ひとり個性があって、個性があるからこそ魅力的なグループです。少しでも気になったら僕たちのことを調べていただけると嬉しいです! 学生新聞オンライン2025年10月9日取材 武蔵野大学3年 吉松明優奈 【オフィシャルサイト】 https://www.therightlight.jp【Instagram】 https://www.instagram.com/the_rightlight_official【X】 https://x.com/the_rightlight【TikTok】 https://www.tiktok.com/@the_rightlight_official【YouTube】 https://www.youtube.com/@the_rightlight_official ■リリース情報Digital Single 「YES」2025年11月22日(土)Releaseレーベル:THERL Records ■ライブ情報☆The Right Light 「Fan Meeting “Light Place” Vol.0」2025年11月15日(土)TOKYO...

イベント・企業紹介

HAKUBA MOUNTAIN Festival 2025

2025年9月20日・21日に国際山岳リゾート「白馬村」にてHAKUBA Mountain Festival 2025が開催された。参加者は、それぞれの特色を持つ3つのステージを巡りながら、国内外のアーティストによる質の高いライブパフォーマンスを堪能し、白馬の壮大な自然を五感で深く感じることができたのではないだろうか。9月20日の「Base Stage」に登場したMaria Okabeさんと「Mountain Stage」のライブを鑑賞させていただいた。 北アルプスの大自然で初開催された音楽フェスティバル9月20日(土)と21日(日)の2日間、標高約700mの長野県白馬村で「HAKUBA MOUNTAIN Festival 2025」が開催された。北アルプスの雄大な自然に抱かれた白馬村で初となる音楽フェスで、自然と音楽、アウトドアが融合した新しいスタイルの音楽イベントとして注目を集めた。 3つの特色あるステージフェスティバルは特徴の異なる3つのステージで構成だった。Mountain Stageは、1998年長野オリンピックの舞台となった「白馬ジャンプ競技場」に設置されていた。オリンピックの歴史が刻まれた特別な場所でのライブは、まさに贅沢な体験だった。Universe Stageは、標高1,400mに位置する「白馬八方尾根うさぎ平」が会場となり、観客はゴンドラに乗って会場へ向かうという、想像以上にドラマチックな場所に驚かされた。Base Stageは、地元の人気施設「スノーピーク ランドステーション白馬」の芝生エリアに設営されていた。ステージの背景には白馬の美しい山々が広がり、音楽を聴きながら絶景に癒される、深呼吸したくなるような素晴らしい空間だった。 ■Maria Okabe 彼女にとって白馬フェスのような大きなステージは初めての経験だったそうだ。この日は全5曲のオリジナルソングを披露してくれた。 1曲目「Ride in Summer」高校2年生の時に制作した楽曲を再度ブラッシュアップし、今回が初のお披露目だったそうだ。 2曲目「Breeze」毎年のように長野県を訪れているという彼女が、友人と一緒に来た際にファンタジーな世界をイメージして作曲した一曲だそう。 3曲目「光の中に」今年が戦後80年の節目にあたることから、今生きていることは決して当たり前ではないという思いを込めて歌われていた。現在の平和な日常への感謝の気持ちが込められた楽曲だった。 4曲目「好きだったから。」若い頃からおばあちゃんになっても誰もが持ち続ける恋心を歌った切ないバラード曲だった。はやしみほさんに楽曲提供したものを今回はセルフカバーしたとのことだ。 5曲目「ハルジオン」青山学院大学との短編映画の主題歌として制作された楽曲だそう。「ありのままの自分でいい」というメッセージが込められており、「自分の生き方を正解にする」という力強いメッセージが印象的だった。 ■CANDY TUNE 最近話題の「倍倍FIGHT!」を始め、いろんな曲を聴くことができてさらに興味を持つきっかけとなった。自己紹介が入った楽曲では、それぞれのメンバーの個性とアピールが伝わってきて、非常に可愛らしいパフォーマンスであった。 ■湘南乃風 雨の中での開催となったが、ライブ中に湘南乃風のメンバーも水を被るというシーンがあり、悪天候すらも演出の一部として取り込む姿勢が印象的だった。タオルを振り回すなど、湘南乃風らしい熱いライブパフォーマンスで会場を盛り上げ、観客にとって非常に楽しい時間となった。 学生新聞オンライン2025年9月20日取材 学生新聞アシスタント 和田真帆

コラム

テリー伊藤 コラムVol.66 日本のテレビ局は海外進出しないと

テレビ局とスポンサーの関係を考えてみた。民放テレビの場合、番組のスポンサーになって貰い、放送時間に見合った放送料金をそのスポンサーから頂く事になる。スポンサーの手前、低視聴率の場合は局の判断で途中打ち切りをすることもあり得る。故に各局の視聴率戦争はし烈な争いとなる。恐らくこの図式はテレビ局開局以来変わっていない。NHKと言えどもスポンサーの代わりに国民から放送料金を頂いている以上、昔のように「良い番組を作っているので視聴率は気にしません」とはいかないのが現状。いつの時代もテレビ局はスポンサーの顔色をうかがっているのでは。 更に最近のスポンサーは視聴率よりも視聴者が番組を見た後の満足度や好感度に比重を置くようになってきた。「こんな素敵な番組をサポートしているのはどこの会社」となる訳だ。「企業イメージの向上」が大きな主題となる。そんな中、一番嫌がるのがスキャンダルなニュース。従って中居君のような女性問題のトラブルは完全にアウトになる。テレビ番組だけではなく、TBSラジオでの女子アナに対しての田原俊彦のセクハラは最初は大した事案ではなかったが、SNS批判が相次ぎ大きな問題となってしまった。こうなるとテレビ局は更に冒険的な番組を作る環境が無くなっていき、ドキドキ、ワクワクするものが作れなくなってしまう。結果として、当たり障りのない番組だらけになってしまう傾向に。この現状って、局がスポンサーからしか収入源が無いからでは。もちろん各局ともイベント、コンサート等を主催、開催はしているが、スケールが小さく世の中を動かすパワーにはなっていない。 そろそろテレビ局も真剣に海外進出してみては。トヨタ自動車始め日本の企業が各国に進出して外貨を獲得したように、日本のテレビ局も外貨獲得に動くべきでは。作戦は、海外のテレビ局の番組スポンサーになり「日本の音楽番組」を作る。フランス、イギリス、インド、アメリカ、台湾辺りが面白い。MCは現地の人気者とそれぞれの国の言葉が出来る日本のタレントを起用する。取り敢えず3年位は番組を続けたい。一国でも火がつけばラッキー!日本でも話題になるし、それがきっかけで観光客が増えるのも容易に想像出来る。 スポンサー探しとして、ドジャースの野球中継を観戦しているとずらりと並ぶ日本企業の看板、それも一流企業ばかりの凄い顔ぶれ、狙い目だ。クライアントは第二の大谷選手のような存在を待っているのでは。同じ様な番組ばかり見せられていては、いつか日本のテレビは衰退してしまう。勇気を持って海外進出して欲しいものだ。 テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

吉松明優奈

歌舞伎俳優/俳優 尾上眞秀

将来は、お客様を楽しませるユーモアある歌舞伎役者に 歌舞伎俳優/俳優 尾上眞秀(おのえ まほろ) ■プロフィール2012年9月11日、東京都出身。2017年に「魚屋宗五郎」の魚屋丁稚与吉で初お目見得。2023年の歌舞伎座「音菊眞秀若武者」で初代・尾上眞秀を名乗っての初舞台を踏んだ。また、2022年にドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS)で俳優としてもデビュー。以降、「PICU小児集中治療室」(CX)大河ドラマ「どうする家康」(NHK)「風のふく島」(TX)などに出演。なお、『港のひかり』が映画初出演となった。 「物心ついた頃から、すでに歌舞伎の舞台に立っていた」と語るのは、俳優の尾上眞秀さん。4歳で歌舞伎の世界に入り、13歳となった現在は学業と仕事を両立しながら挑戦を続けている。初の映画出演となる『港のひかり』では、盲目の少年役を熱演。役作りの裏側や、歌舞伎の魅力、そしてこれからの夢について伺った。 気づいたときには、もう今のお仕事を始めていました。小さい頃から歌舞伎を見て育ち、初めて舞台に立ったのは4歳です。その頃のことはあまり覚えていませんが、「やるか?」と言われたのがきっかけでした。小学校時代は、実験好きが高じて科学クラブに参加したり、サッカーをして汗を流したりと学校生活も楽しんでいました。サッカー選手を夢見たこともありましたが、歌舞伎と関わるうちに自然と歌舞伎役者としての道を歩むようになりました。学校と仕事の両立は、スケジュールが重なると大変なこともあります。それでも、友達と関わる時間や学びを大切にしたいと思い、学業を優先していますね。歌舞伎の魅力は、数えきれないほどあります。立ち回りがアクロバティックなところは見ていてとてもワクワクしますし、歴史の教科書などに登場する人物が舞台の上で現れるのも嬉しくなります。また、自分で化粧をして顔を描くのもおもしろいし、踏み込んだ時の下駄の音などを聞くのも気持ちが良いです。稽古は2週間に一度行われ、その中で三味線やお囃子、唄や太鼓などを学んでいます。特に太鼓を鳴らすのが好きなのですが、最初から難しい曲に挑戦させてもらって、とても緊張しました。 ■映画『港のひかり』での挑戦 僕にとって初めての映画出演となる『港のひかり』では、孤独を抱える目の不自由な少年を演じました。オファーをいただいたとき、母がとても喜んでくれたことを覚えています。役作りのために盲学校を訪れ、白杖の持ち方や使い方を学び、徐々に慣れていきました。そこから1〜2ヶ月は「目が見えないとはどういうことか」を意識しながら過ごしました。役を演じる際には、台本を読み込み、性格や背景を考えながら役柄にふさわしい人間像を探っていきます。今回も孤独や葛藤を抱えた少年がどんな気持ちで日々を過ごしているのかを、深く想像しながら役に向き合いました。盲目の役を演じる上で、特に難しかったのは目線です。目線を動かすと見えているように映ってしまうため、目線を動かすときには頭を一緒に動かすなど、自然な様子に見える工夫が必要でした。監督やスタッフの方々とたくさんコミュニケーションを重ね、孤独や葛藤を抱える少年の心情を丁寧に表現することを心がけました。撮影は能登で行われ、毎日地元の食材を味わいながらモチベーションを高めていました。小さい頃から大人に囲まれて育ったので、撮影現場ではほとんど不安はなく、むしろ多くの人と関わることができてとても楽しかったです。完成した作品を見て「もっとこうできたのではないか」と感じる部分もありましたが、次の挑戦への大きな糧になったと思います。 ■経験のないジャンルにも取り組みたい これからは、ドラマにも挑戦してみたいです。与えていただいた役には全力で取り組むつもりですが、ホラーなどこれまでに経験のないジャンルにも挑戦してみたいです。同時に、歌舞伎役者としてもユーモアがあってお客様を楽しませることのできる役者になりたいです。舞台を観に来てくれる友達もいるのですが、どこの席に座っているのかすぐに見つけられます。「良かったよ」と感想をもらえるととても嬉しいです。プライベートでは、今夢中になっているバレーボールにも力を入れたいです。今はジャンプサーブが完璧に入るように取り組んでいますが、身長が伸びればレフトにも挑戦してみたいです。身長を伸ばしたいですが、歌舞伎は身長が伸びない方が良いと言われるので複雑な気持ちです。 ■メッセージ 『港のひかり』は、すべてが見どころですが、特に見て欲しいのは僕が演じる幸太の行動力です。彼は、目が見えないことでいじめられ、独りぼっちだったところを元ヤクザのおじさんに助けられて、将来は警察官になります。その行動力は僕自身演じていて、とても心惹かれました。また、フィルムで撮影しているので、デジタルとは違う雰囲気が出ています。現代にはないようなストーリーで、少し懐かしい感じを体験できると思うので、ぜひ劇場でいろんな方に見ていただきたいです。 学生新聞オンライン2025年9月1日取材 武蔵野大学3年 吉松明優奈 映画『港のひかり』 監督・脚本:藤井道人 出演:舘ひろし 眞栄⽥郷敦 尾上眞秀 ほか 11月14日から全国公開 ©2025「港のひかり」製作委員会 過去を捨てた元ヤクザの漁師と目の見えない少年との十数年を描く、年の差を超えた友情と再会のものがたり。 駒澤大学2年 前田康介/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/武蔵野大学3年 吉松明優奈 ヘアメイク:大森さち子 スタイリスト:河部菜津子(KiKi inc.)

イベント・企業紹介

ミュージカル『バグダッド・カフェ』 花總まりさん主演 名作映画が舞台...

2025年11月2日にミュージカル『バグダッド・カフェ』が東京・シアタークリエにて開幕しました。本作の原作は、1987年に制作された映画『バグダッド・カフェ』。日本では1989年に公開され話題になりました。今回の日本初演は、映画と同じくボブ・テルソンさんが音楽を手掛け、キャストには花總まりさん、森公美子さん、小西遼生さん、松田凌さんといった実力派俳優の方々が集結。今回は、開幕に先駆けて11月1日に行われた囲み取材・ゲネプロに参加しました。 ■囲み取材 Q「ここを注目して見てもらいたい!」というポイントを教えていただきたいです。 花總さん:ジャスミンはマジックを何種類かやりますので、ぜひそこを注目していただけたらと思います。 森さん:マジックは後半の方にするので最後まで見ないとマジックが見られません! Q『バグダッド・カフェ』の楽曲を歌う感想を教えてください。 森さん:私の歌う曲のジャンルが広く、R&B系も歌いますし、がなり声で歌う部分やフェイクをする部分もあります。やはりなんといってもこの「バグダッド・カフェ」は「コーリング・ユー」という大変素晴らしい名曲がございますので、これが一番難しいです。(花總さんと)稽古中、隣のお席だったのですが、ずっと二人で悩んでいました。(花總さんと)二人でハモったりもするので皆さんぜひ楽しみに聴いていただければと思っています。 Q花總さん・森さんの魅力的な部分を教えてください。 小山さん:たくさんありすぎるのですが、お二人とも共通することは、ミュージカルのトップランナーにも関わらず、努力を惜しまないで、マジックなどの新しいことにもどんどんチャレンジされていくお姿が本当に素晴らしいなと思います。もう一つは、森さんが演じるブレンダは、砂漠地帯で一人でカフェを切り盛りしています。力強くて、前向きなパワーが溢れるブレンダは森さんにしか演じることのできないブレンダですし、花總さんが演じるジャスミンは、砂漠地帯に異邦人としてやってきて、町のみんなが珍しがるんだけれども、なぜかジャスミンの魅力にどんどん取り憑かれて、全員の気持ちが変わっていくという役柄ですが、まさに花總さんそのもので、稽古場でもそういう存在でした。 Q花總さん・森さんは初共演とのことで、初めて会ってからこれまでの稽古を経て、お互いの印象は変わったか教えてください。 花總さん:私はもうとにかく初めてお会いした時から大好きだったんです! 森さん:私もです!ミュージカル『エリザベート』見たときから、「本物のエリザベートがここにいる!?」と思ってしまったくらい、花總さんが演じたエリザベートがすごすぎて…。 花總さん:『バグダッド・カフェ』のお稽古が始まってから、たくさんお話しさせていただきました。 森さん:たくさんお話したし、稽古に「おにぎりの時間」というものがあって、それに合わせて私がいつも卵焼きを作っていました。 花總さん:そうなんですよ。(森)公美子さんはお忙しいのに、いつもキャストのみなさんとスタッフのみなさんの分も卵焼きを作ってきてくださっていたんです!お稽古場にいるときは席もお隣なので色々な話ができるのですが、本番が始まって楽屋になってしまうとお部屋がね。 森さん:離れちゃうからね。一緒がよかったよね。 花總さん:(森さんに)遊びに行きますね。って言いました! Q一番大変だったことは? 森さん:セリフの量と歌の量が半端なくございまして…。これは分量が調整されるんじゃないかと、のほほんとしていたのですが、変わらず全部そのままでしたので、慌てて自分の頭に叩き込んだのが大変でした。 花總さん:私は初めてドイツ語に挑戦したことです。南部の方言で、それを意識するとお芝居が難しいんです。稽古を重ねて、お稽古最終日にドイツ語の先生がいらっしゃったのですが、「何言ってるかわからない」と言われてしまいまして…(笑)。お稽古を重ねていくと最初教わったところから少しずつ自己流になってしまったり…中々難しいですね。 Q最後に締めくくりとして一人ずつご挨拶をお願いします。 小山さん:先ほどお二人からも注目ポイントのお話がありましたが、見どころがたくさんある、本当に楽しい作品なので、たくさんの方に見ていただいて楽しんでいただければなと思っております。 森さん:楽しいミュージカルで、コメディーでもあるし、ミステリアスな部分もありますので、考えさせられる問題なども色々あると思うのですが、とにかく楽しく皆さんに見ていただけることが一番だと思っておりますので、ぜひ劇場に足を運んでいただければと思っております。 花總さん:この作品には「友だち」という曲が何度もリプライズで出てきます。人と人との絆、「友だちっていいな」とご覧になった皆様がそう感じていただけるような、本当に素敵な作品になっています。マジックも盛大にあり、心がハッピーになって帰っていただける作品だと思いますので、ぜひ皆様見に来ていただきたいなと思っております。 学生新聞オンライン2025年11月1日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵 人情溢れる砂漠のミュージカル!心も体もオレンジ色に 〜学生の観劇レポート〜 『エリザベート』のエリザベート役、『マリー・アントワネット』のマリー・アントワネット役など数々のミュージカルで名演を重ねる花總まり(ジャスミン役)と『シスターアクト~天使にラブソングを~』のデロリス役や『レ・ミゼラブル』のテナルディエ夫人役でお馴染みの森公美⼦(ブレンダ役)の初共演。大量のセリフや演技を覚えるだけでなく、初めての言語に手品に盛り沢山な今作で二人の仲もかなり深まったそうです。華やかでまっすぐな花總さんの歌声と会場の隅々に響き渡る奥深い森さんの歌声が奏でる歌はまさに一点もの。また演出すべてに演出家である小山さんのこだわりを感じました。アメリカ西部らしさ満載の陽気な音楽から哀愁漂う夜の砂漠、時には脆い人々の心。鑑賞する私達もマジックがかかったように心を奪われた最高のミュージカルでした。(上智大学2年 張芸那) 幕が開いてすぐ感じたことが、森公美子さんがいるだけで場の空気が一気に明るくなるということです。森さんの存在感とエネルギーで、舞台全体が盛り上がっていくのを感じました。そして、花總まりさんが演じるジャスミンは、計算や作り物ではなく、自然体のままで周りの人たちを惹きつけていく不思議な魅力を持っています。現実で探しても中々いないタイプの人物ですが、花總さんの演技によって全く違和感なく、現実にいるかのような存在になっていたことがとても印象的でした。劇中では後半に何度かマジックのシーンがあるのですが、近くで見ても全くタネが分からず、花總さんの努力と練習の積み重ねにとても驚きました。また、森さんと花總さんというミュージカル界のベテランお二人だからこそ、悲しい場面や繊細な感情の表現に深みのあるお芝居で心を掴まれました。舞台の上で交わる二人の存在がとても温かく、心に残るものでした。(城西国際大学2年 渡部優理絵) 【公演概要】 公演:ミュージカル『バグダッド・カフェ』 脚本:パーシー・アドロン/エレオノーレ・アドロン 音楽:ボブ・テルソン 歌詞:リー・ブルーワー/パーシー・アドロン/ボブ・テル ソン演出:小山ゆうな 翻訳・訳詞:高橋知伽江 音楽監督:荻野清子 振付:木下菜津子 美術:乘峯雅寛 照明:勝柴次朗 音響:山本浩一 衣裳:前田文子 ヘアメイク:林 みゆき 歌唱指導:柳 本奈都子 音楽監督助手:森本夏生 絵画制作:山田博之 マジック指導:齋藤 駿 ドイツ語指導:モニカ・ハース 演出助手: 西 祐子 舞台監督:北條 孝/藤本典江 アシスタントプロデューサー:小林亜沙美 プロデューサー:仁平知世製作:東宝 <出演者>■ジャスミン・ムンシュテットナー:花總まり■ブレンダ:森公美子■ルディ・コックス:小西遼生■フィリス:清水美依紗■アブドゥラー:松田凌■サル/ディーゼル:芋洗坂係長■アーニー/フリッツ:岸祐二■ムンシュテットナー氏/ジーザス):坂元健児■サル・ジュニア:越永健太郎伊藤かの子 聖司朗 東間一貴 中嶋紗希 舩山智香子 堀江慎也...

学生新聞映画大賞

第5回 学生新聞映画大賞

TOP CONNECT 株式会社(東京都中央区/代表取締役 内田雅章、以下 TOP CONNECT)は、若者の映画館離れやコロナ禍の映画館利用率の低下をうけ、映画興行の復興を目的に「第5回 学生新聞映画大賞」発表会を2025年10月27日(月)、セルリアンタワー東急ホテルB2ボールルーム(「学生新聞・学生新聞別冊AI特集・小学生新聞発刊パーティ第2部内」にて開催いたしました。 <第5回 学生新聞映画大賞とは> 2025年1月1日~6月30日までに、東京地区において有料で初公開された60分以上の劇場用劇映画かつ、同一劇場で2週間以上連続して上映された邦画・洋画作品を対象に、大学生総勢200名が投票を実施。邦画は10作品の中から上位3作品の中で、洋画は5作品の中から上位2作品の中で、男優賞(2枠)、女優賞(2枠)、若手俳優賞(25歳以下の男女各1名)、監督賞、脚本賞、主題歌賞の計6つの賞を設け、表彰。賞品総額は300万円(各受賞作品毎100万円)。 <ノミネート作品 邦画> ■366日■アンダーニンジャ■ファーストキス 1ST KISS■少年と犬■山田くんとLv999の恋をする■片思い世界■#真相をお話しします■花まんま■国宝■フロントライン ※公開日順にて記載。 <ノミネート作品 洋画> ■ウィキッド ふたりの魔女■白雪姫■教皇選挙■ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング■リロ&スティッチ ※公開日順にて記載。 <ご協賛企業様> ※順不同 アース製薬 /ピップ / タマノイ酢 / アンファー / 杉本食肉産業 / マルハン / Mizkan / マルコメ / ジェイフロンティア / セルリアンタワー東急ホテル /すかいらーくレストランツ / MTGプロフェッショナル / ティーケーピー / バスクリン / ダイアナ / プロラボホールディングス / コメダホールディングス <第5回 学生新聞映画大賞 受賞作品および受賞者> ■邦画 大賞 「国宝」 男優賞:吉沢亮、横浜流星女優賞:高畑充希、寺島しのぶ若手俳優賞(25歳以下):黒川想矢監督賞:李相日脚本賞:奥寺佐渡子音楽賞:「Luminance」 原摩利彦 feat. 井口理 ©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会 準大賞 「ファーストキス 1ST KISS」 男優賞:松村北斗、リリー・フランキー女優賞:松たか子、吉岡里帆監督賞:塚原あゆ子脚本賞:坂元裕二音楽賞:岩崎太整...

学生新聞インターン

上戸彩 今を大事に生きる、経験はやがて宝物になる

上戸 彩(うえと あや) ■プロフィール1985年9月14日生まれ。1997年「第7回全日本国民的美少女コンテスト」をきっかけに芸能界入り。ドラマ『3年B組 金八先生』『半沢直樹』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』など多数の作品に出演。映画『シャイロックの子供たち』で第47回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。9月26日公開の映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』に出演。 女優デビュー25周年を迎えた上戸彩さん。10代の頃から第一線で活躍し、結婚・出産を経た今も輝き続けている。そこには華やかでありながら何事にも自然体で丁寧に仕事に取り組む姿がある。そんな上戸さんに仕事との向き合い方や人生の中で転機になったこと、15年ぶりに出すメモリアルな写真集の見どころなどを伺った。 ■目の前の仕事に必死だった10代のころ 「全日本国民的美少女コンテスト」をきっかけに芸能界に入り、最初は4人組のアイドルグループとしてデビューしました。デビュー当時は仕事というよりも友達と一緒に遊んでいるような感覚だったと思います。グループを離れて一人で仕事をするようになると状況は一変しました。『3年B組金八先生』に出演してからは忙しくなり、気持ちもいっぱいいっぱいで急に孤独感を感じるようになりました。人前に立つときはにこにこしていましたが、家に帰るとそのギャップが辛くて泣きながら過ごすこともありました。逃げ出したいと思うときもありましたが、逃げた方がもっとつらくなると思い、目の前のことを一つひとつクリアしながら乗り越えました。仕事がどんどん忙しくなって行く中で、高校との両立は難しくなってきました。事務所からは3年先のスケジュールまでぎっしり埋まっていると言われていましたので、高校を辞める決心をしました。学校に行っておけばよかったと後悔したこともありましたが、あのころの経験は今では自分の宝物です。学生時代にできた友達は今でも仲が良く、旅行に行ったり、休みを一緒に過ごす存在です。 ■どんな人にもお仕事にも丁寧に向き合う 25歳になったときに、『流れ星』という竹之内豊さん主演のドラマで風俗嬢役を演じたことがあります。この役が私にとって大きな転機となりました。これまでは与えられた役をこなすだけだったのですが、このときは会社から「この役どう?」と聞かれたのです。私は竹之内さんと共演したいという思いもあって「ぜひやりたいです」と即答しました。それまでは視聴率やドラマを見た人の感想はあまり気にしてこなかったのですが、自分が選んだ作品だったことで視聴率や見てくれた方の「良かったよ」という言葉が今まで以上に自分に響くようになりました。また、ドラマの企画書を初めて見せてもらい作品を作る過程を知れたこと、自分で出演作を選ぶことができるようになったことにより、いっそう責任感や楽しさが生まれ、仕事に対する意識がガラッと変わりました。お仕事をする上で私の軸になっているのは、誰に対しても誠実でありたいということです。どんな人にも丁寧でいたいし、どんなお仕事にも一生懸命でいたい、そこだけはずっと変わらず大切にしている部分です。また、結婚するときも出産するときも、仕事が続けられなくなるかもしれないという気持ちでいました。今は育児中心ながらもお仕事をさせていただけることに感謝でいっぱいです。私は役に引きずられるタイプなので、重い役をやるとそれを家に持って帰ってしまうのではないかという不安で以前のようには受けられなかったのですが、最近は今までお受けしなかったような役にチャレンジしたくなってきました。子どもたちが自分の手を離れたときに、どっぷりと仕事に使える時間が増えるのも楽しみですし、そのとき自分の居場所が少しでも残っているように普段から心がけてお仕事をしていきたいです。 ■今の自分が詰まった15年ぶりの写真集 写真集のお話をいただいたときは、不安と自信のなさの方が大きかったです。しかし、女優デビュー25周年という節目の年に出していただけるのはありがたいですし、チャンスだという思いもあり、挑戦することにしました。写真集のタイトル『Midday Reverie(ミッドデイ・リヴァリー)』は、真昼の夢想という意味があります。子どもが3人いるので一日中家を開けることが難しい中で、家族の協力を得て日本から少し離れた台湾という地で撮影を行い、タイトル通り、私にとってすごく楽しい夢のような数日でした。巨大台風が来るということで急遽一日短縮して撮影を行いましたが、「今できるものをやろう」というみんなの意志が強く、結果としてプラスに作用したと思っています。お気に入りなのは、台南で撮った海の写真です。雨の中、台北から台南へ移動していましたが、到着したら晴れていて夕日の写真も撮ることができました。寝起きショットは、メイクもせず自分の部屋で撮った本当に寝起きの写真です。移動中も撮影していたのでドキュメント写真集だなと思っています。最近は夜に仕事をする機会がなかったので、台湾の夜市での撮影は少しそわそわして夜更かししている子どもみたいに嬉しかったです。カッコいい、キレイな自分を見せるという写真集にはしたくありませんでしたので、「今の私はこんな感じです」というようなメモリアルなものになったと思います。いろいろな写真、さまざまな自分が入っている自己紹介本のような写真集です。ぜひ手に取ってみてください。私は学生時代のほとんどの時間を仕事に使ってしまったけれど、今があるからあの当時の自分も幸せだと思えます。今苦しい人たちも何年後かにはそんな自分を笑えるようになっているはずですから、皆さんも今を大事に生きてほしいです。 学生新聞別冊AI特集2025年10月号 東洋大学3年 越山凛乃 ■INFORMATION 15年ぶりの写真集『 Midday Reverie(ミッドデイ・リヴァリー)』 幻想的な台湾の夜市を楽しむ姿やビーチでのあどけないピュアな表情、自然の中に佇む美しいカット、透明感あふれる寝起き姿など、多彩な魅力が満載。写真集公式X @Ayaueto_MRhttps://tkj.jp/book/?cd=TD058447         (撮影:川島小鳥) 東京薬科大学3年 庄司春菜/東洋大学4年 太田楓華/東洋大学3年 越山凛乃/法政大学1年 渡辺碧羽 衣装クレジット:ブラウス93,500円、スカート99,000円(2点、サカイ)

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劇団番町ボーイズ☆第15回本公演「祈蛸異聞」 坪倉康晴さんが劇団本公演に...

ソニー・ミュージックエンタテインメントが手掛ける個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」の第15回本公演「祈蛸異聞」が、10月22日(水)より開幕しました。脚本・演出に末原拓馬さん(おぼんろ)を迎え、メンバーである坪倉康晴さんが劇団番町ボーイズ☆本公演では初主演を務めるオリジナル新作。本作は、同一の物語を主人公 秋津小太郎(坪倉康晴さん)の視点から描く『光(ひかり)篇』と影千代(菊池修司さん)の視点から描く『影(かげ)篇』 の2視点構造となり、10月23日(木)には影篇の初日を迎えました。劇団番町ボーイズ☆が紡ぐ、「祈蛸異聞」は10月28日(火)までTheater Mixaにて上演。10/27(月)には光篇・影篇ともに1週間アーカイブ付きのライブ配信の実施も決定。2026年3月には、同作品のBlu-ray発売が決定しています。今回は開幕に先立ち10月22日に行われた公開ゲネプロを取材しました。 幸せとは何かを問いかける作品 〜学生の観劇レポート〜 脚本・演出・音楽を手がける末原拓馬さんが主宰する劇団公演とはまた異なる衣裳の雰囲気を楽しめる今作。舞台は、奥から手前にかけて傾斜のある“八百屋”と呼ばれる構造になっており、末原さんご自身が描いた八百屋の上で物語が進みます。この作品は、「蛸」と呼ばれる、本来なら生まれてこないはずだった人が、からくり仕掛けの器に命を与えられる者たちのお話です。蛸は国家に管理され、秘密裏に育てられています。その中で人間の秋津小太郎の助けにより、外の世界を目指して脱出します。ただ、私はこの物語は”脱出劇”ではなく「幸せとは何か」「生きるとはどういうことか」を問いかける作品だと思いました。蛸はその土地に災いなどが起こると命を削りながら祈りの儀式を行い、力を使い切れば、静かに溶けて消えます。蛸を見て「命を粗末にしている」と感じる人もいるかもしれませんが、私は蛸なりの形で命を大切にしているように思えました。他人から見れば不幸でも、蛸にとっては幸せなのだと感じました。この作品は、どのキャラクターを好きになるか、どの言葉に共感するかが、観る人の育ってきた環境や価値観によって感じ方が変わると思います。ぜひ多くの人に観てほしいと思いました。 【公演概要】 劇団番町ボーイズ☆第15回本公演「祈蛸異聞」▼日程2025年10月22日(水)~10月28日(火)全10公演▼劇場Theater Mixa(東京都豊島区東池袋1-14-3 Mixalive TOKYO 6階 )▼出演秋津 小太郎:坪倉康晴志戸 茂助:矢代卓也影千代:菊池修司霧丸:松島勇之介白栖:宮内伊織焔:堂本翔平 ▼スタッフ脚本・演出・音楽:末原拓馬(おぼんろ) 主催 ソニー・ミュージックエンタテインメント ◇チケット当日引換券発売中https://eplus.jp/banchoboys_butai15/ ▼ライブ配信情報日時:2025年10月27日(月)13:00開演/18:30開演 ▼視聴料金【FC会員(番ボ☆CHAN)】3,900円(税込)【一般】4,400円(税込) ▼配信視聴チケット販売期間:10月20日(月)19:00~11月3日(月・祝)21:00視聴終了時間:11月3日(月・祝)23:59FC会員(番ボ☆CHAN):TOPバナーよりお進みください。一般URL:https://eplus.jp/banchoboys_butai15/ ▼Blu-ray発売情報劇団番町ボーイズ☆第15回本公演「祈蛸異聞」Blu-ray発売日:2026年3月予定収録内容:「祈蛸異聞」本編(光篇・影篇両パターン全編収録)その他、稽古・舞台裏メイキング・アフタートークetc価格:11,000円(税込)ご購入サイト:https://www.official-store.jp/banchoboys5/ 【期間限定特典】2025年12月14日(日)までにご予約いただいたお客様には、下記の特典をご用意いたします。・Blu-ray購入者限定イベントに抽選でご招待・劇団番町ボーイズ☆第15回本公演「祈蛸異聞」集合写真(非売品) 【Blu-ray購入者限定イベントについて】開催日:2026年3月のいずれか出演者:「祈蛸異聞」出演メンバー会場:都内近郊 公式サイト: https://k.banchoboys5.com/ 学生新聞オンライン2025年10月22日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵

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俳優 山田杏奈

一つひとつの役に、今の自分のベストを! 俳優 山田杏奈(やまだあんな) ■プロフィール俳優。2001年1月8日生まれ。2018年に『ミスミソウ』で映画初主演を務め、2024年に映画『ゴールデンカムイ』と映画『正体』で第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞・新人俳優賞をW受賞する。2026年には主演映画『NEW GROUP』の公開が控えている。 ◆映画『恋に至る病』について教えてください 私が演じた寄河景は、カリスマ性があり、人を自在に操ると周囲に評される女の子です。台本を読みながら、いったいどんな人なのだろう、彼女の想いはどこにあるのだろうと常に考えていました。気持ちのまま素直に動くキャラクターではないので、彼女の本心や策略を考えながら、何層かに分けてお芝居をするように意識していました。景を演じた私自身、「これが彼女の正解です」という答えは見つけていないし、きっとどこにもないと思っています。この映画は、一筋縄ではいかないラブストーリーですが、ミステリーやサスペンスの要素もあるので、シンプルではない面白さを楽しんでほしいです。 ◆俳優業の魅力を教えてください いろいろな人物の人生を体験できることがこのお仕事の醍醐味だと思います。たとえば、雨の中を思い切り走るなど、普段の自分とは違うようなことも役を通して経験できるのが面白いですね。俳優や声優などさまざまなお仕事をさせていただく中で、もっとこうした方が良かったかなと思うこともありますが、そのときどきのベストパフォーマンスをしたいといつも心がけています。「山田杏奈に頼んで良かった」と思っていただけるように頑張ります。また、今後はテンポが良く面白みのある会話劇やコミカルな役にも挑戦してみたいです。 ◆学生へのメッセージをお願いします 大学生といえば〝楽しいキャンパスライフ〞というイメージがあります。学生時代は今しかできないことが本当にたくさんある時期です。皆さんも一瞬一瞬を大切に、思いきり楽しんでほしいと思います。私自身も同世代なので一緒に楽しんでいきたいです。 映画『恋に至る病』 2025年10月24日(金)全国公開予定 出演:長尾謙杜 山田杏奈 監督:廣木隆一  脚本:加藤正人 加藤結子  原作:斜線堂有紀『恋に至る病』 (メディアワークス文庫/ KADOKAWA 刊) 配給:アスミック・エース Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会 ■取材を終えてデビュー当時から山田さんの魅力に惹かれ、学生新聞でぜひ取材したいという思いを胸に活動してきて、今回ついにその機会をいただくことができました。取材中は柔らかく優しい雰囲気に包まれつつも、俳優としての信念や表現への熱意を感じることができ、貴重な時間となりました。 学生新聞2025年10月号 城西国際大学2年 渡部優理絵

コラム

テリー伊藤 コラムVol.65 日本の古着ファッションは世界一

今、日本のファション業界は空前の古着ブームとなっている。渋谷、原宿、高円寺、下北沢といった若者の集まる街の洋服屋さんの半分位が古着を扱っている。高円寺、下北沢だけをみると8割以上が古着屋さん。大変な賑わいとなっている。大通りはユニクロ、GUなど若者向けの洋服屋さんが店を構えているが、大量生産と無難な色合いのものが多い為、おしゃれ感度の高い人には物足りない。かと言って、海外の高級ブランドの服は流石に高くて手が出ない。そこで「古くて新しい感覚」の古着が選択肢に入ってくる。私も以前はブランド物をウキウキ買った時期もあったが、高額なのと「黒色カッコイイ系」の流行りの洋服はあまり好きではなく、楽しい色合いの良き時代のアメリカファッションが好みとなっている。 古着と言えば、少し前までは60年代のアメリカ古着が人気の中心だったが、時代と共に様変わりして来た。私の世代は懐かしさも含めて50~70年代の洋服が大好きなのだが、50~60年代の革ジャン、ジーンズは価格が高騰しすぎて手が出ないのが現状。Z世代にとっては2000年代の洋服も立派なヴィンテージ。下北沢、高円寺あたりでは2000年代の洋服は比較的手に入り易い価格なので人気が出てきている。50年代のスカートと最近の洋服を上手にコーデネイトは古着の着こなしの醍醐味だが、一見アンバランスに見えるが新鮮で可愛いのだ。そんなビックリするハイセンスな着こなしをする女性を見ることもある。 古着屋さんも頑張っている。仕入れ方法は幾つかあり、国内業者仕入、お客さんからの買取、オーナー自らがアメリカ、ヨーロッパに出向き買ってくるのが定番だ。しかし最近の円安の為、商品を購入しても値段が高額となり採算が合わないと皆さん嘆いている。そこで注目されているのが、タイでのヨーロッパ、アメリカ商品の買付。ミリタリー関係のものは欧米より2~3割安く買えるらしい。その仕組みは良くわからないが、皆頑張っています。 そう言えば、こんなに古着ファッションを上手に着こなしているのは世界でも日本がNo.1ではないか。日本人は食も含めてアレンジが本当に上手な国民だと改めて感じる。この古着ムーブメントは服飾専門学校にも影響を与えている。名門東京モード学園、ドレスメーカー学院、東京服飾専門学校、杉野服飾大学など、名だたる学校が古着部門に特に力を入れている。デザイナーを育てるのとは別に洋服の歴史を学び、独自の感性で古い洋服を甦らせる。これが出来るのは日本人だけではないかな。私のお勧めは高円寺「SALERS」! テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

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天海祐希 一度きりの人生、自分の夢を見つけて走り続けてほしい

俳優 天海祐希(あまみ ゆうき) ■プロフィール1967年8月8日生まれ、東京都出身。1987年に宝塚歌劇団に入団。1995年に退団し、翌年から俳優として活動を開始。舞台、映画、ドラマ、CMと幅広い活動を展開。10月31日に映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』が公開予定。2026年1月30日には、8年ぶりの声の出演となるアニメ映画『クスノキの番人』が公開予定。 凛とした佇まいと存在感で常に第一線を走り続けている天海祐希さん。自分を認めてほしければまず相手を先に認めること。そう話す彼女は周りへの感謝を忘れない。お芝居に丁寧に向き合ってきたからこそ紡ぐ言葉には説得力がある。人として、俳優として大切にしていること、若者へのメッセージなどをお話しいただいた。 ■現場でのやり取りこそが芝居をつくる 人として一番大切にしているのは、自分の両親に顔向けできないようなことはしないということです。俳優としては、誰かに楽しんでもらいたい、幸せな気分になってもらいたいという気持ちもすごく大事ですが、まずは自分がその環境を楽しむことを大切にしています。設計図は台本に書いてありますが、肉付けしていくのに演技プランを考えます。しかし、ガチガチに固めてしまうと独りよがりのお芝居になってしまうので、相手の役者さんと向き合ったときに、方向転換できる程度に幅を持たせて撮影に臨みます。私たちにとっては、台本を読んで考えてきたことを一斉に発表するのが撮影現場です。実際にお芝居をしてみて、「ここはこういう言い方をするのか」「これはこう受け取ってこういう答えになっているんだ」などと、瞬時に考えて理解することが大事になります。観てくれる方にはそうしたやり取りや提案を重ね、整理された状態をお見せしていますが、私たちにとっては自分のお芝居がまだまとまっていない状態やその場にしか生まれない空気感が一番面白いと感じます。『緊急取調室』での取調べのシーンは、ゲストである被疑者役の方の独壇場であってほしいという意識があります。ゲストの方のやりたいようにやってもらうのが一番で、そこを私たちがサポートしつつ自分が考えている方向に持っていくことを特に大事にしています。 ■12年間のありがとう『緊急取調室』 12年間、『緊急取調室』のチームを愛してくださり、楽しんでくださった方たちの想いが満たされるような終わり方にしたいという気持ちが大きいです。連続ドラマとしてもう一度見ていただけるチャンスが巡ってきたということは、待っていてくださったファンの皆様に、「お待たせしました」「ありがとうございます」という感謝の気持ちを表現できるのではないかと思っています。『緊急取調室』は第1シリーズから親戚の集まりのような楽しい現場で、安心感と信頼関係があります。12年間で培われてきたキャストとスタッフのチーム力で皆様への感謝の気持ちがこもった放送になればいいなと思います。真壁有希子として正義を持ち、被疑者を追い詰めるというよりは、取調べで落とし、しっかり罪を償えるように、最後までぶれずに演じていきたいと思います。私自身チームで動くときには自分の感覚を大事にしつつ、自分の我だけを通すようなことはしないようにしています。自分は認めてもらいたいけれど、自分以外の人のことが認められない、ということはあると思います。しかし、まず人を認めることが自分を認めてもらう第一歩になります。自分の好きなことを認めてほしければ、その人の好きなことも尊重することです。みんなが自分のために動いてくれることを当然と思わずに、自分が誰かのために動くことで誰かが自分のために動いてくれる、ということを肝に銘じておけば、一つのチームになりやすいのではないかと思います。 ■まずは自分の〝やりたい〞をみつけること 人生には期限があります。10代、20代の皆さんはこの先何十年も生きていかなければならないと考えると思いますが、年を重ねていくとゴールが見えてきます。このままグダグダしていてもやがて終わる、走り続けていてもやがて終わる。だったら一度きりの人生、一度は死ぬ気で努力してみることも必要だと思います。待っているだけでは人が何かしてくれることはありません。そして、せっかくこの世に生を受けて生きていくのなら大きな夢を持ってほしいです。私は5歳くらいのときからお芝居をしたいと思い続け、ありがたいことに今俳優という職業に就かせてもらっています。世の中にはたくさんの職業があり、たくさんの生き方があります。人が決めたレールを走るのではなく、自分がやりたい、やってみたいことを探すのがまず大切です。自分が決めた目標が自分のことを引っ張り上げてくれます。途中で目標が変わったとしてもいいんです。走り続けている間に、新たな夢や想いが生まれてきたことが重要です。寝て過ごしても1年、走り回っても1年。時間には限りがあることを認識し、やってみたいことに手が届くように走り続けてください。そのためには今、いろいろな良いことに影響を受けてほしいです。自分のことは自分が一番分かっているようで実は分からないものです。テレビや映画、舞台、本、いろいろな人との会話などから刺激を受けてください。そして自分は何が好きなのか、何をしているときが楽しいのか、どんなときに嫌な思いをしたのかを自分に問いかけてみてください。さまざまな経験は全て自分の経験値になり、自分が何を大切にしてどこへ向かって行きたいかを決めるきっかけになるはずです。 学生新聞2025年10月号 東洋大学3年 越山凛乃 木曜ドラマ『緊急取調室』2025年10月16日スタート毎週木曜 よる9:00~9:54“初回拡大スペシャル”(テレビ朝日系)劇場版 「緊急取調室 THE FINAL」12月26日(金)公開予定 昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/城西国際大学2年 渡部優理絵/東洋大学3年 越山凛乃/法政大学1年 渡辺碧羽 <中国語記事> 人生只有一次,所以找到梦想,并坚持不懈地追求它吧。 演员 天海 祐希(Amami yuki) ■简介1967年8月8日出生于东京。1987年加入宝冢歌剧团。1995年离开歌剧团,次年正式开始演艺生涯。她的作品涉猎广泛,包括舞台剧、电影、电视剧和广告。她主演的电影『てっぺんの向こうにあなたがいる』(超越巅峰的你)预计将于10月31日上映。她时隔八年再次担任配音的动画电影『クスノキの番人』(樟树守护者)预计将于2026年1月30日上映。 天海祐希以其高贵的气质和存在感,始终走在业界前列。「想要得到别人的认可,首先要认可他们」她始终铭记着对身边的人心存感激。她的话很有说服力,这要归功于她对表演的认真态度。他谈到了自己作为个人和演员的价值观,以及他对年轻人的寄语等等。 ■ 片场互动成就了一部戏 对我来说,最重要的是永远不要做任何不敢面对父母的事情。作为一名演员,我希望别人玩得开心、感到快乐,但享受自己所处的环境也很重要。剧本里写着蓝图,但我也会制定表演计划来充实它。然而,如果我把它设计得太死板,表演就会变得以自我为中心,所以我在拍摄时会保持足够的灵活性,以便在面对其他演员时能够灵活地调整方向。对我们来说,拍摄就是阅读剧本,把我们一直在思考的东西一股脑地呈现出来。重要的是,在实际表演时,能够立即思考和理解,思考「所以这里应该这样说」或者「这是怎么理解的」答案就是这样的。虽然观众们看到的是基于这些互动和建议而精心策划的表演,但我们觉得最有意思的是,我们的演技还处于萌芽阶段,那种氛围只能在当下营造。我希望『緊急取調室』(紧急审讯室)的审讯场景能成为客串嫌疑人唯一的舞台。客串们做自己想做的事才是最好的,我们尤其重视支持他们,引导他们朝着我设想的方向前进。 ■十二年来的感谢:『緊急取調室』(紧急审讯室) 我非常希望以一种能让十二年来一直喜爱和欣赏『緊急取調室』(紧急审讯室)团队的粉丝们感到满意的方式结束这部剧。如今有机会再次以电视剧的形式观看,我想向所有等待的粉丝们表达我的感激之情,说一声“让你们久等了”和“谢谢”。从第一季开始,『緊急取調室』(紧急审讯室)就一直是一个充满乐趣、像家人一样的场景,充满了安全感和信任感。我希望12年来演员和工作人员之间培养的团队合作,能够打造出一部充满感激之情的节目。作为 「真壁由希子」我将努力保持正直,不去逼迫嫌疑人,而是在审讯中将他们制服,让他们赎罪。在团队中工作时,我重视自己的感受,尽量不被自己的自我意识所左右。我想,有时候你希望别人认可你,但却得不到。然而,认可他人是获得认可的第一步。如果你想让别人认可你的喜好,也要尊重他们的喜好。不要想当然地认为每个人都会为你做事。如果你为别人工作,别人也会为你做事。我认为这会让团队更容易团结一致。 ■首先,找到自己想做的事情 人生有尽头。十几岁二十几岁的人或许会以为自己还能活几十年,但随着年龄的增长,目标会逐渐清晰。如果一直拖延,人生终将结束;如果一直奔跑,人生终将结束。人生只有一次,我认为至少要尽全力尝试一次,这一点很重要。如果你只是等待,没有人会为你做任何事。既然你来到这个世界,我希望你拥有远大的梦想。我从五岁左右就想当演员,能够成为一名演员,我感到很感激。世界上有很多工作和生活方式。与其追随别人为你规划的道路,不如先找到自己想做的事情,想尝试的事情。你为自己设定的目标会推动你前进。即使你的目标在途中改变,也没关系。重要的是,新的梦想和抱负会在你不断奔跑的过程中不断涌现。睡觉一年算一年,奔波一年也算一年。要知道时间有限,坚持奔波,直到你实现想要尝试的目标。要做到这一点,我希望你现在就能受到各种积极事物的影响。即使你自认为最了解自己,但实际上并非如此。从电视、电影、戏剧、书籍、与各种人的对话等等中汲取灵感。问问自己, 翻訳担当:中山美緒

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俳優 水谷豊 

映画で豊かになった人生 与えられる側から与える側に 俳優 水谷豊 (みずたにゆたか) ■プロフィール1952年7月14日生まれ。北海道出身。68年に「バンパイア」(フジテレビ系)で初主演を務め、以降「熱中時代」シリーズ(日本テレビ系)や「無用庵隠居修行」シリーズ(BS朝日)、そして「相棒」シリーズ(テレビ朝日系)など、人気シリーズに多数出演。俳優業に加え、歌手、映画監督等でも幅広く才能を発揮している。 50年以上にわたり第一線の俳優として活躍し続ける水谷豊さん。長年愛されるドラマ『相棒』は、10月に新シーズンの放送がスタートする。そんな水谷さんに俳優業の魅力や長く続けられている理由、シリーズ誕生25周年となる『相棒』のはじまりや今シーズンの魅力、さらに大学生への温かいメッセージを伺った。 僕は子どもの頃から映画が好きで、色々な映画を見て育ちました。10代、20代は、映画からたくさん影響を受けましたし、今でも鮮明に覚えている映画は多いです。映画を見たことで、自分の人生がものすごく豊かになったと感じています。映画のすごさのひとつは、どんなに大変な時であっても映画を観ると、その大変さを忘れて、作品に没頭できること。それだけ人生に影響を与えるエンターテイメントである映画の力は、本当にすごいなと思います。かつては映画からたくさんのことを与えてもらった人生ですが、気がついたら自分が与える側の立場になっている。本当不思議なことですよね。 ■俳優の魅力は「悩みを忘れさせられる存在」であること 俳優という仕事の魅力は、誰かの悩みを忘れさせられる存在であることです。たとえば、病気そのものは治せないかもしれないけれど、病気を忘れさせることはできるのではないかと思っています。また、俳優を長く続けられる方法については、本当によく聞かれます。でも、残念ながらありません(笑)。もしあったら、誰かに教えてあげたいのですが、本当に分からない。無心に取り組み続けていたら、結果的にずっと長く俳優を続けていたという感じです。僕がこの仕事を始めたのは、子どもの頃です。しかし、大学に落ち、バイトをしてお金を稼がないといけない家庭環境になっていたこともあり、この世界からは一度離れていました。しかし、19歳の時、僕が俳優をやめたことを知らないプロデューサーから声がかかったのです。その時、「どうせバイトをするなら、経験のある世界だし、この世界を進むのもいいか」と思い、引き受けました。最初は一つのアルバイトとしてやってみたわけですが、どうも評判がいい。少し評判が良いと、次の“バイト”の依頼が来るのです。そうやって、“バイト”が続き……気が付くともうどうでしょう。五十数年間もバイトを続けているという感覚なんです(笑)。作品を作る時に、自分の役をどのようなキャラクターにしようかと考えた時、僕の場合は「降ってくる」感覚に近いものがあります。「どうすればいいんだろう」と思った時に、答えが降ってきてくれるのです。それは若い時からそうで、その「降ってくる」という感覚が続き、今に至ります。また、何をするにもそうですが、何かをなすには自分の力だけでは実現できないと思っています。いいチームも大切になります。自分を理解してくれるいいチームが周りにいたからこそ、こうやって続けてこられたのだと思います。 ■『相棒』のはじまりについて 『相棒』に出演したことによって、人生観が意識して変わったかというと、そういうことはないです。もちろん、自然に何かしら影響を受けた部分はあるかもしれませんが、自ら強く意識した変化はありません。この作品は、元々は2時間ドラマでした。その時の脚本がすごく面白く、「こんなに面白い警察ものの物語は今までなかったんじゃないか」と驚きました。実際に面白い作品になったので、テレビ局から「3本やってシリーズにしてほしい」とお願いされました。あまりにも面白かったから、僕は「シリーズになったら、5年間はやると思う」と、トークイベントで口にしてしまったことがあります。プロデューサーや脚本家の方たちも「えー!そんなに長くやるんですか」と、みんな驚いていました。そんなところから始まって、なんと25周年。誰もここまで長く続くとは思っていなかったですね。 ■10月から放送の『相棒 season24』について 毎シーズンの『相棒』の第1話は、僕たち出演者自身が驚かされます。今回はその中でも、始まり方が前代未聞で、破格の始まり方だと思います。なんと、特命係の杉下右京が人間国宝に弟子入りしてしまうのです。こんなことは今までになかったです。右京が作務衣や着物姿をしています。撮影は、僕自身は非常に楽しみながら取り組んでいました。作務衣で現場に来たら、スタッフの皆さんが「うわぁー!」と喜んでくれたり、驚いてくれました。ただ、3日目、4日目になると、作務衣がすっかり当たり前になっていましたね。作務衣以外にも、今までにないようなすごい格好がありますよ。ぜひ楽しみにしてください。ゲストの片岡鶴太郎さんとは、35年ぶりの共演になります。久しぶりに楽しい時間を過ごしました。今回、鶴太郎さんは人間国宝の講談師という役どころだったのですが、さすが国宝ということで、役に入ると偉そうなんですよ(笑)。そういった二人のやり取りも魅力の一つです。講談の世界は、知ると本当に興味深い世界なので、見てくれる皆さんに楽しんでもらえると思います。 ■学生へのメッセージ 自分が若い時のことを思い出すと、若い時は器用になれなかったなと思います。悩みがあると、思いっきり悩みに浸かるしかありません。中々そこから抜け出せないし、苦しい思いもするし、辛い思いもする。傷つくこともあるし、人を傷つけることもある。そんな苦しさがたくさん起きる時期だと思います。僕自身も若い頃は悩むことが沢山ありました。自分の思い通りにいかないことだらけでした。「冗談じゃないよ」「何で俺のこと分かってくれないんだよ」「勝手なこと言って」と思ってしまうことも多々あって、深く悩んでいました。今、その時期を過ぎて思うのは、「大体のことは悩むほどのことじゃなかったな」ということです。悩みすぎて辛い気持ちになる前に、できる限りそんな視点を思い出してくれたら嬉しいです。そうすると楽しい時間が増えます。時間はなるべく楽しいことに使った方が良いと思います。せっかくの大学時代なのですから、悩むことに時間使わず、楽しむことに時間を使ってもらえたらなと思います。 学生新聞オンライン2025年9月9日取材 昭和女子大学 2年 阿部瑠璃香 ■取材の感想小学生の頃から「相棒」を見続けてきた私にとって、水谷豊さんを取材できたことは大変光栄でした。俳優業の魅力を「観客に現実を忘れさせる力」と語られ、長く続ける秘訣を「周囲のおかげ」と振り返る姿に、謙虚さと深い信念を感じました。また、若い時こそ悩むよりも楽しいことに時間を使うべきだというメッセージは、進路を模索する今の私に深く響きました。温かな言葉と真摯な姿勢に触れ、改めて憧れの存在だと実感しました。N高等学校3年 服部将昌 シリーズ誕生25周年そして…黄金コンビ通算11シーズン目杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)四半世紀の集大成にして…《相棒ワールド》は新たな境地に突入する!新シーズン衝撃の幕開け!! 「相棒 season24」10月15日スタートテレビ朝日系水曜 午後9:00~9:54※初回は午後9:00~10:09 法政大学1年 渡辺碧羽/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/N高等学校 3年 服部将昌/情報経営イノベーション専門職大学1年 白石侑生

学生新聞インターン

株式会社アトムチェーン本部 代表取締役社長 三谷敬三

量販店にはないお客様とのつながりで選ばれ続ける電器屋という選択肢 株式会社アトムチェーン本部 代表取締役社長 三谷敬三(みたにけいぞう) ■プロフィール1986年 松下電器産業株式会社    国内家電商品マーケティング責任者    販売会社社長(地域電器店、家電量販店)2021年 同志社大学    産官学連携、ベンチャー立上げ支援2022年 株式会社アトムチェーン本部    取締役 経営企画担当    代表取締役 社長 21世紀にも「まちの電器屋という選択肢」を届け続ける、株式会社アトムチェーン本部。多くの人が、ネットショッピングや家電量販店を利用する現代で、「まちの電器屋」であるアトム電器が示す存在感とは何か。地域貢献を大切にしている強みと量販店ではできない唯一無二のサービスを伺った。 学生時代から「早く自立したい」と思っていました。そう思うようになったのは、実家が小さな町工場を運営しており、サラリーマンではなく個人事業主として、親が自立して働く姿勢を幼少期から見ていた影響もあったかもしれません。出身は香川県なのですが、親元を離れることで、経済的にも社会的にも、自立しようと考え、京都の大学へ進学しました。生活のために3つのアルバイトを掛け持ちしつつ、自分の人間関係の輪を広げるべく、クラブ活動にも参加しました。何か一つのことにのめりこんでいたというよりは、自立を重視した経験を積んだ大学生時代だったと思います。 ■恩人に支えられて形成された社長という姿勢 新卒で松下電器(今のパナソニック)に入社し、35年間勤めました。その35年間では、3人の恩人に出会いました。1人目は、新入社員研修で指導員だった方です。その方に教えていただいたのが、「限定条件下の自己ベストは、自己成長につながる」という言葉です。いろんなルール、いろんな制限がある中で、どれだけ自分のその時のベストを尽くせるか。そして、ベストを積み重ねていくと、将来大きな差になり、成長につながるということを意味しています。この言葉は、今でも心に強く残っていますし、どんな立場にいても活きてきます。たとえば、社長になっても、自由になんでもできるわけでありません。むしろ制限が増える立場です。制限が増える立場でも自己ベストを尽くしたおかげで、責任や権限を任せてもらえる立場につけたのかなと思います。この言葉は、いまでも常に意識しています。2人目は、松下電器時代の部長です。根性論が強かった会社の中で、その方は理論を使って会社のビジネスをどう進めていくかを指導してくださる方でした。まるで学者のような方で、常にビジネスの進め方について、何度も何度も手直しされ、頭に熱が上るほど繰り返し考えさせられました。ロジカルの大切さと理論をどう実践に変えるか。そして、暗黙知を理論知に変えないと、人に伝わらないということを叩き込まれました。これは、ビジネスを進めるうえで非常に大事なことだったと思います。3人目は、会社の現場で働いてくれている社員です。社員が動いてくれないと、どんな成果も出てはきません。理論がいくら正しくても、実践では正しいところ、そうじゃないところがあって、それを受け止めて一所懸命に働いてくれる。現場力の大切さを教えてくれたのは当時の社員です。思い出深いのは、東北、北海道を管轄する販売会社の社長を務めていたときです。赴任したのは東日本大震災から2年が経過した2013年だったのですが、復興は進んでおらず、壊れた家はそのまま、道路も使用困難で仮説住居がずっとある状態でした。その時に、この地域で頑張る地元の電器屋さんと仕事をさせてもらったのですが、彼らは「この土地で商売をやって、育ってきた」という意識が非常に強い。その想いに感動する一方で、こうした方々がいて地域が成り立っているのだと肌身で学ばせてもらいました。その経験が、地域貢献できる仕事に就きたいという想いにつながりました。その後、地域に向けた電器屋さんをサポートしながら、事業展開をしていくというこの会社に縁あって出会い、入社を決めました。 ■まだまだ発展途上の会社だからこそ、社員の声を大きくしたい 現在、アトム電器は個人事業主が「21世紀型電器店」として独立・開業できるフランチャイズチェーンで、全国約870の店舗を展開しています。このビジネスで大切なのは、お客様に対して電器商品を売っていくことのみならず、関係性をつなげていくことだと感じています。お客様のお話しの相手や、電器商品を通したつながりを通じて、地域貢献や社会貢献できるのは、この仕事の一つの魅力だと思います。また、50人程度の小さな会社なので、一人ひとりの業務の裁量の幅が大きいため、自分たちが仕事に直接関与できる度合いの大きさも魅力の一つかなと思います。この会社は、まだ発展途上だと思っています。個人事業主と会社の違いの一つは、社員が独自に権限を持ってやりたいことをやっていける環境だと思います。その会社で働く社員が何年か経って、自主的にいろんなことを考えながら、行動につなげていくようになるでしょう。そのとき、会社の目的や関連するお店への貢献、自分の将来が作れる制度などがあるような、発展性を生む会社にしたいと思っています。そうした点で、発展途上の会社としての新たなあり方を、共に創っていけるのは私にとっても大きな魅力ですね。 ■お客様の選択肢であり続けるためのつながり まちの電器屋は選択肢の一つだと思っています。量販店だけではなく、ネットショッピングなどの選択肢もあるなかで、お客様のニーズによってどこをチョイスするかは変わってくるでしょう。現物がわかっていればネットで買いたいでしょうし、大きい商品は現物が見たいから量販店で買う。そうした選択もいいでしょう。あと、大きなポイントは修理です。買う時はいいけど、買った後の修理はどうするかを考えると、まちの電器屋という選択肢もあるでしょう。お客様がお客様の価値観で商品を選ぶ。そのニーズがある限りは「まちの電器屋」の存在意義はあると思います。お客様一人ひとりに向き合えるという良さこそが、個人事業主の良さでありニーズだと思います。それにお応えするツールとして大事にしているのはニュースレターです。ニュースレターは「うちはこういうお店です」と自己開示していく重要な手段です。それぞれのお店で書く内容は違いますが、重ねていくとお客様との密接度が上がっていき、いざお客様が家電を購入、相談する際の選択肢になっていくように思います。これは、量販店ではできない個人事業主の強みです。 ■大学生へのメッセージ 「今」この瞬間を真剣に生きてほしいです。その中で「自分とは何ぞや?」「自分は誰なのか?」「自分はなぜ生きるのか?」を常に考えてみてください。なぜかというと、会社や仕事は生きる目的ではなく、生きる手段にすぎません。では「自分が生きる目的は何か」。それを考えるには、その前に「ド真剣」に生きていないと、考えられないと思うんですよね。だからこそ、自分の人生を「ド真剣」に生きながら、自分の人生とは何かを、突き詰めてほしいです。 学生新聞オンライン2025年8月19日取材 専修大学2年 星萌果 法政大学4年 島田大輝/城西国際大学2年 渡部優理絵/専修大学2年 星萌果

太田楓華

株式会社ロッテ 代表取締役社長執行役員 中島英樹

挑み続けた先に、ロッテの「おいしい」は生まれる 株式会社ロッテ 代表取締役社長執行役員 中島英樹(なかしまひでき) ■プロフィール広島県出身。1987年、広島修道大学商学部卒業後、株式会社ロッテ入社。2006年、ロッテ冷菓株式会社執行役員。2008年、株式会社銀座コージーコーナー代表取締役(出向)。2015年、株式会社ロッテアイス代表取締役。2018年、ロッテ常務取締役。2022年、同社取締役専務執行役員。2024年、同社代表取締役社長執行役員に就任。 入社以来ロッテグループ一筋で歩んでこられた中島英樹社長。社会人として長くロッテで過ごす中で、自身を成長させた大きな転機が2度あったという。そんな会社への想いとともに、社風である「挑戦を続ける」というDNAを体現している中島社長に、成長する上で大切な「素直さ」や「学びの心」についてお話を伺った。 学生時代は勉強もそこそこにアルバイトに夢中になっていました。40年以上も前の話になりますが、車が好きだったこともあり、趣味と実益を兼ねて中古車販売店で長く働いていました。途中からは営業も任せてもらい、社会人になる前に商売の面白さを少し知ることができました。就職活動時期になると、アルバイト先の社長から「このまま就職してくれ」と温かい声をかけてくださり、そこで就職することも考えたのですが、他の業界にも興味がありました。私はもともと食べることが好きでジャンクフードや甘いものには目がありませんでした。そのようなことで食関係の企業に特に興味があり、就職するなら食品関係の会社にしようと決めました。お菓子の会社はロッテしか受けていないのですが、理由は広島駅あたりを歩いているときに、たまたまロッテの広島支店を見つけて、新卒採用の有無について聞こうと思い、公衆電話から電話をかけたのです。しかし、残念なことに広島支店では採用はしていないと言われました。それでも話だけでもということで聞かせてもらい、それがきっかけで東京での選考試験を受けることになりました。ロッテを受けるに際し、企業研究をしっかりしたわけでも将来性を深く考えていたわけでもありません。ただ、お菓子というものが私たちの生活にとても身近な存在であり、誰にでも笑顔を届けられる点に強く惹かれました。それがロッテを選ぶ決め手となったのです。 ■人生に起こった2つの転機 ロッテに入社してからの大きな転機は2つあります。一つは全国各地への転勤です。名古屋、大阪、京都、そして東京とさまざまな地域で多くの人と出会い、商売のやり方を学びました。転勤はそれぞれの地域で学びがあり、自分自身が成長するいい機会になったと感じています。もう一つはロッテではない会社、つまり2008年にロッテが買収した株式会社銀座コージーコーナーに出向したときです。そこで初めて社長を経験したのですが、私にとって最大の転機だったと思います。同じ文化の中にいると考え方も似てくるものですが、全く違う環境に飛び込むことで、今までとは違う視点を持つことができました。2024年にロッテの社長に就任する前までは、正直、社長になるという強い思いがあったわけではありません。この会社で果たすべき役割やミッションは理解していましたが、それは役職で変わるものではないという考えがあったからです。このときは周囲からの推薦を受け、就任を決意しました。社員の雇用や多くのステークホルダーとの関係性など、多くの責任が伴い身の引き締まる思いですが、その責任を全うしたいという強い覚悟を持っています。 ■後発メーカーとして常に挑み続ける ロッテは大手と比較して後発となる1948年の創業以来、常にトップを目指してきました。だからこそ当社の強みは「挑戦を続ける」というDNAにあると考えています。先輩方が「お客様に喜んでいただきたい」という強い意志を持って、他にはない独自の商品を生み出してきました。だからこそ今、多くのロングセラー商品という貴重な財産が私たちの会社に残っているのです。これは単なる製品ではなく、挑戦の歴史そのものだと言えるでしょう。今もなお、お客様のニーズに応えるだけでなく、まだ世の中にはないトレンドを自分たちで創っていくという強い思いで商品開発を続けています。 ■企業の果たすべき社会的な役割 現代の企業においては、経済活動だけでなく、社会的な活動も求められています。ロッテでも単なる経済活動に留まらず、社会的な責任を果たすべく、CO2削減や人権問題といった幅広い分野で長期的な目標を掲げています。その具体的な取り組みをまとめたサステナビリティレポートを作成し、社会に貢献する存在となることを目指しています。お菓子は誰もが喜んでくれる身近な存在であり、それが当社のビジネスの大きな強みだと感じています。社員には、人間として成長し続けることを期待しています。そのためにはやはり「素直さ」が一番大事だと考えています。素直に人の話を聞き、人のいいところや、世の中のいいものを取り入れようと周りを見て学ぶことができる人は、驚くほど成長します。 ■message 将来の目標をしっかり決めている人も素晴らしいですが、まだ見つけられていない人もいると思います。もしそうなら、いろいろなことに興味を持ち、見て、聞いて、自分で経験することがすごく大事です。そうやってさまざまなことに触れていく中で、本当に自分がやりたいことが見つかってくるはずです。そして、まず何か小さなことでもいいので1年単位で目標を立ててみてください。それをやり遂げることで、きっと自分の成長を肌で感じることができるはずです。そして人の話を聞き、世の中の動向を学び、それを受け入れて自分のものにしようとする姿勢を持つことが将来の大きな力になるでしょう。 学生新聞2025年10月号 東洋大学4年 太田楓華 武蔵野大学3年 吉松明優奈/東洋大学4年 太田楓華/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/東京家政大学2年 篠田陽菜乃

前田康介

参議院議院 環境大臣 浅尾慶一郎

一人ひとりの小さな一歩が問題解決のための大きな取り組みへとつながる 参議院議院 環境大臣 浅尾慶一郎(あさおけいいちろう) ■プロフィール1964年2月11日生まれ。鎌倉市に妻、愛犬とともに暮らす。少年時代を外交官であった父の赴任先であるアメリカ、カナダで過ごす。栄光学園高等学校卒業。東京大学法学部卒業。米スタンフォード大学経営大学院(MBA)修了。日本興業銀行出身。1998年参議院議員選挙初当選(参議院通算3期)。2009年衆議院議員選挙初当選(衆議院通算3期)。2024年、環境大臣に就任し、現在に至る。 ■どのような学生生活を送られていましたか 大学時代は勉強の他にサークル活動やアルバイトなど幅広く取り組んでいました。特に自ら立ち上げた「ナビゲーションサークル」の活動では、仲間と共に企画や運営を進め、自分のアイデアを形にし、人を巻き込みながら動かす面白さを学んだと思います。また、家庭教師のアルバイトをしていたのですが、生徒にわかりやすく伝える工夫を重ねることで、相手の立場に立って物事を考える力や忍耐力が養われました。今振り返ると、大学生活でいろいろなことに挑戦した経験は、やりたいことを見つける大切な過程だったと思います。失敗も多くありましたが、貴重な学びとなり、自分にとって大きな財産になっています。 ■地球環境を守るための方策をお聞かせください 日本、そして世界全体の環境を向上させるために、私は人工的に光合成を行う技術の実現を検討しています。光合成の仕組みを人の手で再現し、エタノールなどの燃料を生産して燃やし、エネルギーとして利用することで、持続可能なバイオエネルギーの循環を確立することを目標としています。この人工光合成の実用化には国家規模での取り組みが必要ですが、現時点ではまだ確実に実現できる段階には至らず、研究・検討を進めているところです。将来的に実現すれば、温暖化の原因の一つと言われる二酸化炭素を減らし、酸素を増やすという再生可能エネルギーの大きな柱になると考えています。人工光合成以外にも、環境向上のための政策は多岐にわたります。たとえば、日本は2050年までに自動車や発電などから排出される二酸化炭素を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目標としています。そのため、47都道府県ごとに削減目標を設定し、地域に応じた取り組みを行っています。これにより、大気中の二酸化炭素濃度の増加を抑え、地球温暖化の進行を防ぎます。科学技術と制度を組み合わせ、持続可能な社会を実現することを目指していきます。 ■学生へのメッセージをお願いします 環境問題というと漠然とした課題に感じられますが、一人ひとりが当事者意識を持ち、少しでも興味をもって調べることが大切です。そして得た知識や情報を周囲と共有していくことが、将来の環境問題を解決するための小さな一歩となり、大きな取り組みへとつながっていきます。 学生新聞2025年10月号 駒澤大学2年 前田康介 東京理科大学1年 金丸颯人/駒澤大学2年 前田康介/早稲田大学1年 齋藤大輝/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/城西国際大学2年 渡部優理絵

学生新聞インターン

衆議院議員 外務大臣 岩屋毅

日本がこれまで培ってきた外交力で、世界を分断ではなく協調に導く 衆議院議員 外務大臣 岩屋毅 (いわやたけし) ■プロフィール1957年8月24日生まれ。大分県別府市出身。鹿児島ラ・サール高校、早稲田大学政経学部政治学科卒業。卒業後は代議士秘書として政治の基礎を学ぶ。1987年、大分県議会議員初当選(29歳)。1990年、旧大分2区より衆議院議員初当選(32歳)。現在、当選10回。防衛大臣、党国防部会長、党安全保障調査委会長等を歴任し、現在に至る。 ■どんな学生時代を過ごされていましたか 政治家志望だったので、早稲田大学の雄弁会というクラブに入り、しばらくそこで活動していました。雄弁会OBには実際に政治の世界で活躍されている方がたくさんいました。途中で政治の現場を見た方がいいと思い、後に恩師となる鳩山邦夫代議士のところで選挙のアルバイトをしました。そのことがきっかけで学生兼鳩山先生の秘書という生活をするようになったのです。政治経済学部でしたが、経済よりも政治哲学に興味があって、政治哲学の古典を一生懸命読んでいました。早稲田大学出身で総理大臣も務められた石橋湛た ん山ざんの研究会にも入っていて、当時の論説などを一生懸命読んでいましたね。 ■現在の取り組みや今後のビジョンを教えてください 大分県議会議員を経て衆議院議員になりましたが、国政の根幹は外交と安全保障であると考え、その2つに力を入れて活動してきました。外務省は世界約200カ国の国々への対応とユニセフなどの国際機関への対応が仕事です。また、海外にいる邦人の安全確保、海外に進出している日本企業のバックアップをする経済外交の役割もあります。世界では戦後80年を迎えた今もなお戦争や紛争が絶えません。戦後に作られた国際秩序や自由貿易体制も揺らぎつつあります。このような時代にあって、日本の役割は外交努力によって紛争を解決し、復興を助けることです。そして新たな紛争を予防することだと思います。日本は海外に食料やエネルギー資源を依存しています。世界が平和でなければ日本の繁栄はなく、平和は世界の人々の願いでもあります。これまで日本が培ってきた外交力を基盤として、世界を分断ではなく協調に、対立ではなく融和に導いていきたいと考えています。 ■学生へのメッセージをお願いします Follow your heart とStay true to your conviction ですね。あなた自身の想いに忠実でいなさい、そしてあなたの信念を貫きなさいという意味です。40年近く政治活動をやってきてつくづく思うのは、簡単にできることは決して正しいことではないということです。正しいことほど幾多の困難が待ち受けていますが、そこでめげないでほしいです。何回壁にぶつかっても自分の想いに忠実に、自分の信念を貫いてほしいと思います。信念を持つがゆえに辛い思いをすることもありますが、それでも若い皆さんにはこの言葉を贈りたいと思います。 学生新聞2025年10月号 法政大学3年 島田尚和 東京理科大学1年 金丸颯人/情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/青山学院大学1年 松山絢美/学習院大学2年 鈴木裕大/法政大学3年 島田尚和

イベント・企業紹介

三人芝居「クリエイターズハイ!!!」 ~三人が描く“ものづくり”の物語~

2025年10月12日シアターサンモールにて三人芝居「クリエイターズハイ!!!」が開幕しました。東映プロデュースでおくる“本田礼生×赤澤燈”の新たな演劇企画が始動。舞台は東京・シアターサンモール、大阪・扇町ミュージアムキューブです。今回の新作は、加藤良輔さんを迎えたオリジナル三人芝居「クリエイターズハイ!!!」。熱と衝突に満ちた“制作会議”の物語を、情熱とユーモアを込めて描き出します。これまでにも、本田礼生さんと赤澤燈さんは二人芝居・三人芝居に挑戦してきました。2022年9月には、大内厚雄(演劇集団キャラメルボックス)と共に、三人芝居「オブセッション」(脚本:おかざきさとこ/演出:粟島瑞丸)をCBGKシブゲキ!!にて上演。三者の不思議なやりとりを描くドタバタコメディで話題を呼びました。さらに2024年2月には、二人芝居「追想曲【カノン】」(脚本:ほさかよう/演出:松崎史也)を上演。三つの会話劇からなる濃密な会話劇を、毎公演役を入れ替えて演じきり、観客に鮮烈な印象を残しました。そして、2025年10月、新たに挑む三人芝居は、「未完の原作をアニメ化せよ」という一大プロジェクトに翻弄されながらも、創ることの意味を問い直していく、熱き創作の物語です。原作を“守りたい”編集者、原作を“超えたい”脚本家、そして板挟みになるプロデューサー。三人だけで創る、たった一つの“物語”。初日に先立ち10月11日に公開された公開ゲネプロを取材しました。 三人の信念が交差する会議室 ~学生の観劇レポート~ 会議室という限られた空間の中で、セットはほとんど変わらないのに、3人の言葉や動きによって、情景がどんどんと広がっていきました。その想像力を掻き立てられる感覚がとても面白かったです。未完の漫画をアニメ化するという目標のもと、それぞれの立場と信念を貫き、情熱をぶつけ合う姿に引き込まれました。原作を守るべきか、商業的成功を優先するべきか。三者三様の情熱の形が描かれており、「自分ならどうするだろう」と考えながら見られるのも魅力でした。また、3人が心から演じることを楽しんでいるのが伝わり、呼吸のあった掛け合いがとても印象的でした。ものづくりの難しさ、創ることに向き合う人間の繊細さ、そして衝突を経て1つになっていく過程が美しく、胸に残る物語でした。(武蔵野大学3年 吉松明優奈) 三人の息の合った掛け合いとテンポの良さに、冒頭から惹き込まれました。お互いの呼吸を感じながら、言葉を交わしていく姿がとても自然で、普段の三人の関係性がそのまま舞台上に溶け込んでいるようでした。特に印象的だったのは、目線だけで「水が落ちてくる」ことを表現する場面です。照明や音の助けがなくても、みなさんのお芝居だけで本当にそこに水があるように感じることができて驚きました。原作マンガキャラクターに対する原作愛を持ち、自分の信じるものを大切にしている三人。三人の信念がぶつかり合う瞬間がありながらも、“アニメ化”という共通の目標に向かって一丸となっていく過程が、役者さん同士の普段からの信頼や絆が垣間見える、とても温かいお芝居でした。原作マンガを再現するシーンでは、部屋にある身近なものを使ってキャラクターや風の動きまで表現する創意工夫に思わず笑ってしまいました。現実のどこかで本当にクリエイターたちがこうして作品づくりをしているのでは…!?と思ってしまうほど、リアルでおもしろかったです!「対話劇」と聞くと少し堅い印象を持つ方もいるかもしれませんが、この作品はセリフが続く場面でも不思議と息苦しさがなく、観ていて全く飽きることがありませんでした!最後の瞬間まで楽しめる舞台です!誰一人欠けることなく千秋楽を迎えられるよう、心から願っています!(城西国際大学2年 渡部優理絵) 【公演概要】 三人芝居「クリエイターズハイ!!!」 脚本:吉﨑崇二演出:川本成 出演:本田礼生 赤澤燈 加藤良輔 会場・会場2025年10月12日(日)〜19日(日) シアターサンモール2025年10月23日(木)〜25日(土) 扇町ミュージアムキューブ CUBE01 公演特設HP:https://toei-stage.jp/creators-high/公式X:@Toei_stages( https://x.com/Toei_stages ) 企画・プロデュース:東映 学生新聞オンライン2025年10月11日取材 武蔵野大学3年 吉松明優奈/城西国際大学2年 渡部優理絵

イベント・企業紹介

ミュージカル『エリザベート』

2025年10月10日に東急シアターオーブにてミュージカル『エリザベート』が開幕しました。1996年に宝塚歌劇団により日本初演、2000年の東宝版初演から観る者を魅了し続けてきた大ヒットミュージカル『エリザベート』。ミヒャエル・クンツェさん(脚本/歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイさん(音楽/編曲)、小池修一郎さん(演出/訳詞)という最高のクリエイター陣が贈る本作は長きに渡り人気を博し、3年ぶりとなる今回の公演で、東宝版初演から25周年を迎えます。10月9日に開幕を記念して行われた囲み取材にタイトルロールであるエリザベート役の望海風斗さんと明日海りおさん、トート役の古川雄大さん(全公演地)、井上芳雄さん(東京公演) が登壇しました。 新生エリザベートカンパニーが起こす化学反応! 〜初日前囲み取材〜 Q.意気込みを教えてください。 望海風斗:私たち(望海と明日海)は出演が初めてです。お客様の温度感がまだあまりわかっていないので、とにかく落ち着いて、一つ一つやっていこうと思っています。 明日海りお:望海が言っていたように、私自身もシシィ(エリザベート)役として出演させていただくのは初めてになるので、まだ必死でいっぱいいっぱいです。以前出演されていた方もさらにパワーアップして熱い舞台に近づいておりますので、これから私も調節と挑戦を続けて、より一層成長していきたいと思います。 古川雄大:今回は新しいエリザベートの二人と共に稽古をしてきたのですが、お二人ともそれぞれの違うタイプの素晴らしいエリザベートを演じていて、たくさん刺激をいただきました。他にもたくさん新しいキャストの方がいるのですが、稽古最終日には新しいエリザベートカンパニーが出来上がったなという実感がありました。もうチケットはほとんどないのですが、なるべくたくさんの方に見ていただいて、エリザベートを愛していただけたらと思っております。 井上芳雄:東宝の『エリザベート』の初演から25周年目という記念すべき年に、再びトートを演じることができて嬉しいです。僕は『エリザベート』のトートを演じ始めて約10年目になりました。今までほとんどの東京公演を帝国劇場で上演していましたが、今回初めて東急シアターオーブで上演させていただきますし、新しいシシィを2人お迎えします。長年出演させていただいている作品ではあるのですが、とても新鮮な気持ちでお稽古を重ねてきました。「渋谷のエリザベートどういうふうになるのかな」と感じているであろうお客様が、この作品を見た後の反応が楽しみだなと思っています。 Q.山崎育三郎さんを含めた5人での稽古はどのような雰囲気でしたか? 望海:お三方がそれぞれのトート像を持って演じているので、最初はどうやって私たち(望海と明日海)も着いていくのがいいのだろうという気持ちがありました。でも、皆さん本当に大きな懐で全て受け止めてくださるので殺伐とした感じはありませんでした。 井上:『エリザベート』の稽古場は雰囲気が独特じゃないですか?殺伐とはしてないのですが、イエーイ!という感じでもないんです。ずっとこういう感じですよね? 古川:『エリザベート』の稽古場は長い間そうです。今でこそ歳やキャリアの近い方がキャストでいるのですが、前に大御所の方々とやらせていただときは稽古から帰りたくてしょうがなかったです(笑) 井上:僕は今もすぐ帰りたいです(笑)僕と古川くんは緊張感に耐えられなくてすぐ帰るよね(笑)一番早く帰るから必ず帰りのエレベーターが一緒になります。 明日海:私は緊張で呼吸の仕方がわからなくなって、時々窓から外を見たりしていました。雰囲気が厳しいわけではないのですが、エリザベートならではの歴史と重みを感じるような稽古場でした。 古川:2人(望海と明日海)が仲良いなと思いました。 井上:同期だしね。助け合っている感じがありますよね。 望海・明日海:協力してできました。 望海:宝塚音楽学校の寮は二人部屋なのですが、(明日海と)音楽学校時代に同室だったんです。音楽学校時代に夢を見て入った初々しい頃の私たちの気持ちを今までで一番思い出す時間だったなと思います。さゆみちゃん(明日海)がエリザベートを演じている姿を見てうるうるしてしまう自分がいたり、私が通し稽古が終わって戻ってきたら(明日海が)泣いていたりしていました。 明日海:どうしてもいろいろなものを背負って立っている姿、演じている姿を見ていたら、もうたまらなくて…気づいたら涙が滝みたいに出ていました。(望海とは)どうしたらいいんだ?と思うことや、わからないところを相談し合ったりとか、感想を言いあったりとか、支え合って、教えてもらったりしました。本当に二人で過ごしている時間はすごく幸せだなと思いました。これから公演が始まって、エリザベートとして自立していかないといけないんだなと考えると、今急に寂しくなりました。 古川:望海さんと明日海さんがバチバチだったらどうしようと思っていました。だから仲良くて良かったなと思います。 井上:今までのエリザベート役の方はどうでした?そういうタイプもありました? 古川:いやいや(笑)なかったです! 明日海:芳雄さんと古川さんもすごく仲良しですよね。 古川:僕ら(古川・井上)のファンの方の間で僕らはあまり話していないのでは?という話が出ていて、「今回は仲良くしてくださいね」とファンの方からたくさん言っていただいたので必要以上に仲良くしました(笑) 井上:そうなの!?無理してたの!? 古川:いやいや!(笑) 井上:今回は稽古もですが、舞台稽古に入ってから色々な話ができたような気がしています。舞台稽古は(山崎)育三郎も同じ楽屋だったので三人並んでいて、深い話もできて楽しかったですね。あと、古川くんがいろいろな食べ物をくれるんですよ。 古川:全然もらってくれないんですよ。ずっと断られるんですよね。でも、今後もお渡しします。 井上:断りますけど(笑)でも仲は深まったなという感じがしています。 Q.今作の魅力を教えてください。 井上:もちろん大枠は決まっているのですが、それぞれの個性を活かしたトートの演出を小池先生がしてくださっているので、全然違います。古川くんは言われた振りをあまりしないんですよね(笑)僕は言われた通りやっています(笑) 古川:今回は演出の小池さんにいろいろ甘えさせていただいて、トートの内から出てくるものを構造してみようということで、シンプルな身振り手振りではないものを提案させていただきました。すごく甘えた結果、小池さんが許してくださったので、今回はその振りも含めて自分なりのものができたのかなと思います。 明日海:トートとシシィの絡む場面など、コンビごとにニュアンスや動き自体が全然違ったりします。自然に生まれたものを、キャストの皆さんも大切にしてくださって、もちろん演出家の方もそれを活かそうというふうに取り入れてくださいました。何回もご覧になる方も楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。 望海:トートとの絡みは人間同士の絡みではないので、特殊なものだなと思っています。それぞれのキャストのトートから違うものが出てくるのが面白いです。そこにどのようにシシィがいたらいいのだろうと稽古場で考えるのがすごく楽しかったですし、逆に、シシィという人がただトートに振り回されるだけではなく、自分のシシィがしっかりしていないとトートとの関係性が見えないと思いました。 Q.来てくださる方にコメントをお願いします。 望海:まだどのようなものになるのか本当に想像がつかなくて、多分私自身が一番ドキドキ、ソワソワ、ワクワクしていると思うのですが、観に来てくださるお客様が楽しんでいただけるように、一回一回大切に公演を上演していきたいと思います。よろしくお願いします。 明日海:他のどのようなミュージカルとも違う、唯一無二の魅力が詰まった作品だと思います。私も本当にずっと大好きで思い出のある作品です。ダブルキャストやトリプルキャストの素敵な皆さんとの化学反応が毎日シアターオーブで繰り広げられておりますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。私も必死に心を込めて演じていきたいと思います。 学生新聞オンライン2025年10月9日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵 名作『エリザベート』の衝撃〜学生の観劇レポート〜 世界中で長く愛される名作を生で観ることができて感激しました。音楽、演出、衣装全てが繊細で美しかったです。中でも、エリザベートの衣装の色の変化が印象的で、彼女の心情や運命の移り変わりを視覚的に映し出しているように感じました。生と死、自由と束縛の対比が丁寧に描かれ、死の存在が物語の中で大きく描かれており、新鮮で惹きつけられました。誰もがそれぞれの愛し方を抱えながら、誰もが悪ではなく、合わないだけなのだろうと感じました。とくに、大切な存在を失い、自らを責めてしまう場面では外に出せずにいた感情が素直に溢れたような気がし、涙がこぼれてしまいました。生オーケストラの迫力と一体感も素晴らしく、終演後もしばらく心が高ぶってしまう舞台でした。(武蔵野大学3年 吉松明優奈) 私が生まれる前から上演されているミュージカル『エリザベート』。その作品をついに鑑賞できるという事実に、開演前から胸の高鳴りが抑えられませんでした。鑑賞を終えて一番強く感じたのは、言葉ではうまく言い表せないほどの衝撃です。それは「今までにないものと出逢い、自分の世界が変わった」という感覚でした。歌唱、ダンス、演技、音楽、そのすべてが完璧なまでに美しく、輝いています。まるで、自分が舞台であるハプスブルク帝国の一人であるかのような圧倒的な没入感。これほどまでに心が震えたのは、沢山の舞台を鑑賞した私にとってはじめてのことでした。自由を求める皇妃エリザベートを愛し、誘惑する黄泉の帝王“トート=死”。トートの誘いに抵抗しながら、自由を求め続ける彼女の姿は、「愛とは何か、そして死とは何か」というを深く考えさせてくれました。(昭和女子大学2年 阿部瑠璃香) 以前、小池修一郎さん演出、ルドルフ役を明日海りおさんが務めている『エリザベート』の公演を観たことがあったのですが、同じ小池さんの演出でも全く違ったものになっていてとても驚きました。名作『エリザベート』が、世界の様々なカンパニー、劇団で上演されているからこそのシシィが木が落ちる前に放ったセリフがあり、他のカンパニーや他の劇団で観たことがある人も楽しむことのできる作品だと感じました。私は『エリザベート』を初めて観たときからルイジ・ルキーニが大好きなのですが、尾上松也さんはルキーニを自分のものにしていて、「ルキーニが此処にいる…!」と思わせてくれるルキーニでした。黒羽麻璃央さんは若さからくる荒々しさの表現が素晴らしく、舞台上に出てきたときに自然に目で追ってしまうようなルキーニでした。お二人とも「Kitsch」がかっこよかったです!!!!!信念の力強さと美しさを感じる『エリザベート』で、観劇後は興奮が抑えきれず、一緒に観に行った方と早口で感想を交わし合ってしまうほど感動しました!キャストのみなさん・ダンサーのみなさん・スウィングのお二人、誰一人欠けることなく千秋楽を迎えられるよう、心から願っています!(城西国際大学2年 渡部優理絵) ■公演概要 <公演名>ミュージカル『エリザベート』 <スタッフ>脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ演出・訳詞:小池修一郎 <キャスト>エリザベート:望海風斗 / 明日海りおトート:古川雄大 / 井上芳雄 (東京公演のみ) / 山崎育三郎 (北海道・大阪・福岡公演のみ)フランツ・ヨーゼフ:田代万里生 / 佐藤隆紀ルドルフ:伊藤あさひ / 中桐聖弥ルドヴィカ / マダムヴォルフ:未来優希ゾフィー:涼風真世 / 香寿たつきルイジ・ルキーニ:尾上松也...

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赤坂芸術祭2025「血は立ったまま眠っている」 熱気溢れる紫テントにて上演

2025年10月5日赤坂芸術祭2025「血は立ったまま眠っている」が東京・赤坂サカス広場 特設紫テントにて開幕しました。「赤坂芸術祭」は、昨年「赤坂舞台芸術祭」としてスタートしたテント上演型演劇イベント。今回の「赤坂芸術祭2025」は、赤坂サカス内の紫テントでメイン公演として「血は立ったまま眠っている」を上演。初期の寺山修司作品を演出した中屋敷法仁さんにお話を伺いました。 ■寺山修司の言葉と共に自由になる、テントでの芝居 私は寺山修司さんと同じ青森の出身で、寺山さんが亡くなった翌年に生まれました。だから、先輩たちから「生まれ変わりなのではないか」と揶揄されることも多かったんです(笑)。寺山さんの作品には子どもの時から触れていて、どのように影響を与えられたのかを覚えていないくらい影響されています。私が表現の仕事をする際には必ず指針となるような、とても偉大な先輩でした。だからこそ寺山さんの作品はあまりにも恐れ多い存在で、長い間その作品を私が手掛けることはないだろうなと思っていました。ただ、いよいよ寺山さんが亡くなった年齢である47歳に自分自身が近づいてくるにしたがって、「寺山さんはそのような扱いをされることを望んでいないのではないか」という考えに至りました。当時から、寺山さんは時代や若者に寄り添った言葉を使っていました。そう考えると、別に寺山さんは偉大な存在になりたかったわけではないのではないか……と。この考えから、そろそろ自分でも寺山さんの作品を手掛けなければと思っていたところに、この赤坂芸術祭2025の紫テント上演のお話をいただき、上演を決めました。30年以上寺山さんの言葉に触れてきているので、今回この作品を上演することは、自分にとっても答え合わせするような感覚でした。 ■勇気と覚悟を持ち合わせて挑む紫テント芝居 現代の演劇は、作品の内容、表現の仕方など、あらゆる点でお客様に満足していただかなくてはいけないという強いプレッシャーがあります。本当に丁寧に創り上げないと、この荒々しい資本経済の中では演劇は生き残っていけません。だから、本作でもその点には非常に気を配りました。たまに「劇場ではなくテントの上演は難しいのでは?」と聞かれることがありますが、決してそんな感覚はありません。劇場は、映像技術や照明技術などのテクノロジーがありますが、テントにはそれが少ないだけ。頼れる技術がない一方で、勇気と覚悟を持ち合わせた俳優さんの体と言葉だけあれば何とかなります。むしろ自分たちの信念みたいなものが問われるような気がしています。その点でいえば”テントでの芝居”は芸能本来の底力や「演劇をやりたい」という衝動を体現できる場所だと思います。今回は勇気と覚悟があるメンバーと共にできてよかったです。私たちも決してテントの人間ではないのですが、テントだからこその特性を生かして、もう一度自分たちの言葉や、体の在り方を問い直したいと考えています。 ■言葉の力を受け取ることのできる本作の見どころ 現代は、言葉を発することがリスキーな時代で、喋らない者勝ちだったりします。これからは、更に安全な言葉や右にも左にも行かないような言葉も増えてくるのではないかとすら思っています。でも、言葉は本来そういうものではなく、私たちが想像もつかなかった素敵な空間に連れていってくれるものではないでしょうか。今回は詩人である寺山修司さんの初期の作品を扱っているため、言葉が非常に瑞々しくも荒々しいです。これを現代の令和のテントを見ることで、寺山さんの言葉は私たちをどこまで連れて行ってくれるものなのか、そして私たちの体を形作ってくれるものが何なのかがわかると思います。寺山さんの言葉を借りることで、私自身も自由になったなという気がしています。詩というものは理解すればするほど、解釈すればするほど旨味が減っていくものなので、「理解できない」「つかめない」というところから始めていかないといけません。23歳の寺山さんの衝動を私自身も理解ができているわけではないし、お客様にも理解してほしいわけではありません。でも、寺山さんの言葉には、テクノロジーにも追いつかないイマジネーションが潜んでいるので、彼の言葉を通じて自分が何を受け取っていくのかを考えてほしいです。 ■学生へのメッセージ 若いうちに、できる限り失恋をした方がいいと思っています。失恋とは、恋だけではなく、自分の信じる芸術や、自分の信じる政治でも良い。何かに挫折したり、絶望したりすることは若いうちにたくさん経験した方がいいなと思います。私は小学生の頃から言い訳が上手かったので、一個の失敗から学ぶのに時間がかかってしまいます。「こんなはずではなかったんだ」「こんなにうまくいかないんだ」という失恋をしても、経験を重ねれば重ねるほど「これもいい経験だった」と傷つかないように自分に言い訳してしまいます。できるだけ若いうちに何か大きな失恋をして、怒ったり泣いたりしてみてください。その経験から、きっと何かが生まれてくるはずですから。 学生新聞オンライン2025年10月5日 城西国際大学2年 渡部優理絵 <観劇した学生新聞インターン生の感想> 始まりから怒涛の連続でした。あまり演劇は観たことがなく、良し悪しもあまりわからず観劇したのですが、文字通り空いた口が塞がらず、むしろ感嘆の声が出ないように必死に我慢するほどでした。この劇の一番の魅力は、なんと言っても間近で観れることだと感じました。一番後ろの席でも、まるで演者が目の前にいるかのような迫力で、役者さんと目が合うので、劇への没入感が桁違いです。私自身も主人公の行動に一喜一憂したり、時には涙がこぼれそうになったりと、感情の起伏が激しかったです。また舞台の見せ方もとても魅力的です。演劇でありがちな小道具や背景を表現するための板などは一切なく、全てのことを人間が表現します。動物や風、回想シーンやエフェクトまで、本来小道具を使うようなところを人間が表現することにより、小道具以上に情景の視覚情報や言葉にはできない空気感を表しています。90分という長丁場にも関わらず、絶対に飽きない仕組みが隅々まで考えられ、余すことなく表現されていました。 情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥 この作品を観劇したとき、人生で初めて”衝撃で言葉が出ない”という状況になりました。日常のしがらみを全て忘れ、目の前で起こるその出来事に熱中し、中屋敷さんが演出する”テラヤマワールド”に心を奪われていたのだと思います。寺山さんの作品を人生で初めて観劇して、”理解する”ではなく、”感じる”演劇だと思いました。「百年たったら帰っておいで、百年たてばその意味わかる」という言葉の通り、AIすらも完全に理解することはできない寺山さんの言葉ですが、人間である私たちだから寺山さんが紡いだ一つ一つの言葉に重みを感じ、中屋敷さんの演出により感情を受け取ることができるのだと思います。演出である中屋敷さん、キャストのみなさんが魂を削りながら魅せてくれる90分間の芝居を観て、見え方・受け取り方・感じることは、観客の方が過ごしてきた人生によって変わってくると思います。難解だ、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも私は、この作品を観て令和のテントで感情を受け取ってほしいと思いました。誰⼀⼈⽋けることなく千秋楽を迎えられるよう、⼼から願っています。 城西国際大学2年 渡部優理絵 <公演情報> 赤坂芸術祭2025「血は立ったまま眠っている」 作:寺山修司演出:中屋敷法仁 2025年10月5日(日)~10月16日(木)会場:赤坂サカス広場 特設紫テント 【出演】良:押田 岳灰男:武子直輝夏美:川崎愛香里大村わたる 原田理央 長尾友里花 福井 夏 蓮井佑麻中嶋海央 佐々木穂高 田中 廉 山中啓伍 浦谷賢充 ゲスト10月5日(日)/16日(木)18:30公演 中屋敷法仁(劇団「柿喰う客」)10月6日(月)18:30公演 三納みなみ10月8日(水)18:30公演 小御門優一郎(ノーミーツ)10月10日(金)18:30公演 淺場万矢(Office8次元)10月11日(土)14:00/18:30公演 吉井翔子(Office8次元)10月12日(日)/13日(月祝)18:30公演 安里勇哉(TOKYO流星群)10月14日(火)18:30公演 多和田任益(梅棒)10月15日(水)18:30公演 田中朝陽 ※本公演はテント公演のため、一般的な公演とは少し環境が異なります。以下の内容をあらかじめご了承いただいた上で、チケットをご購入ください。 【公式サイト】https://www.gorch-brothers.jp/chi_nemu2025【公式X】@chi_nemu2025 #血眠2025【主催】赤坂芸術祭2025 実行委員会 城西国際大学2年 渡部優理絵/中屋敷法仁

学生新聞インターン

松下洸平 映画『遠い山なみの光』

夢を叶える秘訣は、好きなことをやり続けること 俳優・シンガーソングライター 松下洸平(まつしたこうへい) ■プロフィール1987年3月6日生まれ、東京都出身。2018年には舞台『母と暮らせば』『スリル・ミー』で第26回読売演劇大賞杉村春子賞・優秀男優賞、第73回文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞。主な出演作はドラマ『スカーレット』、ミュージカル『ケイン&アベル』など。 ◆俳優と音楽を両立させる秘訣は何ですか 振り返ると、好きなことに夢中で取り組んでいた学生時代でした。もともとはミュージシャンになりたいと思っていたので、音楽の専門学校を卒業してから2年間は、ミュージシャンとして活動していました。しかし、思うような結果が出ずに悩んでいたときに、俳優の道を志すようになりました。 結果として俳優とシンガーソングライターの両方の夢を叶えることができたのは、諦めずに続けてきたからだと思います。続けるには努力と体力が必要ですが、そのパワーの源は、やはり、〝好き〞という気持ちです。好きなことをどうやって見つけたらよいか分からない人もいると思いますが、見つからないうちは無理して探さずに今楽しいと思うことを一生懸命やるのが良いと思います。 ◆映画『遠い山なみの光』についてお聞かせください 『遠い山なみの光』で傷痍軍人の二郎役を演じていますが、演じる上で意識したのは、「当時生きていた人たちにとってはあれが日常だった」ということです。あたりまえのように食べ物がなかったり、目の前で家族や友人が次々と亡くなっていく。そのリアリティがこの作品の中でも出せればよいなと思いながら演じました。 ◆学生へのメッセージをお願いします やりたいことをやるのが一番です。大人になるとやりたくないこともやらなければならないときがあります。だからこそ、できるだけ〝やりたくないことを避ける〞選択も大切にしてほしいなと思います。 学生新聞2025年10月号 東洋大学3年 越山凛乃 映画『遠い山なみの光』 9月5日(金)TOHOシネマズ日比谷他 全国公開中 出演:広瀬すず 二階堂ふみ 吉田 羊  カミラ アイコ 柴田理恵 渡辺大知 鈴木碧桜  松下洸平/三浦友和 配給:ギャガ Ⓒ2025 A Pale View of Hills Film Partners ■取材を終えた感想一つひとつ言葉を選びながらお話をしてくださる姿が印象的でした。作品に対しても丁寧に向き合われているのだなと感じました。これまでたくさんの努力を重ねてきたからこそ今があるのだと思います。私も好きなことに全力を注ぐ学生生活を送りたいです。(東洋大学3年 越山凛乃) お茶の水女子大学1年 家田有彩/昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/東洋大学3年 越山凛乃/上智大学4年 白坂日葵/上智大学4年 吉川みなみ <衣装クレジット>(アイテム/ブランド名/衣装協力/問い合わせ先)▼スーツ/TAGLIATORE/ESTNATION/0120-503-971▼その他/スタイリスト私物