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学生新聞インターン

ヤマハ株式会社 代表執行役社長 山浦 敦

音・音楽の力で、人々の個性輝く未来を創る ヤマハ株式会社 代表執行役社長 山浦 敦(やまうら あつし) ■プロフィール長野県生まれ。1992年、ヤマハ株式会社入社。電子ピアノの開発を担当した後、米・テキサス大でMBAを取得。帰国後はデジタルコンテンツ配信や音響通信技術の事業開発を担当。その後、音響技術開発部長、電子楽器開発部長、電子楽器事業部長、執行役楽器事業本部長、ヤマハ楽器音響(中国)総経理を歴任し、2024年4月に代表執行役社長に就任。 幼少期の異なる2つの音楽体験が大きな財産になっていると語る山浦社長。電子楽器の開発から音楽コンテンツの配信事業まで、さまざまな事業に携わることで自分をアップデートしてきたのだという。社長として何を考え、会社をどう牽引していくのか、お話を伺った。 父が音楽教師だったこともあり、幼い頃から音楽は私の傍らにありました。特に小学校時代、親の仕事でメキシコに3年間住んだ経験は、私の音楽観に大きな影響を与えました。メキシコの人々が生活の中で音楽を心から楽しむ姿を目の当たりにし、音楽の楽しさが強く胸に刻まれたのです。日本に帰国後、中学では全国大会にも出場する実力を持った非常に厳しい吹奏楽部に入部。このような生活に根ざした楽しむ音楽と、高みを目指す厳しい音楽という全く異なる2つの経験は、私にとって大きな財産となりました。 ■変化を受け入れ、常に新しい知識を吸収 大学時代はサークル活動に没頭する日々を送りました。合唱団では指揮者を務め、音楽をつくっていく楽しさを存分に味わいました。就活では一旦は音楽を仕事にしないと決めて会社訪問をし、内定もいただきました。しかし、音楽が自分の身近にない生活に寂しさを感じ、内定を辞退。音楽に近い場所で働きたいと決意し、ヤマハに入社しました。入社した当時のヤマハ、特に電子楽器の開発部署には製品や将来音源の評価のため多くのアーティストが出入りし、非常に個性豊かで自由な雰囲気に満ちていました。私にとってそれはとても心地よく、大きな喜びを感じました。入社したときには、実は不安もありました。学生時代にあまりまじめに勉強してこなかったこともあり、本当にやっていけるだろうかと心配だったのです。それでも私がここまでやってこれたのは、上司や先輩に恵まれたことに加え、「変化やアップデートを恐れない」という考え方が軸にあったからだと思います。「自分はこれで出来上がり」ではなく、何か新しいことがあれば飛び込んで、そこで何か学ぼうという意識を持つことが私の軸になっています。入社後、電子楽器の開発から企画、そして携帯電話向けの音楽コンテンツ配信へと、多様な仕事を経験しました。ハードウェア中心のビジネスからコンテンツ配信まで、ビジネスで求められる考え方もそれぞれ異なりましたが、それ自体が非常に楽しく、常に新しいことを学ぶ貴重な機会となりました。これらの経験が私自身を「アップデート」させてくれたのだと思います。社長就任の打診があったときは、驚きとともに正直、悩みました。新規事業開発に長く携わっていたため、ヤマハのコア事業ともいえる楽器・音響事業について、細かくは分からないこともあったからです。しかし、ちょうどその頃、コロナ禍や半導体不足、中国経済の急変など、世界は大きく変化していました。これからも変化は起きる、この先ヤマハにも大きな変革が必要になると確信したとき、私のような「楽器・音響事業ではないところ」の経験がきっと生かせるはずと思い、重責を自覚しつつも引き受けました。 ■総合的な音楽ソリューション企業へ 私たちのミッションは「世界中の人々のこころ豊かなくらし」に貢献することです。これは音楽を通じて人々が楽しんだり、仲間を作ったり、生きがいを見つけたりすることであり、事業と明確にリンクしています。たとえば、アコースティックピアノや管楽器のような伝統的な製品をしっかりと次世代に継承することも重要な要素です。しかし、それだけで良いのではなく、音楽文化を発展させるには、「新しい音楽の形」をアーティストと協力して創り出さなければなりません。そのためには、新しいユーザーインターフェースや新しい表現方法を持つ楽器の可能性追求が不可欠です。これら「伝統」と「革新」の両方の取り組みが重要であり、今後は従業員にもこれまで以上の柔軟性が求められるようになると思います。また、私たちは事業と並行して、YAMAHA MUSIC SCHOOL(ヤマハ音楽教室)や※スクールプロジェクトを通じて、音楽文化の普及に一生懸命取り組んでいます。これからも子どもから大人まで、世界中の人々に音楽の世界に入ってもらうさまざまな手段を提供していきます。今後の軸は、できるだけ多くの人々の多様なニーズにきめ細かく寄り添った価値提供をしていくことです。そのために今後は楽器、音響機器といったハードウェアに加え、そこに組み合わせるソフトウェア、コンテンツ、そしてコミュニティ等の提供を強化していきます。生成AIのようなテクノロジーは音楽を楽しむ敷居を下げ、より多くの人人が音楽に触れる機会を増やしていくでしょう。ヤマハもそうしたテクノロジーを駆使しながら、より多くの方々に音楽の楽しさを届ける「総合的な音楽ソリューション企業」へと進化していきます。 *message* 皆さんに伝えたいのは、「自信を持って社会に飛び込んで欲しい」ということです。私自身、決して良い学生とは言えませんでしたが、新しい環境に興味を持ち、自分をアップデートし続けることで困難を乗り越えてきました。皆さんは今、大学でしっかり勉強し、新しいことに挑戦をしているはずです。是非、これからも心を開いて新しいものに興味を持ち、自分をアップデートしていく気持ちを忘れず、自信を持って社会に出てきてください。 ※スクールプロジェクト/新興国の公教育における音楽授業の普及を目指す活動。2015年にスタートし、これまで世界10カ国425万人以上に広がっている。 学生新聞2025年10月号 情報経営イノベーション専門職大学1年 襟川歩希 津田塾大学3 年 石松果林/昭和女子大学2 年 阿部瑠璃香/情報経営イノベーション専門職大学1 年 襟川歩希

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一般財団法人全日本ろうあ連盟 デフリンピック運営委員会 事務局長 倉...

一般財団法人全日本ろうあ連盟 デフリンピック運営委員会 事務局長 倉野 直紀(くらの なおき) ■プロフィール三重県生まれ。一般社団法人三重県聴覚障害者協会事務局長、三重県聴覚障害者支援センター長などを歴任。一般財団法人全日本ろうあ連盟理事、本部事務所長を経て、東京2025デフリンピックに向けて、デフリンピック運営委員会事務局長に就任し、現在に至る。 第25回夏季デフリンピック 競技大会東京2025開催期間:2025年11月15日~ 26日(12日間)https://deafl ympics2025-games.jp ※デフリンピックとは「デフ+オリンピック」のことで、一般的なオリンピックと同じく4年に一度、夏季・冬季に開催される国際大会。デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味で、デフリンピックは「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」なのだ。 耳のきこえない人たちが活躍できる社会を目指し、世界約80カ国・地域から6000人の選手団が参加。12日間にわたり陸上競技、バドミントン、バスケットボール、サッカー、柔道、水泳など21競技で熱戦が繰り広げられる。特に東京大会では100周年の記念すべき大会となり、運営委員会の倉野事務局長に大会の魅力や楽しみ方などを伺った。 ■開催経緯を教えてください 2013年、東京オリンピックの招致プレゼンテーションにおいて、滝川クリステルさんが「お・も・て・な・し」をジェスチャーで表現したことをきっかけに、日本でのデフリンピック開催を望む声が国内のきこえない人たちからも上がりました。2022年、日本での開催を立候補して承認され、運営委員会が設立されて事務局長になりました。デフリンピックは100年の歴史がありますが、オリンピックやパラリンピックとの違いは耳がきこえない当事者団体が運営していることです。これは創始者であるアルケ氏が社会に対してきこえないことや手話への理解を広めるため、当事者が主体となる形を重視したからです。しかし、東京開催にあたり、共生社会の視点から、きこえる人ときこえない人が共に運営する新しい体制を提案しました。きこえない当事者自身が運営をするという理念自体は素晴らしいのですが、その反面、社会とデフリンピックとの間にバリアを作ってきてしまったのではないかと感じていたからです。そのため、今回は私たち当事者団体と東京都が共同で運営しています。 ■事務局長としてのやりがいは 全国の子どもたちにデフリンピックの存在を知ってもらうことで、夢を与えられると感じています。私は中学時代バレーボールをしていましたが、デフリンピックやデフバレーの存在を知らず、耳がきこえる人のチームで厚いコミュニケーションの壁を感じ、高校では辞めてしまいました。もし当時、デフバレーを知っていれば続けていたと思います。多くのきこえない子どもは、きこえる子どもたちもいる一般の学校で学び、同じような壁に直面しています。そのため、大会や同じ競技をするきこえない仲間の存在を知れば、大きな励みになると考えています。 ■デフリンピックの魅力は 声で合図を出せない代わりに、チームごとに独自のサインを使って競技を行うことがあります。たとえば、卓球やバドミントンのダブルスでは手で合図を送りますが、相手にも見えてしまいます。そこで心理戦が生まれ、あえて相手に誤ったサインを見せ、本当の合図は見えない場所で伝えるといった駆け引きを楽しむことができます。さらにデフリンピックには選手村はなく、「スクエア」という仕組みがあります。選手は近くの一般ホテルに宿泊し、街に出て市民と交流します。これは、アルケ氏の「きこえないことや手話への理解を社会に広める」という理念に基づいたものです。スクエアは誰でも無料で入場でき、選手と市民の交流の場となります。また、外国選手には開催国の文化を楽しんでもらい、市民にはきこえないことや手話言語、ろう者の文化を知ってもらうプログラムが用意されています。 ■教職員の方へのお願い 先生方はきこえない子どもに対して、同級生に「面倒を見てあげて」と特別扱いをしようとしますが、それは子ども心に辛く感じたりします。問題は、「何をしたらいいか分からない」のではなく、「何を言われているのか理解できない」ことにあります。文字や手話言語など、視覚的に理解できる方法で子どもに伝えてくれるのが一番効果的です。他の子どもと同じように扱ってもらいたいと思います。もしかすると皆さんの近くにいる子どもたちが、将来デフリンピックの選手になるかもしれません。耳がきこえるきこえないにかかわらず、デフリンピックのことをぜひ教えてあげてください。 学生新聞2025年10月号/小学生新聞2026年10月号 法政大学1年 渡辺碧羽 法政大学4 年 島田大輝/昭和女子大学2 年 阿部瑠璃香/法政大学1 年 渡辺碧羽

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第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER ~櫻井優...

2025年9月6日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは「BEYOND TOGETHER」。20周年を迎える今、TGCは共創によって社会に新しいインパクトを与える“次の20年”へと踏み出します。秋の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 A/Wの多彩な豪華出演者の中からアイドルグループ・FRUITS ZIPPERの櫻井優衣さんにお話を伺った。 ■TGCのステージで感じたこと FRUITS ZIPPERとして活動する櫻井優衣さんが、今回『マイナビ TGC 2025 A/W』の舞台にソロとして初登場を果たした。初めてのTGC出演について櫻井さんは、「TGCの皆さんが温かく迎えてくれ、心強い気持ちになりました」と感謝を語った 。純白の衣装はグループのカラーでもあり、ソロステージに立つ上で「1人じゃない」というお守りのような心強さを感じたそうだ。 ■「やればできる」周りの言葉を信じて 今回のソロデビューは、櫻井さんにとって大きな挑戦だった 。デビューの話が持ち上がった当時、人生で一番落ち込んで自信をなくしていたという 。しかし、メンバーや周囲の方々に背中を押され、支えられていることを信じてここまで歩んできた。アイドルという仕事は、これまで経験してきたどの仕事よりもたくさんの人が笑ってくれた職業だと語る櫻井さん。今後もステージを通して多くの人を笑顔にしたいと思っている。 ■夢を追いかける大学生へ 櫻井さんは、夢に向かって頑張る若い世代に向けて、「全てが無駄じゃない」と力強いメッセージを送った。10代の頃は、頑張ればすべてうまくいくと思っていたが、実際はそうではないと気づいたという櫻井さん。うまくいかないことや落ち込むことはあるけれど、どんなことも全てが自分にとって大切な経験になると語った。そして、「自分には自分のペースが絶対あるから」と述べ、頑張っている自分自身を誇りに思ってほしいとエールを送り、「明るい未来を想像して、今を頑張ってみてほしい」と締めくくった。 取材者:東洋大学4年 太田楓華 Naillie Beauty STAGE©マイナビ TOKYO GIRLS COLLECTION 2025 AUTUMN/WINTER イベント名称:第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2025 A/W)開催日時:2025年9月6日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:さいたまスーパーアリーナ公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25aw/

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第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER ~世代グ...

2025年9月6日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは「BEYOND TOGETHER」。20周年を迎える今、TGCは共創によって社会に新しいインパクトを与える“次の20年”へと踏み出します。秋の訪れとともに迎えたマイナビ TGC 2025 A/Wの多彩な豪華出演者の中から初のTGC出演を果たした5人組ガールズグループMEOVV(ミヤオ)にお話を伺った。 ■初のTGC、憧れのステージへ 今回のTGC出演は、MEOVVにとってデビュー1周年という記念すべき日に行われました。唯一の日本人メンバーであるアンナさんは、「このような特別な日にTGCに出演できて、すごく嬉しいです」と喜びを語りました。TGCについて、メンバーは「ファッションと音楽が融合している本当に大きなイベント」だと感じており、「ずっと憧れていたステージ」への出演が叶ったことへの感謝を述べました。 ■念願の日本初パフォーマンス 今回、MEOVVはファーストデジタルシングルを初めて公開することを明かしました。メンバーは「今日まで準備を一生懸命頑張った」と話し、このステージへの強い意気込みを見せました。今日のステージの注目ポイントを聞かれると、メンバーは今回のパフォーマンスが「歌詞にすごく合っている振り付けになっている」と紹介しました。また、ステージに上がる前には全員で円陣を組むルーティンがあることも明かし、チームワークの良さをうかがわせました。 ■日本での思い出と今後の目標 日本の好きなところを尋ねられると、メンバーそれぞれが日本の魅力を語りました。• ガウォンさん: 「日本ならではの雰囲気が本当に好き。夜景もとても綺麗」• アンナさん: 「日本の温かい雰囲気がすごく好きで、日本に来るたびにいつも癒されてます」• エラさん: 「ほんとに美味しいものが好き。うなぎ」• ナリンさん、スインさん: 「日本のコンビニの卵サンドが一番好き」 今後の目標について、アンナさんは「TGCというすごく大きなステージに、私たちのデビュー1周年という特別な日に立つことができて本当に幸せです」と語り、今回のステージをきっかけに「もっと多くの人に見てもらえるように頑張ります」と力強く締めくくりました。MEOVVの今後の活躍に、ますます期待が高まりました。 取材者:東洋大学4年 太田楓華 MEMEME presents SPECIAL LIVE STAGE©マイナビ TOKYO GIRLS COLLECTION 2025 AUTUMN/WINTER イベント名称:第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2025 A/W)開催日時:2025年9月6日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:00会場:さいたまスーパーアリーナ公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/25aw/

コラム

テリー伊藤 コラムVol.64 朝の散歩はいい感じ

朝の散歩が好きだ。普段車移動が多いのでどうしても運動不足になりがち。そこで30年くらい前から週2回程度の散歩をルーティンにしている。鎌倉に居る時は稲村ケ崎経由で海沿いの134号線を歩いて由比ガ浜の公園でストレッチをする。2時間位かけ散歩を楽しむ。世田谷に居る時は砧公園、目黒は林試の森公園と場所は違えど散歩は楽しい。身体を動かすことは大好きだが、もともと運動神経が良くないので競うスポーツは苦手。早稲田実業時代も周りは運動部に入っている連中ばかり。体育祭の徒競走でも勝つことは全くなくいつもビリ争いをしていた。切ない学生時代だった。 そんな訳で「お一人様身体動かし」は気楽でいい。朝の公園は高齢者が多い。歩きながらいろんな出会いもある。同年代の方が足を引きずりながら懸命に歩いている。おそらく脳梗塞後のリハビリではないか。周回コースなので何度も合う。声を掛ける訳ではないが頑張って!といつも心で思っている。どの公園も7時半過ぎになると太極拳グループが主役に躍り出る。その数30~40名。大半を60歳以上の女性が占めている。男性陣は仕事に向かったのでは。これがめっぽう元気。先日もそばを通った私は「テリーさん、男性が少ないからあなた入んなさいよ!」と有難い誘いがあった。ひとり歩きが好きなので丁重にお断りした。 土曜、日曜になると公園の空気が一変し、若い家族連れが訪れる。お父さんが5-7歳位の息子にサッカーを教えるシーンによく出会う。遊び感覚ではなくかなり気合が入っているのだ。将来プロのサッカー選手を目指しているのか。微笑ましいシーン。鎌倉の海岸で目に付くのは新婚カップルの記念撮影。稲村ケ崎あたりでは富士山をバックに撮影したり、強者カップルは波際ギリギリまで接近してベストショットを狙っている。笑えるのはマンガ「スラムダンク」でお馴染みの、今や世界の名所となっている江ノ電「鎌倉高校前駅」。大混雑の踏切でウエディングドレスをまとっての強行撮影。周りに文句を言われようが涼しい顔の逞しい新婚さん。 そんな散歩三昧の私ですが、先日自己最高記録を作りました!腕立て伏せ連続95回を達成しました。今までの自己最高87回を更新し、夢の連続100回まであと一歩。終わってみればあと5回頑張ればと思うのですか、あの時は限界でした。今年中に達成出来たらいいのですが。周りにはあんまり頑張ると身体壊すよと忠告を受けています。そんな訳で無理せず、内緒で頑張ります。運動不足の皆さん朝の散歩やってみたらどうですか。 テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

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舞台「RE:BIRTH」~壁に閉ざされた世界の先に~

2025年10月2日から飛行船シアターにて舞台「RE:BIRTH」が開幕しました。植田圭輔さんが主演・演出、吉谷晃太朗さんが原案・脚本にて舞台「RE:VOLVER」「RE:CLAIM」に続く、シリーズ最新作の上演が決定。「RE:VOLVER」シリーズは、演出家・吉谷晃太朗さんが、苦楽を共にしてきた信頼を置く俳優たちの見てみたい一面を引き出すために当て書きをしたアクションエンターテイメント演劇企画です。第一弾「RE:VOLVER」は、吉谷さんが植田さんの悪ガキっぷりを見たい!というところから構想を得て、架空の閉鎖都市「霞宮(カミヤ)」のスラム街で生まれ育った悪ガキたちと悪政を強いる独裁国家との戦いを描きました。シリーズ第三弾となる本作では、植田演じる【聖木(スズキ)】が霞宮を飛び出した先でたどり着いた“とある島“での物語が描かれています。出演者、スタッフには演出家・植田さんが熱烈オファーをした旧知の俳優仲間たちが集結。全員が一丸となり植田さんを支えます。巨大な城壁に囲まれた都市「霞宮」から外の世界へと自由を求めた男【聖木】の新たな物語にご期待ください。今回は2025年10月2日に飛行船シアターで行われたゲネプロを取材させていただきました。 ■迫力のある世界観!〜学生の観劇レポート〜 キャラクターたちの生き様が舞台上で駆け巡るスピード感に圧倒され、気づけば息をするのも忘れてしまうほどでした。繊細で迫力のある殺陣は、美しさと力強さがあり、緊迫した空気をさらに高めていました。登場人物それぞれが自分の軸や信念を貫き、譲れないものを抱えてぶつかり合う姿は、ただの衝突ではなく、人の心の深い部分がぶつかり合うような熱さを感じました。その姿は、人間の強さや脆さのありのままを映し出しているかのようでした。舞台に引き込まれるうちに、観客である自分も物語の一部になったかのような感覚になりました。日常ではつい自分を抑えて周りに合わせてしまうことも多い中で、この舞台を観て「自分が命を懸けてでも護りたいものとは何だろう」と考えさせられました。(武蔵野大学3年 吉松明優奈) 2018年に上演された舞台「RE:VOLVER」のその後の世界のお話とのことで、制作が発表された2025年7月から心待ちにしていました。前作の舞台「RE:VOLVER」も観た上でゲネプロを観劇させていただき、舞台「RE:VOLVER」の世界観はそのままに、アクションが更にレベルアップして戻ってきてとても感動しました。今作のアクション監督が、俳優としてご活躍されていて、殺陣がとてもお上手な川隅さんとのことで、大迫力のアクションになっています。演出は、普段役者としても活躍されている植田さんの「このキャラクターのこの表情を見たい!」という観客の気持ちを考えてくれている演出になっています。暗転が少なく、疾走感溢れる舞台になっており、あっという間の2時間でした。今作に出演されている俳優さんの中で特筆したいのは、横田さんと玉城さんです。横田さんは、普段演じているキャラクターとはまた違った表情が見えます。玉城さんの演じるキャラクターは物語の要となっているので、ぜひ玉城さんの巧みなお芝居に注目して観てみてください!多くの「2.5次元ミュージカル」と呼ばれる舞台に出演されているみなさんもとても素敵ですが、今回の原作のない、イチから役作りをしたキャラクターを演じるみなさん一人一人を観ていただきたいです。前作の舞台「RE:VOLVER」で胸が熱くなったシーンを彷彿とさせるセリフ・演出があり、前作を観劇・視聴した方はより楽しめます。もちろん初めて観る方も楽しめるので、前作を視聴したくなること間違いなしです!この作品を観て受け取るものは人それぞれだと思いますが、私は、今まで生きてきて感じた後悔などを全て引っ括めてこれが私の”本物”だということに気づくことができました。ぜひ観劇して何かを受け取ってほしいです。観劇後にはまた続編をやってほしい…!と願わずにはいられませんでした。誰⼀⼈⽋けることなく千秋楽を迎えられるよう、⼼から願っています!(城西国際大学2年 渡部優理絵) <舞台「RE:BIRTH」公演概要> 【日程・会場】2025年10月2日(木)~13日(月・祝)東京都 飛行船シアター【チケット】全席指定 10,800円(税込)【キャスト】聖木:植田圭輔宇柄杉:稲垣成弥岳咜:横田龍儀和潮:高本学尚獲:田淵累生邪馬基:灰塚宗史不二囃子:桜井一今川・夜下斗:玉城裕規 アンサンブル:町田尚規、諸喜田智也、早川勇平、多田滉、河合健太郎、山川源太 声の出演伊透:橋本祥平玄汰:山田ジェームス武壬浦:櫻井圭登阿羅来:安西慎太郎 【スタッフ】原案・脚本:吉谷晃太朗演出:植田圭輔音楽:ROUアクション監督:川隅美慎美術:乘峯雅寛照明:加藤学(ブルーモーメント)音響:谷井貞仁映像:O-beron inc.衣裳:新朋子(COMO Inc.)ヘアメイク:akenoko▲(杉野未香、鈴木りさ)演出助手:河原田巧也技術監督:寅川英司舞台監督:弘光哲也 【公式サイト】https://revolver-stage.com/【公式X】https://x.com/REVOLVER_STAGE ♯ボルステ©FAB/舞台「RE:BIRTH」製作委員会 学生新聞オンライン2025年10月2日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵/武蔵野大学3年 吉松明優奈

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舞台『エグ女2025』 〜新人天使が「女子」の世界を攻略するために奮闘!〜

2025年10月3日から東京・日本青年館ホールにて舞台『エグ女2025』が開幕しました。2017 年に初演された『エグ女』は、日曜劇場『半沢直樹』ほか多数のドラマ脚本を手掛ける金沢知樹による、実話に基づいた女性たちのリアルな姿を描いたオムニバス作品です。最新作となる舞台『エグ女 2025』には、共同執筆として野花紅葉さん(AOI biotope)が脚本に参加、演出は劇団「拙者ムニエル」主宰・村上大樹さんが務めます。男性キャストが女性に扮し、エグすぎる“女たち”による、歌って笑って、ちょっぴり泣ける、大共感オムニバスコメディをお届けいたします!出演は、木原瑠生さん、武藤潤さん(原因は自分にある。)、鳥越裕貴さん、佐藤信長さん、小南光司さん、栗田航兵さん(OCTPATH) 、磯野亨さんなど今をときめく若手俳優たち。彼らがさまざまな女性を演じ、新たな一面を見せることはもちろん、槙尾ユウスケさん(かもめんたる) 、竹井亮介さん、なだぎ武さんの多彩な演技にも注目です。今回は、開幕に先駆けて2025年10月3日に行われたゲネプロを取材させていただきました。 ■かわいいだけでは終わらない”エグ女”たちにご注目! 〜キャスト開幕コメント〜 ●木原瑠生『エグ女2025』いよいよ開幕です!女性を演じる難しさも楽しさも感じながら笑顔が絶えない稽古期間でした。魅力的で個性的なキャスト全員で作る『エグ女』を観て日頃の疲れを癒しつつ、皆さんの推しポイントを探してもらえたら嬉しいです。とにかく女の子、全力で頑張ります!ぜひ劇場でお楽しみください。 ●武藤潤(原因は自分にある。)稽古期間で作り上げたエグ女たちをお披露目することができるのがすごく楽しみです。最初この台本を読んだときは、登場人物たちのエグい行動や言動の目的がよくわからないことが多かったのですが、稽古を重ねてよりお芝居を通して皆さんに伝わりやすく「エグ?」と感じてもらえるようになったと思います。観ている人が楽しめる舞台に、キャスト・スタッフさんたち皆様の力でなれたと感じます!この舞台を観劇して、いろんな感情になってくれたら嬉しいです! ●鳥越裕貴1ヶ月みっちりと稽古してまいりました。稽古の後半、みんな女性に見えました。『エグ女2025』芝居に歌にダンスとボリューミーなオムニバスコメディとなっております!全力でエグ女の世界観を楽しんでください!掛け声も出来なくはない場所もあります!(笑)公演期間は短いですが是非、一瞬一瞬を楽しんでいただけたら幸いです。 ●佐藤信長開幕が近づいてきて、楽しみとドキドキが半々ですね(笑)。今回が初めての本格的な女装で、女性役に挑戦するのは正直めちゃくちゃ難しかったんですが、その分新しい発見も多くて刺激的な1ヶ月でした。みんなで試行錯誤して仕上げた『エグ女』、ぜひ劇場で楽しんでください! ●小南光司今回『エグ女』のお話をいただいた時、やったことのない作風や役柄に挑戦できることが面白そうで出演を決めました。でも稽古は本当に大変でした(笑)。女性として生き、会話し、そこに存在すること…これまでの作品の中でもトップクラスに苦戦したと思います。それでも毎日が新しい発見の連続で、仲間と共有できる時間はとても幸せでした。そしていよいよ開幕。女の子ってエグい…でも、信じられないくらい楽しいです。一人でも多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいです。劇場でお待ちしています! ●栗田航兵(OCTPATH)栗田航兵です!ついに本番かと思うとワクワクが止まらないです!初めてのお芝居の挑戦にはなりますが、その景色は一生モノになると思うので、存分に楽しみます!来場してくださる皆さんの心にずっと残る作品になりますように:) ●磯野亨ついに『エグ女』が開幕します。初めて女性を演じるのでワクワクドキドキしております。稽古中は女性とは何かを考える日々で、共演者の方々と話し合ったりして深めて来ました。稽古をしている中からもオムニバス形式で笑えるシーンが沢山あって目の離せない2時間になっていると思うので、楽しんで頂けたら嬉しいなと思います!僕自身も少ない公演数を一つ一つ大切にしながら楽しみたいと思います! ●槙尾ユウスケ(かもめんたる)稽古も全て終わり、本番どんな反応になるか楽しみです!丸1ヶ月稽古して、出演者同士かなり仲も良くなりました。三日間、全力で駆け抜けたいと思います。見どころはやっぱり、たくさんの美女達です!本当に皆んなめちゃくちゃ可愛いです。一緒にやりながら僕もその可愛さにドキドキしてしまいます。『エグ女2025』、きっと楽しんでいただけると思います!お楽しみに! ●竹井亮介女性のことを、わからないなりにも想像し創造する、難しくも楽しい稽古期間を終えて、今はもう、嵐の前の静けさを感じています。始まってしまったらあっという間に終わってしまう嵐のようなこの公演。存分に楽しんでいただけたら嬉しいです。 ●なだぎ武3日で5公演という短い期間の舞台というのが勿体無いくらいの内容になってます。もうきっちきちに詰まった【エグい女の世界】をしっかりと堪能しそして共感し感情のボルテージを上げて楽しんで欲しいです。女の世界を男が演じるという事にこの舞台の意味合いがあると思っていて、そこの滑稽さや面白さ、深さや単純さをそれぞれが受け取って自分や自分の環境を照らし合わせて感じ取るのもまた乙なものかと思います。宜しくお願い致します! ©AOI Pro. / にゃんにゃんカムカム / サンライズプロモーション ■思わず笑いが溢れる作品! 〜学生の観劇レポート〜 オムニバス作品で最初から最後まで見逃せない作品でした。特に、ループする女と褒め合う女は、「正直こんな場面あるある!」と大共感です。その他にもリアルな場面が多くありました。エグ女は、リアルさだけでなく、笑いや歌、踊りなど色々な要素があります。私は、まるで自分がその中にいるのかのような臨場感を味わいしました。ドキドキしたり、思わず笑ってしまう場面もありました。そして何と言っても、出演されているキャストの皆さんの、スタイリングもすごく綺麗で可愛いです。それぞれの場面で色々な衣装を着られているので、そこにも注目してみてください。エグ女は女性として生きることの大変さ、楽しさを教えてくれる作品でした。女性にも、男性にも、どんな方にでも楽しんで頂ける作品だと思います。ライブ配信もあるので、皆さんも是非この機会にご覧ください。(昭和女子大学2年 阿部瑠璃香) 「エグ女2025」の制作が発表されビジュアル写真がSNS上に流れてきたときから、普段”かわいい”よりも”かっこいい”イメージの方が強い出演者の方々のギャップに困惑しながらも開幕を楽しみにしていた作品です。オムニバスコメディでの上演とのことで、私のお気に入りの作品は「褒めあう女」です。全員の掛け合いのテンポ、表情、動き、全てが完璧すぎて笑いを堪えきれませんでした。これほどに”エグい”メンバーが同じ場所に集まるかどうかはわかりかねますが…地球上のどこかでこのような会話が繰り広げられているのではないか…と思ってしまうようなお話でした。そして、お話とお話の間にある劇中歌が、全年代共通の女子あるあるから最近の流行りまで網羅していて歌詞がおもしろい上に、出演者の方々が真剣に歌い、踊っている姿がおもしろさを加速させていて笑いが止まりませんでした。私の推しの女の子は「お姉ちゃん」で登場する陽子と「ほっとけない女」に登場する美月と「親友ちゃん2」に登場する恵と「罠をはる女」の千尋です。それぞれ違ったベクトルの”かわいい”を持っていてかわいすぎる…!と思いながら観劇していました…!もし実在していて、友達になりたいかと聞かれると…少し回答に詰まってしまいますが…。オムニバス形式での上演だからこそのおもしろさもあり、最後には「だからオムニバス形式だったのか!」と声を出して言いたくなってしまうほど腑に落ちました!なぜオムニバス形式なのか、なぜ最後のお話が「きれいなトイレ」で終わるのか、オープニングから伏線がたくさん張られているので注目して観てほしいです!そして、みなさんも推しを見つけてください!!!!!3日間の上演なことが惜しいくらいたくさん笑える作品でした!誰⼀⼈⽋けることなく千秋楽を迎えられるよう、⼼から願っています︕(城西国際大学2年 渡部優理絵) 【公演概要】 舞台『エグ女2025』10月3日〜10月5日 全5公演脚本:金沢知樹 / 野花紅葉(AOI biotope)演出:村上大樹出演:木原瑠生 武藤潤(原因は自分にある。) 鳥越裕貴 佐藤信長 小南光司 栗田航兵(OCTPATH) 磯野亨 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 竹井亮介なだぎ武会場:東京・日本青年館ホール公演公式HP:https://aoi-stage.jp/egujo2025/公式X:https://x.com/egujo2025主催 / 企画・製作:AOI Pro.共催:にゃんにゃんカムカム / サンライズプロモーション東京 学生新聞オンライン2025年10月3日取材 昭和女子大学2年 阿部瑠璃香/城西国際大学2年 渡部優理絵

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衆議院議員 デジタル大臣 平将明

目指せ!!「デジタル先進国」アナログ日本に風穴を開け、世界一AIフレンドリーな国に! 衆議院議員 デジタル大臣 平将明(たいらまさあき) ■プロフィールデジタル行財政改革担当・行政改革担当・国家公務員制度担当・サイバー安全保障担当大臣・内閣府特命担当大臣1989年早稲田大学法学部卒業。1996年、大田青果市場仲卸三代目社長となる。東京青年会議所理事長などを経て、2005年衆議院議員初当選後、連続7期当選。経済産業大臣政務官、内閣府副大臣、自民党AIPT/web3PT/フュージョンエネルギーPT座長、自民党新しい資本主義実行本部幹事長などを歴任し、デジタル大臣に就任。 経営者から政治家へ転身し、現在はデジタル大臣として活躍する平将明議員。金融危機やコロナ禍といった国難に直面するなかで、いち早く政治のデジタル化、国のDXデジタル大臣、平将明が語るを推し進めてきた。AI時代を生き抜く日本の現状とともに、未来を担う若者たちへの熱い想いをこれまでの歩みとともに語っていただいた。 ■経営者から政治家を目指す 早稲田大学法学部を卒業後は、家業の経営に携わりました。意識が変わったのは、金融危機を経験したことです。個人の力では対抗できない大きな荒波に直面したとき、これを解決するのは政治の力しかないと強く感じるようになりました。同じ頃、青年会議所という若い経営者の集まりに参加したことで、政治との関わりが増えていきました。当時の選挙は政策論争が乏しく、テレビでの討論会もないような時代でした。ポスターやパンフレットだけで候補者を選ぶのは難しく、候補者の能力や人柄を直接判断できる「公開討論会」の必要性を感じていました。2000年に各政党で公募制度が始まったのですが、東京青年会議所の大田区委員会委員長としてはじめて公開討論会を開き、コーディネーターを務めました。その後、2003年には東京青年会議所理事長として23区の17の小選挙区全てで公開討論会を実施し、この流れを全国に定着させることができました。公開討論会では候補者の皆さんと何度となく議論する中で、「政治家に官僚出身者や世襲議員が多く、民間の経営感覚が不足している」と感じるようになりました。経営者としての肌感覚を持つ私自身が、政治を通じて社会に貢献したい。そのような思いが強くなり、2005年に公募制度に応募。東京4区での公開討論会を経て、自民党の公認候補として初当選を果たしました。 ■デジタル大臣としての取り組み 青年会議所では2000年頃からパソコンを使ったペーパーレス会議が進んでいましたが、日本全体、特に政界ではまだアナログ中心の文化が色濃く残っていました。状況を一変させたのが新型コロナウイルスのパンデミックです。100年前のスペイン風邪とは違い、多くの人がスマートフォンを持ち、GPSやBluetooth、ビッグデータ、AIといった技術が使える時代になっていました。しかし、デジタル化には多くの課題がありました。日本の企業文化は個々の能力やチームワークで仕事が成り立っており、デジタル化に不可欠な業務の標準化やマニュアル化が進んでいませんでした。そこで私はデジタル担当副大臣として、日本をデジタル化するために「マイナンバーカードの普及」、「クラウド原則とクラウド化」、「規制の標準化」、「デジタルの司令塔となる役所の創設」という4つの提案を掲げ、実現に取り組みました。提案の実現はもちろん、日本全体のデジタル化に向けて、現在も邁進中です。 ■日本のAI政策と問題点 2030年にはAI人材の不足が懸念されていますが、私は学習機会を広げれば誰もがAI人材になれると考えています。東京大学の松尾豊教授が率いる松尾研のように、人数制限がなく、誰でも学べる教育環境が必要です。特に不足しているのは、AI開発とサイバーセキュリティの人材です。今後、政府は高度なサイバー人材の採用を考えていかなければなりません。そのためには可及的速やかに、民間と政府の間で人材が流動的に行き来する、リボルビングドアという仕組みを導入し、人材を確保することが必要です。また、2022年11 月にChatGPT が登場したことを受け、翌年1月には党でAIの進化と実践に関するプロジェクトチームを立ち上げました。このチームを通じて、生成AIに不可欠なGPUの確保、日本語に強いLLM(大規模言語モデル)の国内開発、海外発AIのバイアス問題に対するデータセットの準備、学習環境の整備、データセンターの強化といった課題を認識することができました。AIに対する世界の動きとしては、ヨーロッパが規制を重視し、アメリカはビックテックが政府に対してAIの進化やリスクに対する情報共有を自主的に行うことを表明しています。一方で日本は、法律によってAIの活動範囲を厳格に規定するのではなく、既存の法律を応用してリスクの高い部分はビッグテックと情報共有する仕組みとし、残りをガイドラインで運用する方針です。AIの学習における知的財産権や著作権の保護は当然必要ですが、学習プロセスそのものを規制するのではなく、生成された成果物が著作権法に触れる場合は問題とするという方針にしたことで、日本は「世界一AIフレンドリーな国」としてAI学習と実装がしやすい環境になりました。さらに働き手不足が深刻な日本においては、AIの積極的な活用が不可欠です。民主主義国家としての安定性、信頼性、そして地政学的な問題から、日本はアジアのAIセンターとして投資を集めています。私は大臣として外資からの投資において主な課題であったサイバーセキュリティとデータの利活用の法整備を進め、残る電力問題についても関係省庁と連携して解決を目指しています。 ■学生へのメッセージ 日本はチャンスにあふれた国です。積極的に挑戦し、失敗しても何回でもやり直せばいいのです。いやいややっていても身に付きません。ぜひ自分の好きなことを見つけて挑戦してください。また、今はいろいろな情報ソースがあるので、自分が何に関心があるのかを知るようにしてください。そして1つの専門性だけで満足せず、自分の強みを2つ以上作り、掛け合わせることでオンリーワンを目指すのです。軸足を2つ以上持つことをおすすめします。 学生新聞別冊2026年10月号 AI特集 東京理科大学1年 金丸颯人 東京理科大学1 年 金丸颯人/慶應義塾大学4 年 松坂侑咲/昭和女子大学2 年 阿部瑠璃香

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株式会社キープレイヤーズ 代表取締役 高野秀敏

AI時代に必要なのは、ズバリ「人間力」 株式会社キープレイヤーズ 代表取締役 高野秀敏(たかのひでとし) ■プロフィール1999年、東北大学経済学部卒業。株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)入社。2005年同社を退社し、株式会社キープレイヤーズを設立、現在に至る。キャリアコンサルタントや投資家として活躍中。主著に『セカンド就職のススメ』、『絶対に後悔しない就職先の選び方─親子で戦う就職最前線』『ベンチャーの作法』などがある。 高野秀敏社長はキャリアコンサルタントとして11,000人以上の面談、4,000人以上の経営者の採用相談に乗ってきたという。これまでさまざまなビジネスを手掛け、投資家としても活躍する社長に、AI社会の捉え方、ビジネスへの活かし方などお話を伺った。 学生時代は、勉強も遊びもそこそこといったごく普通の大学生でした。経済学部だったのですが、授業で学んだ経済の知識は、ビジネスの基礎として役立っていると感じています。就職活動は面接での受け答えが得意だったこともあり、苦戦することなくインテリジェンスに就職できました。学生時代から個人事業のようなことをしていたので、当時は珍しい学生だったかもしれません。 ■多くの経験からビジネスの基本を学ぶ 就職先では優秀な人材が集まっており、ビジネスの基本を学ぶことができました。サラリーマンを6年経験し、独立したのですが、独立後はキャリアコンサルタントや投資家として活動しています。学生のころから『日経新聞』を読み込み、社長とビジネスについて対等に話せるだけの知識を身に付けたことが他の人との大きな差別化になりました。若いながらも幅広い知識を持った面白い人間だと思ってもらえて、ビジネスチャンスが広がったと考えています。 ■AI時代に求められるコンサルティング力 投資家の視点から見ると、AIのプラットフォームはGoogle が資金力で圧倒しているために、新たな競争は難しいと考えています。しかし、AIを活用したコンサルティングは成長が期待できる分野です。多くの企業はAIの重要性を認識しながらも具体的な活用方法が分からず、コンサルティングへの需要が高まっています。また、AI時代になっても置き換わらないのは、ズバリ「人間力」です。AIが苦手とする問題発見力や問題解決力といったスキルが、今後ますます重要になります。ホワイトカラーの仕事の多くがAIに代替される可能性がある一方で、エッセンシャルワーカーのように、清掃や介護など人が嫌がるような仕事はAIでの自動化がまだまだ難しいのが現状です。そういった分野にビジネスチャンスがあるはずです。今後の仕事としては、KOL(Key Opinion Leader)を深掘りし、社会に価値あるものを残していきたいと考えています。スタートアップ企業、ベンチャー企業などを応援するのが自分の仕事です。日本でも挑戦する人たちが増えていき、各人が適材適所で輝ける社会になるといいですね。 ■学生へのメッセージ AIがどれほど進化しても、人と人とのコミュニケーションや感情の機微を理解する力は、AIでは代替されにくいと考えています。新規事業を立ち上げるのも最終的には人の情熱と行動力です。また、学生時代は好きなことを見つけてとことんやることが大切です。勉強でも遊びでもとにかく何かに打ち込んでみてください。 学生新聞別冊2026年10月号 AI特集 昭和女子大学2年 阿部瑠璃香 昭和女子大学2年 阿部瑠璃香

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東急不動産株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 星野浩明

「やってみる」から、都市は動き出す。 東急不動産株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 星野浩明 (ほしのひろあき) ■プロフィール1965年9月生まれ埼玉県出身。慶應義塾大学経済学部卒業。1989年4月、東急不動産株式会社に入社。オフィス・商業施設事業などに従事。執行役員、取締役などを経て2023年4月に東急不動産株式会社代表取締役社長。「100年に一度」と言われる東京・渋谷の再開発などをけん引する。 「この公園、いいな」という学生時代の気づきから東急不動産の星野浩明氏は、不動産業界に関心を持ち、入社後は都市に緑を届け、人が集まる理由をつくり続けてきた。バブルもリーマンもコロナも乗り越えてきたその原動力は、「逃げない・諦めない・へこたれない」。その言葉には、不安を抱える学生にも響く、リアルな情熱と覚悟が詰まっている。 私は1985年から1989年にかけて大学に通っていました。当時はバブル経済の真っ只中で、株価は毎日のように上昇していましたし、学生でも資産運用に関心を持っていた時代でした。学生の頃の私は、とにかく人と集まるのが大好きで、勉強よりも、サークル仲間と一緒に過ごす時間を大切にしていましたね。毎日のように大学で顔を合わせては、そのまま街へ繰り出して、よく語り合っていました。特に打ち込んでいたのは「シーズンスポーツ」です。当時流行していたインカレサークルに所属して、テニスを中心に、その季節ごとにいろんなスポーツを楽しんでいました。「まずはやってみよう」というスタンスが基本で、仲間とのつながりが何よりの原動力でした。 ■「この公園、いいな」から始まった不動産への関心 そんな私が不動産業界に興味を持ったのは、何気ない瞬間がきっかけでした。ふと街を歩いているときに「この公園、気持ちがいいな」と感じて、じゃあこれは誰がつくっているんだろうと調べ始めたんです。土地や建物がどう動くのか、どう価値を生んでいくのかを追いかけていくうちに、「建てる側」に回れば、街そのものの魅力づくりに関われると気づきました。3年生の頃には不動産業界への志望を固めて、東急不動産への入社を決めました。入社後に最初に担当したのは、蒲田駅前にある、屋上観覧車で有名な「東急プラザ蒲田」(所在地・東京都大田区)のリニューアルでした。駅前の一等地とはいえ、私もまだ駆け出しで、建物などの制約も多くて、なかなか私の当初の想定どおりにはリニューアル計画は組み立てられませんでした。仕事は実際にやってみないと分からない、だからこそ挑戦し続けるしかないということを学んだのはちょうどこの頃でした。2008年にはリーマンショックが起きて、業界全体が大きな打撃を受けました。建設途中のプロジェクトも、資金繰りが難しくなって、融資が止まるという事態にも直面しました。そのあと処理を通じ、「自分は何のためにこの仕事をやっていたんだろう」と、自問自答した時期もありました。それでも私は、「完成した建物には必ず意味がある」と信じて、仕事に向き合い続けました。この経験から、私の仕事観である「途中で投げ出さない。答えが出るまで立ち止まらない。」が形成されました。 ■渋谷再開発。「来たくなる街」をもう一度 当社の主力事業の1つに渋谷の再開発があります。東急グループ全体で長年取り組んできた、鉄道と都市が一体となったまちづくりの集大成ともいえるプロジェクトです。ただ、コロナ禍を経て、人の流れは明らかに変わりました。在宅勤務が普及して、「オフィスに来たくなる理由」が求められるようになりました。だからこそ、「また行きたくなる街とは何か」を再定義されることが求められています。渋谷は、ファッション、音楽、動画など、多様なカルチャーが混じり合い発信されている街です。そういう街においては、「雰囲気」や「空気感」こそが、街の価値を決める要素になるんですよね。街のカルチャーを大事にしつつ、時代を先取りしたまちづくりを、想いを込めて行っていく。私はそんな都市のあり方を、追求していきたいと思っています。私たちのオフィスが入っている「渋谷ソラスタ」でも、そうした思想を反映した空間づくりをしています。各部署が自由にレイアウトを考え、緑を多く取り入れた空間にしたフロアもあります。これらの多くは従業員の皆さんの発案。ボトムアップの風土が、ここにはしっかりと根づいていると思います。また、私が都市開発をするうえで大事にしているキーワードのひとつが、「緑のネットワーク」作りです。たとえば、明治神宮から外苑、青山、表参道といった我々が「広域渋谷圏」と呼んでいる都心のエリアを、ビル屋上などに点在する緑でつないでいく緑のネットワークという構想を描いています。一見するとそれぞれの緑がバラバラに見えるけれども、上空から俯瞰すればちゃんとつながっています。それは生態系にも良い影響を与えますし、都市に“やすらぎ”をもたらしてくれるものだと思っています。 ■エネルギー事業、地方連携…進化するディベロッパー像 東急不動産は、近年、再生可能エネルギー分野にも力を入れています。太陽光パネルなどの発電施設を設置するために地元関係者と協議しながら土地を開発するなど、都市インフラの視点で、不動産とエネルギーとを融合させた新しい事業を行うこともしています。さらに、神奈川県相模原市や北海道松前町など地方自治体との協業なども進めています。多様な暮らしの形を支えるのも、まちづくりの一部と言えると思います。「自分が本当に暮らしたい街って、どんな街だろう?」の問いを胸に、人と自然が共に生きる都市を目指して、これからも歩みを止めずに進んでいきたいと思います。 ■「まずはやってみる」姿勢を、若い人たちに伝えたい 知らないことがあると悩んでしまうこともあるもしれません。でも、大事なのは「まずやってみる」こと。やってみて、自分の言葉で語ってみる。そこからすべてが始まる、と私は思います。そして、できるだけ多くの人と会って、語り合ってほしいと思います。ネットの情報だけでは得られない「人の温度感」って、すごく大事なんです。 ■学生へのメッセージ 今は景況感が比較的良い環境が続いていますが、今後、社会に出て働いているうちに景気変動の波がどこかで訪れ、苦労することもあるでしょう。そういう時にも心持ちを強くしておくことが重要ですね。長い社会人生活、必ず凸凹を体験するときが来ます。凹んだときもそれを跳ね返せるよう、心身共に常に備えておくことが重要だと思います。文系理系関係なく、諦めない胆力のある学生に期待しています。 学生新聞オンライン2025年7月30日取材 國學院大學3年 寺西詩音 学習院女子大学 3年 岩井美穂 / 東京理科大学 1年 金丸颯人 / 國學院大學 3年 寺西詩音

コラム

テリー伊藤 コラムVol.63 日本に来る外国人観光客は増えたけど

来日する外国観光客の数は2024年は約3700万人で過去最高の記録となった。韓国人が最も多く約882万人。今年に入ってからもその勢いは止まらない。2025年1月の1か月間に380万人と去年の40%増となっている。この調子で行くと、日本政府の目標2030年6000万人も現実味を帯びて来た。皆さん円安の恩恵を満喫しているのでは。 日本を知って親しんで貰えるのは嬉しい事ではあるが、迎える我々側に問題もある。東京オリンピック誘致に必死だった数年前は、日本に来るお客さまを「“おもてなし”の文化で迎えよう」が流行語になった。日本人の総意でもあった。しかし最近は観光客の増加を良いことに、やたらと物の値段が高い。ホテル料金は2倍になっている。私の地元築地でも一口で食べられる和牛ステーキが3,000円~5,000円は当たり前、魚河岸名物「海鮮丼」5,000円と、銀座の高級寿司屋も真っ青な値段をつけている。さすがに高すぎる。同じ築地に店を持つ実家「丸武」の一口玉子焼きは150円と昔のままだ。老舗のお店は適正価格で頑張っている。こんな話は日本中の観光地ではよく聞くようになってしまった。荒れた商売をしていると、観光客の皆さんもいつかは気づくに決まっている。こんなことで日本に良い印象を持ってもらえるのか。心配なのだ。 心配ついでに・・・警察に届けられた全国の現金の落し物が増加しているそうだ。2023年約228億4500万円。都内だけでも2023年39億円、2024年44億9000万円と5億円以上も増加。警察に届けられていない現金を考えると凄い数字になる。その理由のひとつに外国人観光客の増加も関係している事が考えられる。キャッスレス社会になって来たものの、来日した際に多額の現金を両替し、お財布を持たずに札束をポケットやカバンに直接入れるケースも多く、ごった返したレジ辺りで落としたり、スマホをポケットから出した時に滑り落とすことも想像出来る。 もう一つの心配事は、繫華街で両手一杯の土産物を持って歩いている方を沢山見かけるが、そんな中で、疲れきった表情で道に直接座って休んでいる人を多く見かけることです。そうなんです、街中にひと休みするスペースが無さすぎる。ほっと出来ない。スターバックのようなお店はあるが混んでいて入れないのが現状。 よく日本は「綺麗な公衆トイレがたくさんあって素晴らしい」「おもちゃ箱みたいに楽しい」と言ってもらうが、それに甘えず、真の「おもてなし」とは何かを再び考える時が来ていると思う。元気で楽しく心地よく、また日本に戻って来てもらえる、そんな国にしていこう! テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

吉川みなみ

株式会社東洋堂 代表取締役社長 松森武夫

日本のはんこを世界の文化へ 攻める姿勢が道を開く 株式会社東洋堂 代表取締役社長 松森武夫(まつもりたけお) ■プロフィール出身地:長崎市 東洋大学経営学部中退 趣味:旅行・釣り・読書経歴:株式会社サンポール入社、株式会社日拓観光入社、25歳独立自営。30歳株式会社東洋堂設立。職域、社内販売で官庁大企業を開拓して販路を広げて代理店を募集しFCのきっかけをつかんだ!48歳に店舗、はんこ広場をスタート55歳でFC店舗100店達成、目標は世界にはんこ文化を広げて<はんこを世界の文化にする>そしてサインとはんこの二本立てで自分を証明するのが当たり前の世界にしたい‼️ はんこ専門店「はんこ広場」を全国100店舗以上に展開する東洋堂。はんこを取り扱うだけでなく、デジタルサービスの提供や各官庁や大企業の指定業者になるなど、唯一無二のビジネスモデルを確立している。創業者の松森武夫さんに、事業展開のための着眼点や営業に対する姿勢を語っていただいた。 学生時代ははんこ屋のアルバイトに時間を使っていました。大学進学と同時に上京したので、生活に余裕がなく、自分でお金を稼がなければと思っていたからです。なぜはんこ屋だったのかと言うと、売上の7割が利益になるほど粗利益が高かったことと、はんこ屋といえば高齢者が経営している印象が強かったため、若者がやればもっとうまくいくのではないかと単純に興味を持ったからです。アルバイトながら営業に注力していて、沖縄返還の時に「アメリカから日本になるということは、サインからはんこが必要になる」とにらんで、沖縄ではんこのチラシをばら撒きました。すると1週間で約1億円を稼ぐことができ、見立ては大成功。この経験がきっかけで、はんこビジネスの可能性とお金を稼ぐことの面白さに気づきました。 ■攻めの営業スタイルの確立 アルバイトを辞めて独立したのは25歳頃です。沖縄返還の時に成功した資金も、遊び歩いたせいですぐに使い切ってしまい、「このままではいけない」と思ったんです。初めは中小企業に飛び込み営業をしていたのですが、それだけでは徐々に限界を感じました。そこで、大企業の食堂や売店ではんこの社内販売をやってやろうと考えたんです。まず、企業の電話番号が載っている本を買ってきて、一社一社に電話をかけました。「はんこの売上の5%は、御社の福利厚生に使っていただいて構いませんので」とメリットも説明して、企業と組合の両方を渡り合って関係を築いていきました。度胸を武器に積極的に交渉した結果、当時の大企業のほとんどと契約できましたね。 また、自分の身一つで営業をするよりも、店を持っている方が信頼性は高く、お客様の安心感に繋げられることにも気づきました。そこで46歳頃に店を持ち、はんこ屋には珍しいフランチャイズの展開を進めていきました。現在は、直営店とフランチャイズ店を合わせて100店舗以上あるので、当時から考えるととても大きく広げられたと思いますね。 ■はんこをベースに、はんこだけではないビジネスを 東洋堂のベースは、はんこの収益の安定性です。買い物をする時は好き嫌いで判断することが多いと思うのですが、日本では契約や資料作成の時に必ずはんこが必要になりますよね。好き嫌いは関係ない絶対的なものとして、はんこは日本人にとって重要なんです。 また、時代の変化に合わせて、はんこだけでなくデジタルやITも取り入れていることがもう一つの特徴です。フランチャイズを始めた時、名刺・印刷・鍵などの商品も同時に扱うことで、ビジネスで必要なものが全てそろう「ビジネスコンビニ」を目指しました。このはんこを入口にする考え方を応用し、現在は企業のホームページ作成も受注しています。起業をきっかけに会社の印鑑を作るお客様を見て、同時に会社のホームページや社名の看板のニーズもあるだろうと思いついたんです。これから会社を経営していく上で必要なものはたくさんありますからね。はんこを作りに来て下さるお客様は、見込み客でもある。その気づきが新たなビジネスチャンスを生み、成功しました。時代の変化を捉えて、アナログとデジタルの両方を揃えることが、現在もはんこ屋として存続していられる理由だと思います。 ■はんこを世界の文化にしたい 夢は、はんこの未来を広げることです。DX化が進み、はんこを使う場面は少ないと感じる人もいるかもしれません。しかし私は、電子印鑑の新たな分野での活用や、はんこの文化の世界展開を目指しています。実際に、2年前から「世界はんこ登録センター」という海外の人が登録できる印鑑証明のサービスを始めました。周りには「はんこは日本の文化だから世界展開なんてやめておけ」と反対されましたが、現在は欧州の芸術家やアーティストの方を中心に支持をいただき、利益を出すことができています。絵画や作品にサインと同時にはんこを押すことで、二重の信頼が生まれることに興味を持っていただけたからです。また、日本ならではの漢字も魅力的なようで、当て字で名前を彫る方も多いです。レアルマドリードのベッカム選手にも「別花夢」というはんこを作ったこともあるんですよ(笑)。 この流れを応用して、海外の契約に「サイン+印鑑」を定着させたいと思っています。例えば、日本の友好国に印鑑登録制度を取り入れてもらうこと。印鑑の登録料や証明書の発行料は国の大きな収入源の一つなので、そのメリットを説明することで、財源としても興味を持ってもらえるのではと期待しています。 ■ピンチはアイデアの元。野心を持って挑戦せよ 会社を経営する上で大事にしているのは「独立心」です。これまで、お金を稼ぐ必要性に迫られた学生時代や、資金が尽きそうになった独立時代など、いろいろなピンチがありました。しかし、私はそれをマイナスには捉えず、「今こそ知恵を出せ」と言われているととらえていました。実際、順風満帆でないからこそ生まれたアイデアが東洋堂を広げてくれました。原体験があるので、社員にも「独立心を持て。でないとアイデアは生まれない」と話しています。真面目に働くことはもちろん重要ですが、「勤め人」という感覚だけでは仕事が作業的になってしまうと思うんです。役所と違って、民間企業は絶えず挑戦していかなければいけないので、野心や意欲を持って過ごしてほしいですね。9割失敗しても、1割成功すればいい。そんな独立心がある人と一緒に働きたいです。 ■大学生へのメッセージ 独立心と意欲を持って日々を過ごしてほしいです。幸せな時は緩慢になり、ピンチはアイデアを思いつくチャンスです。積極的な姿勢を持っていると、きっと仕事でも成長すると思うので、頑張ってほしいですね。 学生新聞オンライン2025年5月31日取材 上智大学4年 吉川みなみ 城西国際大学2年 渡部優理絵/上智大学4年 吉川みなみ/国際基督教大学3年 丸山実友

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朗読劇『成瀬は天下を取りにいく』

©松竹 【シリーズ累計150万部突破の本屋大賞受賞作!】朗読劇『成瀬は天下を取りにいく』が2025年9月13日(土)~15日(月祝)に草月ホール(東京都港区赤坂 7-2-21 草月会館地下 1 階)にて上演されます。 原作、宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(新潮文庫刊)は、2023年の刊行以来、「こんな主人公に会ったことがない」と多くの読者を驚かせ、共感させ、笑わせてきた。滋賀・大津を舞台に、「自分が決めたことは必ずやり遂げる」女子高生・成瀬あかりの突き抜けた行動力と、周囲を巻き込んでいく姿が描かれている。文学的な評価はもちろん、読者の口コミを中心に人気が拡がり、本屋大賞をはじめとする数々の賞を受賞。続編『成瀬は信じた道をいく』と合わせて、シリーズ累計150万部を超える社会現象的な作品となった。 その物語が、朗読劇というかたちでステージに立ち上がる。しかも、人気実力派声優たちによる日替わりキャスト制という、毎公演ごとに異なる表情を楽しめる贅沢な構成。 このたび初回公演を観劇させていただいた。 ■初日公演 観劇感想 実をいうと、未だ一度も本作『成瀬は天下を取りにいく』を読んだことも触れたこともなかった私。話の内容も登場人物の特徴も知らない状態でしたが、前情報がなくても夢中でストーリーを楽しむことができました!私の耳の奥にまで響く、鋭く透き通った岩田陽葵さん(成瀬あかり役)の声は、成瀬の底抜けの明るさと意思の強さととても合っていました。 最も印象的だったのは、梅田修一郎さん(西浦航一郎役)の告白シーン。誰かに好きを伝えることの恥じらいと緊張感、それでも伝えたいという強い思い。「勇気を振り絞る」とはまさにこのことなのだと強く感じさせる圧巻の演技でした。普通とは少し変わった切り口でこの作品と出会いましたが、とても新鮮でした。文字では感じ取りきれない、その場面の緊張感や興奮を、朗読を通して、よりリアルに肌で感じ取れる。新しい物語の楽しみ方になること間違いなしです。せっかくの機会に一度、足を運んでみて欲しいです! 上智大学2年 張芸那 初めて朗読会を観劇したのですが、「ただ読むだけ」というイメージが一気に覆されました!声優さんたちが目の前でアニメを収録しているような臨場感があって、スポットライトや身振り手振りまで加わることで、まるで物語の世界に飛び込んだような感覚になりました。合間に入る効果音もとてもリアルで、自然と物語に引き込まれていました。 一人で三役を演じる方もいて、「本当に同じ人なの!?」と驚くほどの演じ分けに感動しました。誰がどのキャラクターか迷うことなく、それぞれがしっかりと生きているのを感じられました。観客も物語に引き込まれて、面白い場面では思わずクスッと笑い声が漏れるなど、会場全体が一緒に物語を楽しんでいる空気がとてもワクワクしました。特に成瀬役の岩田陽葵さんの演技は力強く、「我が道を行く」「挑戦する」真っ直ぐに挑戦する気持ちが伝わってきて胸が熱くなりました。一度は皆さんにも体験してほしい、素敵な時間でした。 情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥 原作の世界観を臨場感たっぷりに表現しながらも、完全な舞台劇ではない自由さを残していてとても面白かったです。高校生の青い日常を少し覗き見たような、青春物語の中に飛び込めました。主人公の成瀬の独特さを芯に、周りの登場人物が成瀬のペースに巻き込まれていく様が誰にでもどこにでもある日常の一面で、惹きつけられました。コメディ要素、青春要素、友情要素、などなど、この一つの物語にさまざまな視点が垣間見ることができて飽きない構成でした。アニメとは違う、生ものの朗読劇だからこその、その時だけの『成瀬は天下を取りにいく』が観れたし、舞台劇ではないからこその観客の空気、観客の自由さ、解釈の柔軟さがあって、面白いと思いました。 初めて朗読劇だったので、期待して会場へ向かいました。アニメや舞台劇とは違う、生ものとして声で伝える演技というものを正面から受け取ることができました。その時のテンション、その時の空気、ノリで朗読劇の間や雰囲気が変化することがとても印象的でした。 専修大学2年 星萌果 <公演概要> 公演名:朗読劇『成瀬は天下を取りにいく』 公演日:2025年9月13日(土)~15日(月祝)9月13日(土) 昼の部:開演14:30、夜の部:開演18:309月14日(日) 昼の部:開演14:30、夜の部:開演18:309月15日(月祝) 昼の部:開演13:00、夜の部:開演17:00※開場は、開演の30分前を予定しております。 会場:草月ホール(東京都港区赤坂 7-2-21 草月会館地下 1 階) 原作:宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(新潮文庫刊)演出:野坂実脚本:土城温美主催・製作:松竹株式会社後援:日本テレビ放送網株式会社 出演:9月13日(土)岩田陽葵/紡木吏佐/梅田修一朗 他9月14日 (日)安済知佳/諏訪ななか/今井文也 他9月15日(月祝)若山詩音/青木陽菜/石谷春貴 他 ■ストーリー2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。 ■チケット情報チケット料金:全席指定 SS席:11,000円(税込)、S席:9,900円(税込) A席:8,800円(税込)、B席:6,600 円(税込)一般(先着)チケットイープラス https://eplus.jp/naruten_rodoku/アニメイト https://www.animate-onlineshop.jp/pn/pd/3172984/ ■公演公式HP・公式X・公式HP:https://plan.shochiku.co.jp/naruseakari_roudoku/・公式 X(旧 Twitter): https://x.com/naruse_roudoku ©宮島未奈/ざしきわらし/新潮社 学生新聞オンライン2025年9月13日取材 上智大学2年 張芸那/情報経営イノベーション専門職大学2年 山田千遥/専修大学2年 星萌果

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舞台『賭ケグルイ』ゲネプロレポート ~この作品にオールイン!さァ、賭...

会⾒写真︓左より、⾖⽣⽥楓役 笹森裕貴、桃喰綺羅莉役 梅⽥彩佳、蛇喰夢⼦役 蟹沢萌⼦(≠ME)、鈴井涼太役永⽥聖⼀朗、早⼄⼥芽亜⾥役 ⼩泉萌⾹ 2025年9⽉5⽇(⾦)より東京都品川区・シアターHにて、舞台『賭ケグルイ』が開幕しました。原作は2014年3⽉より⽉刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)にて連載中の原作︓河本ほむら、作画︓尚村透による漫画「賭ケグルイ」。2017年にはTVアニメの放送が開始し、2018年には実写ドラマが放映され⼤きな話題となりました。物語の舞台となるのは、⽣徒同⼠のギャンブルによる階級制度によって⽀配されている私⽴百花王学園。個性豊かなキャラクターが織りなす学園ギャンブルストーリーから誰もが⽬を離せなくなります。あなたの⽬の前で繰り広げられる⼼理戦、歌とダンスで彩る新しい「賭ケグルイ」の世界へお連れいたします。今回2025年9⽉5⽇にシアターHで⾏われたオフィシャル会⾒・ゲネプロを取材させていただきました。 ■狂気的で美しい世界を皆様に ~オフィシャル会見~ 蛇喰夢⼦役 蟹沢萌⼦さん(≠ME)舞台『賭ケグルイ』には、歌とダンスがたくさんあります。それぞれのキャラクターの個性に合わせた曲調や、ダンスでは、パワフルな部分、しなやかな部分もあり、舞台ならではだと思うので、ぜひ注⽬して観ていただけたらと思います。稽古が始まる前は、私⾃⾝本当に緊張していたのですが、演出の⻄⽥さんをはじめ、カンパニーの皆さんがとても明るく、パワフルな空気感の稽古場で、とても勉強になりました。原作の漫画と照らし合わせながら、⼀つ⼀つのシーンをものすごく丁寧に⼤切に作っていただいたので、ぜひ皆さんにも細かい部分まで観ていただきたいです。そして、この狂気的で美しい世界を皆様に存分にお届けできたらいいなと思いますし、私⾃⾝も蛇喰夢⼦として皆さんと⼀緒に駆け抜けていけたらいいなと思っております。ぜひ感想なども届けていただけたら嬉しいです。劇場にいらっしゃる皆様も、この世界にオールインしてください︕よろしくお願いします。 鈴井涼太役 永⽥聖⼀朗さん⾒どころは、本当に全てです︕「賭ケグルイ」という作品の世界を舞台ならではの表現で彩っていて、誰も⾒たことないような前代未聞の作品になっていると思います。僕は最強のモブなので、多くのシーンに出演していますが、どこも美しくて迫⼒があるシーンばかりなので、ぜひ期待して観にきていただけたら嬉しいです。 早⼄⼥芽亜⾥役 ⼩泉萌⾹さん「賭ケグルイ」を舞台化するという発表をさせていただいた瞬間から、喜びの声を上げてくださる⽅々が本当に多かったので、その⽅々の期待値を超えられるような舞台にしたいと思います。アンサンブルさんがアクロバットをしている箇所があったりして、⾒応えのある作品になっていると思いますので、たくさん楽しんでいただければと思います。 ⾖⽣⽥楓役 笹森裕貴さん役者⼀⼈⼀⼈が表現⼒に⻑けている⽅々ばかりでしたので、僕も稽古中たくさん勉強させてもらいながら今⽇に⾄りました。僕⾃⾝演じていて、新しい演劇の形を体現させてもらっていますし、⽣⾝の⼈間がやる意味が顕著に表れている作品になっています。五感全てで楽しめる…あ、嗅覚、味覚、触覚はありませんが…目と耳で最大限に楽しんでいただける作品だと思います。頑張ります。 桃喰綺羅莉役 梅⽥彩佳さん演出の⻄⽥⼤輔さんが「どちらが勝つかは台本的に決まっているけども、どちらに転ぶかわからないドキドキ感を忘れないようにしてほしい」と稽古中に仰ってくださったことが印象に残っています。その⾔葉を聞いたことで、普段の稽古より全員の体温と空気感が上がっているように感じました。お客さんも、勝敗がどちらに転ぶかは原作やアニメを⾒てわかってはいることかもしれませんが「今⽇はもしかしたら違うことが起きるかもしれない」というドキドキ感を持って観ていただきたいなと思います。「賭ケグルイ」はアニメ化、映画化をされていて、稽古に⼊る前に全て⾒させていただきました。どちらもとても良かったです。だけど、舞台化も負けないくらい素晴らしいです︕よろしくお願いします。 ■原作を彷彿とさせる演出あり! ~学生の観劇レポート~ 開幕直後から、原作を彷彿とさせる演出でとても惹き込まれました。今作でも、演出の⻄⽥さんの複数の出来事を同時に進⾏させながら交錯させる構成が存分に発揮されていています︕  蟹沢萌⼦さんが演じる蛇喰夢⼦は、狂気的で、圧倒的な美しさがとても魅⼒的。照明が夢⼦の異様さと美しさをより際⽴たせているので、ぜひ表情に注⽬して観ていただきたいです。鈴井涼太役の永⽥聖⼀朗さんは、ご自身では最強のモブと仰っていた役柄をその演技力で等⾝⼤に表現されています。そして今回役者の中で特筆したいのは、桃喰綺羅莉役の梅⽥彩佳さん。舞台上に登場した瞬間から場の空気を変えるほどの圧倒的な存在感を放っており、キャラクターの持つカリスマ性を体現されていました。印象的だったのは、アイドルの夢⾒弖ユメミがファンへの思いを語るシーン。照明の演出効果も相まって、私自身にもグサグサと⼼に刺さりました…。男⼥問わず楽しめる最⾼な舞台です︕誰⼀⼈⽋けることなく千秋楽を迎えられるよう、⼼から願っています︕ 学生新聞オンライン2025年9月5日取材 城西国際大学2年 渡部優理絵 <舞台『賭ケグルイ』公演情報> ■劇場:シアターH■公演日程:2025年9月5日(金)~9月14日(日)■原作:「賭ケグルイ」河本ほむら・尚村透(「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)■脚本・演出:西田大輔■音楽:和田俊輔振付:YOKO(HIGH-ENERGY) 美術:松生紘子 照明:大波多秀起 音響:柳浦康史映像:Oberon inc. 衣裳:川島加菜果 ヘアメイク:城本麻紀 歌唱指導:新良エツ子・澤田真里愛演出助手:佐久間祐人 演出補佐:梅澤良太 舞台監督:伊藤清一宣伝美術:江口伸二郎・告原小百合 宣伝写真:川面健吾制作進行: 杉田智彦(アズプロジェクト)出演:蛇喰夢子役 蟹沢萌子(≠ME)、鈴井涼太役 永田聖一朗、早乙女芽亜里役 小泉萌香生志摩妄役 音くり寿、皇伊月役 河内美里、西洞院百合子役 朝倉ふゆな、夢見弖ユメミ役 村山結香(≒JOY)、黄泉月るな役 佐竹桃華豆生田楓役 笹森裕貴桃喰綺羅莉役 梅田彩佳ENSEMBLE:KENTA 小石川茉莉愛 Okapi 石川凜果 HARUYOSHI 石田彩夏 友松克太 宮嶋すみれ■舞台HP・SNS舞台公式HP:https://www.marv.jp/special/kakegurui/舞台公式X:@kakegurui_stage https://x.com/kakegurui_stage■主催:舞台「賭ケグルイ」製作委員会©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・舞台「賭ケグルイ」製作委員会