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Archive for 運営スタッフ

加藤心渚

株式会社串カツ田中ホールディングス 代表取締役社長CEO 坂本壽男

居酒屋の枠に囚われない挑戦で串カツを日本の文化に 株式会社串カツ田中ホールディングス 代表取締役社長CEO 坂本壽男(さかもと としお) ■プロフィール 1976年4月生まれ、長崎県島原市出身。慶応義塾大学経済学部卒。2000年4月に日本酸素㈱(現日本酸素ホールディングス㈱)入社。2004年11月公認会計士に合格。同年12月新日本監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入社。前社長(現会長)、貫啓二に誘われ、2015年2月に株式会社串カツ田中へ入社。CFOとして同社の株式上場をけん引する。2022年6月、株式会社串カツ田中ホールディングスの代表取締役社長 CEOに就任。 全国に300店舗以上を展開し、日本中に串カツを普及させた串カツ田中。運営する串カツ田中ホールディングスの代表取締役CEO・坂本壽男氏は、化学メーカーの勤務や公認会計士、同社のCFOを経て現職に就任した。そんな坂本氏に、事業拡大を目指す社内の取り組みや、串カツ田中ならではのこだわりを聞いた。 大学時代はやりがいや社会との接点を求め、アルバイトに力を入れていました。アルバイト先の喫茶店にはカラオケやパーティールームもあり、それをアルバイト店長として、1人で回すという多忙な日々を過ごしていました。私以外にも店長を任されている学生アルバイトが数人おり、日々ローテーションでシフトを組んでいました。だから、情報交換は大切にしていましたね。夏休みには喫茶店の仕事以外にも社長が所有するコテージの予約を対応したり、マルチに色々な仕事ができて楽しかったのを覚えています。アルバイトは社会勉強をする機会を多く与えてくれました。また、バイト先には、当時は家にあるのが珍しかったパソコンがあり、それでよく社長に教えてもらいながら会計の勉強をしていました。今思えばその経験が、公認会計士を目指した原点だったのかもしれませんね。 ■多くの挑戦と迷いを経てたどり着いたのは串カツ田中への入社 卒業後は化学メーカーに3年間勤務したのですが、働く中で「自分には会社員は合わない」と感じることがあり、独立を考え始めました。というのも私は長崎県の田舎出身で、周りには農業や漁業など自営業の家庭が多く、幼い頃からみんなが自由で楽しそうに働く姿を目にしてきたからです。そのような環境で育ってきた私にとって、敷かれたレールを進むことや毎月必ず給料をもらえる環境は、少し物足りなさを感じていたのです。ちょうどその時、税理士の資格を取得した友人がいたのですが、その友人のように頑張れば頑張るほど評価されて先祖代々継げる士業に興味を持つようになりました。そこで、公認会計士の資格を取得して、独立を目指しました。会社を退職後は、貯金を切り崩しながら朝から晩まで勉強し、2年半後に無事に国家試験に合格することができました。公認会計士になってからは、まずは監査法人に就職しました。10年で独立すると決めていたので、監査法人を退職する間際に、取引先の一つである串カツ田中の貫社長(現会長)にも独立の報告をしました。その際「独立なんて大変だから絶対失敗するよ。それならCFOとしてうちに入社しないか」と声をかけていただいたのです。当時の串カツ田中はまだ小さな企業で上場を意識し始めた頃でした。独立かCFOか迷いましたが、ご縁や家族と仕事の将来を考え、入社を決めました。串カツ田中に就職後は、組織づくりに関わる様々な仕事に携わりました。まだ管理体制や経理、社内規程などが整っていなかったため、会社を上場させるための体制も整えました。CFOから代表取締役社長CEOに就任したのも、貫からの提案でした。「300店舗まで会社を広げられた今、目標の1000店舗まで成長させるには、経営や金融の専門的な知識が必要だから坂本さんに任せたい」と言っていただけたのです。 ■目指せ1000店舗。串カツを日本の文化にする。 串カツ田中は、早い段階からフランチャイズ展開に力を入れています。まだ2、3店舗の時、模倣店が出てきたことがあったのですが、そこの串カツを食べてみると美味しくありませんでした。メジャーな食べ物なら1店舗の味でイメージはつきませんが、串カツのような珍しい食べ物ならば、初めての1店舗の味が美味しくなければそのままのイメージがついてしまいます。串カツを寿司やラーメンに並ぶ日本の文化にしたい私たちにとっては非常にまずい状況です。当時はまだ資金もなく、打開策として始めたのがフランチャイズでした。店舗数を伸ばしていくうちに地元に根付いた経営が大切になることに気がつき、現在でも地方はフランチャイズに任せています。店舗の場所にも工夫があります。大通りに面していたり、一階に限定していたり、目につく場所にあるので、店舗を展開するほど広告になります。目標は1000店舗ですが、質を落とさずにどう増やしていけるかが今後の課題になると思います。そのほか、串カツを多くの人に広めるために様々な取り組みをしています。そのひとつが、コラボ商品の開発です。直近だとアパホテルさんが出している「アパ社長カレー」や、エースコックさんの「スーパーカップ」とコラボしました。評判や売り上げもよく、多くの人に知っていただけたきっかけを作れたと思います。そして、昔から力を入れているのは子どもたちに串カツ文化を知ってもらうことです。居酒屋は子ども連れで入りにくい環境ですが、串カツは世代を跨いで人気になってもらいたい。そのため、居酒屋では珍しいキッズメニューの用意や、こども本気じゃんけん(じゃんけんに勝つとドリンク無料)をはじめとした様々なお子様サービス、2018年からの禁煙化など、安全に楽しんでいただける環境を工夫しています。 ■串カツ田中以外のブランドも拡大中 我が社では串カツ田中以外にも、鳥と卵の専門店「鳥玉」やタレ焼き肉と包み野菜の専門店「焼肉くるとん싸다」、海外進出を果たしたカツサンド専門店「TANAKA」などを運営しています。コロナ禍で飲食業界は大打撃を受けました。そのような不測の事態に負けない会社を作るため、串カツ田中に次ぐ第二のブランドとして誕生したのが鳥玉と焼肉くるとんです。また、以前から海外にも目を向けていて、どのような形でチェーン展開したらよいかは考えていました。お酒メインの居酒屋では文化的な違いもあり、海外では受け入れられにくく多店舗展開しづらい。そこで、アルコールを使わない新たな業態として「TANAKA」を出店しました。今年中にアメリカにあと2店舗オープンする予定です。 ■学生へのメッセージ 親に感謝することを忘れないでください。勉強するのにもたくさんのお金がかかります。今までお世話になったからには、親や周りの環境のせいにする人にはなってほしくないと思っています。感謝の気持ちを忘れず責任感を身につけながら、色々なことに取り組んでいってください。応援しています! 学生新聞オンライン取材2023年6月22日 慶應義塾大学2年 加藤心渚

参院議員

日本維新の会 衆議院議員 一谷勇一郎

経営者として、現場の声を直接届けられる政治家に 日本維新の会 衆議院議員 一谷勇一郎(いちたにゆういちろう) ■プロフィール 1975年生まれ。2児の父。趣味はドライブ・料理・読書。子育て奮闘中!自ら柔整復師として介護の現場に立ち続け、介護業界の制度改正や生産性向上について活動を行う。参議院議員 東徹氏のもとで政治の勉強をし、兵庫第一選挙区支部の支部長就任。維新政治塾5期生・兵庫維新政治塾2期生。2021年衆議院議員選挙にて当選1期目。 元々医療や介護業界で活躍されていた経営者でもある一谷勇一郎さん。そんな一谷さんが衆議院議員として日本のために政治の世界に入ったきっかけや流れを伺った。 ■政治家になろうとしたのは法改定がきっかけ 政治家になる前、私は20年間医療や介護業界の経営をしていました。医療・介護業界では6年に1回、医療・介護・障害のトリプル改定というものが行われます。私が経営者だった2018年も医療・介護・障害のトリプル改定の年で、会社の経営がどうなっていくかが大きく変わる年でした。当時は、とても緊張しましたね。2018年のトリプル改定は「次世代に医療費や介護費をつけ回さないためにも、大鉈を振るって介護点数や医療点数を大きく下げる」という話だったのですが、実はその法案が決まる1ヶ月前に政権与党はその改定をやめました。介護点数や医療点数を下げると高齢者層の負担が大きくなります。そのため、自民党には、2019年に控える参議院選挙でシルバー票を大事にしたいという想いがあったと当時は感じていました私も介護経営をしていたので、もしも点数を下げられたら会社が潰れるかもしれないという恐怖感もありましたが、政治家都合の話で法改定の取りやめるのは違うのではと感じていました。そこから、経営者として長年経験してきた現場の声を届けないといけないとの使命感が強くなっていきました。声を届ける先はもちろん厚生労働省しかありません。実は私は政界には関わったことがありませんでしたが、自分の柔道の師匠に「私を国会議員にならせて下さい」と今の想いを伝えにいきました。最初、その師匠には「本気か? 自分の会社が潰れてもええんか?」と驚かれていましたね。ですが、私は「会社は大丈夫です。自分の右腕、左腕がやってくれますから。私を国会議員にならせて下さい」とお願いしました。その時には迷いはありませんでしたね。私の想いを師匠は受け取ってくれて「じゃあどこの政党に行きたいんだ?どこの政党にも連れて行ってやる」と言ってくださって今があります。当時、橋下徹さんが立ち上げた大阪維新が大阪の大改革をされており、その憧れもあり、維新の会の門をたたきました。 ■2021年に兵庫県一の激戦区で初当選 そして2020年、兵庫県一の激戦区である第一選挙区で支部長に就任、その後出馬し、勝ち目がほとんどないと言われていました。私は1975年生まれで、就職氷河期を経験した1人です。皆さんがなかなか暗い話をしているので、ここは無茶な挑戦を見せたいという気持ちもあって自ら手を挙げていきました。そしたら私の祖父の親戚が、実は40年前に兵庫県の副知事をしていて兵庫県の第一区で一谷の名前が通っていたんです(笑)。そんなことも知らないほどに政治には全く興味なかったのですが、伯祖父のおかげもあり、無事当選することができて、現在は皆さんのお力になれるよう日々精進しています。 ■大学生へのメッセージ このメディアはこれからの日本を背負っていく学生さんにスポットを当てている点や、様々な経営者の声をかなりダイレクトに述べている点が印象的でした。本当に色んな苦労をされている方々の背中を知ることで、皆さんの可能性がもっと広がると思います。私は政治家という面から、みなさまのお役に立てればと思います。日本をさらに輝かせるために政治が必要であるということを、もっと強く発信できたら嬉しいですね。 学生新聞オンライン2023年6月8日取材 日本大学4年 和田真帆

学生新聞インターン

福士蒼汰(ふくし そうた) 全力で向き合う「今」が未来をつくる糧になる

俳優 福士 蒼汰(ふくし そうた) ■プロフィール1993年5月30日生まれ、東京都出身。2011年から2012年に放送された特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」で主演を務め、注目を集める。映画「イン・ザ・ヒーロー」「神さまの言うとおり」「好きっていいなよ。」の演技で第38回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。Huluで配信中のドラマ「THE HEAD」Season2で海外作品デビュー。 2011年のデビュー以来、数々の映画や人気ドラマで活躍し、幅広い役柄を演じてきた福士蒼汰さん。現在、Huluで独占配信中の、大型国際連続ドラマ「THE HEAD」Season2に出演している。作品の見どころや自身初となる海外作品に対する思い、俳優としての心構えを伺った。 もともと人前に出るのは苦手な方だったのですが、学生時代にダブルタッチ部のパフォーマンスで舞台に立ったとき、人前に出ることが楽しいと感じるようになりました。この経験が今の仕事にも通じるものがあります。当時はっきりとした夢がなかったのですが、学生の今なら失敗を恐れず挑戦できると思い、役者の世界に飛び込みました。学生時代は勉強を頑張っていました。特に英語が好きで、中学生のときに先生に発音を褒められたことが嬉しくて、意欲的に勉強するようになりました。英語の勉強は今でも独学で続けています。20歳のときに外国人の方と話す機会があったのですが、そのときは全く話ができず、会話のスキルを上げる必要性を感じました。それからは車での移動時間など、隙間時間を見つけては毎日勉強することを目標にしています。おすすめの勉強法は、発音から入ることです。きれいに発音できると、英語を話せる人のように見られるので、気分があがるんです(笑)。僕は俳優という職業柄、与えられた台詞をしゃべるのが仕事なので、発音は特に意識して訓練しています。 ■世界が相手でもやるべきことは同じ 「THE HEAD」は、初めての海外作品への挑戦になります。ずっと目標にしてきたことだったので、お話を頂いたときはプレッシャーもありましたが、それよりも喜びの方が大きかったです。海外作品への出演は、俳優の仕事を始めたときからの夢でした。20代のうちに達成したい目標でもあったので、叶えることができてよかったなと思います。頑張ってきた英語を活かせる機会をいただけたことが本当に嬉しかったです。撮影は全てスペインで行われました。最初はコミュニケーションの面で不安もありましたが、みなさん優しく接してくれてとても安心しました。出演者はスウェーデン、イギリス、フランスなど世界各国から来ていたので、言語の違いとその背景にある文化の違いを理解するのが大変でしたが、皆さん日本に興味を持ってくれていて、日本の文化を伝えられたときに、改めて日本人で良かったなと思いました。また、場所が変わっても作品を作る上での気持ちは常に同じです。今まで学んできたこと、身に付けてきたことがすべて。その力を十分に発揮し、いい作品にできるよう努める、そこはずっと大切にしているところです。目の前の仕事一つひとつに真剣に向き合ってきた成果として、今の自分があると思っています。これからもその姿勢は変えずにいたいです。 ■「今」という瞬間に向きあうこと 今回の作品で演じたのは、優秀なエンジニアのユウトという役です。この役を演じるにあたり、ユウトはどんな人だろうと考えたときに、エンジニアでパソコンが得意ということは、きっとタイピングも早いだろうなと思いました。タイピング世界大会の動画を見てどんな行動をとるのかを研究したところ、キーボードを触る前に手を温めているのが印象的でした。作品の中でも意識したので、そういった細かいところも注目していただきたいです。また、ユウトは問題に対して冷静に対処し、解決しようとする性格です。慎重に準備を重ねて物事に挑むところは、自分と重なる部分があると感じます。ドラマや映画というのは、同じシーンを何度も繰り返して多方向から撮影するので、撮影を重ねるうちに、どうしても慣れがでてきてしまう。自然さやリアリティをなくさないように、「今」という瞬間を大切にしています。本番中は全てを忘れて「今」に没頭します。そのために、事前に何度も話し合いや確認を行い、台本を徹底的に読み込み、入念な準備を怠りません。「何事も準備でしか解決してくれない」という気持ちを常に持つことが、没頭するための秘訣です。俳優としてやりがいを感じる瞬間は、生きていること全てが仕事に活かされていることです。毎日いろいろなことを経験し、沢山の人と関わる中で、さまざまな感情が生まれます。つらいことや悲しいこと、普通なら忘れてしまいたいことや失敗も記憶しておくのです。そうすることで、お芝居をしたときに、役柄に対してより理解できるようになります。お仕事をする中で、「この気持ち分かる!」となったときは、これまでの経験が活かされて良かったと感じることができます。 ■やりたいことを見つけて磨く 大学生のうちに自分の核となるものや、やりたいことを見つけてそれを磨くこと。そして継続することが大切だと思います。自由な時間が多い分、むしろ何をしたらいいのか分からない時期だと思います。そんなときには自分探しをして自分を見つめる時間が大切です。突き詰めることも大事ですが、時には柔軟性も忘れず、多角的な視点から物事を考え、人生をより豊かなものにしてください。 小学生新聞2023年9月15日発刊号 立教大学3年 緒方成菜 Huluオリジナル「THE HEAD」Season2 あの“衝撃の真実”と真犯人の物語にはまだ続きがあった…。世界中が震撼した極限の心理サバイバル・スリラーの待望の続編。福士蒼汰が海外ドラマ初出演!大型国際連続ドラマ。Huluにて全話独占配信中(全6話) <英文記事> Actor Sota Fukushi Facing ‘now’ with the best of power would be the reason for living to create the future ■ProfileBorn 30, May 1993 in Tokyo, Japan. He first caught attention when he played the leading role in Tokusatsu drama “Kamen Rider Fourze” in...

イベント・企業紹介

第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER ~綱 啓永~

2023年9月2日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは無限を意味する「INFINITY」。多彩な豪華出演者の中から俳優の綱 啓永さんにお話を伺った。 ■ステージを終えた感想 出演させて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。こんなに大きな舞台に、俳優として立たせていただくことはほとんどないことなので、本当にありがたいなと感じます。さいたまスーパーアリーナという会場は想像以上に広く、観客がとても多くて驚きました。ファンの皆さんからの声援やボードが本当に励みになり、幸せを噛み締めながらランウェイを歩かせていただきました。本番では、僕が手に持っていたプレゼントを観客席へ投げる予定だったのですが、そのプレゼントに今回はキスをして投げてみたんです。その瞬間、大きな歓声があって…。僕も少し緊張していたのですが、何よりお客さんに喜んでもらえたなら嬉しいですね。 ■仕事のやりがい、俳優業の魅力 家族の存在が、僕にとってはかなり大きいです。例えば僕の出演する作品が放送される度に全部観てくれて、どんなところが良かったのか、丁寧に連絡をもらいます。僕にとって家族は、いつでも味方でいてくれる存在。家族の喜ぶ姿が見たくて、それをモチベーションに毎日仕事を頑張れています。ちなみに今日のステージも観てくれていたようで、さっき連絡がありましたね。家族をはじめとして、応援してくれる人全員に、作品を通して恩返しできることが俳優業の魅力だと感じています。そして僕自身、作品に携われているという感覚が凄く好きなんですよ。例えばテレビドラマ一つ取っても、企画から制作会議など長い準備期間があって、そこから撮影後も編集などの工程がありますよね。視聴者の方からすると、キャストである役者に注目が行きがちかもしれませんが、作品制作には数えきれないくらい多くのスタッフが関わっています。俳優である僕は、長い過程の中のほんの一瞬である撮影期間にしか、作品に携わることはできません。しかしその期間に、しっかり作品と向き合い、関わること。そんな作品たちが世に放たれる瞬間は、本当に感慨深いですね。 ■今後の展望 いろんな場面でお話させていただいているのですが、いつか遠い未来になるかもしれないけれど、歌を歌うお仕事もできたら嬉しいです。昨年ドラマを通してボーイズグループとして活動させていただいて、その活動が本当に楽しかったんです。僕は元々歌うことが好きで、カラオケによく行ったりもするので、アーティストへの憧れは今でも強くあります。役者という肩書ではありますが、そこに固執せず幅広く様々なお仕事に挑戦していきたいです。 ■大学生へのメッセージ 大学生の皆さん、こんにちは!綱 啓永(つな けいと)です!名前だけでも覚えてください(笑)。皆さんの中には既に明確な夢や目標がある人、ない人、それぞれいると思います。ちなみに僕は、大学生の年齢で明確にやりたいことは見つかっていませんでした。もちろん既に明確な目標がある人は、それに向かって一直線に突き進んでください。現時点で具体的な目標がない人も、絶対にこれだ!というやりたいことが見つかる日が来ると思います。だから焦らず、今は日々いろんなことを吸収してもらえればと思います。ちなみに僕は、もっと勉強しておけば良かったなと後悔しています。1日10分でも毎日勉強をしていれば、学生時代もっと頭良くなっていたなと(笑)。最近はジムに通って筋トレを頑張っているのですが、やはり何事も日々の積み重ねですね。大学生の皆さんも、小さなことから日々の継続を頑張ってみてください! 取材者:慶應義塾大学4年 伊東美優 イベント名称:第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2023 A/W)開催日時:2023年9月2日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:30会場:さいたまスーパーアリーナショー&ステージレポート公開中!https://tgc.girlswalker.com/23aw/

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第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER ~丸山礼~

2023年9月2日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは無限を意味する「INFINITY」。多彩な豪華出演者の中からタレント 丸山礼さんにお話を伺った。 ■ステージを終えた感想 今回は1st FASHION SHOW STAGE(X-girl)のトップバッターということで少し緊張もあったのですが、最高に楽しかったです!普段の私と全く違うメイクや衣装だったので、お客さんも最初戸惑っていたのを感じました。新たな一面を見てもらえた気がして、嬉しかったですね。今日はファッションの雰囲気としても、クールな印象で歩く予定だったのですが…。テンションが上がってつい、エアギターをしてみちゃいました(笑)。お客さんも楽しそうに笑ってくれて良かったです。私にとってTGCは本当に夢の舞台なので、こうして今年も素敵な思い出が作れて嬉しい限りです。 ■仕事のやりがい、大事にしているマインド 私は仕事を通して、人の輪ができていくことにやりがいを感じますね。例えば、一度お世話になった制作スタッフさんが、また私を番組に呼んでくださったり、一つのお仕事がまた別の新しいお仕事に繋がったり。お仕事を積み重ねることで、自分を必要としてくれる人が増えて、次第に人の輪も広がっていくことが本当に嬉しいです。大事にしているマインドは、みんなと同じ目線に立って、寄り添うこと。元々保健室の先生になることが夢だったので、一人ひとりに寄り添ってハッピーな気持ちにさせることが、私がやりたいことです。より多くの人に幸せを届けたいという想いで芸能界に入りましたが、根底にあるマインドは10代の頃からずっと変わっていません。ただ今回のステージ出演のようなお仕事は、私のことを知らない人からも応援してもらえて、たくさんのパワーをいただけるので、本当に魅力的な機会だなと感じます。 ■学生時代について 学生時代は、自分発信でとにかくいろんなことをやっていましたね。舞台に立つ経験も多くて、例えば文化祭のステージで勝手にオープニングアクトの枠を作って、そこでネタを披露したりしていました(笑)。また中学・高校と生徒会に所属していて、高校では生徒会長を務めていました。私は女子高出身なのですが、入学当初「女子高らしさ」を感じつつも、その素敵な個性があまり発揮されていないと感じたんです。そこで、生徒会に入っていろんな施策を作っていきました。挨拶、清潔感あふれる身だしなみなど、私の高校には誇れる文化がたくさんあったんです。その美しい文化をしっかり表現したいと思い、挨拶運動や身だしなみの表彰を実施しました。自分のアイディアでたくさんの人の笑顔を作れたことは、本当にいい経験になりました。また学生時代に、私自身が人を頼ることが苦手な人間だということに気付けて良かったです。生徒会長をやっていた時に、全部を抱えすぎてしまいふとした瞬間に感情が爆発するということがあったんです。当時は母親や先生、生徒会のメンバーにも「もっと人を頼っていいんだよ」とよく言われていました。その時、自分の弱さに気付いたと同時に、役割を分散させてチームの総力を高めることも、リーダーシップの大事な要素だと気付けたんです。その瞬間、私は少し変われた気がしたので、経験から自分の強み・弱みを知ることは大切だと感じました。 ■今後の展望 昨年から演技のお仕事を積極的にやらせてもらっているので、そこでも開花できたらいいなと思っています。タレントとしてスタートした芸能活動が、気付けばYouTubeチャンネル登録者数100万人突破、そしてTGC出演などさらに大きなステージへと広がっていることを実感します。これからもより多くの人と関わり、幸せを届けられる人間に成長していきたいです。 ■大学生へのメッセージ 人は人生の中で一生勉強していくものだと思います。そして知識は侮れません。自分が見たもの、聞いたことで自然と会話が広がり、それが人脈・仕事に繋がることが多くあります。だからこそ、今ある学びの環境に感謝して、1分1秒大切に過ごしてほしいです。 取材者:慶應義塾大学4年 伊東美優 イベント名称:第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2023 A/W)開催日時:2023年9月2日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:30会場:さいたまスーパーアリーナショー&ステージレポート公開中! https://tgc.girlswalker.com/23aw/

コラム

テリー伊藤 コラムVol.10 面白い出合い、一日何回ありますか

「可愛い」この言葉、誰もが幼い頃から頻繫に使う言葉ですよね。赤ちゃんにとっては生まれて最初に耳にする言葉かもしれない。「可愛い赤ちゃんの寝顔」「野に咲く花は可愛い」「アイドルの踊りは可愛い」「パンダのしぐさが可愛い」などが定番の活用法だが、ここ数十年「可愛い」の解釈が格段に広がりをみせている。特に女子高生は凄まじく「パンチパーマのお兄さんの巻き具合が可愛い」「殴られたプロレスラーの倒れ方が可愛い」「赤提灯で飲んだくれて一升瓶を枕にして寝ているおっさんが可愛い」など、解釈範囲が拡大している。そこには彼女達のボキャブラリー不足が要因として考えられるが、言葉なんていつも時代と添い寝している訳なので、楽しんだ方が面白い! 「面白い」と言えば…先日女子高で1時間半の講演をした際、後日生徒の皆さんから感想文を送っていただいたのだが、その中に「テリーさんの講演で至る所に面白いの言葉が出てきて興味深かった。」と。指摘された通り、確かに私、日頃から人生を面白い視線で見ることにしている。それも、日常を通り越し人生過酷になればなるほど面白思考が回転するのだ。 例えば、混雑を回避しようと裏道を走ったら同じ考えのドライバーで大混雑、にっちもさっちも行かなくなり余計に時間が掛かった。これって面白い。コインパーキングで料金を払った後、隣の車の番号と間違えたことに気付く。間抜けさが面白い。2時間掛けてやっと到着したお目当てのレストラン、本日臨時休業の看板。寝ずに考えた番組企画書を提出、すべて採用されず薄笑の帰還。本当にガックリだが、そんな自分を傍から見たらきっと面白いはず!街を普通に歩いていただけなのに転んで顎から出血、すぐに止まると思っていたが全く止まらず、あっという間にワイシャツが血だらけ。慌ててドラックストアに飛び込むとお店が大騒ぎに。あまりの痛さに仕事帰りに病院に行くと、何と7針縫うことに。薬を待つ廊下でしみじみと、今日の俺ってなんだったのか?普通に歩いていただけなのに。改めて自分に問う。疲れていたのか、他の事をボーっと考えていたのか、誰かが呪いを掛けているのか、答えは出ない。まぁいいか、1週間すれば皆に笑い話として聞いて貰える。これっておいしいかも。何年もネタとして使える。面白いじゃないか!そうか、私の面白いは後日皆に楽しんで貰える。 第一、他人は私の事など大して気にしていないし思ってもいない。それが良いんです。だから人生面白いのでは! テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry

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第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER ~真夏の...

2023年9月2日(土)さいたまスーパーアリーナにて『第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER』が開催されました。今回のテーマは無限を意味する「INFINITY」。 現在話題の連続ドラマ「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系、月曜午後9時)の出演者 森七菜さん、神尾楓珠さん、萩原利久さん、白濱亜嵐さん、仁村紗和さん、水上恒司さんが登壇。 いよいよクライマックスとなる本作の見どころなど、キャスト6名にお話を伺った。 ■ランウェイを歩いてみての感想を教えてください。 白濱さん:普段アーティストとしてステージに立つ経験は多いのですが、ランウェイを歩く機会はなかなかないので、ドラマチームとしてキャストのみんなと参加できて楽しかったです。利久(萩原さん)とずっとベタベタしてました(笑)。 萩原さん:してたね(笑)。この衣装でランウェイを歩くことも今後二度とない経験だと思うので、本当に素敵な夏の思い出になりました。 森さん:私はとにかく緊張しました。普段感じたことのないレベルの心臓の速さを感じて…。大丈夫だったかなぁと少し不安もあります。 萩原さん:いや完璧だったよ! 白濱さん:(森さんの歩く)ランウェイが海辺に見えましたね。 森さん:テーマが「海」だったので、嬉しいです! 神尾さん:僕の感想は、眩しかった。物理的にライトの光が(笑)。 白濱さん:コンタクト入れてないからでしょ! 神尾さん:忘れていたんです。コンタクト入れておけば良かったな…。 仁村さん:でも本当にあっという間に終わってしまって。今は少し寂しい気持ちです。 水上さん:やっぱりこの衣装でランウェイを歩く、というのが貴重な体験でしたよね。まさかこの服装で歩くとは(笑)。本当にいい思い出になりました。 ■いよいよ最終回放送が近づいてきました。ドラマ「真夏のシンデレラ」に込めた想いを教えてください。 白濱さん:僕が演じる守は、現状恋愛から一歩引いていると思うのですが、これから一波乱あるかもしれないので、最後まで見届けて欲しいです。修との友情も見どころの一つです。それぞれの恋愛模様だけでなく、男同士の友情にも注目してください。 萩原さん:後半戦は特に、僕が演じる修と守、愛梨の3人でのシーンが多くて、その三角関係は最後まで見どころかなと感じます。実は撮影が分かれることが多かったので、僕たちも別のシーンで何が起きているのか知らないんです。オンエアで視聴者の皆さんと同じタイミングで観るのが楽しみです。 森さん:「7年ぶりの王道ラブストーリー」としてやってきたので、最後まで視聴者の皆さんと一緒に、2023年最高の夏にしていければいいなと思います! 神尾さん:匠と夏海の幼馴染という関係性が、健人の存在に一歩リードされていますが、これからどうなっていくのか注目してほしいですね。匠の不器用ながらも、少しずつ頑張っていく姿をぜひ最後まで見届けてください。 仁村さん:私が演じる理紗は、1話からもの凄いスピードで話が展開されていると思いますが、しっかりと意志を持って、彼女にとって必要な選択をしているんですよね。そんな彼女の選択を、最後まで応援してもらえたら、嬉しいです。 水上さん:理沙と宗佑は少し大人な恋愛をしているのでね(笑)。色んな恋愛模様にドキドキハラハラ、楽しんでもらえたらと思います。 ■最後に大学生へのメッセージをお願いします。 水上さん:講義にはサンダルで出るな!TGCにサンダルで出演した僕からの教訓です。 白濱さん:それ今日の話じゃん!(笑) 仁村さん:でも大学生って人生の夏休みっていうイメージがあって。だからいろんなモノと出会うことが大事なんじゃないかな? 神尾さん:趣味を見つけて好きなことをたくさんしてほしいですね。僕はこれといった趣味がまだないので、趣味に打ち込んでいる人を見ると素敵だなと思います。 白濱さん:楓珠、これから趣味、見つけていこうな! 水上さん:学生時代、野球に打ち込んできたのは今のお仕事にも活かされていると感じます。 萩原さん:何かに一生懸命な人は全員かっこいいよ。 森さん:たくさん遊んで、好きなことを見つけて、自由に楽しく過ごしてほしいです! 学生新聞オンライン2023年9月2日取材 慶應義塾大学4年 伊東美優 イベント名称:第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER(略称:マイナビ TGC 2023 A/W)開催日時:2023年9月2日(土) 開場12:00、開演14:00、終演21:30会場:さいたまスーパーアリーナ公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/23ss/

イベント・企業紹介

thePARTY 2023 TOKYO開催

thePARTYでの特別企画「TOP OF thePARTY」通称「TOT」。Miss CAMPUS COLLECTIONファイナリストへの特急切符をかけて、 最も美しく、魅力的で、影響力のある女の子を決めるミスコンテストです。thePARTY出演モデルの中から候補者を募り、 オーディションを経てファイナリストを選定します。ファイナリストに選ばれた彼女たちは、当日まで、様々な活動を経て、 自分と向き合い、壁にぶつかりながらも新しい自分を見つけ、 更に輝く一人の女性として成長してゆきます。 2023年6月13日にZepp DiverCity(TOKYO)で開催されたthePARTY 2023 TOKYOでグランプリを受賞した矢崎美祈さんにお話を伺った。 TOP OF the PARTY 2023 TOKYO  グランプリ受賞 矢崎美祈さん ■受賞した時の気持ちは?一番に伝えたい人は? 「頑張ってよかった!」と思いました。出場者全員が頑張っていたので「みんながグランプリだ」という気持ちでいましたが、これまで必死に頑張ってきたことに悔いはなかったですし、それが報われて嬉しいです。この気持ちを一番に伝えたい人は親友ですね。ミクチャ配信をしている時にもそばにいてくれて、本当に支えになってくれました。 ■振り返ってみて思うことは? 特に苦労したのは食事制限です。食べることが大好きなので、食べ過ぎないよう意識して、甘いものも控えました。ミクチャ配信では人が来てくれないと一人でずっとしゃべり続ける状態になることが最初はしんどかったですね。でも応援してくれる方々のおかげで楽しく配信することができるようになり、長時間の配信もあっという間に感じました。 ■チャレンジしようと思ったきっかけは? これからの目標は? 高校時代はチア部に入っていたのですが、コロナ禍で何もできずモヤモヤした気持ちが残っていたので、「大学では何か新しいことを始めたい」という思いがありました。そんな時に偶然Instagramを通してCAMPUS COLLECTIONのお声かけをいただき、いい機会だなと思い出場を決めました。私の夢は外資系のCAになることなのですが、海外の人に自分から積極的に話かけることに不安がありました。そんな自分に自信をつけたいという思いから挑戦を決めました。 ■大学生へのメッセージ 挑戦しようかどうか悩んでいる人は、ぜひ一歩踏み出してみて欲しいです。私自身、昨年のTOP OF the PARTYに挑戦しておけばよかったという思いもあり、今年度の出場を決めました。出場しなければグランプリになることもありませんでした。今回の受賞が悩んでいる人の背中を押すきっかけになればいいなと思います。 学生新聞オンライン2023年6月13日取材:上智大学2年 山崎佑奈

参院議員

参議院議員 齊藤健一郎

正直者が馬鹿を見ない世界を目指し、子どもが憧れる政治家へ 参議院議員 齊藤健一郎(さいとうけんいちろう) ■プロフィール1980年12月25日兵庫県尼崎市生。神戸弘陵学園高等学校野球部出身、奈良産業大学法学部法学科卒業。会社員を経て2006年飲食店を事業承継、のちに株式会社aquaLstyleを設立。2017年からは堀江貴文の運転手兼アクティビティ担当秘書に。2023年3月参議院議員ガーシーの除名に伴い繰上当選。#秘書がホリエモン 「ガーシーの後任、ホリエモンが秘書、参議院議員、政治家女子48党、齊藤健一郎のサンキュー!チャンネル~」というなんともユニークなキャッチコピーで、今日もYouTube視聴者2万人へ満面の笑みを届ける齊藤議員。そんな齊藤議員が目指す政治家像や、今年3月、世間を騒がせたガーシー元国会議員の後釜当選の裏側と政界の現実に迫る。 小・中・高はずっと野球一筋の学生で、常に野球推薦で進学してきました。大学も推薦で入りましたが、高校までガッツリ管理される野球をしていた僕にとっては、大学野球のように管理されるわけでもなければ、かといって自由でもない中途半端な状態が嫌でした。あとは、野球バカで終わらず早く自立したくて、一回生の5月に野球をすっぱり辞め、ガストのオープニングアルバイトや、ピザーラの宅配、プールの監視員バイトなど、一日中バイト漬けの日々を送っていました。 ■政治家までの道のりと、後釜当選の裏側 僕の人生には3人のメンターがいます。まず、第1メンターが「アクアカフェの社長」。カフェ巡り中に出会って直感的に、この人についていけば社長になれると思いました。その場でバイトを申込み、社員、店長を歴任しました。就活は勉強になるからと社長に言われたので、20-30社受けたものの全落ち。カフェの社長になりたい想いが見透かされたのでしょうね。その後、25歳でカフェの会社を買い、話題の人気店になって人脈が広がり、偶然紹介の紹介で出会ったのが、第2メンター「ホリエモン」です。当時、彼はメルマガ事業やオンラインサロンを展開し、一方僕は政治家への想いが芽生えていました。そのキッカケは、橋下徹さんです。橋下さんが自分の言いたいことをバーッと話す姿を見て、こう思いました。「政治の世界が変わる。今後は、政治家が自分の言葉で話せる世の中になるな」と。いずれ政治家が子ども達の憧れの職業になる時代がくる、その時の自分も政治家でありたいと思ったのです。そして、人脈の広いホリエモンの運転手を務めながら、数々の政界人を紹介される中で出会ったのが、第3メンター「立花孝志」です。立花は、ホリエモンに政界へ戻って来てほしいと、長年アピールしていました。その気がないホリエモンは、自分の代わりに政治家を目指す僕を引き渡した。ここから僕の選挙活動が始まります。そして、勝負の選挙が2022年の参議院選挙。参議院選挙には、党が獲得した議席を特定の議員に渡せる特定枠があります。ただ、知名度の低い齊藤では、票が集まらず一議席も取れない=国税政党の要件を満たせない。では、齊藤の代わりに票を集められるのは誰かといって出てきたのが「ガーシー」です。彼の勢いを使って党に票を集めれば、「齊藤君を政界に送り込める!」 そう考えた立花は、ガーシーに「党から3億円渡すから選挙出てくれへんか?」とシンプルにお願いしました。ガーシーは借金まみれでお金も無かったので快諾し、狙い通り当選。 参議院の比例名簿に名を連ねた内、この時点で僕の得票数は4番目でした。2番目は山本太郎。3番目は黒川敦彦。ガーシー当選に至った票は、それぞれ個人が獲得した議席ではなく、あくまで「立花孝志の党が獲得した議席」です。立花の構想は、齊藤健一郎を国会に送り込む事。ひいては、齊藤のバックにいる堀江貴文の力を得ることです。立花は「齊藤君に議席を渡すために離党してほしい」と記者会見の場で伝えました。こうして、僕がガーシーの後釜として繰り上げ当選したのです。現在は、主に議員活動が中心です。週に2〜3回ぐらい本会議もしくは委員会があるので、法案の賛成・反対の意思表示や、大臣や行政への質問準備などをしています。また、ホリエモンから送られてくる膨大な指示をピックアップして政府に投げかけています。彼が実生活の中から得られる社会問題を国民のリアルな声として国会に届けています。 ■若者が目指したい政治家と国会へ 我々は「正直者が馬鹿を見ない世界をつくる」というスローガンの下、立花孝志に集っています。僕は元々橋下徹さんが自分の言葉で話す姿に憧れて政治家になったので、政治家として、常に何も隠さず全てをさらけ出しています。それを体現しているのがYouTube配信です。僕はあまり落ち込まないタイプなので、毎日とにかく楽しく配信しています。Youtuberがなぜ子どもたちの憧れの職業になるか分かりますか? それは、皆が楽しそうだからです。政治家は誰も楽しそうに見えないから目指したくない職業なのです。つまり、楽しそうだと子ども達が憧れる=競争が激しくなる=優秀な人材が集まる。本来、国会は優秀な人が集まり、優秀な人が国家運営する必要がありますよね。だから競争力を高める必要があるのに、今の政治家は「政治家なんてやめた方がいいよ。君達みたいな経験無い子が、公の身にさらされて大変だよ」と、若い芽を潰すのです。そして自分がラクに当選できる仕組みを作る。この状態を変えるために今後推進したい政策は、「被選挙権の年齢引き下げ」です。今、皆さんと僕の実力差はほとんどありません。ひと昔前は10年で得た知識や経験がものを言う部分も多く、大きな差がありました。ただ、IT社会の現代は吸収力が高い若者の知識量が我々の経験値を上回った時、能力の差はほとんど無くなります。例えば、今年の4月30日に開催された「G7デジタル技術大臣会合」の資料。何とも思わないでしょう? でも60代の国会議員はこの資料を見ると「うわっ!」と顔を背けるんですよ。開いたら訳の分からない専門用語が沢山出てくるから。今から同時にITの勉強を始めた場合、20代と60代の伸び率を考えたら圧倒的前者ですよね。単に年齢の若さが理由で被選挙権が与えられないのは、真の意味で民意を反映している民主主義とは言えません。若者の声を届けるためにも、YouTubeを伸ばして影響力を大きくすることに注力していますね。 ■大学生へのメッセージ 就活に政治家を一つの選択肢として入れてください。今みなさんはまだ立候補できませんが、選挙権は持っている。被選挙権の年齢引き下げが実現された暁には、君たちが僕を引きずり下ろし、国を動かすのです。ぜひ政治家としての道も考えてみてください。 学生新聞オンライン2023年5月2日取材 専修大学 4年 竹村結

大野詩織

日本ヒューレット・パッカード合同会社 執行役員 プリセールスエンジニ...

データファーストで変わりゆくITインフラを考えていく 日本ヒューレット・パッカード合同会社 執行役員 プリセールスエンジニアリング 統括本部長 及川 信一郎 (おいかわしんいちろう) ■プロフィール文 主にサーバー技術を中心に、通信業界を始めとした幅広い業種のお客さまを担当。2017年にHPEがセキュリティにフォーカスした、新世代のサーバー製品をリリースした事を端緒に、ハードウェアレイヤーの視点から見たゼロトラストセキュリティについて、開発・運用の現場の方から経営層まで、幅広くご紹介する活動を実施。現在はプリセールスの日本チームをリード。 私たちに身近なインターネットサービスから、私たちの知らない隠れたところまで、幅広いITインフラを支えている日本ヒューレット・パッカード合同会社(HPE)。入社してから26年となり、様々な業務を経験されてきた及川執行役員に、会社の魅力や一緒に働きたいと思う学生像などについて伺った。 私は大学生の時に国際政治と比較文化を学んでいたのですが、その中でも一番関心を惹かれたのがメディアでした。中でも、これから世界を変えていくメタ・メディア、その基盤としてのITに関わる仕事をしたいと思ったのです。幾つかのIT企業を受ける中で、ヒューレット・パッカードはAppleの創業者が働いていた会社であり、元祖シリコンバレーのベンチャーとして評価が非常に高く、「この会社で働けるといいな」と思っていました。当時、外資系ITはあまり文系の学生を採っておらず、内定がとれた時は驚きました。また、企業の選考プロセスや、内定のコミットが書類ではなく人事担当者との握手だったことにも感銘を受け、「他の会社とは違うすごい会社だな」と感じ、1997年、入社を決めました。 ■勝負ができないと分かったら土俵を変える 入社して配属後も暫くは、研修期間のようなもので特に決まった仕事はなく、製品の梱包をよくしていていました。ところが、誰よりも多くの製品に手を触れていた事で、実際のパーツなどにとても詳しくなりました。すごい先輩がたくさんいる中で、既存の商用UNIXの世界では何十年やっても追いつけないと思い、当時、社内ではごく限られた人しかやっていなかったWindowsやLinuxなどのPCサーバーに自分の将来をベットして、x86(エックスはちろく)サーバー事業の立ち上げに関わりました。それから20年以上がたって、今振り返ると、PCサーバーは世界を席巻しています。このように「自分はこれでは勝負ができない」と思ったなら土俵を変えることも大切だと感じます。その後、ナレッジマネジメントという「知識をどうデジタル化して活用するか」というプロジェクトに携わった後、2000年代初期にベンチャーブームに突入したことにより、ベンチャー支援の担当になりました。外から見るのとは違う、起業で成功することの難しさが、いくらかは分かったように思います。また、リスクをとって新しい領域を広げることの面白さも知った1年でした。その後、当時日本のブロードバンドや携帯電話市場が急成長していた背景からテレコム(電話会社)系のお客様担当になりました。ここで約10年間担当していましたが、お客様の要求を元にいろいろなシステムを入れていく面白さに触れたように思います。当時は、フルビジョンハイビジョンの動画配信を、光回線を通じて、どのようにご家庭に届けるか、というトライアルにエンジニアとして参加していました。家庭に動画配信と聞くと、今ではごく当たり前のものですが、当時は一般公衆回線をつかった配信は米国でも前例が無く非常に困難でした。多くの技術者が失敗を積み重ねながら技術を成熟させ、テクノロジーを標準化し、いまでは当たり前のようにご家庭で楽しめるようになっています。この経験を通して、コストやテクノロジー上の問題は、それが本当に必要なサービスであれば、時間と共にやがて解決することに気づきました。これは、未来を考えるときにとても大事な前提だと思います。その後、元々のPCサーバーの部署に移り、部長や本部長を経て執行役員に就任し、現在に至ります。 ■幅広いITインフラを提供する HPEはITインフラを担う、ネットワーク、ストレージ、サーバーとそれに関連するサービスを扱っています。ネットショッピングやコンビニなどの店舗で利用するオンラインサービス、クレジットカードの決済、設計・シミュレーション、医療やAI(人工知能)などに利用されています。例えば、近年はコロナ禍もあり在宅勤務が当たり前になり、ネットワーク基盤の重要性が注目されていると思います。今では、データが生み出される場所はスマホや、監視カメラ、各種IoT機器など、爆発的に増えており、データファーストのモダナイゼーションと言って、「生み出されたデータをどこに置くか」「そのデータをどう利活用するか」ということからインフラを考えることを促進することに注力しています。 ■成功体験におぼれず常に変化をキャッチ 私にとっての仕事のやりがいは、1つの会社にいても、およそ5年ごとにやることが全く変わることです。そのたびに、スタートラインに立って皆と勉強し、競争することになるので、大変でもあり楽しくもありますね。仕事内容は変わりますが、コンピューターの動く原理などの本質は変わらないので、やはり基本は大事だと思います。併せて、成功体験におぼれずに取り組むことが大事だと思っています。どうすればみんなで和気あいあい楽しく働けるか考えて、常に変化をキャッチすることがモチベーションとなっています。 ■興味と学習を結びつける力 一緒に働きたいと思うのは、「この会社で長く働きたい」と言ってくれる人です。外資系と聞くと、キャリアを積んでどんどん場所を変えるというイメージがあるかもしれませんが、やはり会社のフィロソフィーに共感して、長期的に自分に投資できる人がいいかなと思います。また、ちゃんと勉強してきたことも大事な要素です。学校での勉強と業務は違うものの、社会人になっても継続した学習は必須ですし、ものごとをやり続ける力や、興味と学習を結びつける力などは、仕事でも同じように活かせるものだと思います。 ■大学生へのメッセージ 「面接から入社までの期間に何をしたらいいですか」と学生からよく聞かれるのですが、学生でいられるのはその期間だけなので、「学生にしかできないことをやってください」と答えています。先に目を向けるのもいいのですが、今という時間を有効に使って、自分がやりたいことに繋がるものを見つけてもらいたいなと思います。社会人になると「やっぱり勉強って楽しいな」「もっと勉強しておけばよかった」と考える人も多いようです。それと同時に、年齢が上がると好奇心も下がっていくと思うので、学生であるうちに、自分の興味を深掘りしていってもらえるといいかなと思います。 学生新聞オンライン2023年8月9日取材 上智大学短期大学部 2年 大野詩織

イベント・企業紹介

AI & ChatGPT展

開催概要 名称:AI & ChatGPT展 in 竹芝(リアル開催)開催日時:7月24日(月) 15:00~21:00開催場所:東京ポートシティ竹芝 PORT HALL来場者数:400社(見込み) ※450名規模のカクテルパーティーをイベントに実施対象者:課長・マネージャー職以上参加費:10,000円主催:株式会社コミクス AIが拓く新時代。「AI」が拓く未来への扉を、ともに開こう。 7月24日に東京ポートシティ竹芝 PORT HALLでAI & ChatGPT展が開催されました。「AI」が克服できるビジネスの課題や成功事例を紹介するとともに、「AI」の力を直接体験できるデモンストレーションブースなどがありました。 ■生成系AIをテーマにしたリアル展示会に参加の感想 AIの発達が凄まじい現在において仕事をしていく上でいかにAIを活用して、人間にしかできないこと、AIでできることの住み分けを行なっていくことが大事なのかなと感じました。また、AIの可能性は無限にあり、仕事の効率化だけでなく新しいアイデアの創出やビジネスの可能性を引き上げてくれるものだと実感しました。AIの普及において、今の仕事の半分以上がなくなるのではないかという話も聞いたことがあるのですが、自分は逆にAIの普及によって人間の才能や人間にしかできないことに関連した新しい仕事などもたくさん生まれてくるのではないかと思いました。 國學院大學3年 島田大輝 現在、AIやチャットGPTなどのテクノロジーは言語の理解と生成の分野で大きな進展を遂げ、教育現場やカスタマーサポート、コンテンツ生成、情報整理などの広い分野で活用されていますが、その一方で情報の精度の問題や個人情報の悪用などの懸念もあるのが事実です。今後は、それらの問題がエンジニアの方たちによって解決され、より精度の高いAIやチャットGPTを活用した新たなモデルが登場してくると思うので、皆がそれらをしっかりと正しく使いこなせるような教育の機会も確実に作りつつ、教育支援や業務の効率化などでの活用が拡大して、可能性がの幅もっと広がるようになることを期待しています。 法政大学2年 佐伯桜優

イベント・企業紹介

「デル女性起業家ビジネスコンテスト 2023」授賞セレモニー

デル・テクノロジーズ株式会社が2023年3月7日より開催していた事業成長戦路として”テクノロジー”を取り入れている女性起業家を応援するピジネスコンテスト「デル女性起業家 ビジネスコンテスト2023」の最終結果発表が7月12日にThe Grand GINZAで開催された。女性起業家として活躍されているファイナリストの方々にお話を伺った。 ■DWEN について「DWEN(Dell Women’s Entrepreneur Network)」とは、デル・テクノロジーズが女性起業家を支援するために、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として実施している女性起業家ネットワークです。全世界から8万人を超える女性起業家が参加し、互いに成長しながら、新たなビジネスチャンスを創出していく取り組みを進めています。日本では2017年に活動がスタートし、現在800人はどのメンバーが登録しており、ネットワーキングイベント、サポート&インベーションピッチなどを行っています。全世界の女性起業家同士が交流する場を設け、ビジネスネットワークを作り、互いに成長しながら、新たなビジネスチャンスを創出していく取り組みをしています。本コンテストの得票数による最終審査結果は以下の通りとなり、合計 500万円のデル製品が商品として贈呈されました。 第1位 株式会社スペース 村井美映氏 物流業界の問題が、一般の方との捉え方に距離があるので、このコンテストが一般投票であるという点に魅力を感じ、応募しました。トラックドライバーの過酷な労働環境が、法改正により改善されようとしている反面、荷物が届かなくなるという課題があります。その問題解決のために、今回物流業界支援サービスを開発しました。社会課題に繋がる問題を、様々な方に認めていただけたことがとても嬉しいです。 第2位 オングリットホールディングス株式会社 森川春菜氏 デル様と同じで、テクノロジーを使って雇用を生み出したり、DXを推進したりしているという点で共通点を感じ、応募しました。今回発表したビジネスは、インフラ点検業務を行いながら、現場でのDXを推進するロボットの開発や未経験者でも使えるツールの開発です。今後は、拠点を全国に展開していくためにより尽力していきたいです。 第3位 株式会社インターホールディングス 成井五久実氏 「日本の技術を世界に」をテーマにしている企業なので、今回のコンテストの目的にとても共感したことがきっかけで応募を決意しました。今回発表した真空特許技術は、地球温暖化とフードロスの課題を解決できる事業です。今後グローバルを目指せる技術だと思っているので、これからも進歩し続けていきたいです。 学生新聞オンライン2023年7月12日取材 立教大学3年 緒方成菜

学生新聞インターン

アーティスト・声優 山崎エリイ

枠にとらわれず、大切なファンを、何度でもキュンと。 アーティスト・声優 山崎エリイ(やまざき えりい) ■プロフィール 第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン『次世代声優アーティストオーディション』 ファイナリスト。 声優として「Tokyo 7th シスターズ」 などに出演。現在はアーティスト活動をメインにリリースやライブを行なっている。8/9リリースの「トキメキズム」では人生初のショートカットにしビジュアルイメージを一新。2023年、デビュー10周年を迎える。 「この人に喜んでもらうために尽くしたい」。内気な性格からステージへと挑戦し、時を重ねる中で芽生えたファンへの想い。今年デビュー10周年を迎えた山崎さんが、2023年挑戦の一枚として“可愛い”を追求した5thシングル「トキメキズム」とは。自分を出すことを恐れていた彼女だからこそ伝えたい想いや、今後の理想像について伺った。 学生時代は今とは真逆でしたね。本当に内気で、人前に出ることを極力避けるタイプでした。一方で、趣味で習っていたクラシックバレエでは、ステージで表現することを楽しく感じる自分がいました。このギャップの中で、「内気な自分を変えたい」というこの想いが、オーディションに応募したきっかけです。元々松田聖子さんのファンで、歌うことや表現することが大好きでした。オーディション雑誌や情報を見ていてパッと目に入ったのが、『次世代声優オーディション ホリプロタレントスカウトキャラバン』です。最初は、一回だけ受けてみようかなぐらいの気持ちで、ファイナルまでいかないと思っていました。3次審査の後の熱海合宿なんて「絶対ムリだ」と(笑)。当時13歳で、それまでは親元を離れる経験がほとんどなかったので、「これ私、耐えられるかな」とずっとハラハラソワソワしながら終えました。その中で興味を持っていただき、ホリプロに所属することになりました。オーディションも「1回やってみよう」の気持ちで、合否関係なしに挑戦のつもりで出たのですが、あまりの緊張で、自己PRの松田聖子さんの歌は1番だけ歌って終わってしまいました。30秒の計算すらしていなくて、サビまで歌えず強制終了です。「あー、終わった! これはゼッタイ落ちる!」と思いました。帰る気満々のつもりでいたら、なんと自分の番号が呼ばれて!物珍しさで受かったのかなと思っています。(笑) ■「キュン」が詰まった挑戦のシングル 『トキメキズム』は全てがドッキドキの作品です!デビュー10周年を迎え、今までにない新しさを追求しました。まず曲のテーマは「可愛い」に全振り! これまでは世界観やテーマを固定していましたが、今回は何を聞かれても「だって可愛いから!」と言える曲です!私にとって可愛いとはキュンとするもの。MVでは、カメラ越しにパッと目を合わせ、ドキッと心ときめく瞬間をお届けしています。今作では、長年応援して下さるファンの方に「もう一度、新鮮な気持ちで振り向いてほしいな。居心地のいいドキドキを与えたいな」と思い、髪をロングからショートにし、ビジュアルイメージを一新しました! MV撮影の関係で2か月間のウィッグ生活を乗り切り、いよいよ生放送での公開日。最初にミュージックビデオを流して、「これウィッグ? どっち?」とファンの方々が困惑する中、袖から私が「切っちゃいました!」と登場すると「わぁー!」と歓声が上がりました。あの瞬間は、最近の中で一番の興奮でしたね!そして、注目してほしいのがポジティブな歌詞です。可愛いがベースですが、「前向きで私らしく」という表現が盛り込まれています。特に私がグッときた歌詞は『わがままに 全部つめこんでみた。だってそれが一番かわいくなれる魔法』というフレーズ。最近、自分を出すことを恐れる方が多いと感じます。大人になると、わがままも言えなくなりますよね。『トキメキズム』はそんな方々の背中を押し、「私も頑張ってみようかな」と小さなチャレンジに繋がる楽曲です。 ■ファンの心を動かし、応援されるアーティストへ 10代はまず作品の作り方を覚えて、20代は制作側、どういう作品を作りたいか。時を重ねる中で、私、ファンの方、スタッフさんの意見を一つずつ形にしていく楽しさを知りました。私が大切にしているのは「ファンの皆さんへの気持ち」です。ファンになっていただくには、私のことを誰も知らないステージで歌わなければなりません。いわば、0からのスタートです。大好きなはずの歌とステージが怖くなることもありました。でも徐々にファンの方が増え、「この人に喜んでもらうために尽くしたい」と考えるようになりました。そして、初LIVEで自分が作った世界観を披露した時に、ファンの方が同じように楽しんで、共感して、泣いて下さって。この瞬間、「私にも誰かの感情を動かすことができるんだ、感情の繋がりができたんだ!」と気づきました。「この子を応援してよかった」と、ファンの皆さんに思っていただけるような活動を今後もしていきたいです。そのために目指しているのが、“枠にとらわれずマルチに活躍するアーティスト”です。人の熱量には必ず波があり、ずっと同じボルテージで応援することは難しいと思います。だからこそ、私の仕事のモットーは「何度もキュンとしてもらうこと」。皆の感情の波に定期的でもピンポイントにヒットさせたいですね。実際に、音楽面でも作品によってロック・ゴシック・ポップなど様々なジャンルに挑戦しています。声や音楽などラベリングせず、より幅広く自分の可能性を信じてトライし、枠にとらわれないアーティストでありたいです。 ■大学生へのメッセージ 何かに真っ直ぐ一途に取り組んでほしいです。私自身、「あなたが今まで一番取り組んできた事はなんですか?」と聞かれて答えられませんでした。多くの事を広く浅くも大事ですが、一つの事を追求することで独自の強みが生まれると思います。好きな言葉に『雨だれ石を穿つ』ということわざがあります。些細な事でも一つひとつ取組めば、小さな努力の結果が何かを動かすという意味です。「自分はこれが強みだ」と言えるものが一つあると、ピンチの時に助かると思います! 学生新聞オンライン2023年8月8日取材 専修大学4年 竹村結 New Single『トキメキズム』2023年8月9日リリース。【カワイイ】をテーマに、楽曲・映像・アートワーク、全てに【カワイイ】を詰め込んだ作品。ビジュアルイメージも一新し、2023年「挑戦」の一枚となっている。 <収録曲>01.トキメキズム 02.アクマチックシンドローム

コラム

テリー伊藤 コラムVol.9 日本大学アメフト部の処分が甘過ぎませんか

日本大学アメリカンフットボール部部員が大麻と覚醒剤所持の疑いで逮捕され、アメフト部は謹慎となった。しかし処分はすぐに解除。日本大学がアメフト部を無期限活動停止処分にしたのが8月5日、わずか5日後の10日に解除し11日から練習が再開されたのだ。11日夕、東京都世田谷区のグランドで、部員の一部40名が約一時間半パスやタックルの練習に励んだ。これには大学関係者からも「あまりにも早過ぎる。」と疑問視する声が聞かれた。 まさにその通りでは。改めて事件の経緯を顧みると「アメフト部員が大麻を合宿所内で使用している。」との内部通報が発端となった。慌てて大学側が合宿所の調査をしたところ、部員の部屋から違法薬物が発見された。一番重要な事は、逮捕された学生が大麻を「何処で使用していたか」等を調査して、林真理子理事長は大学での記者会見で速やかに発表すべきではなかったか。 過去の大麻使用者の事例をみると、ミュージシャンは作詞作曲活動の前、コンサートやライブの前、メディア出演前に往々にして使用している。芸能関係者の多くは情事の前に使用しているケースが多い。ではスポーツ選手の場合は、というと、先日東京農業大学ボクシング部の部員も大麻所持と販売の疑いで逮捕されたが、実はこの二つの運動部に共通点がある。両部とも「ボディーコンタクト」をする競技という点だ。相手と激しくぶつかり合う、殴り合う、そこに恐怖心も生まれる。試合前に自らを鼓舞するために違法薬物に手を出してしまうことが推測出来るのでは。 いつの時代も若者の心は「自信と不安」が交差している。日本大学、東京農大の関係者は学生ともっと話し合う事が大切ではないか。林真理子理事長も、今回の処分解除は余りにも早過ぎです。会見での「私、スポーツにうとい」発言も通用しません。解除撤回と改めて凛とした会見をお願いしたい。このままでは日本大学のブランドイメージは落ちる一方では。在校生諸君も更なる情報開示を大学側に要求してみてはどうか! テリー伊藤(演出家) 1949年、東京築地出身。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部を卒業。2023年3月、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。テレビ番組制作会社IVSテレビに入社し、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などのバラエティ番組を手がける。その後独立し、テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」など数々のテレビ番組の企画・総合演出を手掛ける。著書「お笑い北朝鮮」がベストセラーとなり、その後、テリー伊藤としてメディアに多数出演。演出業のほか、プロデューサー、タレント、コメンテーターとしてマルチに活躍している。YouTubeチャンネル「テリー伊藤のお笑いバックドロップ」LALALA USAでコラム連載中https://lalalausa.com/archives/category/column/terry